ベンジャミン2号の観てきた!クチコミ一覧

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青色のオリーブたち

青色のオリーブたち

劇団てあとろ50’

早稲田大学学生会館B203(公演は無観客配信)(東京都)

2021/09/17 (金) ~ 2021/09/19 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★

まるチームの回を鑑賞。

ネタバレBOX

最初は何だか「芝居」が物足りなかったり、頭の方のダンスで、まだこういうの要る?とか思って離脱してしまったりで、結局何度もチャレンジすることに。配信だからこそとも言えるが、彼女たちに感情移入できるまで、正直ちょっと時間がかかりました。
哲学者の午睡

哲学者の午睡

空間旅団

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2021/09/17 (金) ~ 2021/09/20 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

空間旅団初観劇。思ったよりも青臭い感じがあったり、自分が小劇場を観始めた80年代後半頃っぽい雰囲気も感じたりして。古代ギリシャと現代の弱小プロレス団体、異なる2つの時代のお話を役者が2役で演じる趣向の90分。

ネタバレBOX

プロレスの方は、セットとか同時進行演出の問題や制限があるのか、観る前に何となく想像していた、試合シーンで体技的なものを前面に出すようなことは殆どせず、もっぱらセリフによる団体とレスラー間の事情中心。本編には関係ないが、席に置いてあった劇団主宰の挨拶文。印字の関係もあるだろうけど、あのフォントは読みにくいっす。
SENSE

SENSE

早稲田大学舞台美術研究会

早稲田大学学生会館(東京都)

2021/08/14 (土) ~ 2021/09/18 (土)公演終了

映像鑑賞

アーカイブ配信で再見。通常版、楽ステSP版の2バージョンがあり、最初は通常版は自分の見たときのような定点映像なのかと思っていたが、途中でカメラの切り替え等の編集が入っていた。楽ステ版は通常版より4分程長いが、展開上の大きな差はなし。こちらもカメラの切り替えが入るが、通常版とは違う角度やタイミングだったり。両バージョンを同時再生して違いを確認してみたり、いろいろと楽しませてもらいました。

ネタバレBOX

最初見たときにも書いたオープニングのダンスでの役者クレジット。編集版はその辺の処理をしてくれているのかと思っていたが、ここはそのままだったのがちょっと残念。
不足!

不足!

東北学院大学演劇部

東北学院大学・泉キャンパス・コミュニティセンター2F 多目的ホール(宮城県)

2021/09/10 (金) ~ 2021/09/24 (金)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★

公演情報ページには上演時間30分とあったが、実際は20分足らずの短編というか、コントのような一景。物足りなさもあるけど、それを感じる前に終わっちゃったというのが実際のところ。笑いが起きそうな箇所も多かっただけに、無観客の収録映像なのが残念。

星の王子さま【発表会中止】

星の王子さま【発表会中止】

SPAC・静岡県舞台芸術センター

舞台芸術公園 野外劇場「有度」(静岡県)

2021/08/21 (土) ~ 2021/08/22 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

演じるのは静岡県内の中学校1年生から高校3年生が20名。発表会は中止になったそうだが、野外劇場で行った最終稽古の記録映像配信を拝見。まだ暮れ始めで、後ろの空がうっすらと分るぐらいの時間からの収録。カメラのクオリティも高く、みなマスクをつけていることが途中から気にならなくなってしまうぐらい、瑞々しさに溢れたいい映像だった。

25thSTAGE『千夜一夜物語 ~蒼き精霊の冒険譚~』(再演)【閉幕御礼】

25thSTAGE『千夜一夜物語 ~蒼き精霊の冒険譚~』(再演)【閉幕御礼】

劇団やぶさか

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2021/09/04 (土) ~ 2021/09/05 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★

フェリス女学院大学演劇部を母体とした劇団の20周年記念公演。当初予定していた新作から、2012年上演作の再演になったそうで、無観客公演のYoutube配信。アラビアンナイトをモチーフにしたマンガチックな舞台だが、たまたま公演情報を見つけて、何となく見始めたら、これが意外に(と言っては失礼だが)楽しい舞台。オープニングのクレジットも見やすくてポイント高し。5分休憩を挟んだ二幕構成で約100分。

