満足度★★★
ぶっちゃけ楽しめました
主題は「戦争」だった、ということであってるかな。
丁寧に作ってありましたね。
出来事は、いろいろ辛く苦しいことの連続なのに、
明るく楽しめる作りになっておりました。
ちょっと伝えたいことの主題が不透明な感じがしましたが、
笑いが良かったので問題無しといえましょう。
ネタバレBOX
チャーボーが楽しかった。形態模写が見事でした。
そんでチャーボー入りのカレーを食べる仕草が、本当に美味しそうでした。
またチラシの不気味な顔のお面が見れてよかった(怖かったケド)
くたびれた派遣会社の社長+お姉ちゃん+説教の下手な牧師さんと、
衣装を変えるだけで演じきったトコロは上手かったです。
それにしても、日本の母らしい方が、
見事にオフクロサン演じられていましたね。
全体として、らしさが上手に表現されていました。
実際の風船爆弾とは、ホントにあんなものだったんですかねぇ。
満足度★★★★
面白かった!
全部女の子だらけでの作品でしたが、
母親との話を軸にして、上手に出来事がまわっていき。
先の読めない展開が、ドキドキ・わくわくさせてくれて、
あっという間に時間が過ぎていきましたね。
楽しめました。
ネタバレBOX
えー紅白のめでたい「生物」さん:どう読むのかしら?なまもの、せいぶつ?
どこぞよりの出張サービスだったんですか?
楽しかったです。設定に喋りなど(格好が一番ですね)。
人形の話だったので、対抗したヌイグルミというポジションだったのかな?
って思っておりました。(違ったみたいですね)
さて母親の葬式という事で集まった四姉妹。
喪服での登場と辛らつな台詞で世界観作っておいて・・。
いきなりカラフルで、ノー天気な人形達の世界へ喪服のまま放り込まれる
設定は、面白かった。
最初は喋れず(口の縫い目は凄かった)後に、
楽しい方言で、お喋りしてくれるティーカップ人形さんが、
ポージングや動きが良くてお気に入りですね。
衣装もユニークでしたし。
勝手にチャンネル等が変わる理由が、人形達の悪戯だったり。
昔話での内容の確認が、人形達と出来たりして。
なかなか設定も愉しめました。
まさか母親が、現世に等身大人形の姿で復活するオチと、
いままでホントに、お人形さんらしかったマリーが、
ドスの効いた声で話す演技は、秀逸でしたね。
ただ、ガス爆発(?)でのきっかけで人形の世界に入ったのだから。
戻った後、屋敷の無事なトコとかの説明台詞とか欲しかったかな。
さもなければ、人形サイズになった時にでもね。
(タイミングよく発売中のヤングジャンプ連載中、
ローゼンメイデンのドール、翠星石の人形に関する台詞にも
なんか通じるトコがあって愉しめましたね。)
ひとつの事が長続きできずに、おバカな繰り返しをしているらしいという。
人形らしさの演出もよかったです。
オマケは前回作品の時と同じ様な印象受けましたが、
実際は、どうだったんでしょうか?
また前説やオマケでの繋ぎのトークはユニークで受けましたねー。
お見事でした(^o^)
満足度★★★★
オムニバスながら上手に繋がってた
同じ建物内での、ある時間を切り取って見せるという。
なかなか楽しい作品になっていました。
登場人物たちも、個性的に良く勝手に動いていて笑わしてくださいました。
ネタバレBOX
うーんオープニングにダンス入れるのは伝統なのでしょうが、
チョット今回の作品には合わなかったと思います。
絵を架け替えた特、枠が見えてしまい。
エピローグの伏線が、なんとなくわかってしまいました。
またまた残念でしたかな。
各々の行動理由や、設定に無理矛盾が無く。
物語にのめりこみ易かったのですが、
未来のレジスタンスの話は、もっと細かい設定を上手に観客に、
伝える方が良かったと思います。
何となく判るけど、みたいで。少し残念でした。
第一話の文化財登録の話が好みでした
満足度★★
うむ頑張っていました
傾斜した舞台に、観音開きの扉や、象徴的な白いブランコ。
狂言回しの男も入れて、舞台の作品への引き込み方は上手でした。
単純で分かり易く短い原作でもあり、舞台にするうえで、
いろいろ工夫されていて、うまく巻き込まれました。
ネタバレBOX
主人公の投影であった狂言回しの男が、最後に取った壁に穴開けて。
外の世界の光と音を入れたのは、象徴的過ぎて。チョット引きました。
主人公の家の大家さんは、恰幅といい。なかなか合っていました。
あと主人公のヘタレ具合の役も上手かった。
白痴の女の衣装の白さも芝居にマッチしていました。
破れた衣装が、戦時中の混乱の様子を象徴しており。
納得出来ましたね。
満足度★★
ショーこそ全て
みたいな作りも珍しいですね。
リアリティよりも、感性に訴える芝居でした。
その分もーちょっと会場広いほうが良いのでは、
とか思ったりしました。
