WEEK END
劇団ピンクメロンパン
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/02/20 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了
満足度★★
ヤな話だろうが何だろうが、2時間こちらを引き込ませてくれれば文句はないのだけど、何人かの役者さんが気になった程度。このとっちらかった作りを面白がる方もいるのでしょうが、どうも自分の好みには合わず、こんな☆ですいません。
台所太平記~KITCHEN WARS~
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2019/02/16 (土) ~ 2019/02/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
谷崎の「台所太平記」や「瘋癲老人日記」を織り込みながら、実際に別荘を持っていた熱海を舞台にして、虚実ない交ぜに展開する娯楽劇で非常に面白い。何よりも、客に楽しんで帰ってもらおうという心意気が伝わってくる舞台なのが嬉しい。
前説で、演劇の舞台は初めてと言っていたダンス経験者らしい女優さんたちもいたけど、声はなかなかよく出てたし、ダンスシーンでの彼女たちは華やかで、ついつい目で追ってしまいました。
エントリーシート
エントリーシート
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2019/02/15 (金) ~ 2019/02/17 (日)公演終了
満足度★★★
チラシから漠然と想像していたようなイメージを翻すような入り方で(このネタがもっと上手くキマるとよかったのだけど)、やりたいこと全部ぶち込んでみました、みたいな展開。面白かったです。
PARTY PEOPLE
艶∞ポリス
駅前劇場(東京都)
2019/01/31 (木) ~ 2019/02/11 (月)公演終了
昭和歌謡コメディ~築地 ソバ屋 笑福寺~Vol.10
昭和歌謡コメディ事務局
ブディストホール(東京都)
2019/01/11 (金) ~ 2019/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★
ファイナル云々とあったが、築地市場移転に伴い、築地のソバ屋を舞台にしたシリーズ継続は難しいということのようで、9月からは新シリーズ開始だというから、とりあえずは一安心。第二部の歌謡ショーが、これまで何度か観た中では一番まとまっていて楽しかった。
還るなら、ハラ
張ち切れパンダ
オメガ東京(東京都)
2018/12/22 (土) ~ 2018/12/26 (水)公演終了
満足度★★★★★
張ち切れパンダさんは初めて観たけど、こんなに面白い劇団だったとは。客演の方々もみなよかった。少々重たくなる展開もあるけど、最後は気持ちよく拍手させてもらったし、多分これが今年の観劇納めになると思うので、いい芝居で終われてよかった。
カレシがふたりになっちゃった!
JQ
AKIBAカルチャーズ劇場(東京都)
2018/12/22 (土) ~ 2018/12/23 (日)公演終了
満足度★★
低めの座席にステージとの間には太い木製の手すりがあり、役者さんの足元への目線を遮るという、ミュージカルと称していながらダンスをちゃんと見せられない劇場での上演というのは、何とも勿体無いです。初日の昼の部で役者さんはみな固く、歌もダンスもまだまだこれからという印象は拭えませんでしたが、終盤のソロではいい味も。
あゆみ
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/12/15 (土) ~ 2018/12/26 (水)公演終了
満足度★★★★★
とことこver.を拝見。舞台を観たのは今回が初めてだが、戯曲自体はネットで読んでいたので、8人の女優さんが1人の女性の生涯をリレーで演じるという構成にも戸惑うことなく、自然に舞台に入りこめた。1方向への歩みというのも意味があったし、何カ所かでうるうる。
夜の来訪者
劇団Player's World
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2018/12/14 (金) ~ 2018/12/16 (日)公演終了
満足度★★★
このスペースで大会社の社長宅というのは難しいとは思いますが、全体的には中小企業の社長一家を襲った嵐のような印象に留まりました。セット等気になる箇所はありましたが、内容は面白かったです。
四畳半襖の下張り
椿組
シアターPOO(東京都)
2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
先月の仕事の疲れが抜けない中、初日を拝見。体調が少々不安ではありましたが、外波山さんが喋り始めると同時に舞台の空気ががらっと変わり、顔を赤くしながら喜々としてエロ話を続ける姿がなんとも可笑しく、最後まで見入ってしまいました。
SMOKIN' LOVERS~副流煙~【25名限定公演】
惑星☆クリプトン
Cafe Bar LIVRE(東京都)
2018/11/17 (土) ~ 2018/11/30 (金)公演終了
満足度★★★★
ほぼ1年ぶりに、場所も同じこの明大前のBarへ。前に観たときにはカウンターの役者さんをほぼ真後ろから見る形になったので、今日はカウンターを横から眺められる小さなテーブルの方に。昨年の開場後の30分+前説のパートは今イチに感じたのだが、今回はとてもよかった。脚本が外部の作家4人で、ちょっと雰囲気が違ったけど、やはりとても面白い空間。
B型の女たち7
三ツ星キッチン
小劇場 楽園(東京都)
2018/11/06 (火) ~ 2018/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
年1回上演のシリーズの7作目だという本作。今回初めて拝見しましたが楽しかった。客席からもこのシリーズを楽しみにしている期待感が伝わってくる、気持ちのいい空間でした。30分前から上映された旧作のダイジェスト映像で、この7年の3人のこともざっと予習できたのもありがたかったです。毎回同じ部屋で繰り広げられるシットコムになっているのも可笑しい。
黴-かび-
BuzzFestTheater
ザ・ポケット(東京都)
2018/10/31 (水) ~ 2018/11/11 (日)公演終了
前にBuzzFestTheaterの舞台を観たとき(今日と同じ劇場)、主演女優のモノローグが妙な音響で気になったけど(要は聞き取りにくい)、今回の男優さんのモノローグも同じで、これはこの劇場の特性なのか、それとも劇団の好みなのか、どうもモヤモヤ。だってモノローグ、今回の方が多いから。
家出した同級生と長女夫婦の娘がよかった。でも歌の使い方は嫌いというか、かなり冷めた目であのシーンを観ることに。
デストロイヤー花
次世代PROJECT!!
