野がも
アマヤドリ
王子小劇場(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/10/01 (月)公演終了
満足度★★★★
イプセンの戯曲は読んでないし、他の劇団の公演も観たことがなかったので、上演時間170分と聞いてビビりましたが、何だかヤな話だなと思いつつも、妙な緊張感があって最後まで。重い、(あいつが)ウザい、しんどいけど、逆の方の客席からもう1回観たい。
二階から目薬
劇団東京ドラマハウス
シアター風姿花伝(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
やけに出来の良い火サスとか土曜ワイドを見たときのようなというか、今日の録ってて良かったー!みたいな仕上がり。このチラシの絵、何なんだろうと思ったら、そういうことだったのですね。ちなみにフラスコチームの千穐楽でした。
おとながたり
ハグハグ共和国
劇場MOMO(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★
時の館ならぬ土岐の館で見せられる、昭和32年の物語。正直なところ、「現在」のパートにあまりノレなかったので、あの時代の方でこんなにちゃんと芝居を見せられるとは思わず、もっとこちらのお話に時間をとってくれてもいいのに、いっそこの時代だけで作り込んでも成立させられるのでは...などと勝手なことを思いながら見てました。ハグハグ共和国さんは、かなり前から名前を知っていたのにこれが初観劇。いい役者さん多いのね。
晩餐ヒロックス 7th Stage「ダイコウシン」
晩餐ヒロックス
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
初めての劇団さんでしたが、意外に(と言っては失礼ですが)硬派な部分が見え隠れして面白い100分。あのダンスも効果的。ただ、タイトルシーンの映像というか、クレジットはあの照明だとよく分からなくて残念。
翼をください、を歌いたくなった日
ジ~パンズ
シアター711(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
中に入ると大好きなフリートウッズが流れていて、開演までの間(トイレに行ったりしたから全部じゃないですが)、50年代半ばから'63年ぐらいまでの曲だったかな、たまに渋めの曲も入ったりして、舞台のセットがなかなかいいなあとか思いつつ、外が雨だったことも忘れるひと時でした。
舞台の内容は、このBGMの雰囲気とはちょっとずれますが、いかにもありそうな職場の男女関係をいい感じで(こじらせつつ)見せてくれて楽しかった。時間は約80分。
明日ー1945年8月8日・長崎ー(2018年@シアターKASSAI )
演劇企画イロトリドリノハナ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/09/19 (水) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
この題材に真摯に向き合っているのが感じとれたし、劇中の彼らの明日がどうなるのかが分かっているだけに、セリフで「また」とか「あした」「あさって」といった言葉が(当たり前のように)出る度、切なくなった。初日だからか、全体に固かったように思うが、回を重ねての伸びしろに期待。
もしもティアラがなくても
演劇ユニットちょもらんま
北池袋 新生館シアター(東京都)
2018/09/14 (金) ~ 2018/09/17 (月)公演終了
満足度★★★
死神による人生やり直しパターンは、かき回し役のキャラ次第で笑いにもなれば、ただくどいだけの展開にもなったりですが、この芝居ではあまり笑いの方に機能していなかったのが残念。それでも終盤にはほんわかとした気分になれたのでよかった。でも客入れ時のBGMは選曲もろもろ不満あり(☆には加味しませんでしたが)。
キラメキ ~私はトビウオ、あなたは太陽~
舞台「キラメキ」東京公演実行委員会
犀の穴(東京都)
2018/09/13 (木) ~ 2018/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
初日を拝見。
会場の反響の関係か音響の問題なのか、冒頭のシンクロダンス時のセリフが聞き取り難かったけど、これは初日ということもあったのかも。でも☆をオマケしたくなるような気持ちのいい舞台だった。
カンフル ~Sir Arthur Conan Doyle~&~Baker Street Irregulars~
Project S.H
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2018/09/12 (水) ~ 2018/09/17 (月)公演終了
満足度★★★
初日。『~Sir Arthur Conan Doyle~』を鑑賞。
途中から、椅子をギシギシいわせて倒れそうになるほどぐらぐらと揺れながら眠りについているという、なかなかお目にかかれないような御仁がいらして、舞台に集中しにくかったのは確かですが…。
白紙の目次
劇団時間制作
テアトルBONBON(東京都)
2018/09/05 (水) ~ 2018/09/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
