暴くな
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2010/05/15 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
一言でいえば「絶妙なさじ加減」
雲龍ver. 不知火ver.共に観劇しました。
このバージョン分けが妙にしっくりくる感じがスゴイ!作演のモラルはここまで計算に入れて組み立てたのだろうか。だとしたら相当な「やり手」である。本当にこれは単なるWキャストではない。チームの色が相乗効果となり新たな味わいが溢れ出すといった感じ。そしてチームのカラーに負けない役者陣の個性。犬と串の俳優は本当に多種多様で層が厚い。他の方もおっしゃっていますが、両ver.見ても全く飽きない不思議さ。単純に面白い。
大袈裟に言えば私の中でのWキャストというものの概念が覆る公演でした。そして犬と串に対する見方も結構変わりました。もちろんいい意味で。以下ネタバレにて。
シューティングスター
SQUASH(劇団スカッシュ)
吉祥寺シアター(東京都)
2010/01/13 (水) ~ 2010/01/17 (日)公演終了
満足度★★★★
思いは空を越え確かに届いていた
初見の団体。完全にチラシに魅かれ見に行きました。
なんかダメな人たちのあと一歩、そこからの一歩を描いた程よく温かいお芝居でした。以下ネタばれにて。
CASSIS
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2009/05/21 (木) ~ 2009/05/27 (水)公演終了
満足度★★★★★
笑いに対してあくまで貪欲に貪欲に
自分たちでも言ってるとおりこりゃ完全にダークホース的な芝居です(笑)でもアウトローな感じでいいんじゃないでしょうか。前回見た『メスブタ』の流れを良い意味でも悪い意味でも踏襲・継承していました。良い意味というのは役者のスピード&パワーで引っ張るハチャメチャ感、何でもありの過激さ、視覚に訴える面白さ、随所にある笑いどころや小ネタ。悪い意味というのはストーリー性の厚みに欠けるところ、役に偏りがあるところ、いくつかのショートストーリーが絡むというパターン性(ただこの点に関してはこれが犬と串のスタイルかもしれないので一概には言いきれませんが)。でも私の知り合いの作家が言っていましたが「一つの話で物語を完結させるのは結構難しい」とのこと。
余談ですが実際に見ると「CASSIS]というタイトルの意味がわかってなんだかスッキリします。あ、あと今回はだいぶ照明に力を入れてる気がしました。ともかく、ちょっとしんみりした犬と串が見れてよかったです!
まぁなんだかんだ言って結局面白かったのかって?もちろん面白いですよ!
愛の渦
ポツドール
新宿シアタートップス(東京都)
2009/02/19 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了
満足度★
それほどなのか!?
うーんこれが噂のポツドールか…まず同じ内容の繰り返しで150分は長いですね。何度も時計を見てしまいました。あと舞台上で役者さんたちだけでガヤガヤ盛り上がっていて、客は果たして必要なのかと思ってしまいました。なんかただの騒がしいサークルみたいです。批判ばかりで申し訳ありませんがこれに4000円出すのはもったいないですね。ただ舞台セットはお洒落でカッコ良かったです。
メスブタ
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2008/11/07 (金) ~ 2008/11/11 (火)公演終了
満足度★★★★★
進化の可能性
演劇とは何たるかを考えさせられますね。つまり、これは演劇と呼べるのかということ(笑)ただしこれはマイナスの意味ではなく、演劇というカテゴリーに入るのかという話です。演劇を超えた何かエンターテイメント的なものを感じました。総合芸術的な。
まぁ難しい話はさておき見ていて単純に笑えたし面白かったので万事OKです!
パイパー
NODA・MAP
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2009/01/04 (日) ~ 2009/02/28 (土)公演終了