満足度★★★★★
初投稿
新作・再演みました。両方とも役者さんの汗の量、熱の量が凄く圧倒されました。
ネタバレBOX
新作は、1本目、3本目はあまりに共感出来すぎてしまうため、ボロボロ泣いた。
「その日生きることだけ考えて仕事している人間はこの国にもいるんだ。」というセリフが特に印象的でした。
2本目は、とても怖い話でした。咲たん役の方の存在感が凄く、あらゆる女性のダメな部分をすべて体現しているよう。感動しました。
再演1本目、昔の自分を思い出した。私は属性としてはこの3人のどれでもなく、こういう人たちに嫌気がさし、距離を置いた生活をしていたけど、なんだか本人たちも苦しんでてそういうことなのかな。っと妙に納得した。
再演は、2本目の作品が好みです。新作も通して作者はきっと死ぬことについて特別な思いがあるのだと思う。どの作品にも生きることと死ぬことの線が結びつきながら展開していく物語が多く、いろいろな形で現在の日本を映し出している。
再演3本目は、某教育番組のパロディ。
あまりにも残酷な話で、緊迫感がある中、良いタイミングで笑える部分を持ってくるところがちょうど良くうまくその悲しみを緩和させている。
最後のシーンは、観てられないくらい悲しくて印象に残るシーンでした。
どちらもとてもおススメしたい作品でした。