クラゲの観てきた!クチコミ一覧

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ミネルヴァの梟は新月に飛びたつか

ミネルヴァの梟は新月に飛びたつか

O-MATSURI企画merrymaker

シアター風姿花伝(東京都)

2009/10/10 (土) ~ 2009/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかったです。
劇団の名前は知っていましたが、観るのは初でした。私の大好きな劇団6番シードの大好きな椎名亜音さんと須藤大介さんが客演ということでチケット確保しました。一部ダブルキャストで、私が観たのはフラワーキャストです。

このお話はゲームの世界が舞台になっていて、主人公の雲雀が月光館学園というオンラインゲームの世界でゲーム対決をしながら10年前に別れたきりの従兄弟を探すお話です。生徒会と番長パーティの対立や事件も起こり、舞台では懐かしのゲームやアニメなどのネタが登場していました。

私は子供の頃、ゲームに興味がなかったので何も持っていませんでした。最近になって6番シードのハラユカさんとマイミクのいっきゅうさんがWiiの「428」に出演していると知って初めてゲーム機を買い、DSも「相棒」目当てに買ったばかりの初心者です。でも兄に付き合わされてゲームをやっていたし、舞台で登場するネタは面白かったです。それに兄が持っていたのがファミコンではなくセガで、当時まわりはみんなファミコンだったのも覚えているので、作中でのセガの扱いにもウケました。きっともっとゲームに詳しかったら楽しさも倍増していたんだろうなと思いましたが、あまり詳しくない私でもとても楽しめました。

番長アキラ役の須藤さんは白の学ランに竹刀を持っていて、とてもカッコ良かったです。主人公に恋している姿やクッキーを焼いているところは可愛いし。報道部の亜音さんはダンスシーンが多くてその姿を観られただけでもうれしいです。特に後半でのダンス対決に加勢した時が素敵でした。途中でバテた場面は大爆笑でした。2人とも大活躍でうれしかったです。

ほかにも素敵な役者さんはいましたが、やっぱり生徒会長海野カイ役の成瀬さんと学級委員長ほのか役の小堀さんが良かったです。ダンス対決は名シーンですね。楽しく明るい気持ちになれる作品でした。観に行ってよかったです。帰りに折り紙で作った梟をもらったのですが、帰宅して見たら裏にメッセージが書いてあって、それがカイ役成瀬さんが書いたものだったので幸せでした。

とても面白かったし星5つにしようかとも思いましたが、やはりゲームネタが分からないと損しているのだろうなということで4つにしました。

twelve

twelve

劇団6番シード

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2009/09/12 (土) ~ 2009/09/21 (月)公演終了

満足度★★★★

友達が絶賛
「twelve」はパズルミステリーという通り、散りばめられた伏線の数々は過去の松本さん作品の比ではないですね。前半は登場人物たちと同じように困惑していました。事故で亡くなった12人がどう繋がるのか、その家族たち、そして看護師を結ぶ糸もあり、先の予測がつきませんでした。
ひとつの謎が解けると同時に、新しい疑問が生まれる。いったいどんな結末を迎えるのかと舞台に集中しました。後半ですべてのピースが時間軸に沿ってはまっていく過程には感激しました。そして最後に開けた扉の先にある別れと希望。今までにない作品でした。

コリッチにも紹介されている舞台音楽に関わる仕事をしている友人がいるのですが、6Cのことを紹介したら前回のアトリエ公演を観に行ってくれました。楽しんでくれたようで、今回も観劇してメールをくれたのですが、とても感激した様子でDVDの先行予約までしていました。SNSの観劇日記を読んだら絶賛していたので、とてもうれしく幸せな気持ちになりました。メジャーな舞台で仕事をしている方だし、その人が私の大好きな6Cを気に入ってくれたのですから。

