満足度★★★★
『女を読む。』を観劇
4つの短編を幕間劇で繋げて見せた手法とかは巧かった
劇場は・・遠いなぁココ・・・(-_-;)
中の様子は青年座劇場に似てました
読み手の変え方とかも作りが巧みで楽しめた約2時間の作品でした
満足度★★★★
なかなかに楽しかった♪
まぁ現実的に
こんな感じの話はありうるなぁと思わせる”らしさ”が良かった(^^)
尺も90分だと
これぐらいの起承転結で合ってるなぁと思えたです
ネタバレBOX
昨年オーナがゴルフのコース上で雷に打たれ
奥様がオーナーを継いだ中堅どころのゴルフクラブ(18ホール有する)での
騒動の発端から結末までを描いた話です
70歳越で政界の大物とかにもファンのいるキャディーさんとか
自分以外女性従業員ばかりで対応に苦慮している料理長とか
1度の挫折でゴルフのツアープロを諦めてるティーチングプロとか
要所要所でナレーションしてくれる12年目のシングルマザーキャディーさんとか
さまざまな登場人物たちが結構記憶に残りやすい性格設定で
観ていて解り易かった
個人的には18歳でツアープロめざして2年目・・
いろいろ挫折してゴルフ場辞めてった由美子ちゃんの行動とか言動が
リアルで好ましかった=ラストに戻ってきたりしないトコが気に入った!
ロッカーに貼ってあったロボとか名前のマグネットシールとかで
表現された個性とかも理解しやすかったしね
開演前に客席に向けてゴルフボールが打ち込まれるサプライズがあって
けっこう楽しめたな(^^)
舞台セットの中央に衝立を置いて左右などに展開して
ゴルフコースとかロッカールームとかにしますね
満足度★
コラボはタイトルだけ・・かな?
普通に落語を1席やってから そのまま芝居に移行
なんか合わんかったなぁ~と思えた1時間40分
プロレタリア感(?)ってゆうのは出ていた気がするけど・・
ネタバレBOX
芝居の方は特に評価が低いです
妙に声量が大きく抑揚ってのが無かったし・・・・
でもまぁ 野良猫の擬人化では笑えた♪
満足度★★★★
H「花と爆弾」大森匂子を観劇
雰囲気が面白かったかな~舞台セット
話もまぁ引き込まれたが
周囲では寝てる人もチラホラいまして・・・
万人向けではなかったかなーとは思えた90分の作品
満足度★★★★
箏との共演が珍しかったが・ほんと初春のようでした♪
ヴァイオリン・ソナタ クロード・アシル・ドビュッシーの最後の作品 <約15分>
ト短調=3楽章
第1楽章 Allegro vivo
第2楽章 Intermède. Fantasque et léger(間奏曲 幻想的かつ軽快に)
第3楽章 Finale. Très animé(終曲 きわめて活発に)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第9番 イ長調 作品47『ほとんど協奏曲のように、相競って演奏されるヴァイオリン助奏つきのピアノ・ソナタ』1803年の作品
第1楽章 Adagio sostenuto - Presto
第2楽章 Andante con variazioni
第3楽章 Presto
休憩20分
宮城道雄
春の訪れ(箏と尺八→をヴァイオリンで)
さくらさくら(箏とヴァイオリン)
春の海(箏と尺八→をヴァイオリンで)
セザール=オーギュスト=ジャン=ギヨーム=ユベール・フランク
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調
第1楽章:Allegretto ben moderato 8分の9拍子 イ長調
第2楽章:Allegro 4分の4拍子 ニ短調
第3楽章:Recitativo-Fantasia (ben moderato) 2分の2拍子
第4楽章:Allegretto poco mosso 2分の2拍子 イ長調
アンコール
エドワード・エルガー朝の歌
ほぼ満席でマナーの良い方が多かったが
やはりノイズを出す方がいたのが残念・・私語までするし・・