ルシオラ、来る塩田

ルシオラ、来る塩田

桃尻犬

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2021/09/03 (金) ~ 2021/09/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

一筋縄ではいかない劇団。でもそこが面白いし、役者さんもみな良し。うー、何を書いてもネタバレになりそうだ。

ネタバレBOX

説明文にある兄妹の設定、ちょっと違うというか、もう一つの兄妹と混ぜてない?
REBOOT

REBOOT

劇団しろちゃん

演劇専用小劇場BLOCH(北海道)

2021/08/28 (土) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

映像鑑賞

たまたま、配信作を検索していた時に見つけた公演で、北海道大学の演劇サークルによる「2021 短編演劇祭」。昨日・今日の2日に渡り、劇団員による新作短編7本のプログラムだったが、昨日は都合がつかず、今日のみの鑑賞で、配信2日目は「CAO」「夜る辺」「そういうもの」の3本。1勝1敗1分といったところ。

うわさにきく風2020-2021

うわさにきく風2020-2021

やみ・あがりシアター

吉祥寺シアター(東京都)

2021/08/26 (木) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

舞台上には駅の待合室。昨年春に上演予定だった「2020」、休憩10分を挟み、コロナ禍で展開される「2021」。河原邦恵さん、実によかった。

ネタバレBOX

両方に登場する人物はいるが、「2020」がその時点のコロナ禍の状況を反映していないので設定に無理があるため、「2021」開演前の、さきほどの「2020」のことは忘れてくれというアナウンスが何とも可笑しい。やみ・あがりシアターの音楽の使い方、そうマニアックな選曲というわけでもないのに、その使いどころやタイミング、音量等が絶妙で、毎度感心しているが、今回もそう。
つみ

つみ

アブラクサス

すみだパークシアター倉(東京都)

2021/08/22 (日) ~ 2021/08/28 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

諸々あって序盤(だけではないけど)はなかなか舞台に集中できなかったが、力のある舞台でよかった。舞台はね。

ネタバレBOX

本編とは関係ないが、前列の女性客2人、遅れてやってきた1人が開演5分前ぐらいに席についてから、2人ともマスクを外して喋り始めたのに唖然。係員も何も言わず。始まっても後から来た女性客は鼻出し(+多分口も)マスク状態なのが目に入り、嫌だなあと思いつつ観てたが、10分ほどしたら今度はマスクを外してそのまま最後まで。連れの女性もどうやら顎マスク状態で最後まで観てたようで、あまり笑いが起こるような内容でもなし、下手に注意して逆ギレ飛沫なんてのも勘弁なので、そのうち改心してマスクをつけてくれるだろうと願いつつ観てたのだが。もし楽日によく来るお客さんなのだとしたら、これからはここの楽日は避けた方が精神衛生上いいかも、なんてことを思ってしまったぐらい。

運悪くヤラカシ客の来場回にあたってしまっただけとはいえ、このモヤモヤを☆に反映させずに済ませられるほど、こちらも人間ができてなかった、ということで、長々と愚痴を書かせていただきました。何卒ご勘弁を。
ローマの休日と東京の仕事

ローマの休日と東京の仕事

リブレセン 劇団離風霊船

日本聖書神学校礼拝堂(東京都)

2021/08/24 (火) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

離風霊船の舞台は十数年前にシアターアプルでやった『ゴジラ』以来だから、本当に久しぶり。とはいっても今回はプロデュース公演なので、本公演とはちょっと趣きが違うが、礼拝堂という天井の高い空間で演じられる可愛らしいお話。川口果恋さんもとてもチャーミング。

ネタバレBOX

終演後の列ごとの退場時、礼拝堂横の大きな窓越しに役者陣のお見送りがあって、何だか嬉しくなってしまった。
SENSE

SENSE

早稲田大学舞台美術研究会

早稲田大学学生会館(東京都)

2021/08/14 (土) ~ 2021/09/18 (土)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★