ネタバレBOX

6Cメンバーは好きな役者さんばかりなので、いつものように楽しめました。事件にも登場人物たちにも関わりが大きかったつっちーさん演じる吉岡の妻や子供への想いを語るシーンがカットされたというのが残念です。「twelve」のほかのメンバーは家族との関係や想いが深く描かれていましたけど。観たかったです。やはり死を描くなら、愛する家族を残して逝かなければならないという部分は大切ですから。

今回はDVDを購入していませんが、もう一度見直したら違う感じ方もできるのかなと思います。複雑な謎のほうに意識がいってしまっていたので。
謎といえば、亜音さん演じる詩人の正体には一番驚きました。とても不思議なオーラを持った可愛いキャラでしたが、まさかヘブンズドアだったなんて。すっかり騙されました。
テンリロ☆インディアン

テンリロ☆インディアン

劇団6番シード

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2009/04/18 (土) ~ 2009/04/26 (日)公演終了

満足度★★★★

再演も面白い
両バージョンとも観てきました。初演の時はガールズ版がちょっと種明かしの部分が苦しいかな…と思っていましたが、今回はむしろガールズの方が好きでした。
新しいメンバーでのキャスティングも良かったです。個性的なキャラクターが牢屋の中で繰り広げるドタバタコメディと推理は見ごたえがありました。ガールズでも人間ピラミッドをやったのもいいですね。初演はダイナミックなボーイズに比べてちょっと地味な印象があったので。
アトリエ公演と新作も楽しみにしています。

ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

東京グローブ座

東京グローブ座(東京都)

2009/03/04 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

初々しいロミジュリ
開演前に友達と会ってオススメのシーンなどを教えてもらいました。彼はBGM担当だったので、音楽につても。だから曲にも注目して観ました。
オープニングから素敵で惹きこまれちゃいました。最初から神父役の寺田農さんのセリフだし。そしてロミオ役の上田さんとジュリエット役の小林涼子さん。チラシで綺麗な顔を見ていたけれど、舞台での2人はとっても初々しくて可愛かったです。
シェイクスピアのセリフとコメディなやり取りとがミックスしていて、楽しくて素敵な舞台でした。マキューシオやティボルトたちも魅力的です。 カーテンコールはスタンディングオベーションでした。
きっとジャニーズファンの人がたくさん来ていたと思うけど、演劇ファンの人が観れないのはもったいないと思いました。

賊

劇団6番シード

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2008/11/14 (金) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽しめました。
楽しかったです。海賊や公家、侍たち総勢43名が大暴れして、コメディ部分ではたくさん笑わせてもらいました。楽しくてうれしくてずっと笑顔で観ていました。私の席は花道の隣だったので、横を何度も役者さんが通るので幸せでした。
東の賊・若衆の男らしくてカッコイイ姿。南の賊・女衆の綺麗で強い姿。西の賊・中年衆ののんびりまったりした姿と子供たち。北の公家のわがまま姫&若とお付きの方。侍の凛々しい姿。そして鬼に僧。
人数が多いから名前は数人しか分からなかったけど、でも同じ賊の中でもちゃんと個性があって、髪型や衣裳、刺青なども観ていて本当に楽しい舞台でした。
舞台装置の仕掛けと大好きな役者さんたち。15周年記念作品にふさわしい、豪華で楽しい舞台でした。最後も大団円でしたしね。

あれから

あれから

キューブ

世田谷パブリックシアター(東京都)

2008/12/13 (土) ~ 2008/12/28 (日)公演終了

満足度★★★

勇太さん出演
応援している金井勇太さん出演なのでチケットを取りました。他にもお気に入りの役者さんも出ていましたしね。それにケラさんの作品を1度観てみたいと思っていました。

内容はかなり過激だったし、正直引いてしまう場面もありましたけど、これがケラワールドなのか…と思いながら観ていました。

パンフレットが素敵だったので開演前に購入しましたけど、帰宅してから出演者の座談会などを読んで、ちょっとホッとしました。

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