短篇集『会議家族』【9/20配信&アーカイブあり】
中野劇団
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2020/09/19 (土) ~ 2020/09/22 (火)公演終了
満足度★★★★
安全対策をしっかり行い、かつ配信という手法も加えて公演をされたことに、まず敬意を。
惜しむらくはコメディーという性質上、客席のキャパを半分にしたことから序盤の笑いがやや起きにくくなった印象を受けました。
それでも最後の演目は会場が笑いで一体となっていたのは流石です。内容の明るさもあって役者さんも楽しそうでした。
個人的には人狼を盛り込んだ演目が一番面白かったです。
東京公演もされている劇団なのですから、遠方の客のニーズにも対応可能な配信は今後も続けても良いのでは。
10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】
中野劇団
HEP HALL(大阪府)
2019/05/10 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
ストーリーを楽しむもよし、ただただ笑うもよし、役者に見惚れるもよし、何なら複数回見て前回気づかなかったことを見つけるもよし。
観劇初心者にも舞台経験者にもおすすめできる。そんなクオリティーの高い芝居はそうそうあるもんじゃない。
東京の方々も是非ご覧いただきたい。好み関係なく、掛け値なしの面白さは保証します。
vol.3「関ヶ原の見物人」vol.4「お局ちゃん御用心!」
片岡自動車工業
HEP HALL(大阪府)
2018/06/15 (金) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★
「お局ちゃん御用心」のみ見ました。
いい意味で、「肩の力を抜いて、とにかく楽しめる」内容でした。
冒頭は「少しくどいかも」と思ったビンタのやりとりが、後半ではそれを待っている自分がいたので、見事にはまったと言わざるを得ない。お見事。
代役
中野劇団
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2018/07/14 (土) ~ 2018/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/07/15 (日) 19:00
後半あたりからの笑いの畳みかけが、すさまじいです。おそらく、相当緻密な計算高さと練習量がないと作り出せないのではないでしょうか。その「空気」を作り出せる出演陣がすごい。非常に質の高い、(でも敷居は低いから舞台初心者にもおススメできる)「シチュエーション」コメディです。
midnight fly high
Artist Unit イカスケ
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2018/03/09 (金) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★
冒頭のシーンで笑いがとれるか否かでだいぶ印象が変わる作品だと思いました。自分が見た回は正直、ややウケといったところだったので、その後の展開が若干ご都合主義に見えました。本筋から外れたミュージカルシーンは面白かったです。
(前説や、冒頭がややウケであったことを劇中やカーテンコールであえていじるなど、見る人を楽しませようという姿勢はすごく伝わりましたし、舞台を初めて見る同僚はすごく満足したようで、グッズも買っていたので、客観的に面白い舞台であっとことは間違いありません。)
ピンク風呂井戸が笑う
ナントカ世代
アトリエ劇研(京都府)
2017/01/14 (土) ~ 2017/01/15 (日)公演終了
満足度★★★
まず出演者が豪華です。これだけのメンツがそろえられるのは凄いです。ただ企画が企画なだけに初見にはおススメできないです。
お祭り企画としては楽しめると思います。個人的にはフリートークが一番面白かったです。
第25次笑の内閣『名誉男性鈴子』
笑の内閣
KAIKA(京都府)
2017/11/09 (木) ~ 2017/11/14 (火)公演終了
満足度★★★
かなり前に西部講堂で見たときはまさに腹筋がちぎれるほど笑いました。
今回も満席ですごく楽しみにしていたのですが、笑っていたのは一部の人でした。
話も出演者も作品としてすごく完成度が高いのは間違いありませんが、劇団名からさぞかし笑えるんだろうなと思って期待してただけに少し拍子抜け。
思想云々ではなく、好みの問題として表現がストレートすぎて自分の中では笑いに昇華できなかったかな。
楽屋ちゃん2017
中野劇団
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2017/07/21 (金) ~ 2017/07/23 (日)公演終了
満足度★★★★
人気劇団と言われる公演は何度か見てきましたが、概ね前列に陣取るファンと初見の温度差が激しく、それに引いてしまうことが多かったのですが、
この劇団は(少なくとも自分が見た回では)むしろ後方部からの笑いが大きく、比喩でなく、物理的に客席が揺れるほどの笑いが起き、まさに一体となっていました。
内容についてはいろいろ好みがあると思いますが、公演中の楽屋が舞台という、一見、演劇関係者向けの設定であるにもかかわらず、いわゆる「一般の人も楽しめるクオリティを有している」、当たり前のようですが、それが実践できる数少ない劇団の一つであることは保証します。