満足度★★★★
映像表現は良かったといえますが・・・
なんかいろいろと惜しかったなぁと感じるトコが多々あった・・・
でも少年漫画のビジュアルと熱量は十二分に再現できていたなぁと思えた
約100分弱(予定は1時間30分)の作品
開演3分遅れ
ハッピーの開場前アナウンス以外に座の温めが無かったのが残念
また後席のお姉さんが開演後も隣の友人に話しかける事が多々あり
うざかった・・・・・(自宅リビングで観てるんじゃないんだから静かにしようね)
こ~して周囲の空気の読めない年を重ねた大人になってゆくのいね・・・
まぁそ~ゆ~過程が楽しめたと考えれば良いかなぁと(^^;)
ネタバレBOX
始まりではちゃんと魔法やら舞台設定の世界観を説明し
悪を倒すんだ~と盛り上がるオープニングでありやした
紗幕を前面に用いてと舞台後方をスクリーンとした映像・動画投影で
魔法やらの迫力シーンを投影します=でもね~魔力のぶつかり合いとかの表現は真正面から見ないと映像にズレが生じてかっこよくは見えないことあり・・・
さて苦言を多々・・・・
レーザーと呼ばれる素早さメインの敵とのスピード勝負ではローラーシューズと映像での分身の術のような動きをしてましたが、アクション担当の影武者さんはローラー履いてない・・・ここどうにかできなかったんだろか?(で妙にアニメ「スクライド」のストレイ・クルーガーを彷彿させてくれます(^^)
星霊さんのサジタリウス・・・インパクトのある容姿を3Dで披露してくれたのにワンシーンで出番おしまい・・もったいない・・・
でルーシィの88星座超魔法のシーン・・”ため”が無く平坦に進行してゆくので映像が凄くても盛り上がりに欠けてしまった・・・(と私は感じた)何かもっと盛り上げるセリフが一言二言あってから だんだんと音楽を大きくして敵を倒すような演出とかにして欲しかったなぁ・・
敵として戦ってる双子座の星霊との水様を現した水色の布でのシーンは綺麗だったが、その時点でルーシィが出せる最強の星霊=アクエリアスを呼ぶも彼氏とデートで来ない(=実際は魔力不足が原因で・・)とか笑えるシーンを入れても・・とか思えたデス
期待したエルザの鎧換装は無かったが、魔力を操り跳ね返すミッドナイトとの決着シーンで。こここそエルザ代役を使って、まず影武者さんが顔を見せずに舞台上部隅で「鎧が捻じれ体が締め付けられる・・」とヒトコト台詞言って(まぁスピーカーからですね)舞台下に落ちてギミック付きの鎧に着替えたエルザが見せ場=敵の魔力の正体見破ったと話して「鎧換装!」と叫び、テグスで鎧取り去って任侠ものの殴り込みシーンのような原作でのカッコになって素手=徒手空拳でミッドナイトを倒すようには出来なかったんだろうか・・? エルザさん動きが大きくて見栄え良くカッコよかったのに~盛り上げがいまいちに・・ その後は幕袖に引いてからセリフと光で「鎧換装!」いってシーン変えて後のシーンで赤色とかの最強鎧になって再登場したら・・とか思えたなぁと
作品キーのラストボス的”ニルヴァーナ”はせっかくの動画投影がUPのみで巨大構造物が蜘蛛のように動いている様子とか場所場所の説明見せが出来てなかったのが残念・・・画像の工夫・煮詰めをもっとよく・・とかも思えたです
で映像的には原作に忠実にしたんだろうが 見た目はひょっこりと豹変して出てくるラスボスのオラシオンのマスターブレインさんのラスボス的登場シーンはちゃんと描いて盛り上げて説明上手にして欲しかったなぁと
それでも ラミアスケイルのおっさん(失礼)とか衣装とか雰囲気=原作通りでよかったし
ラストのナツの両手の炎の表現は良かった!(タイトル表現まで出来る電子機器の出来に感動(^^)
基本=魔法は光と動画投影+手に持つカラーライトでの表現でしたが
らしさは良く出来ていたなぁと感心したです
アクションの連続を見せたいのがメインで、
”ため”る部分が少なく思えたのが、若さよのぉ・・とか思えたっす。
氷の造形魔導士の二人が上半身見事な肉体美見せてくれるからでしょうか?
