歳岡孝士の観てきた!クチコミ一覧

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ともだちのいもうと

ともだちのいもうと

RONNIE ROCKET

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/10/20 (火) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★

席によっては
面白かったです。役者の方々の自然な演技が、
お客さんをすんなりと同じの部屋にいる感覚に引き込んでくれます。

座席込みの舞台装置(?)はとても雰囲気が出ていて気に入ったのだけど、
ただ、席によって声が聞こえづらかったり表情が見づらい…。
もちろん、それもわかった上で演出されているんだと思うけど、
やはり「いまこの役のこの顔が見たい」という瞬間があります。

ネタバレBOX

お話がなかなか進まないという印象がありました。
日常の笑えるやりとりがふんだんにあり、それはそれで楽しいのですが話が進まない。
主人公と漫画家の友人がPSPをやっているときは特に、
ゲームの音でセリフが聞きとりづらい(モンハン知らないということもあり)のと
あまりにもナチュラルな間すぎて、退屈な感じがしました。
下手側の席に座りましたが、入れ替わる役者は下手側にいることが多く、
表情が見えないのと、セリフが聞き取りづらい。せっかくクセのある方々がそろっているので、もうちょっと演技を味わいたかったなあと思いました。
それも含めて、やはり席は中央に座るのが良いようです。

この舞台で初めて拝見した役者の西山宏幸さんの演技が
動き、セリフの喋り方を含めとても魅力的でした。

後半の秋枝さんが出てきたあたりから話がどんどん動き始め、
バンドのメンバーがそろって最後まではとても面白かったです。
激昂するところではハンカチを持って泣いている方もおり、さすが。
最後の曲もとてもよかったです。

物語の設定は面白かったです。
西山さんの演じる幽霊?が秋枝さんに攻撃するところは印象に残りました。
クラウド・エンド

クラウド・エンド

激団リジョロ

シアターシャイン(東京都)

2009/06/24 (水) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★

ハードなのはハード
内容が、というか演技が非常にハード。
あれだけのエネルギーを放出し続けることができるのは驚嘆。

ただ物語の内容は賛否の分かれるところ。
こういう話をこういう表現の仕方で上演する劇団だと知っている人にとっては
いいのかもしれない。
話が進むほど、いろんなことが明らかになっていき、
展開そのものには「ああ、そうだったのか」と素直に思えた。

「死」に関して、いろんな考えや思いを持っている人がいるだろう。
この劇団ではこういう考え方です、と客に提示するのはいいが
賛同できない部分でも、やたら灼熱で畳みかけてくることに拒否感を覚える。
舞台で「死」や「殺し」を行うのは、
それをやる必然性とやる意味が十二分にあるときだけではないか。
もちろんやる側にはそれがあったのだろうが、
(主張は理解できたが)自分にとってそこまでの意味は見出せなかった。
一度、席に座ってしまったお客は最後まで身動きが取れない。
肌の合わない方には、熱い分だけつらい時間をすごさなければならないこともある。

舞台役者の方々は演技がよかったのだが、今回は違った話が見てみたいと思った。

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

劇団四季

四季劇場 [春](東京都)

2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了

満足度★★★★★

自然を感じる
幕開けと同時にいきなり会場がアフリカの大地に変わる。
人を巻き込む第一声を出すあの舞台役者さんは素晴らしすぎる。

最初の一幕だけでも荘厳さを感じ、
大自然の絶景を見たときと同じような感覚で涙が出そうになる。
それだけでもよかったと思える作品。

本当に劇団四季のTOPの舞台は素晴らしい。
世界観にブレがないし、相当の稽古を積んでいるのがわかる。

ライオンキングはまさに日本最高峰のエンタテイメントだと思う。
舞台のダイナミズムでこれを超えるものはいまだに見たことがない。
ロングランなのも心底納得できる。

POP’n 箱ティッシュ、アマンダ!

POP’n 箱ティッシュ、アマンダ!

オッセルズ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2009/03/27 (金) ~ 2009/03/30 (月)公演終了

満足度★★★

賛否
チラシに書いてあるとおり、コントのオムニバス。
想像していたよりずっと面白かった。

この手の舞台は、役者に
客席の雰囲気を感じる力が必要だが
なかなかよくできていたと思う。

役者にまかせて作った部分が大きいのか、
役の場に対する(または相手役に対する)順応の仕方がバラついている。
それが良くもあり悪くもある。

これは作り手の落ち度ではないが、
今回のステージは、なにが起こっても笑ってしまう
笑いすぎのお客さんがいたため、少々醒めるところがあったのが残念。
絶妙な空気感で笑う、といったことができなかった。

お台場SHOW-GEKI城「センチメンタル☆草津」

お台場SHOW-GEKI城「センチメンタル☆草津」

ブラジル

フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)

2007/12/15 (土) ~ 2007/12/19 (水)公演終了

満足度★★

思ったより
どういう見せ方をしたいのかよくわからなかったのが正直なところ。
勢いで見せる舞台にしてはテンション、テンポがでていなくて
物語を楽しむ舞台にしては展開がいまひとつで
どちらにしてもちょっと中途半端に感じた。
確かにお客さんは随所で笑っていて、
それはひとつのエンタテイメントなのだろうが、
逆に物語の展開をにおわせる言動(伏線)が、結果期待はずれだったり
話そのものが味気なかったように思う。
ただ、一緒にみた友達は
「おもしろかった。私の好きな系統の芝居だ」といっていたので
見方によるのだろう。

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