FIGの観てきた!クチコミ一覧

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死旗

死旗

鵺的(ぬえてき)

ザ・スズナリ(東京都)

2018/09/12 (水) ~ 2018/09/18 (火)公演終了

満足度★★★★★

何から何まで奇想天外な物語。いきなり食人シーンから始まるなど、どこをとってもおぞましく吐き気がする世界が描かれているが、時にコミカルで、演劇でしか味わえない奇妙な世界を見せてくれる。現代社会のどんな比喩なのだろうか。若松武史さんの甲高い声での滑稽な怪演もおもしろい。

死神の精度

死神の精度

石井光三オフィス

あうるすぽっと(東京都)

2018/08/30 (木) ~ 2018/09/09 (日)公演終了

満足度★★★

下に意見が出ているように、ラサール石井さんのヤクザが、兄貴と呼ぶには歳をとった、組長か総長のような老ヤクザに見えてしまい、どうかな?という印象。義理人情のある任侠という風情はあるのだが・・・・。
萩原聖人の死神は、普通の格好をしていても別世界から来た人の冷めた雰囲気をうまく出していたと思う。

白紙の目次

白紙の目次

劇団時間制作

テアトルBONBON(東京都)

2018/09/05 (水) ~ 2018/09/16 (日)公演終了

満足度★★

初めて劇団時間制作さんの公演を鑑賞。
主観的な意見と断った上で、役者さんたちは一生懸命やっていたが、台本がいまひとつの印象。

ネタバレBOX

肝心なところで言葉で表現する努力がなされず、むやみな絶叫でお茶を濁されてしまう感があって残念。演劇なんだから、言葉の力で伝えて欲しかった。絶叫や耳をつんざくような笑いのシーンが多く、耳障りで神経に障る。輪島以外、ほとんどの登場人物の描き方に無理があり、あまりリアリティを感じなかった。とくにあの小説家の描き方は酷すぎと思う。二人の姉妹の関係のあり方も、ストーリー展開に絡んでいるようで実は絡んでおらず、主人公家族の問題との関連性や類似性がぜんぜん見えてこず、何のために劇に登場していたのかよくわからない。
次回作に期待します。

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