たかさんが投票した舞台芸術アワード!

2023年度 1-10位と総評
日本演劇総理大臣賞

1

日本演劇総理大臣賞

ロデオ★座★ヘヴン

実演鑑賞

素晴らしい。
内外の名作会話劇を見事にオマージュ。
緻密な構成で2つの時間軸を交互に展開する脚本と演出に目が離せず、発せらる魂のこもった言葉に何度も涙。
皆演劇愛に満ち溢れていた。
散々涙したのにカテコで再び感極まる。
最後の最後で「今年一」がまた増えてしまった。

天使の群像

2

天使の群像

鵺的(ぬえてき)

実演鑑賞

今年一の衝撃。堤さんの演技に魅入り、心を軋ませる音響と心情を映し出す照明であっという間の150分。
観客の想像をかき立てる物語の結末がとても印象深い。終わりのない余韻を感じずにはいられない。
救いや希望はあったのか?無かったのか?

生きてるうちが華なのよ TAIAI

3

生きてるうちが華なのよ TAIAI

グワィニャオン

実演鑑賞

めちゃくちゃ面白かったし、めちゃくちゃ泣かされた。
所謂ゾンビものだけど色々な形の人間愛がストレートに描かれていて胸が熱くなった。
昭和の香りがするのも良い。
今後も必ず観たいと思える劇団に出会えた。
恋人の愛、夫婦の愛、親子の愛、それぞれの言葉が本当に良かった。
喫茶店のママがロッカーから出た後にロッカーが倒れて扉が吹っ飛んだのはハプニングだったのかな??

『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)

4

『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)

ムシラセ

実演鑑賞

予想以上の面白さ
そして胸にグッと込み上げる思い
とんがった女子高生役の俳優が最高❗️

共演者/同級生

5

共演者/同級生

2223project

実演鑑賞

共演者、同級生とも観劇。
観劇を再開し、最初に「やっぱり小劇場っていいな」と思わせてくれた作品。

六英花 朽葉

6

六英花 朽葉

あやめ十八番

実演鑑賞

大正ロマン大千穐楽を滑り込みで観劇
予定をねじ込んで正解、素晴らしい舞台でした
あたかも無声映画を観ているような演出、生の音楽はもちろん良かったけど、一番は人と人の愛に溢れていた事、これに尽きる
後半は涙腺弛みっぱなし…
昭和モダンも観たかったぁ〜

0号

7

0号

ゲキバカ

実演鑑賞

初見だけど来春には解散…
とても良い作品でした。
複雑なプロットとか気を衒った演出なんてないオーソドックスなお芝居、それがなんとも心地よい。
ずーっと泣かされっぱなしでした。
最後の作品、必ず行こうと心に誓う

静流、白むまで行け

8

静流、白むまで行け

かるがも団地

実演鑑賞

すっごく良かった!
ストーリーは言ってしまえば王道だけど物語を紡いでいく言葉ひとつひとつが耳に心地良い。自分の人生にも思い当たる節が沢山あり胸が痛かった。
明日からまためげずに頑張ろ。

悼むば尊し

9

悼むば尊し

かわいいコンビニ店員 飯田さん

実演鑑賞

2時間、一瞬たりとも目が離せなかった。
死を持って償うことの是非や死が全てを流し美化してしまうことの怖さ、誰でもが傍観者となり加害側になってしまうことへの警鐘、それらを生々しく伝え、考えさせる良い作品だった。

三落シリーズ

10

三落シリーズ

三栄町LIVE

実演鑑賞

きっと当事者にしかわからないであろう、なのに胸に突き刺さる苦悩をストレートに描いた素晴らしい三編。
特に部落は涙が止まらない。
二人の役者さんの魂がヒシヒシと伝わった。あのラストは余りに悲しすぎる。久我さんの脚本は本当に良い。

総評

20年ぶりに観劇を再開し、ブランクを埋めるかの如く多数の舞台を観た。
その結果、どの作品も甲乙つけがたく順位付けに苦労。
振り返ると、泣ける芝居に惹かれる傾向にあるのがよくわかる。

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