星降る教室
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2024/12/07 (土) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/12/07 (土) 14:00
ラジオドラマをリーディング型式で舞台化。とても優しいファンタジー。(3分押し)58分。
主宰で作・演出の吉田小夏が2016年にラジオドラマとして書いた作品を、同劇団の得意な、演技を交えたリーディング型式で舞台化した。教員になった女性に小学校時代の担任からハガキが届くが…、の物語。宮澤賢治へのオマージュというドラマシリーズだったそうで、それと分かる展開もあり、役者陣も慣れているので、とても安定して観ていられる舞台だった。帰り道に優しい気持になる。
はんなま砦は夜更けまで
大統領師匠
駅前劇場(東京都)
2024/12/04 (水) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/12/04 (水) 19:00
名前は知っててベテラン劇団だが観るのは初めて。ファンタジーかと思ったら違って(ある意味ファンタジーかもしれないが)、SFチックな展開のコメディだが、シリアスな部分もあり面白い。115分。
中心メンバーの遊佐邦博は電動夏子やサイコシス・かはづ書屋などで観てるが、今回は大島朋恵出演ということで観に行くことに。中世を思わせる「砦」が舞台のファンタジー、…、かと思ったら、全然違って、すぐにSFっぽい流れとなって、興味深い物語が展開される。笑わせる要素が多いし、実際笑うのだけれど、若干ご都合主義ながら深刻な要素も含み謎解きの要素もある、という見事なストーリーだった。変幻自在の美術も巧みな感じで楽しませてもらった。推しの大島は癖のある脇役、かと思ったら、超重要な役割を演じて、これもまた楽しい(コメディっぽい演技をする大島を観るのは何以来かなぁ)。
青春にはまだはやい
プテラノドン
「劇」小劇場(東京都)
2024/11/26 (火) ~ 2024/12/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/01 (日) 13:00
ユニットとしては初見だが、見慣れた役者陣も多い座組。作・演出の笠浦は頭おかしいんじゃないか(誉めています)、と思わせる傑作。笑わせてくれるが、考えさせてくれる部分もある。とにかく面白い。(3分押し)107分。
とある事情で独りぼっちになったワカナの前に、高校生が次々に現われるが…、の物語。いろいろな年代の役者を集めたことに意味があり、時代背景をしっかりと捉え、その時代ならではの話題を扱い、それらの関わりをも確実に描く、笠浦の筆力が、まず素晴らしい。また、ある意味難しい役割を演じる役者陣も凄くて、豪華で笑って考えて、だった。
今年、笠浦の書いた『フィクショナル香港IBM』『ベラスケスとルーベンス』本作、と観たが、どれも「頭おかしい(誉めています)」としか言いようのない凄い作品群。大当たりだったなぁ、と思う。
うみのかたわれ
らむらどぅプロデュース
王子小劇場(東京都)
2024/11/28 (木) ~ 2024/12/02 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/28 (木) 19:30
気になる女優がいっぱい出てるが、おだやかな会話劇。面白い。前説込み94分。
双子とそれを取り巻く人々4組のあれこれを描く。大きな事件が起こるわけではないが、繋がりがあるようなないような、の話が作られる。加藤睦望・さんなぎ・シミズアスナ・波多野伶奈・藤真廉・村上弦、と、よく観てる女優がいっぱい出てて興味深く観た。「双子」と言うには似てないペアがほとんどだが、双子ならではの情景が巧く描かれているとは思う。
できないなんていわないで。
TOKYOハンバーグ
サンモールスタジオ(東京都)
2024/11/15 (金) ~ 2024/11/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/11/23 (土) 14:00
ベテラン劇団が扱う社会性のある芝居だが、愛に溢れてる。109分。
元舞台役者で今は祖父から譲られたパン屋をやっていたシングルマザーの季月は、店がうまくいかず「休んで」障がい者支援施設で働き始めるが、そこには電動車椅子に乗った元カレで劇団の主宰だった栗原がいた…、物語。障がい者の日常や働く人たちのあれこれ、障がい者の家族のエピソードを交え、栗原と季月の特徴を活かした出来事へと進む。どの場面も愛に溢れ、キビシイ題材を扱うシーンでも登場人物達が愛を持っているからこその争いだということが分かり、観終えてホッとする舞台だった。
世迷いファンファーレ
海ねこ症候群
王子小劇場(東京都)
2024/11/20 (水) ~ 2024/11/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/22 (金) 19:00