観客はお若い女性客が多かったなぁと=原作が少年漫画なのにねぇ・・(^^;)
ちなみに上記の兄弟魔導士さん・・・兄は晴れ男だそうですが弟は雨男で修学旅行に運動会等凄いそうです・・・・は終演後の個人トークからです(^^)
う~ん しっかり原作読み込んでるのがバレるネタバレ表記っすね(^^;)
ちなみに使い魔?ペット?作品マスコット扱いの魔道猫=ハッピーちゃんとかはマペットとリモコンロボが出てきましたが可愛く出来てて作品世界観に合っていました(笑)
満足度★★★
小品でした・・・・
まぁ50分の作品ですしね♪
内容は説明通りで言葉が無いので無声映画風に
楽しい舞台上を観ていればよいという流れなのですが
ロープワーク+ジャグリングでの大道芸風なパフォーマンス作品といえますね
無料の”ひつじ”が昼にあったし・・
新作も視野に入れての小品連続観劇+イベント広場の何かと一緒に~
とか複合観劇考えると良いのかもしれませんね♪
満足度★★★
前半芝居で後半ライブ・・・温度差が凄い!
ライブテンションで芝居がリズムよく出来てればねぇ・・と思ったです
前 75分 後 40分の2部構成で休憩などは無し
終演後は御見送りがありましてファンにはタマラナイつくりであります♪
SFチックな前半のお話は出来が・・・でした
SFやるなら引き込み方と説明は上手にしないと・・・
ネタバレBOX
舞台は芸能の名門校である”私立SOJ学院”。
今期の選抜コースに選ばれたのは、
海月璃紅かつきりく、 近江 蒼おうみあおい、 黄楊つげいるか、 翠木真滉みすきまひろの4名だった。
惑星アイドル「CHaCK-UP」の大ファンだという4人は、
自分たちを準惑星アイドル「アンプラネット」と名づけ、
更に美波日音みなみかのんを
どうしても自分たちのアイドルチームのリーダーにと懇願する。
日音の所属を認めるかどうかは、本人の意思は勿論、
CHaCK-UPのメンバーである鳴上林檎と美野アカネの意見も
考慮されることとなった。
そんなある日、日音がぷっつりと姿を消してしまう。
海月や鳴上が探し回る中、美野がある男に向かって口を開いた。
「どうしても手に入れたいからって強引なのはよくないです」
日音はどこに行ったのか?
美野は何を知っているのか?
新たな宇宙の物語が、今、始まる―――。
と以上が下地の話・・・舞台上で上手に説明できてない・・・
惑星アイドル「CHaCK-UP」に憧れて集った準惑星チーム。
冥王星人★ポミィをリーダーに迎え入れようと追いかけている。
「CHaCK-UP」に続き地球人を幸せにするために来星した。
それぞれに“マイプラネット”と呼ぶ尊敬する惑星アイドルがいる。
とかいう設定説明も出来てない・・・
開演が5分以上も小劇場セオリー通りに遅れるなら
上記説明をゲスト氏とかの録音アナウンスで流すとか工夫が欲しいと思えた
まぁ三ツ矢氏にひたすら「ミナミ」を連呼させるのはチョット受けたけど
大多数のうら若き観客の方々には?のようでしたね~
帰りのWCで結構男性客(それでも10人以上・・(たぶん30人は超えてない))がいたんだなぁと再認識したぐらい
女性客オンリーな舞台っす
満足度★★★★
久々に感じる”小劇場”感覚(^^;)
小さめの劇場に、すし詰め状態の観客約50人弱=履物は渡されたポリ袋に入れての手持ち=最前列は手作り長椅子=設置に客の助力も必要という・・・。
入場時から開演まで途切れなく関西弁での客あしらい・・そのままのテンションで開演の流れ~
しゃべりが関西弁なのに芝居は脚本通りの関東しゃべり・・・関西人以外がしゃべる関西弁は違和感があるそうだが、芝居で聞くしゃべりに違和感は感じなかったかな。
話は結構有名な、チェーホフ芝居を上演してる女優の控室でのスートーリーであります。
いろんな関西テイスト等、爆発(?)した楽しい舞台ではあったのですが・・・。なんで後半で空調を切ったんでしょうか?? とっても暑くなってしまい観劇集中が切れかけたですよ・・もったいない! と感じた約80分の作品
ネタバレBOX
