満足度★★
完結編観てきました。
正直な感想は
一部、二部と観てきて…今回
期待値が高かったのかもしれませんが、尻窄み、右肩下がりに感じました。
数年前原作を読み、これが舞台化されるんだ!ってウキウキしてました。
ネタバレBOX
セットは変わらずススキが一面
時代が進んでない様に見えました。
…10年以上時代が動いてるのに。
脚本?台本?
省略しすぎてて、完全に観る側を置いてきぼり。
もっと細かく時代に呑まれていく、翻弄されていく姿を観たかったです。
出演してる俳優さん達の力量の差がありすぎて
最初のシーンからため息がでました。
四兄弟と間垣は三郎を除いて続投だけあって、魂こもってるなぁって、本当に生きる人に見えました。
映画化するなら絶対に演じて欲しい
この人達以外に考えられません。
四郎以外の人は死んでしまうけれど
シーンが凄く雑に描かれていてションボリ
俳優さんは凄いのに、、、引き込まれたのに!
太郎は時代に翻弄される
次郎は満州を馬賊として生きて死ぬ
四郎は時代や人に呑まれながらももがき苦しみ生きる
本当に魅力的に演じてました。
間垣も血の繋がりがある敷島家を放っておけなかったんですよね
あと犬役の人も続投
この物語には欠かせない人物?だと思って一部の時に人間が演じるってビックリしましたが、身体能力と表現力が凄くて次郎の事大好きが伝わってきて素敵でしたが
死の場面はもっと次郎とのやりとりを観たかった
次郎はここから少しずつ壊れていく大切な場面なのに
あと続投してた
敷島太郎なんで売ったー
って叫んでた人、太郎の家の隣の人(今回は奥様しか出てなかった)
この人も七変化?色々な役を生きていて、素敵でした。
太郎の奥さん役の人も続投していましたが
ごめんなさい、年齢的に(実年齢はわかりませんが)無理があったかな太郎のお父さんの後妻の妹ですよね…
好き放題書いてしまいましたが
魅力的な俳優さんが多く、それでなんとか終えた作品に感じてしまいました。
一部、二部が凄く素敵だったので
四部作にするとか、1つ1つをもう少し長く上演するとか方法はあったのかなって(休憩は欲しいです♪)
三年間お疲れ様でした。
原作でも舞台でも次郎が好きです。