気になってる劇団で観るのは3作目。ファンタジーとも言えるが、かなり私にフィットした作品。エンディングでビックリした。(前説と観客待ちで3分押し)111分。
のぞみが丘公演には、会社を辞めたが家族に言えない人々が「エア出勤」しているが、ある日そこに少女が現われ…、の物語。主人公の高校生時代の回想を交え、興味深い物語が展開される。一見分かりやすいストーリーにも思うが、少女の存在が謎で、最後になっても自分の解釈が正しいのかが、よく分からないで終わる。正解が知りたい。
ロボット
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2024/11/16 (土) ~ 2024/12/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/21 (木) 19:00
チャペックの100年前の戯曲の上演だが、ディストピアの物語なのに笑いもあって、面白い。120分。
原題は「ロッサム・ユニバーサル・ロボット(社)」で、いろいろな所で上演されており、私も過去に1度観たことがある。初めてロボットという言葉を使った戯曲と言われているが、元々が風刺作家の趣もあり、現代でも通じる物語が展開される。機械ロボットではなくて、人造生命のロボットを発明したロッサム氏が作った、「人間を労働から解放する」ための会社だが、ロボットが反乱して…、の展開は予想されるものだが、その結末がロボットにとっても悲劇…、という結末は興味深い。笑いが起こる戯曲ではないので、演出の力だと思うが笑いが起こるところは巧い。、希望のあるエンディングとされているが、そういう風には見えなかった。
そのいのち
関西テレビ放送
世田谷パブリックシアター(東京都)
2024/11/09 (土) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/11/14 (木) 18:00
久々の「ちからわざ」公演だが、すごいモノを観た気がする。(2分押し)97分。
観るべし!
観るべし!!
観るべし!!!
佐藤二朗主宰のユニット「ちからわざ」10年ぶりの公演ということになるのだろうか。佐藤二朗の脚本は12年ぶりだとかだが、相変わらず人間の弱さと強さを描き、笑わせる部分もあるが、しっかりと恐ろしい物語を展開する。前半はちょっとほのぼのとさせるが、生々しい表現も含め、終盤の恐ろしい展開はちょっとビックリする。宮沢りえも熱演だが、相馬花役の役者(遠い席だったので顔が分からず、どちらの役者か分からないのだが、こういうのは公開してはいけないのか)が見事すぎて、ビックリさせられる。佐藤もしっかり脇を固める。
橘に鶯
露と枕
王子小劇場(東京都)
2024/11/13 (水) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/13 (水) 19:00
初見のユニット。丁寧に積み上げられた会話劇で、面白い、というのとは一寸違うが興味深く観た。(1分押し)前説含め118分。
地方都市で、300年の記憶を持つことになっている「おくしさま」というフィクションをベースにした群像会話劇。いろいろなエピソードを積み上げつつ、大きな事件が起こるというより、個々の人々の感情をしっかり積み上げる。演出も丁寧で役者陣もしかあり演じていたが、個人的に好みでないセリフ回しの役者がいたのがちょっと…、なのが残念。久々に観た島田の貫禄に安心しつつ魅了される。
セリフ量が多いので、私が嫌いな言い回しが出てくるけど、これはしょうがないかなぁ。
幕末純情伝 〜黄金マイクの謎
9PROJECT
王子小劇場(東京都)
2024/11/06 (水) ~ 2024/11/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/08 (金) 19:00
つかこうへいの作品を10年くらい上演してる劇団だが個人的には初見で、実は戯曲も初見。役者陣の力量と熱量は感じる。(前説が伸びて2分押し)143分。
つかに師事したメンバーで結成されたそうで、本作も代表作だが個人的には観るのは初めて。概ね、つか作品は私との相性は良くないのだが、本作もあんまり良くなかった。沖田総司が女だったという設定で、幕末の人々のさまざまな絡み合いを描いているが、ロジックがなく勢いだけという感じがしてしまう(この辺が私とつか作品の相性の良くないところか)。膨大な台詞量と役者陣の熱量、殺陣の迫力等は見応えがあるのだが、滑舌のよくない役者がいるのが残念である。殺陣も時折ぎごちない部分があるのはご愛嬌か。
1000円出してパンフレットを買わないと、正式の役名・役者名が分からない、というのは、いかがなものか。
~幻惑演劇実験集~二千某年のドグラとマグラ
月蝕歌劇団
