前田暁彦の観たい！クチコミ一覧

期待度♪♪♪♪♪

美しいことを云うために恋愛するのではない。誰も恋愛するために…
この時期の劇作家の思い、「或ることを云ふために芝居を書くのではない。芝居を書くために或ることを云ふのだ」は晩年の劇作家とまるで真逆。そして、「音楽を聴きに行くやうに芝居を観に行く人々――さういふ人々のために戯曲を書きたい」とも。俳優たちがどんな音楽を奏でてくれるのか楽しみです。
「お互に恋愛のできないやうな男女が、なんの必要から友情関係を結ぶのか、筆者にはさつぱりわからんのである」（「異性間の友情と恋愛」）と言い切る作者の、ラブ・フォビアならぬ「恋愛恐怖（テロ？）」をどう描き切るのか興味津々。

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がいせんがわ
充実した前回を経て、今回はオリジナル台本へ帰るのですね。だから、そのことも「凱旋」となる、トランジスタならではの素晴らしい舞台、期待しています。スケールの大きな作品の予感、結集したみなさんの馳せる思いの大きさを見せてください。素敵なせんがわ劇場で、あけて嬉しい新年と幕、楽しみだけが先に年越します。ウルってなんですか？　トランジスタは買ってます。

期待度♪♪♪♪♪

グラウンド・ゼロ、トランジスタ・ワン
…そういえば実家の窓からは「太陽の塔」が墓標のように見えます。大阪万博のアミューズメントゾーンだった「エキスポランド」も文字どおり…。え、コンクールグランプリ？　そうでした。弾みをつけて、勢いにのって…ちがうちがう、ちょっと…いやだいぶ。だってグランプリです。にもかかわらず、その「悔しさ」をバネにして、やってくれる、そういうトランジスタ。だってグランプリです。超えるべきものはハッキリしている。姿勢はいつも変わらない。だから変わってく。EX-POsition！（脱-定位置？）

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闇にでも咲かせてみせる彼らなら
タイトルは宣言？　なになに…、男、女。屈する。死ぬる。生まれる。憎む。愛する。出逢う。別れる。醜、美。…って、この世のありとあらゆるものを詰め込んで堪える劇世界？　なんて野心。そうして咲かせて見せてくれるものは、もうこの世ならぬ輝きを放ってくれるんじゃないか、と期待するわけです。前作「ホームスチーム」でやってくれた彼らなら、前々回のあの衝撃パフォーマンス「桜の森の満開の下」からただならぬ闇を立ち上げてくれると思うのです。で、ホントに見たこともない花を咲かせてくれるんじゃないか、と。

期待度♪♪♪♪♪

見るが勝ち
強い思いを届けてくれた第一回から、横浜で見せてくれた妖しいパフォーマンスを経て、今回はコメディというから見る価値あり…ただのコメディでは終わらない予感に期待！