ネタバレBOX
チャージ料¥3200での、
場末のキャバレーのリアル体感演劇とでも云えましょうか。
そーゆー所に行きたいけど行けない、という好奇心旺盛な方で。
ジレンマに陥っている方々には、救いの作品かもしれませんね。
ただ死人出さなくても、よかった気がします。
せめて危篤状態で、生死の境を彷徨って、生霊がショー観に来て。
オチが病院のベットで回復して、皆に生死彷徨っていた時間に。
みんなのショーを見ていた、としてホントに観てないと分からないような。
舞台での出来事語らせて終幕とした方が、良かったのではと思いました。
身の上話したがるママさんは楽しかった。
満足度★★★★
楽しめました
民間機関の運営での会場の運び方と、
公的機関介入での物事の運び方が対照的に楽しめた。
また登場人物の性格設定や行動に矛盾無く、
言動・行動どれも共感できて面白かった。
あっという間の90分間でした。
ネタバレBOX
オチの婚姻届のサインの仕方とかも、納得ゆく各人の行動でした。
台詞の端々に、来年国の定めた婚活資格試験があるとか。
リアリティが妙にあって笑えました。
やたら銃をぶっ放す自衛隊の隊長さん等も、
ちゃんと撃った回数把握してるし
(ちゃんと報告書出すはずだし、現実では当たり前ですよね。)
KYとか「バカボンのおまわりさん」とかジュリアナとか、
妙にレトロな台詞なども笑わしてくれました。
アンケートも婚姻届け風になっており、ユニークでしたが。
も一つ突っ込んで、ペア(カップルとは言いません)の方々は、
1枚の記入で構いませんとか、前説で述べても良かったのでは?
婚活芝居は「マグサムズのジャングルブギ」より2回目ですが、
すでに追い込まれてる人間達の物語は、哂えますねー(^^)。
ファイナルファンタジーみました
何かを伝えようとする姿勢は評価できるが、
私の感性には合わなかった。
期待感・移動時間などが溝に棄てられたような気分を味わった。
ネタバレBOX
よかった点:
すし詰め状態の座席で、養鶏場の雌鳥の気分が味わえた事。
「僕」役の方の声や動きが、643ノゲッツーの伊藤さんに似ていて楽しめた。
悪かった点:
スタッフの後ろの方が見易いとの甘言に乗ったら、
後ろの音響さんの作業ノイズが時々頭上に響いた。
AVの画像を流していたが、隣の高校にも上がってなさそうな男の子は、
母と来ていて、ものすごく間が悪そうだった。
主人公の「僕」が画面正面に構えて、
観客に見せないような配慮はするべきでは?
「変人向け」とすれば、何やっても良いわけではないと思う。
満足度★★★★
鹿賀さん明日で還暦だそうで・・・
1日早いですが、「お誕生日おめでとうございます」。
楽しくはありましたが、思いっきり役者の人気などに寄りかかった、
ミュージカルだったような気もします。
ストーリーは単純明快な分、演出家の頭の中を覗かせてもらったような、
そんな舞台でした。
紙ふぶき撒いてた黒子さんが、いーい動きしていました。
ネタバレBOX
しかしマント羽織ると、なんか・やっぱり料理の鉄人思い出しますね。
傾斜したシンプルな舞台にブラックボックス2~3個という状況で。
その黒い箱から、小道具や出演者まで出すところは面白かった。
またエキストラを観客から募りつつT、出てきてたのがサクラで仕込とは、
騙しも上手でした。
舞台の左右にも観客席作るのは、大きい劇場では珍しいのでは?。
と、作りも良く練られていました。
でもなんか、スパイスというか隠し味が不足していた気がしたデス。
満足度★★★
勧進帳でしたね
現代パフォーマンスでやると、こんな風になるんですね。
なかなか表現というものの、奥深さを感じさせられました。
ネタバレBOX
チョット弁慶さんが細身過ぎたかな。
できれば金剛力士像みたいな方にやって欲しかった。
相手側の派手な赤い衣装と、生首のダンスなど。
インパクトは強かったです。
満足度★★★★★
ストレス無く上手にまとめられた
話の風呂敷の、たたみ方が上手でした。
前半の草野球チームの、はじけっぷりと。
後半の淡々とした、人数絞った会話劇のギャップは大きかったが。
納得は出来ました。
2時間越える作品でありながら、
しっかりと見せきった作りは感服しました。
ベタながらも、こーゆー話には弱いので。
泣かされましたねー。
ネタバレBOX
舞台セットも上手に作られており、感動ものでした。
小道具や、ブレーカー。
実は、この世の方々でない草野球チームの商店街の面々。
はじめの、夜中の2時に押しかけるという設定が、
もっと現実的なモノにして、
センさん中心としたはじけ方を段階踏んでいけば、
違和感無く観客誘導できたはず。と思われました。
でも楽しめました。
主人公の責任感無さげな、チャラ男の演技は上手かった。
シバキ倒したくなるくらいに!