先に部屋にいる女優をこの世のものでは無い・・・と見せない=バラさないのがミソの一つではあります・・ので観たこと無い方はコレ読んだら・・残念かもしれません(-_-;)まぁ大丈夫とは思うけど
さて チェーホフ芝居の女優(ニーナ)の楽屋に亡霊になった女優たちが・・・・
戦争中の空襲で死んだ女優=着物さん、戦後自殺した女優=洋服さん(ともに白が基調ですが生きてる女優さんも白い色が基調であり混乱を助長します=マクラさんが芝居衣装作ったそうですよ♪)が楽屋で念入りに化粧をしながら、永遠にやっては来ない出番に備えている。主役のニーナ役の女優が楽屋に戻って来ると、彼女のプロンプター(英prompter )とは、舞台芸術や講演などにおいて、台詞や講演内容を失念してしまい混乱することのないよう、あらかじめ配置された人あるいは装置のことであり。 今作では女優に台詞の「きっかけ」を出す人を指しています)を一時つとめていた女優がマクラを抱えて登場。紆余曲折あり・・マクラ女優もまた亡霊となり・・・・これで「三人姉妹」が出来ると、3人は控室で永遠に出番の来ない稽古を繰り返す・・・・・のでした。
空調切らねば”お薦め”にできましたと付記します~
満足度★★★★
あれっと思うところは間々あったが・・・
なかなかに楽しい作品だっなぁと思えた約90分
ありそうか・・ないかしら・・?
と思える微妙なリアリティ上に成り立ってた会話劇ですかね
満足度★★★★★
80分のノンストップショー
謳い文句に偽りなしでした♪
衣装も技術(まぁ素人目ですけどね)も良かったなぁと(^^)
タップダンスオンリーでここまでやるのは素晴らしかったです
満足度★★★★
普通に楽しめました♪
■「白鳥の湖」全1幕(解説付き) は名シーンダイジェストの45分解説付き
なかなかによろしかったです(^^)ホンニ解り易くて綺麗でした~道化さんの開脚ジャンプはコミカルながらも力強く高くて見事だったなぁと感心しきり・・
で20分休憩~(開演時間は厳守されてたし=Goodっす!)
■「迷子の青虫さん」(新作初演)は衣装とか舞台セット=東宝さんらしいです=がみごとではあったんだけど・・・舞踊でのみ理解させるってのではなく。子供向けの感もあり、天からの声とかで解説やナレーションみたいのを入れてくれた方がよろしかったと思いました
満足度★★
なんか濃厚というよりは・・・
激しい がなりあいの印象が強く残った芝居でありやした・・
15分休憩の入った2幕構成2時間15分作品でした
自分的には合わないなぁと感想・・
ネタバレBOX
まっ結局売れた弟子に僻んでゆく先輩作家の悲しみをラストに持ってきて終劇です・・そのきっかけの弟子作家の2作目が先輩作家のプライベートを暴露したようで怒りに油を注いだ形になった作りでしたが。あまし共感できなかったし・・先輩のカミカミにも引っかかったし・・です。なんか病気も発症したらしい先輩作家の悲劇3段重ねも何かわざとらしくて・・・・・とも感じたんですよ。
着替えで時間経過表すのはいいけど・・その間の暗転が長くて音楽かけてるけど・・演出上でも時間経過的月日や場所とかをライト字幕投影とかして観客の飽きを軽減する工夫も欲しかったかなと感想です
満足度★★★★
極端にとまでは言わないが・・・
そこそこ強調したり・・たぶん緩和しての表現もされてるとは思う戦後の準収容所状態の病院での話なんですが。 平和ボケした今の日本では想像つかないんじゃなかろうかと観劇を強く薦めたくなる作品でした。
満足度★★★
「桜桃忌」の6月とかに公演できたら・・とか思えたですわ
わりと普通に出来上がっていたかと思えたです
でもチョット動きのあるシーンと
静の表現とかがギャップ感強く感じたかなぁと
思えた90分強の作品
満足度★
熱量は感じたんだけどね・・
頑張ってる感は伝わったが
何というか今一つで
眠気が多く出たですよ
今一だったなぁと思えた1時間45分ほど
開演時間は3分遅れ
観客は9割が女性でしたね~うら若き年齢の方々が多かったかな
満足度★
割と単純な話を複雑に見せていた感ありです
90分の作品です
何というか自分的に合わなかったんでしょうね・・眠くなったし・・・
開演前普通はかけてるBGMとか無し!