前回の公演映像と違い、定点カメラでの映像。楽しかったけど、凝ったセットの面白さがあまり伝わらなかったのは残念。

ネタバレBOX

オープニングのダンスにのせた役者クレジットも、あのホワイトボードへの投影では殆ど判別できず、映像を止めては当パンと見比べるという、観る側にしてみればちょっと無駄な作業…というか、ここ(ダンスも含めてということになるが)必要?と素朴な疑問も。
老後の資金がありません

老後の資金がありません

松竹

新橋演舞場(東京都)

2021/08/13 (金) ~ 2021/08/26 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

悪名高い3階B席での観劇だったが、お値段を考えれば充分な娯楽。自分の年齢を考えると、あまり気楽に笑ってばかりもいられない内容なんだけど。割と若い女性客が多いなあと思ったら、ジャニーズの子が出てたのね。

丘の上、ねむのき産婦人科

丘の上、ねむのき産婦人科

DULL-COLORED POP

ザ・スズナリ(東京都)

2021/08/11 (水) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

男性キャストが女性役、女性キャストが男性役を演じるBキャスト版を拝見。思っていたよりもすんなりと入り込めたのは、もちろん役者陣の技量もあるだろうが、産婦人科という場よりも、各夫婦やカップルの事情が主体だからか。とはいえ、単なるオムニバスではなく、各エピソードが対比できるような形にもなっていて、自分の子供のときはどうだったかなと改めて考えさせられた。

私の家の太陽

私の家の太陽

劇団時計

劇団時計Youtubeチャンネル(東京都)

2021/08/11 (水) ~ 2021/12/31 (金)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★

東京都立大学の劇団時計2021年度新人公演。東日本大震災から5年経った福島。2016年の夏。美咲、美咲の母、友人の優たちと、庭に咲くヒマワリ、ケイトウ、アサガオ、ユリ、ゲッカビジン、ナンテンの妖精たちとの不思議な交流を描く約67分。妖精たちのドタドタという足音がもう少し何とかならないかなあと思いながら見ていた。

ササノハラ

ササノハラ

劇団森

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2021/07/24 (土) ~ 2021/08/25 (水)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★

早稲田の虚仮華紙×劇団森による配信公演。『二人の無職』(約23分)、『夏の虫』(約30分)という2本立て。観る前の期待値は『二人の無職』の方が高かったが、『夏の虫』の方が好みだったかも。「虚仮華紙」は「こけてぃっしゅ」と読むのね。

【会場が変更になります8.7】A-hoj!2021

【会場が変更になります8.7】A-hoj!2021

プーク人形劇場

プーク人形劇場(東京都)

2021/08/10 (火) ~ 2021/08/14 (土)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

8/22まで見ることができるアーカイブ配信で、初日の8/11分に上演された国内団体の演目を鑑賞。人形劇団プークの『がんばれローラーくん』は、道路に見立てたリング状の分割ステージを用い、ローラー車や他の自動車・バイク等の動きと組合せるあたり、視覚的にも分かりやすくて楽しい内容。和太鼓・篠笛・獅子舞など、でん舎の伝統芸能集『希生』。「竹田人形座」出身の山本由也氏が率いるかわせみ座の『Session Yoshiya. A-hoj!』。'79年に設立されたパントマイム/クラウン芸の企画制作専門劇団「汎マイム工房」より、代表・あらい汎、立川真也の2人による道化師芝居『ふたり』(一部音声が欠けていたのが残念)。そして、「汎マイム工房」あらい汎のソロステージは、当初予定されていた『ピエロマジック』は屋外会場を想定していたものだからと、演目を変更して『パントマイム詩集』から「雨ニモマケズ」。

【会場が変更になります8.7】A-hoj!2021

【会場が変更になります8.7】A-hoj!2021

プーク人形劇場

プーク人形劇場(東京都)

2021/08/10 (火) ~ 2021/08/14 (土)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

最終日の8月14日は、劇場5階で上映の、スロヴェニア国立人形劇場のトップ演出家であるマティヤ・ソルツェのソロ公演『ちいさな夜話』を見た。偏屈な作家が観客からアイデアをもらいながら物語を書こうとするが…という約40分の演目で、人形の操演も素晴らしいのだが、登場する生き物の造形なども、日本でのそれとかなり印象が異なっており、それ故にこちらの想定外の動きをするのがまた可笑しい。

