ベンジャミン2号の観てきた!クチコミ一覧

181-200件 / 705件中
藤山寛美三十三回忌追善 喜劇特別公演【7月10日~14日公演中止】

藤山寛美三十三回忌追善 喜劇特別公演【7月10日~14日公演中止】

松竹

新橋演舞場(東京都)

2022/07/01 (金) ~ 2022/07/25 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

芝居二本と、その間に藤山寛美の映像を挟んだ三部構成。『愛の設計図』は、寛美が演じた工務店の現場監督役を三代目渋谷天外、彼が厳しく接する青年役が寛美の孫・藤山扇治郎。『大阪ぎらい物語』は、寛美版では船場の「河内屋」の次男(寛美)が女中のお八重に恋をして、という話だったのを、長女・直美が手代の秀吉に恋をして、という設定に変更。

私、のはなし

私、のはなし

まばゆいみちで

オメガ東京(東京都)

2022/07/13 (水) ~ 2022/07/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

旗揚げ公演にありがちな、気負いとか青臭さとはちょっと違う印象の舞台。脚本の香月さんによる演出ではなく、ご本人も出演ではなくスタッフ参加というその距離感が影響しているのかもしれないが。観ている自分もうまく消化できないこの感じは、説明文を読んだ時の印象と似てるかも。

ランボルギーニに乗って

ランボルギーニに乗って

劇団鹿殺し

あうるすぽっと(東京都)

2022/07/08 (金) ~ 2022/07/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

活動20周年記念公演だというのに、実は今回が鹿殺し初観劇。なので観終わったあとで、脚本がテディさんで、トワさんが演出だったのかということに気付く有様。クセの強そうな印象があったから、始まる前は正直不安もあったが、冒頭から自分の知っている地名とかが出てきたこともあってすんなりとノレたし、そのまま最後まで楽しませてもらった。

ザ・ウェルキン【7月21日~24日公演中止】

ザ・ウェルキン【7月21日~24日公演中止】

シス・カンパニー

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2022/07/07 (木) ~ 2022/07/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

いいキャスト陣による力作。室内の女性たちと、窓の外から聞こえてくる絞首刑を求める怒号との対比も鮮やか。大原櫻子が出る舞台を観るのは、1月の『ミネオラ・ツインズ』以来だが、何もこんな難役ばかり選ばなくてもといいのに、と言ってあげたくなる。約2時間半(休憩15分)。

ネタバレBOX

終盤の歌、これ何だったっけ?と思いながら聞いていたのだが、古謡ではなく、ケイト・ブッシュの曲だと気付いてびっくり。
紙屋町さくらホテル【7月17日~18日公演中止、山形公演中止】

紙屋町さくらホテル【7月17日~18日公演中止、山形公演中止】

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2022/07/03 (日) ~ 2022/07/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

前から観たいと思っていたが、今日観る予定だった別の舞台が中止になったことで、急遽知人の代わりに行くことに。「さくら隊」が軸になっているが、先月亡くなった佐野浅夫氏もこの「さくら隊」の一員だったそう(1945年3月に出征のために劇団を離れた)。3時間20分(休憩15分)の長尺だが、観に来てよかった。

abc♢赤坂ビーンズクラブ

abc♢赤坂ビーンズクラブ

エヌオーフォー No.4

赤坂RED/THEATER(東京都)

2022/07/07 (木) ~ 2022/07/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

幕の内弁当のような詰め込み具合だが、ショートコントは暗転のタイミングも含めて出来のバラつきが大きく、ダンスは総じていいものの、タイムの気になる人もいて、ハラハラしながら観ていたという印象。終盤のドラマと、クラリネットの響きに☆追加。

きみと花火と。

きみと花火と。

UGM Kreis

πTOKYO(東京都)

2022/07/01 (金) ~ 2022/07/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

今日観たのは、碧Film「シェアハウスで。」(大里結衣、名倉周)/紅Film「レストランで。」(高宗歩未、古野あきほ)という組み合わせの回。碧Filmは、1本30分という制約じゃなく、もうちょっと短くしてもいいんじゃないかという気がしたけども、仕上がりとしては碧Filmの方が好み。

室温~夜の音楽~

室温~夜の音楽~

関西テレビ放送

世田谷パブリックシアター(東京都)

2022/06/25 (土) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

本作を観るのは初めて。初演時にには「たま」が音楽を担当したそうだが、今回はタクシー運転手役としても登場する浜野謙太が率いる在日ファンクが生演奏。楽しい話ではないものの、予想外な展開というほどでもないので、もっぱら役者陣の表・裏の振れ幅を楽しむといったところ。

もんくちゃん世界を救う

もんくちゃん世界を救う

U-33project

王子小劇場(東京都)

2022/06/22 (水) ~ 2022/06/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

桃太郎をモチーフにして、如何様にも深読み出来そうなテイを装いながら、その裏でちゃっかり舌を出しているようにも思える快作。

たぐる

たぐる

ここ風

テアトルBONBON(東京都)