まったくの無音で
開演時間は守られていました
ネタバレBOX
男性がとある部屋で刺殺され容疑者3人の女性が取り調べされ
その女性たちや男性とのつながりがパタパタと積みあがってゆく話
取り調べの刑事さん2名は
マカロニとジーパン刑事です(^^;)
ギターの生演奏&歌付きで作中でも歌があります♪
そこそこ笑えるトコもあるんだけど・・・
今一つだったなぁと感想です
舞台セットはテーブル1卓に椅子が3~4脚です
(1脚は上手に固定で生演奏用でありんす)
カニ足で心臓を直撃して刺殺・・
残り二人が隠蔽擁護で3人共謀の殺人事件でした
細かな笑い取りあるも・・でね・・
満足度★★★
よく考えてあったなぁとは思えたが
小品感は消せなかったかしら・・
それなりにまとまっていて
どこをどうとは言えないけど
何か一味+は欲しいかなぁと思えた
約100分強の作品
ネタバレBOX
タイトルの映像投影やら
素舞台である分(=書き忘れましたが素舞台です)
(で登場人物は全員白ツナギでの演技であります)
戸の音とか音響さんなど頑張っていたです
物語はオムニバスで一巡してラストに各話のオチがつきます
表現やら三角倒立頑張ってました!
なんだけど・・何となく今一な感があったなぁと・・感想
満足度★★★
う~む 一言でいうと・・ 連度が足りない・・かな
やはり物語を追ってる感が強く
手のひらで転がして
間とか空間とかをコントロールする感じは
しなかったかなぁ~って思えた約1時間50分の作品
ネタバレBOX
超有名な物語です簡単にネットで調べることができますでしょうが
ざっくり言うと
昔のヨーロッパで父王の地位を奪った悪い身内と
相打ちになってしまう悲劇の主人公ってとこかな
リアルサーベルの剣戟音が気に入ったが
やぱし若いなぁいろいろとって思えたですよ
満足度★★★★
良かったけど・・・・・
集中力を使わされた~(^^)
まったく睡魔が襲ってこず
物語に没頭できた約3時間(途中休憩2回=各20分づつ)でした
ネタバレBOX
あらすじ[Wikから]
<前奏曲>
第3幕冒頭の場面の哀愁をおびた旋律が奏でられたのち、第2幕でヴィオレッタがアルフレードに別れを告げる場面の旋律が引き継ぐ。華やかに装飾しつつも、どこか物悲しい気分を作り、静かに終わる。
<第1幕>
ヴィオレッタの住む屋敷。今夜も賑やかなパーティーが開かれており、女主人は来客をもてなしている。そこへアルフレードがガストーネ子爵の紹介でやってきてヴィオレッタに紹介される。歌を1曲歌うよう勧められた彼はいったん辞退するが皆の再度の勧めでグラスを片手に準備をする。一同の沈黙と緊張のなかアルフレードは情熱を込めて歌い、ヴィオレッタが加わってデュエットになる。さらに皆が加わって華やかに歌い上げる(「乾杯の歌」)。
皆が別室に行こうとしたときにヴィオレッタがめまいをおこして椅子に座り込む。何でもないからと一人部屋に残った彼女の所にアルフレードが来る。アルフレードはヴィオレッタに、こんな生活をしていてはいけないといい、1年前からあなたを好きだったと告白する。ヴィオレッタは最初は軽くあしらうが、彼の真剣さに少し心を動かされる。ヴィオレッタは椿の花を渡して再会を約し、「この花がしおれるころに」という。有頂天になるアルフレードに「もう一度愛しているといってくれますか」とヴィオレッタが尋ねると、「はい、何度でも!」と彼は応ずる。