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2024/11/01 (金) ~ 2024/11/04 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/01 (金) 19:00
同劇団2代目主宰の白永歩美が初めての作・演出。アングラテイストもあり面白く作られてもいる。(8分押し)68分。
しばらく活動休止(充電?)してた同劇団だが、初代主宰の高取英が2018年に舞台化した夢野久作の「ドグラ・マグラ」を扱った…、と思わせて、良く見るとタイトルは「…ドグラとマグラ」で別の話だ…、と語り手が言い、エピソードを2つ扱う。ややスケールが小さい感じもあるが、細かく作り込まれた物語は興味深く観ていられるし、役者陣も丁寧に演じ、久々に聴くオンディーヌ美帆の歌も良い。楽しい時間だった。
ガラクタ
MCR
OFF OFFシアター(東京都)
2024/10/30 (水) ~ 2024/11/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/11/01 (金) 14:00
同劇団30周年ということだが、多分その半分くらい観てる。同劇団を観てれば観てるほど面白いだろうと思う。でも観てなくても楽しい(^_^)v。とても楽しい(^_^;)。75分。
2000年初演の作品の再演で初演は観てない。ガラクタばかり置いてるリサイクルショップには、しょうもない人々が集まるが、常連や謎の客が現われ…、の物語。何を言ってもネタバレになりそうだが、ゲストを何人も入れているので、毎日少しずつ(大幅に?)違っているそうで、そこも楽しい。大石ともこがゲストの回を選んだ自分を誉めてあげたい。
おまえの血は汚れているか
鵺的(ぬえてき)
ザ・スズナリ(東京都)
2024/10/18 (金) ~ 2024/10/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/10/26 (土) 19:00
見てはいけないものを見た感じというか…。ヒリヒリした感じが気持悪くも快くも感じる。88分。
親の残した本屋を継ぐ女性(中村栄美子)とその夫(浜谷康幸)。女性の兄(谷中恵輔)が同居してる。その夫の家庭の抱える問題を解決するために、30年ぶりに5人の兄弟(杉木隆幸・今井勝法・西原誠吾・杉本有美)が集まるが…、という物語。5人だけの物語でなく、妻の実家という設定が効いてて、同居する兄が最初に登場するあたりに重みを感じるし、4男の妻(堤千穂)も含めた8人がヒリヒリする言葉を交わし合うが、見てはいけないものを見せられている感じが面白くもあり怖くもあったりする。音響もいい仕事をしているが、オープニングで井戸に当たる照明がいい。
シみる~昭和歌謡短編集 其の四~
はぶ談戯
小劇場B1(東京都)
2024/10/23 (水) ~ 2024/10/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/10/25 (金) 19:00
創立25年の劇団で名前は知っていたが、観るのは初めて。3話構成のオムニバスだが、1話毎と全体との巧妙な作りは見事。とても面白く観た。(1分押し)31分、34分、25分、14分。
「家族のカタチ」は、ゲイカップルとその1人の娘が紡ぐ家族の物語。イマドキの展開と切れ味のある台詞がいい。
「おしがまとキミを乗せて」は、頻尿に悩む女性と同僚が巻き込まれた事件の展開で、笑っていいのか、と思いつつ笑ってしまい、奇想天外に終わる。
「ノーノーノーチャンス」は、女芸人コンビが後輩の芸人の住む問題マンションに行くが…、の展開。あれこうなのかな、の設定がその通りになるのだが、そこにも巧さが見える。
3話終わったところで、冒頭ちょっとだけ出てきた設定を活かして、3話をまとめる展開。これが巧い。
ベテラン・若手混じった役者陣も丁寧で、歌を歌うということも頑張っているなぁと思う。久々に見たワダタワーは相変わらず大きかったな(^_^;)。
売り言葉
平体まひろひとり芝居
雑遊(東京都)
2024/10/10 (木) ~ 2024/10/14 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/10/11 (金) 19:00
野田秀樹・作の一人芝居に平体まひろが挑んだ。いいものを見せてもらった。(2分押し)89分。
野田秀樹が大竹しのぶに書き下ろした2002年の戯曲で、「智恵子抄」の高村智恵子を題材にしたもの。いろいろなところで何度も上演されているが、大竹の初演を2ステージ観た後、観たことがなくて、22年ぶりに観た。冒頭いきなりの言葉遊びに、あぁこんな作品だったなぁ、と思い出したが、平体は現代的な服装のまま演じ、前半は笑いも取り、後半はシリアスになるという戯曲の特徴をシッカリ活かして演じてた。大竹の初演では、障子を破って自転車で登場、という演出が印象に残っていたが、本作は着々と丁寧な演出で、前半は一寸ありきたりかなぁという印象もあったが、徐々にペースが上がっていった。対面舞台という形や美術と照明も見事だった。
