KOMAの観てきた!クチコミ一覧

21-40件 / 60件中
四角い2つのさみしい窓【三重公演延期】

四角い2つのさみしい窓【三重公演延期】

ロロ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2020/01/30 (木) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

この舞台を観てやっぱりロロが大好きだ~!!と叫びたくなってしまった。
舞台セットを見て今から何が始まるのかワクワクした。
あと5回くらい観たい。
ネタバレしか出来ないので感想はネタバレボックスに。

ネタバレBOX

2つの話が交差する物語。
この舞台を最後に解散する劇団と、その劇団の舞台を観て感動し劇団に入れてもらった男。
その男はかつてその劇団にいた男に似ていて・・・・・。

あの歌も凄い好きだった。
ロロは舞台を映像化しないんだけど、本当に毎回映像に残さないのは勿体ないと思う。

ロロ名物の舞台バラシが見れるとは思ってなかった。


Pickaroon!<再演>

Pickaroon!<再演>

壱劇屋

DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京都)

2020/02/25 (火) ~ 2020/03/01 (日)公演終了

満足度★★★

この再演はまさにブラッシュアップというか、確実に初演を超えた作品になっていたと思う。
初演とは何人かキャストが変わっていたが、そのキャストが見事にハマっていた。

劇の劇

劇の劇

壱劇屋

シアター711(東京都)

2020/01/28 (火) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

久しぶりに観た大熊さんの作演作品は、今の大熊さんがやりたかった事全てがつまっているかのようだった。

それが出来るベストメンバーでの公演。
凄い贅沢なものを観た気持ちになった。

何より役者としての大熊さんはやはり素晴らしく、我慢出来ずに何度か観に行ってしまった。

再演があったら確実にまた観に行くと思う。

江戸系 宵蛍

江戸系 宵蛍

あやめ十八番

吉祥寺シアター(東京都)

2020/11/12 (木) ~ 2020/11/16 (月)公演終了

満足度★★★★

コロナでずっと観劇をお休みしてて、観劇再開したはいいけどいい作品に出会えず、このまま観劇を辞めてしまおうかとも思っていた。

久しぶりに劇場に向かうワクワクと、劇場の椅子に座って待つ時間のドキドキと、舞台に引き込まれていくゾクゾク感を感じました。

やっぱりあやめ十八番はいい!

今回出演された方の何人かは以前もあやめ十八番に出演された方が何人いらっしゃいました。

以前観た舞台ではそんなに目に止まらなかったけど、今回の舞台で木原実優さんに目が止まりました。

あと初出演だと思われる谷戸亮太さんが、震えがくるくらい良かったです。

その他の感想はネタバレにて

ネタバレBOX

子供の頃にダムに行ったことがあります。
ダムの底には家がそのまま沈んでました。
昔は誰かが住んでいた町が、ダムの底に消えたんです。

今回のお話もそんな感じの話のように思いました。

成田空港が出来る前にそんな事があったことも、それが現在も続いているということも初めて知りました。

舞台を観ながらこれは本当にあったことなのか?それとも全くの作り話なのか分からず、ドキドキしながら観てました。

前編は2020年の東京オリンピック前の話。
10分の休憩を挟んで後編は1964年の東京オリンピックの頃の話。

何かを隠している前編から、その何かが分かる後編へと物語が進んでいくうちに、どんどん話に引き込まれていきました。

千年家と但馬家、天草家の過去と現在。
そしてこれからはどうなるのか。

蓮見さん演じる大臣が、よくテレビで見かける知事に見えてきました。

あやめ十八番がオリンピックを題材にした舞台を作ると聞いて、疑問でしかなかったですが、フタを開けてみたら、あ~本当に堀越さんの書く話は面白いなぁ。
頭の中開けて見てみたいと思いました。

コロナで2回観に行くことは叶わないので、配信の方で2回目を自宅で楽しみたいと思います。

それにしても堀越さんはいい役者さんを見つけてくるな~と毎回関心しまくりです。

今回天草役を演じた谷戸亮太さんは本当に恐ろしく良くてびっくりしたので、またあやめの舞台で観れることを願ってます。









カタロゴス-「青」についての短編集-

カタロゴス-「青」についての短編集-

劇団5454

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/12/13 (金) ~ 2019/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★

