コントローラー
北京蝶々
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2007/11/16 (金) ~ 2007/11/23 (金)公演終了
満足度★★★★★
コントローラ
他にも書かれている方がいますが、女性としては秘かに 深く共感できる方も多いのではと感じました。主人公が悩む姿はときに思春期の自分の姿を見ているかのようでした。作演は男性の方ですが、女性の心情の描写が丁寧でドキリとさせられました。
盛り上がりといえるシーンがなく平坦な印象を受けましたが、そのぶんラストが生きていた気がします。とはいえ、ラスト以外にも盛り上がるシーンがあればよかったなと思いました。
小道具や音響、照明が非常によかったです。2Pコントローラも見に行こうと思います。現在最も注目している団体です。
15 minutes made vol.2
Mrs.fictions
ザムザ阿佐谷(東京都)
2007/10/18 (木) ~ 2007/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★
ろりえ、多少婦人、柿喰う客が良かった。
虎のこ:
役者の質は良いと感じましたが、この劇団を知らない人へのアプローチ力は少なかったように思います。
多少婦人:
前半と後半で、異なる脚本家による話が展開されました。後半の展開は加速していくスピード感がとても良かったです。最後の、唐突に落として終わらせる手法にゾクッとさせられました。本公演も見たいと思わせてくれる公演でした。
ろりえ:
よくわからないの一言でした。不条理さ、会話のかみあわなさ、そしてラストの意味不明の展開。しかし観劇後にあとから思い出されるように訴えかけてくる何か。今回一番の掘り出し物団体と言えるのでは。旗揚げ前の団体だそうですが、これからの活動に大いに期待します。
圧力団体イクチヲステガ:
暴言から始まる会話、前半の雰囲気があまり活かされていない後半の展開など、私はあまり良い印象を受けませんでした。すみません。
M.O.E.Project:
展開、キャラ、セリフ全てにおいてベタベタでしたが観客を白けさせるようなものでなく、うまく良い方向にまとめていたなという印象です。このようにイントロダクションな意味合いを持った場で公演するのには適していた話だったんじゃないかと。普段はどのような公演をやっていらっしゃるのか興味が湧きました。
柿喰う客:
これをきっかけに本公演まで足を運びました。私が特に言うことはないです。すばらしい公演でした。
もう一度スプーンを曲げよ。
タカハ劇団
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2007/10/05 (金) ~ 2007/10/08 (月)公演終了
満足度★★★
いなくなってしまった人へ
本当に「いなくなってしまった人の物語」でした。
舞台セットの完成度が高かったです。暗転を1度もすることなく舞台が進行していきました。
プロデューサーのセリフと、いなくなってしまった人の彼女のすさまじいキャラクターが印象にのこりました。
この前作の評判がとても高かったようで、気になっています。
傷は浅いぞ
柿喰う客
王子小劇場(東京都)
2007/11/14 (水) ~ 2007/11/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
はかりしれない
全般的にノリがよく、大いに笑えます。
ボディランゲージがとにかくパワフルで印象に残りました。
そして最後の最後で頭をガンと殴られたような感覚。
リピーター割引を通じてもう1度注意して観たい作品。
劇団オリジナルグッズも、かわいいです。