宮下 真の観てきた!クチコミ一覧

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シャットダウン

シャットダウン

ファルスシアター

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/06/10 (水) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった♪
チケプレに応募したのがきっかけで足を運ぶ事になった劇団。
今回が初見でした。

一言で言えば、いわゆるひとつの“シチュエーションコメディ”。
一幕もの、暗転なし、リアルタイム。
日常会話の積み重ねによるテンポの良さと、その中で生まれる思い込みと誤解と勘違いによるズレ。

人間1人にアンドロイド1体がついてまわる近未来の日本での、本気と浮気を巡るドタバタ喜劇。

久々にこういうスカッと笑える舞台を見た気がします。
話としてはかなり強引というかナンセンスな部分も多々ありますが、それもこれも含めてのこの世界観を楽しむ作品なんだと思うわけで。

なんと言っても、基本的にテンポがいい。
それを支える役者の力量が窺えるいい空気でした。
こういう芝居、やってみたいよなぁ。

京劇「覇王別姫~漢楚の戦い~」

京劇「覇王別姫~漢楚の戦い~」

楽戯舎

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2009/06/04 (木) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★

異文化。
初めて京劇なるものを観た。

ちょっとイメージが違った。
もう少し飛んだり跳ねたり…というか、中国拳法的な動きを予想してたんだけど、そんなこともなく。
わりと動きは地味な歌舞伎?
衣装は派手でした。

様式美を楽しむものなんだろうなぁ、きっと。

花のゆりかご、星の雨

花のゆりかご、星の雨

時間堂

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/06/02 (火) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★

少数精鋭。
とある骨董屋を舞台に綴られる、親から子への思い。

ル・デコの殺風景な(言葉が悪ければ飾り気のない)空間によくあった、静かな、でも「濃い」空気が観てて心地良かったです。

上手い役者が揃えばたった5人でこんな事が出来ちゃう。
芝居ってすげぇ。

いばら館のろくでなしのヨウコさん

いばら館のろくでなしのヨウコさん

劇団40CARAT 【第36回公演『ダーリン×ダーリン×ダーリン』9月15日[金]~9月17日[日]阿佐ヶ谷アルシェ】

ザムザ阿佐谷(東京都)

2009/05/22 (金) ~ 2009/05/25 (月)公演終了

満足度★★★

マクベスという単語は不要かなぁ
男娼館を舞台に繰り広げられる、マクベスっぽい成り上がり劇。

ネタバレBOX

わざわざ別の惑星の話にしたのに、「私はマクベス夫人になる」という科白が出てくるあたりどっちつかずの印象が。
別にそのまんま言わなくたって十分『マクベス』なんだし、その方が押しつけがましくなくていいと思うんだけど。

魔女の異質な存在感が印象的。
ただ、作り声のせいかせっかくの科白が聞き取りづらかったのが残念。
KOUSKY VI ~沢則行 meets 中西俊博~

KOUSKY VI ~沢則行 meets 中西俊博~

こどもの城劇場事業本部

青山円形劇場(東京都)

2009/02/27 (金) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★

不思議な世界。
人形劇、というか人形も含め、OHPによる影絵や仮面などを使ったパフォーマンスといった印象。

かぐや姫の人形が美しかった。

ピューパルメモリ

ピューパルメモリ

DMF

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/02/25 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

良くも悪くも2作品目。
BLUEバージョンを観劇。

良くも悪くも「3部作の2作目」という感じ。

一作目を見てない人は、冒頭かなりの勢いで置いてけぼりを喰らう可能性大。
ただ、そこを乗り越えれば(目安としてはオープニングダンスが終わるまで)それなりにすんなり物語に入って行ける、んじゃないかなぁ。たぶん。

前作を受けての状況の変化と、今作中でのさまざまな出来事を通して、最終作への期待は高まる構成には感心。
2時間40分という上演時間も、思っていたほどは集中を切らさず観ていられた。
これできれいに物語が収束すれば素晴らしいのですが。次回に期待。

リヒテンゲールからの招待状

リヒテンゲールからの招待状

Jungle Bell Theater

アイピット目白(東京都)

2009/02/25 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

バランスの取れた良作。
ネバーエンディングストーリーを彷彿とさせる構成は、ありがちといえばありがち。
だけど、それを踏まえたうえで十分に楽しめる作品でした。

シンプルながらも、随所に遊び心がうかがえるセット(特に舞台奥の幕の構造には感心)に、歩き回る動物(人物?)たちの衣装も良く出来ていて、観る児童文学といったテイスト。

お気に入りは蜘蛛女のアラーニャさん。“美味しい”悪役の典型的なパターンにハマっていて、いやいやカッコ良かった♪

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