時間制作さんの舞台はこれが初めて。あらすじを読んで、苦手な話かもと不安がありましたが、最後まで見入ってしまいました。決して好きなタイプの話じゃないはずなのに。あの作家さんには途中までイライラさせられましたが。
OPTIMISM
アブラクサス
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/09/05 (水) ~ 2018/09/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしかった。セットがやや不自由さを感じさせたようにも思うが、雷の後の一景などとても美しい。ヘレン役はもちろん、他の役者さんもみな良かった。
「イッツ・ア・クローズドワールド」
楽園王
OFF OFFシアター(東京都)
2018/09/06 (木) ~ 2018/09/09 (日)公演終了
満足度★★★★
説明文にあったように不可思議な舞台で、変な言い方ですが気合を入れてないとうつらうつらしかねないというか。別に寝不足だった訳じゃないのに、妙な感覚でした。歌の使い方があまり好みじゃなかったかな。
ゼンイとギゼンの間で呼吸する世界。
神保町花月
神保町花月(東京都)
2018/08/31 (金) ~ 2018/09/02 (日)公演終了
満足度★★★
タイトルシーンはおっと思ったものの、それからの展開は少々物足りなく、2時間が長いと感じたのは事実。役者さんと芸人さんがほぼ半々。最近の芸人さん事情に疎いので、誰が芸人さんなのか知らずに観てましたが、一番目を引いたのは姉役を演じた山田愛美という人で、この人は女性コンビの芸人さんでした。
恋も知らないで
HitoYasuMi
シアター711(東京都)
2018/08/29 (水) ~ 2018/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★
ちょっとシリアスというか闇を抱えた人も出てきますが、笑いどころも多かったし、皆さん達者だし、とても楽しかった。つい、稽古場フォトブックも購入。
路地裏の優しい猫
“STRAYDOG”
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2018/08/29 (水) ~ 2018/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★
初日、Aチームを鑑賞。
客席につくと、まだ舞台上は薄暗いけどセットがとてもいい出来なのが分かる。ボクシングが出てくる話ということなので、試合のシーンをどうするのだろうと思っていたら、照明をうまく使った演出で感心。始まりのメキシコ五輪以外は、特に昭和○○年といった表示や台詞は出てこないが、五輪後にエイジが結婚してハルコが産まれ、そのハルコが中学生として出てくるのだから、だいたい15、6年ぐらいのスパンの話か。実在の人物(エイジ)をモデルにしたとはいえ、お話自体は漫画のように少々ベタな展開で、それを中和するかのような猫の世界が合間に入ってくる。熱気に溢れているが、むしろ「小品」と呼んだ方が相応しいのではないかと思える愛すべき作品。
アントニオは死んだ
薬味一味
キーノートシアター(東京都)
2018/08/24 (金) ~ 2018/08/26 (日)公演終了
満足度★★★
個人的には、アントニオこと安藤くんがややチャーミングさに欠けるキャラクターで、あまり好きになれなかったかな。あんなに何でもかんでもセリフで説明しなくてもいいような気が。大家さん、よかったです。
おくやみ(仮)
京央惨事
東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)
2018/08/24 (金) ~ 2018/08/26 (日)公演終了
二代目なっちゃんの愛人。
なかないで、毒きのこちゃん
OFF OFFシアター(東京都)
2018/08/21 (火) ~ 2018/08/30 (木)公演終了
雪華、一片に舞う
Dangerous Box
上野ストアハウス(東京都)
2018/08/16 (木) ~ 2018/08/21 (火)公演終了
満足度★★★★★
木暮一片という探偵のシリーズ第三弾なんだそうだが、何せこの劇団の舞台は今日が初めてなので、旧作との関連性などは全く分からない。客席までフルに使って、とにかく登場人物たちが早口でまくし立てるのだが、セリフも聞き取れて且つうるさい。うるさいのに、うまく言えないんだけど、ただ騒がしくて何を言ってるのか分からない舞台とは明らかに違う。そして、何が起こっているのかも、観ている自分は多分理解できておらず(あらすじを説明できない)、ただただ圧倒されている。
プロジェクト・エデン
劇団ハッピータイム
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2018/08/16 (木) ~ 2018/08/19 (日)公演終了
満足度★★★
何というか、不思議な印象の舞台。セットの物足りなさ、やたらと出てくる笑えぬ小ネタの数々と役者さんの技量に、なかなかノレずにいたのが、間に挟み込まれるIT用語てんこ盛りの会話の妙なリアルさが気になっているうちに、お話がだんだん面白くなってくる。