ブレーカーおちてる家の冷蔵庫の中が冷えてる状態を、
公美ちゃん気が付いたコメント欲しかったなー。
いろいろ力技系ではあったけど、愉しめました。
満足度★★★★★
眠くなる事が無かった!
1時間50分という長丁場にもかかわらず、
次の展開気になって、あっという間に終わってしまいましたね。
笑えましたー、いやホントに。(前の馬券のより面白かった)
基本BGM入れずに無音で、役者さん達これまた声大きく。
台詞も聞き取り易かったです。
で、絶妙なタイミングで効果音やBGM入れて盛り上がったですよ。
楽しかったです。ありがとうございましたデス。
ネタバレBOX
ポラギノールのメーカーさんとかの協賛あるのでは?
と思えるくらい、名前と用法の連呼してましたよね。
実際差し入れとかは無かったですか?知りたい(^^)!!
長女の住んでる実家の居間での話しながら、
次々と入れ替わり立ち代わる登場人物。
基本SE少しに、タイミング良く入るBGM。
ラストの引き戸のSE入っていれば、
パーフェクト!って思ったんだけどねぇ。
なんとなく自分の描く作品が面白くなくなって、
漫画家を辞めると言い出した次女の気持ちを上手に周囲に分からせて。
解答出ないまま、
問題提議で終わりつつ上手に話をまとめた手腕は好かったです。
なんか栗っぽい編集の坂本さん。
次女にフラレた回数を気にする五十嵐君。
プロ意識の塊の、2代目パクさん。
ダメ人間代表のように言われつつ、要所要所で〆る信夫オジさん。
たたみかける様な連続の笑いは、楽しめました。
各自の行動に無理に結論等を押付けない、
余韻のこした終り方も好感持てました。
野上三姉妹の一番長い日などという、
古典的タイトルも合いそうでしたね。
満足度★★★★
丁寧に作られていました、それはもう。
うーむ本当に丁寧に作ってあったデス。
簡素な舞台なのに、暗転も無く見事に場面転換されていました。
音楽・照明・出のタイミングや左右の方向など、
練られていますねー、感服しました。
衣装なども、しっかり作りこまれていて納得の出来でした。
良作という表現の似合う舞台でしたね。
中世の革命・魔法無し話好きな方には、お勧めします。
ネタバレBOX
姫将軍のお母様は、まんま「ゼロの使い魔」のタバサのかーちゃんでしたね。
ちょっとヒネリ無く残念・・・。主人公の行動抑制理由もタバサと同じだし・・。
話としては、よくある(失礼)ものなのですが。
姫将軍の幼馴染は結婚してるし。
独裁女王の腰ぎんちゃくは、見事な人生設計で自己完結してるし(笑)。
微妙な人物アレンジが、ツボにはまって楽しめました。
ただー、姫将軍ミラ様の妹さん(従者ぢゃーなくってね(あっバラした))。
ショートソードぐらいは帯剣してた方が良かった気がするのよ。
(ほら帯剣を許されたのって、身分の高い人の筈だし。伏線になったよ。)
落ち延びた人は、目立つ王宮衣装隠すマントぐらい羽織っての再登場、
くらいはして欲しったかな。(室内外でもね、隠れてるんだから。)
詰めが甘いぞ!