帰宅してから配信で見た、本日の国内劇団による演目は、日本伝統芸能を守る会による『太神楽曲芸』、信州松本を拠点にひとり人形芝居を上演する人形芝居燕屋の肩掛け人形芝居『ねずみのすもう』、シアタークラウンジャパンのメンバーでもあるClown Troupeの『椅子』と『蚊ノン』、KALAMAWAIOLI appearing工場による人形を交えた踊り/殺陣/歌の『Souls of the Soul』。これまで見た日も含め、連日の演目には自分の好みから外れるものもあるが、その日の演目に☆5つに値するものがあれば、個別ではなく「A-hoj!」というイベントへの評価として☆を付けさせてもらった。プーク人形劇場をはじめ、関係者の皆さん、お疲れさまでした。

【会場が変更になります8.7】A-hoj!2021

【会場が変更になります8.7】A-hoj!2021

プーク人形劇場

プーク人形劇場(東京都)

2021/08/10 (火) ~ 2021/08/14 (土)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

3日目の8月13日は、劇場5階で上映される、チェコのドラク劇場『ジョルジュ・メリエス氏の最後のトリック』を予約。午前中は用事があってライブ配信を見られなかったので、帰宅してからアーカイブで確認することに。メリエスはもちろん、映画黎明期において様々なトリックや技法を用いて活躍したあのメリエス。ドラク劇場は、人形に拘らない「モノ」を登場させる、オブジェクトシアターと呼ばれた動きをいち早く取り入れた劇団なんだそうで、確かに自分の持っていたイメージだと、これは人形劇なんだろうかとも思ってしまう舞台だが、素晴らしいイマジネーションに溢れた50分。

帰宅してから見た、本日の国内劇団による演目は、名古屋在住の道化師チーム、ラストラーダカンパニーの『La Strada』。都内で活動する音楽集団、ジュンマキ堂とニュー・パラダイス・チンドンの『チンドン・ミュージック・ショー』。これは『ジョルジュ・メリエス~』の入場開始まで1Fロビーのモニターで見ていたが、とても楽しく、生で観たかった。今年で創立55周年を迎えるという板橋の民族歌舞団荒馬座『囃し囃され芸能ひろば』。マリオネットを加えたジャグバンド『The Worthless』。国立市を拠点に活動する人形遣い・黒谷都による、genre:Grayの『顔のモノ語り ~10年目の夏~』。この人は90年代に、今日映像を見たドラク劇場の演出家ヨゼフ・クロフタや美術家ペトル・マターセクに学んだのだそう。

【会場が変更になります8.7】A-hoj!2021

【会場が変更になります8.7】A-hoj!2021

プーク人形劇場

プーク人形劇場(東京都)

2021/08/10 (火) ~ 2021/08/14 (土)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

都から発出された日本百貨店協会への「感染防止対策の更なる徹底」要請の影響で、開催3日前に当初予定されていた新宿高島屋横での上演を断念。日程を1日減らしてプーク人形劇場での開催に変更し、タイムテーブルも全て組み直すという、関係者の御苦労たるや察するに余り有る。いくつか入れていた演目の予約もキャンセルになってしまい、当初予定していた時間と合わなくなってしまったことから、配信ライブで鑑賞することに。初日は見逃したので2日目の8月12日。

まず、日本でのアーティストビザを取得しているアメリカ人による、ヨーロッパゆかりの古楽器にオリジナル楽器を織りまぜた大道芸『グレゴの音楽一座』。京都の人形劇団『糸あやつり人形劇団みのむし』は「岩見重太郎・狒々退治の段」。ダイジェスト版だったが、これはなかなか楽しい。八王子の人形劇団『八王子車人形西川古柳座』は、「二人三番叟」「日高川」「東海道中膝栗毛」から1シーンずつと「洋舞」。最後の『PESTRICA』はリングを使った変則のジャグリングで、錯覚を利用しているのだろうけど、何をどうやったらこういうことが出来るのか、くり返して見てもさっぱり分からない凄い芸だった。

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