MAKOTO
演劇ユニットスーパーコンプレックス
シアターブラッツ(東京都)
2008/11/21 (金) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
鼻ズーズー!やっぱりおもしろかった!
この作品は「99年に初演、03年に改訂版」そして今回が、再々改訂版という、スパコンでも大人気の作品です。笑い、涙、そして最後にダンスと、観劇する者には大満足のないようになってます。テーマは性同一性障害。最近ではテレビで活躍中の「はるな愛」を通して、一般でも認識されてきましたが、実際に自分の家族が性同一性障害だったら、はたしてその現実を受け入れられるだろうか? というのがテーマなのですが、舞台設定がニューハーフバーということもあってか、全編ドタバタ風。さすがに後半になるにつれて考えさせられるシーンが展開しますが、化け物キャラが多いせいか、コメディーを観ている感じさえします。演劇初心者でも大満足請け合いの作品です。私的にはキャストが数人増えたせいからか、前2作よりもお笑い要素が増していたと思います。ただ、前2作よりキレイどころのキャラが少ないのがチョイ残念でした。