女の子は助かって良かったけど、
人間凶器の異名を持っていた、レジスタンスリーダーの嫁さん。
拷問されたのはいいけど・・(よくは・・ないですよね・・・)。
王宮側の間者に、ただくついてゆく流れは変でしたね。
わかり易い理由を観客に提示するべきと思いました。
ですが、久し振りに中世の王侯芝居観れて満足でした。
満足度★★★
音楽良かったー(^^)
懐メロカラオケも楽しめました。
楽器置いてあるだけの、素舞台でしたが。
主人公というより、生きていた時代の流れ・変遷の紹介芝居になっていて。
幹の見え辛い枝葉の多い木を見ているような感じがした。
うーんスッキリ感が無かったというか、いまひとつ・・。
ネタバレBOX
音楽・台詞など。
役者さんの声も大きくはっきり聞こえ明瞭な分、
一本調子になってしまった感じを受けました。
メリハリが欲しかったかな。
我武者羅に突進する機関車は見ていても楽しいけど、
途中でのお花畑近くでは減速して欲しいし、
キチンと止まって時間調製した停車駅では、
お弁当なんかも買いたいな。 って思いましたね。
満足度★★
主人公の鶴巻さん、普通の中年でしたね。
良くも悪くも、小品的にまとまっていました。
割とアクの強そうなキャラクターも持っているのに、
なんとなく毒出し切れていないというか。
ほどほどのストーリーを、それなりに追っているだけ。
という感じが拭えませんでした。
ネタバレBOX
2面性のあるイベント会社のアシスタント姉さん、
もっと悪さとか、狡賢さがあっても良かった気がする。
現場でスーツアクターの調達してしまう安易なオチより、
長年いろんなトコで興行やってるのなら、ツテ位有りそうなもんだし。
俳優養成所なんかの生徒さんとか、呼び寄せられる時間稼ぎに、
素人使うととか。設定が煮詰めていなかった感がある。
おまけのフロッグマンカードは楽しめたが。
そこまでするなら、回想シーンには本物出すとか。
なにかというと決め科白が、
フロッグマンのものになってる主人公にするとか。
1回のキメ台詞シーンだけでは、駄目な気がしました。
話としては安心して観ていられる王道ものに近く、それなりに納得できたが。
なんかこう、上向いて口開けてて。ぼた餅が落ちてくるのを待っているような、
そんな感覚をうける芝居でしたね。
シチュエーションなどは良いと思うので、
あとは登場人物達の設定や性格、口癖等。
モット練り込んで、芝居で表現するだけでないところまでつくり。
表現を小さくしてみたら、奥行きが感じられたかもしれませんね。
旗揚げという事もあり、テレがあった感じがします。
突き抜けていってください。
満足度★★★★
白組観ました
これで喜劇20%なら、赤組の方はモット笑えたんでしょうね。
643ノゲッツー観劇は今回で3回目になりますが、
一番ストレス無く楽しめました。
人物相関図が白組となっていたので、
もしかすると赤組での人間関係は異なるのかな?
ネタバレBOX
存在感のあるマネキンの置いてある理由や、
訳あり風の管理人、騒がしい隣人たちや、怪しい男。
なんかもうB級ホラー映画のテイストが、プンプンしてきて楽しめました。
ただマネキンの光った理由とかが、科白一言で流されて、
説明不足感じました。
また座席に座ってから、
劇場入り口側の方が寸劇見易いと言われても遅いです。
ちょっと舞台作りに難があるとは思えませんか?
また良くある優柔不断で、ハリセンでドツきたくなるような主人公でなく。
きちんと自己主張するも、事態の改善が出来ないもどかしさを。
高橋役の伊藤さんは、上手に共感できる演技されていました。
愉しかったです。
また、熊の人形で「ガウ」と返事してたカナエさん、
かわいかったですね。
亡くなってた妹さん達の出番、もう少し多くてもよかったかな。
芝居全体のテンポといい、緊張感やギャグが。
うまくかみ合って楽しめる作品になっていました。
満足度★★★
舞台のブロックが工夫されていました
四角一辺倒でなくて、斜めにカットしてある所を上手に生かしていました。
自己の遺伝子を後世に残すことの意義を説いた、
自己同一性の話が根幹にありました。納得です。
強者繁栄・弱者滅亡と、言葉にすると結構きつい事も。
納得させられる芝居となってはいましたね。
ネタバレBOX
あーさて、主人公ダーウィンさん。
生まれてくる子供の出産に立ち会うまでの、
ミステリーゾーン巡りという形での芝居の進行でした。
で・す・が。なんですかー、生まれてくる子供は女の子と。
なぜに皆が強制認識してるのでしょうか?
ここは、やはり見知らぬ女の子とであったダーウィンが、
会話での掛け合いで、
笑い取りつつ女の子が生まれてくること知るべきでは?