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2018/10/27 (土) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
満足度★★★
普段そういうイベント事とは縁遠い生活をしているので、まさかハロウィン真っ只中の渋谷に足を踏み入れることになるとは思いもしなかった。渋谷の喧騒に二の足を踏んだ人も多かったのか、今日の客席の埋まり具合は少々気の毒だったが、序盤はなかなか快調だし、踊りも映像の使い方もいい。歌も、何人か不安定な人はいたけど、まあ、許せるレベル。ただ、1人すごく上手い子がいて、その子が歌い踊る度に目が釘付けに。華やかさのある舞台で、いい目の保養になりました。
ライク・ア・ファーザー
自転車キンクリーツカンパニー
OFF OFFシアター(東京都)
2018/10/24 (水) ~ 2018/10/31 (水)公演終了
満足度★★★★
自転キンの名の付く舞台を観るのは20年ぶり…どころじゃないか。自分は随分年とっちゃったけど、舞台は変わらず楽しかったし、何度かうるうる。考えてみれば、自転キンの舞台で泣かされたのってこれが初めてかも。
紅姫物語【ご来場ありがとうございました!】
劇団えのぐ
萬劇場(東京都)
2018/10/24 (水) ~ 2018/10/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
荒唐無稽なお話だけど、語り口がいいからすんなりと入れたし、ダンスも効果的。音楽もとてもよかった。えのぐ史上最高に鮮やかな公演というのも納得。
アユカの世界
アユカプロジェクト
王子小劇場(東京都)
2018/10/24 (水) ~ 2018/10/28 (日)公演終了
満足度★★★★
この舞台のために女優さん5人が、3月から架空の地下アイドルグループ「はにかみライバー」として活動兼役作りをしていたと聞いて気になっていたけど、楽日までチケット完売になったのだそうで喜ばしい。終盤気になるところもあったけど、面白い舞台だった。
くらげの骨
フロアトポロジー
新宿スターフィールド(東京都)
2018/10/24 (水) ~ 2018/10/28 (日)公演終了
満足度★★★★
これが初めてのフロアトポロジー。途中までは何だかよく分からなかったのが、あるときからから繋がり始めて、それまでのシーンを頭の中で反芻することに。くそー、もう1回最初から観たい。上演時間は約110分。
楽屋
MAIA STARSHIP
ART THEATER かもめ座(東京都)
2018/10/17 (水) ~ 2018/10/21 (日)公演終了
満足度★★★
「赤い楽屋」を拝見。アパレルブランドとのコラボをやたら前面に出していたので、チャラい仕上がりになってやしないかという不安もありましたが、見終わってみれば普通にというか、ちゃんと「楽屋」でした。戯曲の懐が大きいのか、今回の試みがうまく融合してたということなのか、判断に迷うところですが。
みんなのへや・改
Aga-risk Entertainment
CHARA DE asagaya(東京都)
2018/10/17 (水) ~ 2018/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★
上演時間は約65分。楽しかった。バス+トイレ付き1Kの部屋の3方を囲むように椅子が置かれているが、席の前が部屋のどのスペースになるのかによって、見え方も結構変わる。何せ役者さんが目の前まで来るので、このときあっちのスペースの役者さんはどんな表情なんだろうとか、無い物ねだり的なもどかしさも。今度は別の側から観たい。