映像で同じシリーズの2作品を観てたので、そのスタイルでくるものだと思っていたら、全く違ってて驚いた。

でもその驚きは嬉しい驚きだった。

それぞれ印象的な短編だったが、各作品に違う役で出演した村尾さんがすごく良かった。

セミの空の空

セミの空の空

コトリ会議

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/12/11 (水) ~ 2019/12/16 (月)公演終了

満足度★★★★

最初に観た時は最前列の上手側で、見えないシーンが多かったです。

2回目に最後列の真ん中で観たら、全体が良く見えて話の見え方も変わってきました。

アフタートークで、神戸公演の劇場はとても広くて、客席はステージを見下ろすように観れたと言ってました。

アゴラで観る場合は、最前列は避けて2列目以降から観た方がいい気がしました。

山本さんの作品は独特の世界観で、正直好き嫌いが分かれる舞台だと思います。

1回観ただけでは分かりえないかもしれません。

でも2回、3回と観ていくうちに段々見えていくものがある気がします。

普通の舞台は、1回目の方が2回目より、話がわからない分楽しめるのですが、山本さんの舞台は2回目のがすごく楽しめました。

もちろん理解力があるお客さんなら1回目で充分楽しめるんでしょうが、私はそうでした。

前に観た公演は1回観てよく分からないで終わってしまったんですが、次回公演は2回観ることを考えてまた行きたいと思います。

10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】

10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】

中野劇団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/05/24 (金) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★

中野劇団さん初めて観ました。

面白かったですけど、ちょっと気になってしまった部分がありました。

店員役の女優さんの反応が凄く面白かったです!

途中から増えた出演者が出てきてからが面白かったです。

ネタバレBOX

正直最初の辺りの繰り返しの部分はしつこさを感じてしまいました。

客がセリフを覚えられるほど繰り返すのはどうかな~と思ってしまいましたね。

途中から話が進んでいったから良かったですけど、それまではまた~ってちょっとうんざりしてしまいました。

発表せよ!大本営!

発表せよ!大本営!

Aga-risk Entertainment

駅前劇場(東京都)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/20 (火)公演終了

満足度★★★★

前回公演も戦争物で、今回公演も戦争物。
前回は異国が舞台のお話だったけど、今回の舞台は日本。

そして実際起こったことを、悲劇なんだけど、喜劇にしてしまうという、アガリスクならではの舞台でした。

もちろんフィクション部分は多いですけどね。

しかも初日は終戦記念日というのがすごい。

津和野さんは喜劇だけじゃないんだ!!と思いました。

しだれ咲き サマーストーム

しだれ咲き サマーストーム

あやめ十八番

吉祥寺シアター(東京都)

2019/07/19 (金) ~ 2019/07/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

すでに年に一度のお楽しみになってしまってる劇団の年に1回の本公演。

観に行くのは1度では足りなかったからリピートしたけど、素晴らしい役者さんたちの競演と、粋としか言えない独特の世界観が素晴らしかった。

堀越さんは作家としても、演出家としても、役者としても凄いと言うかその才能が恐ろしいです。

愛鯛

愛鯛

鯛プロジェクト

OFF OFFシアター(東京都)

2019/06/13 (木) ~ 2019/06/18 (火)公演終了

満足度★★★★★

今回はどの劇団も面白かった!

でもオパンポン創造社はその中でも抜きんでて面白かった。

オパンポン作品すでに何本か観てるんだけど、他の劇団の舞台だと正直あそこはこうした方が良かったのにとかケチつけたくなったりすることが結構あるんだけど(言いませんけどね)オパンポンだけはそれが一切なくて、むしろ毎回あ~、またやられた_(┐「﹃゚。)__ってなる。

終わり方がかっこよすぎた。

猩獣-shoju- <東京公演>

猩獣-shoju- <東京公演>

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

舞台を観ていて言葉が本当に心に響く舞台ってたまにあるんだけど、私が観る舞台では本当にたま~にしかなくて、なんか嘘っぽかったり、かっこつけすぎてたりする舞台がある中で、言葉自体をとっぱらってしまおうっていうのは、なかなか出来ないと思う。