ロックVSカントリーでの音楽対決に準えて。
生物の種族の説明するのは面白かったが、
後半なぜか話が鯨の方へスライドしてゆくと、面白くなくなってきました。
もう少しダーウィンに流れや状況などを丁寧にテンポよく説明させれば、
眠くなりもしなかった事と思います。
満足度★★★
も少し縮めても良かったかな
前説も、日本語・英語・韓国語で流れてきてムード出していました。
怖いヤクザな話なのに、なぜか楽しくコメディになっており。
結構笑えましたが。
結局は、ヤハリと思えるラストになってしまったのが哀しく思えたかな。
ネタバレBOX
出演女優さんが、ゴージャスな雰囲気良く出ていました。
売られる女の子の純朴さとかも。
タイトルのビール飲料にての記憶喪失と、元に戻る事は納得できたが。
脱出時にビール飲ませようとするのなら、周囲の人間が来ませんよー、
暫くはー。みたいな伏線欲しかったです。
クローゼットの中のサラリーマンやら妹さん、アッコさん等の、
突然の登場などは、驚かされました。
時間軸が、割とストーリー優先で。
あれっと思えるタイミング等があり、いまひとつな違和感があった。
記憶として登場する、キンちゃんの妹さんは。
なかなか唐突ながらも自然で納得の出来るシーンでした。
役者さん達も楽しく動いていたので、
後はメリハリと、さりげない人物紹介!
(モーテルの女主人という設定が伝わり難い方いましたので)
各部屋等への移動時間を考えた登場・退場タイミングがとれていれば、
完璧でしたね!
ちなみにチルチルさんカッコ良かったです
満足度★★
ふわふわした感じでした
あージャズ喫茶って、こんな感じなトコなんだ。と
よくわかる舞台セットでした。
話としては、かなり情けない主人公の物語で。
明確に何かあったとか表現はされなくて、
状況や感情を伝えてくる芝居でした。
理性より感性中心の、とらえどころの無いような感覚は珍しかったです。
ネタバレBOX
ジャズに思い入れある、ウンチクなども出るのに。
さらっと、興味ないですから。などと言わせる所も面白かった。
ただ煙草の煙、きらいな人間もいますので。
煙草の代わりに、電子煙草とか。
オキシーダなどを代用すること等も考えて欲しかった。
酒やコーヒーなどは、実際に液体用いていて。
なかなか凝っていて良かった。
途中に入ったタイトル映像に、
警告ウインドウが出たままで、タイトルや中央部が全く見えませんでした。
初回はしょうがないとしても、2回目・3回目と出す時にも改善無しで、
訝るより心配になる状態でした。
説明とか解説無いぶん、
いろいろ観客の想像で膨らませればよいのでしょうが。
主人公の感性と脳内の妄想みたいなシーンも多く、
いまひとつ整理のつけ難い話でした。
満足度★★★
3DのVシネマ、宮沢賢治風味。
本当なら、皮のボンテージで着飾るハズの♂系の方々。
貧乏なジーンズでの衣装が、場末の町を象徴していて納得でした。
それにつけても、ノワールな世界でした。
ただ全体的に雑みが多く感じられましたが、
その荒削りさも売りにしているようで、納得は出来る仕上がりでしたね。
ネタバレBOX
褌マンでるし、股間に蛇口つけたモーホーの方出てくるし。
割と下ネタが多くて、観客選ぶような気がします。
カリメロ・芝浦工大・遺影などのコントは笑えました
パントマイムやダンスなど、劇を見せようとする熱意は高く。
ラストの雪の降るなかの、宮沢賢治の詩の朗読は綺麗な場面でした。
練馬ナンバーの、カローラ運転芝居は結構受けました。
あと実際にバナナの皮ですべるギャグを使うとは、すごいです。
満足度★★★
深遠を覗くものは・・
深遠に覗かれている事を理解せねばならない。
という感じでしょうか?
割と上手にまとめた小品という印象を受けました。
ネタバレBOX
脱出ゲームの決定権が、実際の観客にゆだねられるという。
割と古典的とも、とれる手法ながら。
実際、当事者ともなると。なかなか新鮮な感覚になりました。
小劇場ならではの作り方でした。
玩具とわかっていても、不意打ちで腹めがけてナイフ刺したりしましたが。
「刺せ」というのだから、手や足に刺したり。
”とんち”で髪に”さす”という選択肢も考えられたのでは?
同じく拳銃に関しても、「向かって撃て」なのだから。
足の間とか、身体に当てない様に撃つ。
という選択肢も提示して欲しかったかな。
アンケート用紙の裏に、出演者の顔写真と役名が入っている時に、
すでにオチまで読めた人は,いたかもしれませんね。
(自分、よみきれませんでした。)
話の設定上で、舞台がすり鉢状になっていて。
今ひとつ、後ろの方の席だと舞台が見え難く。
ひとり一人の顔など見え辛くて、少々設定の不備感じました。
モルモット見る様に、台みたく作った舞台としたほうが良かった気がします。
28日にHP上で、脱出できた人の発表があるそうで。
見てしまいますね、たぶん・・・・。