Renの観てきた!クチコミ一覧

121-131件 / 131件中
五右衛門ロック

五右衛門ロック

劇団☆新感線

新宿コマ劇場(東京都)

2008/07/06 (日) ~ 2008/07/28 (月)公演終了

満足度★★★★

久しぶりの新感線
私はこの劇団が好きです。
毎回観ているわけではないのですが、やはりよいものを持って帰られるんじゃないかと期待してしまいます。

ネタバレBOX

こちらのお芝居は何度も観ているのですが、前半、上手くまわっていないと思ったのは今回が初めてでした。
始まってすぐだったせいもあると思いますが。
新感線でもそういうことが起こるのだなあとある意味驚きでした。

のってきてからはいつもの大型エンターテイメント(笑)
森山さんがあれほど殺陣ができるとは知らず、目を奪われました。
華やか。
江口さんは江口さんでしたが(笑)

客演さんが多い芝居でしたが、劇団員さんも見せ場があってよかった。
私はいつもの方々が出てくるほうが嬉しかったです。

みんながめんきってせりふ言うシーンはお決まりですがとても好きですね。
ああ、新感線だなあと思ってしまいます(笑)


最後にあれだけ惹き込んでくれるパワーはさすが。
他ではなかなか観られません。

シリアスなIZOもよかったですが、こちらもよいです。
やはり好きな劇団。
心優しき野郎ども

心優しき野郎ども

てにどう

ザ・ポケット(東京都)

2008/06/25 (水) ~ 2008/06/29 (日)公演終了

満足度★★★

初観劇
何度もDMは頂いていたので一度は観に行こうと思っていた劇団です。
なかなか機会がなく、今日ようやく足を運びました。

一軒屋に集まる離婚した男性たち、その中にわずかに登場する個性的な女性たち。

シチュエーションコメディとありますが、私がイメージするコメディとはちょっと違いました。
これも枠などないのですから、それぞれだと思います。

ネタバレBOX

序盤、なかなか物語になじめずしばし大外からの観劇。
声高なセリフを言う役者、初めてみる劇団は少々身構えてしまう。

徐々に話が展開していき、シチュエーションコメディがまわりだいていく。
あまり噴出すことのない私でも声を出して笑ってしまいました。

途中でどーんと落ちるんですけどね。
この落ち方が半端ないです。

私、コメディはやはり、最後笑って帰りたいなあと勝手に思っているので、ちょっと印象が違って見えました。
普通にお芝居としてはとてもよくできているなあと思います。
本がおもしろい。
また別の作品を観てみたいです。
ジェントルマンズキッチン

ジェントルマンズキッチン

劇団6番シード

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2008/06/11 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★

好きな小屋です
ウエストエンドはバンドの練習で音漏れがひどい劇場ですが(笑)、思い出もあり好きな劇場です。
途中で入ってくるお客さんが一瞬役者?と思わせるあの空間は独特ですね…(笑)


今回若手公演、とありましたが、いつも出ていらっしゃる役者さんも出ていましたから、全員ということではないんですね。
ただ、中心を動かしているのは若い役者さんです。

以前何度か観ているものより小公演といったイメージがありました。

ネタバレBOX

口論するシーンも多いので仕方がないのかもしれませんが、みなさん早口で聞き取れないところも多々有り。
初めの方のシーンはこちらもまだ作品を理解していないので、もうちょっと見る側を考えて欲しいなあと少し思いました。

若手のパワーはよいのですが、ちょっと押しが強いような気もします。

途中途中出てくる役者さんが場の空気をさらりと変えていて、ああさすがだなあと(笑)
安心感がありました。

物語としては安定したいつもの6番シードさん。
最後の巻き込み方はとても好きです。奇跡なんておきないんだといった現実的な部分も含めて。
11月の本公演が楽しみです。
夜叉王の面

夜叉王の面

劇団パラノイア・エイジ

「劇」小劇場(東京都)

2008/04/30 (水) ~ 2008/05/06 (火)公演終了

満足度★★★

観て来ました
昨年の公演はとても幻想的な美しい物語で、女性メインだったのに対して、今回の「夜叉王の面」は戦に彩られた男性メインの物語。
印象が少し違いました。

以前観たものは時代ものでも割とわかりやすかったのですが、今回は全体的に難しかったように思いました。
(説明セリフが早すぎて聞き取れなかったところもあり)

普段お芝居を観ないお客さんだとちょっとつらいかと思います。

小さな劇場であれだけ殺陣を入れるのはすごいですね。達者な方がされているとこちらも安心して観られます。

テイストはとても好きです。他所ではあまり見られない本格的な時代ものをつくられていると感じました。

とけながら降ちてきた雪

とけながら降ちてきた雪

劇団前方公演墳

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2008/04/08 (火) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