2022/06/22 (水) ~ 2022/06/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

開演前の薄暗い舞台上のセットからもう引き込まれた。変にはしゃぐこともせず、淡々ともちょっと違う、とても緻密に綴られる数日の出来事。いい時間だった。

「星灯り〜2022ver.〜」

「星灯り〜2022ver.〜」

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2022/06/22 (水) ~ 2022/06/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

序盤は何だかぎくしゃくした展開に感じられ、このペースで2時間半かと少々不安になったが、舞台が進むにつれ、最初に感じたその不安すら愛おしくなってきた。

任侠サーカス ~キズナたちの挽歌~

任侠サーカス ~キズナたちの挽歌~

熱海五郎一座

新橋演舞場(東京都)

2022/05/29 (日) ~ 2022/06/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

昨年初めて観た熱海五郎一座だが、今年もくだらなくて(=褒め言葉)よかった。SETの面々を導入してのアクションシーンも、昨年だと何となく尺伸ばしパートの印象が強かったが、今年はA.B.C-Zの塚田僚一を上手く使ったことで、いい見せ場になっていた。

ゴンドラ

ゴンドラ

マチルダアパルトマン

下北沢 スターダスト(東京都)

2022/06/15 (水) ~ 2022/06/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

観たのは[赤いゴンドラ]版。他の色の組にも興味が湧く出来。孝介役なんて役者によって結構印象が変わりそう。

小刻みに戸惑う神様

小刻みに戸惑う神様

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2022/06/15 (水) ~ 2022/06/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

葬儀の話だけど、DMに「決して湿っぽくも暗くもありません」と書かれていた通りの舞台。美術もいいし、とても緻密で、しみじみと可笑しい。

ネオンの薬は喋らない

ネオンの薬は喋らない

人間嫌い

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/06/03 (金) ~ 2022/06/07 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

劇団人間嫌い、これが初観劇。当パンの主宰挨拶文に、本作はこれまでの作品に対する裏切りであり、挑戦でもある云々と書かれていて、それに乗っかって書く訳じゃないが、過去作へのコメントなどを見てこちらが勝手に想像していた劇団のイメージを、いい意味で裏切ってくれた。

GIRLS TALK TO THE END-vol.3-

GIRLS TALK TO THE END-vol.3-

藤原たまえプロデュース

シアター711(東京都)

2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

藤原たまえプロデュース初観劇。話の展開は予想を大きく超えるものではなかったのだけど、なんだか観ていて嬉しくなってくる舞台。

ハッピーママ、現る。

ハッピーママ、現る。

きまぐれポニーテール

YouTube(北海道)

2020/09/20 (日) ~ 2021/01/31 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

2020年秋から昨年1月まで配信されていた、きまぐれポニーテールの無観客公演「ハッピーママ、現る。」。観逃していたのが、先月期間限定で再公開されていたので拝見。2017年の艶∞ポリス版も観たけど、こちらも楽しい舞台。

ホテル

ホテル

20歳の国

新宿眼科画廊(東京都)

2022/05/13 (金) ~ 2022/05/24 (火)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

5月29日(日)20時からの生配信『夜』【B】を拝見。
劇場公演の3作品、同じホテルの同じ夜を舞台にした『マジック』、『コーヒー』、『官能小説』(Bキャスト版)を、実際のホテルの一室を使って100分弱の長編に再構成し、ワンカメで生配信するという、この限られた空間で役者の出入りとかカメラや照明スタッフの動きとか、大変すぎるだろうという労作。

ネタバレBOX

劇場で観たのは『マジック』だけだが、他作品との絶妙なリンクもあり、この形だとあのシーンはどうするのだろうと思っていた箇所も、別の処理がなされていた。編集作品ではない分、影の映り込みや、芝居よりも他の部分につい目がいってしまうときがあったものの、ワンカメ生配信ならばこその緊張感があったのは確かで、最後まで観入ってしまった。
フクローじいさんとベル子ちゃん

フクローじいさんとベル子ちゃん

株式会社momocan

東京芸術劇場アトリエウエスト(東京都)

2022/05/28 (土) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ノンバーバルといっても、演者は擬音のようなものをセリフっぽく発したりする。30分ほどの小さな作品だが、いい時間だった。終盤なんてうるっとしかけたもの。

リバーシブルリバー

リバーシブルリバー

24/7lavo

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/05/26 (木) ~ 2022/05/31 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

笠浦さん脚本、池田さん演出という強力コンビの作品。天竜くん阿賀野さんの安定感も抜群。

ネタバレBOX

ある状況下に陥った天竜くんがもとで始まるドタバタが、そのやりとりの中で会話の裏表のみならず、ミステリアスな領域にまで踏み込んだ内容になるが、今日観た回は(こちらが勝手に抱いてしまった過剰な)期待値を上回る仕上がりとまでは行かず。充分面白かったのだけど、☆5とならなかったのは期待の高さ故と思ってご勘弁を。

このページのQRコードです。

拡大