平穏に不協和音が
演劇企画集団LondonPANDA
小劇場 楽園(東京都)
2018/03/29 (木) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
「お芝居は四季とか宝塚とかしかみたことないっす」
なお友だちを誘って観ました。
帰りの車中で
「ずっと観てられる。もう一回頭から観たい」
って話と
「実は…」
っていうお互いのご家庭のディープな話をしました。
そういう、自分の持ってるもので応えたくなる舞台はいいなあ。いい体験を共有できたなあ。
あと、私がロンパンで好きなとこは語られなかったもの、舞台の上に乗っけなかったものだったりするんですよ。わざわざ説明しないから観ている私は安心して無関係なお客さんやってられるし、この話のなかで、これは見せませんってところが雄弁だったりする。
そこを語り合いたいから、私は今回ひとを誘ったのだなと。ふふふ、今回の感想はディープなので観た身近なひととだけで楽しみますー。
公開の観てきた!コメントなのに公共性がまるでないけど、観たひとちょっと仲の深まる舞台だったってこと。ふふふ。
生きてるくせに
演劇企画集団LondonPANDA
エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)
2017/07/08 (土) ~ 2017/07/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
ネタバレbox にいっぱい書いた。
「あっははー、こういうひといるいるwww」
って笑った次の瞬間
「それは『誰』だよ!」
ってこう、お芝居の怖いとこ危ないとこをめちゃくちゃ感じた作品でした。面白いの。笑うの。にこにこしちゃうの。目の前の人を信じてしまうの。でもお芝居ってぜんぶ嘘なの言っちゃうと。目の前の嘘を信じてもらうために積み上げてるリアリティって刃物みたいなもんだなあ。
おふとんのなか
演劇企画集団LondonPANDA
せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)
2016/12/01 (木) ~ 2016/12/05 (月)公演終了
満足度★★★★★
「あるけど、語られなかったこと」とか「その先は見せなかったシーン」を思うとすごい品を感じるんですよね。ブラック・ポップ・シュールを笑いとして成立させるのは品性だと思う。