満足度★★

ずっと観たいと思っていました
私の友人がこちらの劇団を好きだと言っていたのを聞き、一度観たいと思っていました。

……私はあまり批判はしたくないのです。
芝居を作り上げる関係者でもありますし、演劇は活性化していってほしいと常々思っているのです。

でも。
このお芝居、2時間半がとても長く長く感じられました。
内輪向けも多く、初めての私には対処不能な部分ありました。
よかったのは、数名の女優さんがとても輝いて見えたこと。
とても素敵でした。
終わって出てこられた役者さんのきちんとした挨拶には温かい気持ちにもなりました。

けれど…。
直近での2本目だったためなのでしょうか。
初観劇はとても残念な結果に。

春を待つ

春を待つ

味わい堂々

中野スタジオあくとれ(東京都)

2008/04/03 (木) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★

満席でした
こちらのお芝居は初でした。

小さな板の上で、いくつかの場所が同時に、または垂れ幕で交互に展開されてスピーディー。
話の流れも「そうだったのか~」と思わされる部分もあり、見入りました。

役者さん、パワフル。

前半の静かなシーンで一度睡魔に襲われましたが…(笑)、最後まで楽しんで観られました。
今後は劇場の規模も広がっていくのだろうなあとそんな予感がします(笑)

izumi

izumi

劇団820製作所

横浜・創造界隈 ZAIM(神奈川県)

2008/04/03 (木) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★

初観劇
フラットなスペース、ZAIM。
点在する机と椅子。
ラフな照明。
登場する自転車。

独特な空間。

言葉の羅列で繋がれる芝居。音も明かりもごくわずか。

役者が個々に光っていました。
画もとてもきれい。

物語は一本通してあるのですが、場面展開がはやいことと、セリフが区切り区切りなので観客は追うのが難しいようで、終演後立ち話していた人たちから「難しかった」と言葉がもれていました。
2時間は少し長いかもしれません。
(隣のお客さんは頭ががくんと何度か落ちていました…(苦笑))

ラストのしめは好きです。

葦ノ籠~アシノカゴ~

葦ノ籠~アシノカゴ~

黒色綺譚カナリア派

青山円形劇場(東京都)

2008/03/19 (水) ~ 2008/03/23 (日)公演終了

満足度★★★

楽しみにしていました
初めに言うと、私は黒色綺譚カナリア派が好きで、ここ何作か観続けています。
初の円形ということで空間をどう使うのか、みせてくれるのかと期待大でした。

前半、なんとはなしに過ぎていきました。
群れをなした乞食老婆たち、妄想を起こす男性。
ワードは印象的なのですが、あまり刺激がこなかったのです。
途中からおもしろくなりました。

日程的に序盤で観たのが失敗だったのか。
とても好きな劇団なのでちょっと残念です。
秋のザムザを楽しみに。

天守物語

天守物語

花傳 KADEN Theater Company

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2008/03/01 (土) ~ 2008/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

初観劇
役者募集なども行っていて、以前から気になっていた劇団でした。

本日、『天守物語』を観に行ってきました。
男性一名の他は女性キャストなので、殺陣も女性がやっています。
全て男性、というのはよくありますが、取り囲む殺陣班が全て女性というのは初めて見ました。
キレ良く、ミスはなくかなり訓練されているように見えました。
独特な台詞まわしと雰囲気で特別な世界感があります。
小劇場でこれだけ完成されたものを観るのは久しぶりでした。

悲劇でもこれだけきれいに見せられたら最後は快く拍手できます。
今後も観にいけたらいいなと思わせられた芝居でした。

キル

キル

NODA・MAP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2007/12/07 (金) ~ 2008/01/31 (木)公演終了

満足度★★

「キル」を観てきました
初演を観て、「キル」は自分の中でとても好きな作品の一つになりました。
総合演出のすばらしさと、役者のすばらしさと。

今回観て。
妻夫木さんが第一声から声が出ていなかったことで、自分のイメージがガラガラと崩れていきました。とくに堤さんのテムジンが力強くみえたこともあって、か弱くみえてしまいました。
初舞台でこの役は難しかったのでは。
広末さんは無難にまとまっていたような気もします。可もなく不可もなくといったところ。
勝村さんや高田さんががんばっていても限界があるような。

絵柄の美しさや布の扱いはとてもきれいでしたが…。


好きな作品だけに辛口になってしまいます(苦笑)

ごんべい (初演)

ごんべい (初演)

ゲキバカ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2007/12/13 (木) ~ 2007/12/16 (日)公演終了

満足度★★★

「ごんべい」鑑賞
本日、招待券を頂いたので観て来ました。
以前1度観たことがあったのですが、今回は時代劇でしかも芸術劇場小ホール。前に観たのはとても小さな劇場での現代劇だったので大分イメージが違いました。

ほんの少し新感線を思い出しました。
歌あり、笑いあり、殺陣有り。

今日は初日だったので多少まわっていない部分もあったように見られましたが、十分たのしめました。
全体的にお客さんのうけがとてもよかったです(特に隣の席の人がサクラか?と思える程大ウケでした(笑))。

次も観たいと思える作品でした。
(三つ☆なのはちょっと辛めかもしれません。初日、ということで(?))

このページのQRコードです。

拡大