アルフレードに続き来客が去って一人になったヴィオレッタは物想いにふける。「不思議だわ」(作品を通じ、彼女はこの言葉を各幕で1回、計3回繰り返す)と純情な青年の求愛に心ときめかせている自分の心境をいぶかる。そして、彼こそ今まで待ち望んできた真実の恋の相手ではないかと考える(「ああ、そは彼の人か」)。しかし、現実に引き戻された彼女は「そんな馬鹿なことをいってはいけない。自分は今の生活から抜け出せる訳が無い。享楽的な人生を楽しむのよ」と自分に言い聞かせる。(「花から花へ」)彼女の中でアルフレードとの恋愛を肯定するもう一人の自分との葛藤に、千々に乱れる心を表す、コロラトゥーラ唱法を駆使した華やかな曲で幕切れとなる。
<第2幕:第1場>
パリ郊外のヴィオレッタの屋敷
二人の出会いから数か月が経った。ヴィオレッタは貴族のパトロンとの華やかな生活を捨て、この家でアルフレードと静かに暮らすことを選んだのである。彼女との生活の幸福を語るアルフレード(「燃える心を」)は、丁度帰宅した召使いから、この家での生活費のためにヴィオレッタが彼女の財産を売却していたことを聞き、気付かなかった自分を恥じるとともに売ったものを取り戻そうとパリに向かう。
そこへヴィオレッタが登場し、彼のパリ行きを聞き(理由は知らない)、いぶかる(2度目の「不思議ね」)。そこにアルフレードの父親ジョルジョ・ジェルモンが突如来訪する。驚きながらも礼儀正しく迎える彼女に、あたりを見回し「息子をたぶらかして、ずいぶんと贅沢な暮らしをしていますな」といきなりなじったため、ヴィオレッタは「私の家で女の私に失礼なことを言わないでください」と毅然と応じ、たじたじとなるジェルモンに秘密を打ち開ける。彼女が自分の財産を息子との生活のために手放しつつあることを知ったジェルモンは非礼を詫びる。アルフレードをどんなにか愛しているかと理由を説明する彼女に対し、ジェルモンは本題を切り出す。息子と別れてくれというのである。駄目ですと即座に断るヴィオレッタに、彼はアルフレードの妹の縁談に差し支えるから、助けて欲しいと迫る。ついに要求を受け入れ、彼女は身を引くことを決心する。しかし単に家を去ってもアルフレードは追いかけてくるだろう。方法は任せて下さいと請合うヴィオレッタに礼を言って、父ジェルモンはいったん去る。
一人になったヴィオレッタは一計を案じ、アルフレードに手紙を書く。彼女はアルフレードと別れて元のパトロンとの生活に戻る、という偽りのメッセージを送ろうとしたのである。そこへアルフレードが帰宅する。彼は父が訪ねていくという手紙を見て、すでに父が来たとは知らずに、ヴィオレッタに大丈夫だなどという。ヴィオレッタは、アルフレードの父が来るなら席を外して庭にいると言いその場を去る。別れ際に彼女は「アルフレード、いつまでも愛しているわ、あなたも私と同じだけ愛して。さようなら」と第1幕の前奏曲の後半の旋律で歌う。アルフレードは彼女の様子を不審に思うが、父親が来ることに動揺しているのだと思い込む。アンニーナが登場し、ヴィオレッタが急遽出かけたこと、手紙を預かったことを告げる。不安にかられつつ手紙を読み、アルフレードは自分が裏切られたと思い込んで激怒する。そこに父ジェルモンが再登場して、息子を慰め、故郷のプロヴァンスに帰ろうとなだめる(「プロヴァンスの海と陸」)。しかし息子は自分の受けた恥辱を濯ぐのだといい、パリに向かう。
<第2幕:第2場>
パリ市内のフローラの屋敷