『ノアちゃんの方舟』
route.©︎
王子小劇場(東京都)
2024/10/03 (木) ~ 2024/10/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/10/04 (金) 19:30
続いて side U を観た。本筋はそのままで終盤の展開が変わる。こちらの方が好み。80分。
ほぼ同じ展開だが終盤が大きく変わる。印象は大きくは変わらないが、何となくこのバージョンの方が気に入った。メンバーの平安は、メインキャラかと思うと実は象徴的な存在。まひたん改め岡本麻妃呂と小泉日向は警察かなと思う組織のメンバーで、物語をサイドから支える。謎の存在の夜半(井本みくに)と、セーラー服で登場の白雪(小町雪)の存在が気になる。
『ノアちゃんの方舟』
route.©︎
王子小劇場(東京都)
2024/10/03 (木) ~ 2024/10/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/10/04 (金) 15:00
side I を観た。気になっている劇団の、リアルな要素もあるダークファンタジー。82分。
地下グループアイドルだったノアちゃん(平安咲貴)が卒業する。黒いスーツの4人、卒業したアイドルグループの3人、ノアちゃんを押してた人や様々な人たちの描くファンタジー。最初、リアルっぽい話で始まるので、あれちょっと作風変わったかな、と思ったのだが、やはりいつものダークファンタジー。ただし独特の世界観というより一般的に受け入れられやすい展開になっている。吃音者へのいじめ、とか、リアルな場面はちょっとイタイが、いつものような生き辛さを抱えた人への目線を感じる。終盤、あれ、これ別の芝居で観たぞ、のシーンとかの遊びもいい。終盤の「hero でも villain でもない」ってセリフにビーチボーイズを思い出したが、平安が知ってるわけはないかな(^_^?)。
How do you survive? #1
How do you survive?
ニュー・サンナイ(東京都)
2024/10/03 (木) ~ 2024/10/05 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/10/03 (木) 19:30
5年ぶりの今城文恵作・演出で新ユニットの旗揚げ。ちょっと不思議な展開で面白い。(3分押し)25分(32分休み)30分。
『多夫多妻なぼくら』は、重婚で多夫多妻制が成立した近未来。歳の離れた兄の息子・龍人(結城洋平)と久々に会った満咲美(山脇唯)は、子どもを何とかキッズルームに預けられないかと相談され、古い知り合いの幸太郎(森啓一朗)に相談するが、話は思いもかけない方向に向かい、…の物語。まぁ予想できる展開だけど、なところで、1幕が終わる。
ライブハウス形式なので飲食も楽しむということで30分の休憩を経て『一夫一妻のわたし』。1幕の終わりから続く話は、ますます思いもかけない方向に向かう。
今城の物語は、ちょっと変な生き辛さを抱えた人を描くことが多いんだけど、本作も似た傾向かな、と思う。次回作も観たい。
初めて行った会場だが、とても面白いスペースだし、周辺の店も興味深い。
à deux
うにくらげ
宗清寺(東京都)
2024/09/27 (金) ~ 2024/09/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/09/29 (日) 18:00
女優2人のユニットの2作目。テイストの違った短編を2作上演して、興味深い舞台になっていた。(5分押し)34分(10分休み、席移動6分)28分。
『in and out』は鵺的の高木登の作。レズビアンカップルの一方が親の介護をしなくてはならなくなりカムアウトするが…、の物語。ヒリヒリするテキストと「音」の演出が効いてる。
『寄る辺の2人』はチタキヨの米内山陽子の作。兄弟とそれぞれ結婚した嫁同士が、1周忌を機に初めて腹を割って話をするが…、の物語。ホッとする展開で笑いも多く、最後はちょっと切なく終わる。
演出の福永マリカのアイデアも光る。
されどハシクレ!
劇団 バター猫のパラドックス
王子小劇場(東京都)
2024/09/25 (水) ~ 2024/09/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2024/09/26 (木) 19:00
前作に続いて2度目のユニット。ゲーム世界のホンワカした芝居かと思ったら、かなりイタイ。120分。
ゲーム世界で、モブとサブキャラがメインキャラになろうとする話…、と思っていたら、結構イタイ場面が多く、ちょっと事前予告が欲しいレベルだった。ハシクレと呼ばれるキャラからの視線かというとそうでもなくて、視点がコロコロ変わるあたりは、ちょっと私のテイストではなかった。心が痛むシーンも多く、覚悟して観る必要あり。