相変わらず貴族と愛人たちが戯れあう日々である。丁度仮面舞踏会が開かれている。フローラとオビニー侯爵、グランヴィル医師らは、アルフレードとヴィオレッタが別れたという噂話をしている。ジプシーの占い師やマタドールなどの仮装の後、アルフレードが登場、彼らはカードの賭けを始める。そこにドゥフォール男爵にエスコートされたヴィオレッタが登場、ドゥフォールはアルフレードを避けるようヴィオレッタに指示する。アルフレードはつきまくり、ヴィオレッタへの皮肉を言う。それに激高したドゥフォールも賭けに参加するが、ドゥフォールはアルフレードに大負けする。そこに夕食の準備ができ、一同退場する。アルフレードとドゥフォールも後ほどの再戦を約束して退場する。アルフレードの身を案じたヴィオレッタは彼を呼び出し、自分のことなど忘れ、逃げて欲しいと訴える。それに対してアルフレードは復縁を迫るが、ジェルモンとの約束で真意を言えないヴィオレッタはドゥフォールを愛していると言ってしまう。それに激高したアルフレードは皆を呼び出し、これで借りは返したと叫んで先程賭けで得た札束をヴィオレッタに投げ付ける。自分の真意が伝わらず、皆の面前で侮辱された彼女は気を失う。一同がアルフレードを非難しているところに父ジェルモンが現れ、息子の行動を諌める。自分のやったことを恥じるアルフレードと、真相を言えない父ジェルモンの独白、アルフレードを思いやるヴィオレッタの独白、ヴィオレッタを思いやる皆の心境をうたい、ドゥフォールはアルフレードに決闘を申し込んで第2幕を終ぬわる。
<第3幕の前奏曲>
第1幕前奏曲と同じ音楽が、やはり弦楽合奏で始まる。いっそう悲痛な調子で演奏され、アルフレードに愛を告げる音楽はもはや登場しない。切れ切れになったフレーズでひっそりと、弱々しく終わる。
<第3幕>
パリのヴィオレッタの屋敷
数か月が経った。アルフレードは男爵と決闘して勝ち、男爵は傷ついたが快方に向かっている。国外に出たアルフレードに父親は手紙を書いてヴィオレッタとの約束を告白し、交際を許すことを伝えてヴィオレッタの元にもどるよう促しており、そのことをヴィオレッタにも手紙を書いていた。しかし、皮肉なことにヴィオレッタの生命は尽きかけていた。持病の肺結核が進行していたのである。
幕が上がると、ヴィオレッタがベッドに寝ている。彼女はアルフレードの帰りを今か今かと待ちわびている。何度となく読んだジョルジョからの手紙をもう一度読む(ここは歌わずにほとんど朗読する)。読み終わった彼女は一言「もう遅いわ!」と叫び、過ぎた日を思って歌う(「過ぎし日よ、さようなら」)。「ああ、もう全ておしまい」と絶望的に歌い終わると、外でカーニバルの行進の歌声が聴こえる。
医師がやってきてヴィオレッタを診察し励ますが、アンニーナにはもう長くないことを告げる。そこにとうとうアルフレードが戻ってくる。再会を喜ぶ二人は、パリを出て田舎で二人楽しく暮らそうと語り会う(「パリを離れて」)。しかし、死期の迫ったヴィオレッタは倒れ臥す。あなたに会えた今、死にたくないとヴィオレッタは神に訴える。そこに医師や父ジェルモンが現れるが、どうすることもできない。ヴィオレッタはアルフレードに自分の肖像を託し、いつか良い女性が現れてあなたに恋したらこれを渡して欲しいと頼む。
彼女は「不思議だわ、新しい力がわいてくるよう」といいながらこと切れ、一同が泣き伏すなかで幕となる。
この通りでしたわ・・・・凄いなぁと感想です
(でも開演5分遅れセオリー発動したのは少し笑えたなぁ)