で、やってるとこもあるんだけど、なんか幻想的だったり、いわゆるアングラ的な感じで意味があるように持たせてて、実際中身なんもないだろ?って舞台がある中で、この舞台は言葉は発してはいないけど、分かりやすくて、この人がどんな気持ちだとか凄い響いてきて、その人の気持ちになったり、その人を見守る人の気持ちになったりしてしまうせいか、もう涙が止まらなくて。

物販で売ってた手ぬぐいは、観劇前に買うべきものだったことに気付かされた。

先に教えてくれれば.......(;A;)

面白かったです。




さようなら

さようなら

オパンポン創造社

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

出演者全員の言葉が胸にグサグサ刺さって、
フォークで滅多刺しされてる気分でした。

今はもう観れない悲しさで打ちのめされてます_(┐「﹃゚。)__

観に行った方がいい舞台ではなく、観に行くべき舞台。

ト音

ト音

劇団5454

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/03/27 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇団5454の名前は見たことがあるけど、芝居は観たことはなかった。
下北沢演劇祭りで5454の劇団員からなる96969の舞台を観て、板橋廉平さんが気になり、次回公演は観に行こうと思っていた。

たまたまSNS企画をやっていたので、外れたら普通に観に行くつもりで応募したら当たったので観に行くことに。

タイトルからどんな話か全くわからず、書いてあるあらすじから暗めの話かと思っていたが、軽快なテンポでかなり笑わされた。

かと思えばラスト近くの2人だけのシーンでは涙が止まらず。
泣けるやつだと思ってなかったので、ハンカチを持っていなかったことに激しく後悔した。
付けてたマスクが涙でびしょびしょになりました。

初めてなので、誰が劇団員で誰が客演なのか分からなかったが、出演者がそれぞれ素晴らしかった。

秋生と藤君役の2人はもちろんだが、長谷川と江角役の2人も素晴らしかった。

視覚的にも内容的にも飽きさせない舞台でした。

残念なのは宣伝量が少なすぎること。

もっとたくさんの人に観てもらうべき舞台なのに勿体ないです。

わが家の最終的解決(再演)

わが家の最終的解決(再演)

Aga-risk Entertainment

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2019/01/25 (金) ~ 2019/01/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

アガリスクの作品は舞台でも何度か観たことはあるし、映像でも何作品か観ている。
その中で気にはなっているけどまだ観たことが無かった作品で、今回再演されるということで、そのまま映像を観ないまま観に行った。

『最終的解決』という言葉が『ホロコースト』を意味することから、以前他の劇団でやる時に、Twitterでプチ炎上してるのは見ました( ̄▽ ̄;)

タイトル通り、あの時代の話なんですけど、そこはアガリスク作品ですからね。

ネタバレBOX

ドイツ人のハンスにはある秘密があった。
それはユダヤ人であるエヴァという恋人を自分の家に隠していること。
そして、自分がゲシュタポであること。
ゲシュタポであることはエヴァにも秘密だ。

自分1人では彼女を隠しきることが出来ないと思った彼は、子供の頃から自分の世話をしてくれていた使用人のアルフレッドを呼び寄せる。

ハンスの家から物音がするとやたらとやってくる隣人のサンドラとヘルマン夫妻。
ヘルマンは妻の浮気を疑っており、ハンスが浮気相手ではないかと思っている。
2人はハンスがゲシュタポであることを知らない。
ハンスの家の大家のファン・デン・ベルクはハンスがゲシュタポであることを知っており、その事を隠さないといけないが、ドジ過ぎて逆にバラしている。

戸惑うが主人の為に働くことを決めるアルフレッド。
そこにやってくるエヴァの両親オットーとレア、幼なじみで元彼のヨーゼフ

そして度々やってくるエヴァの原稿を取りに来る男、
そしてハンスの家に遊びに来るハンスの同僚(ゲシュタポ)のルドルフと上司のゲルドなーとその娘のリーゼ、
ハンスに会いにやって来るハンスの姉マルガレーテとその夫フリッツ

隠れ家なのに多すぎる来客に、なんとか自分の身分とエヴァたちの存在を隠そうとするハンスとアルフレッド

そしてエヴァたちに自分の身分を隠さなければいけない

でも次々とバレていき、それをどうしていくかが凄く面白かったです。

途中どうにもならない状態になってしまった時の、解決方法も、そしてラストのオチまで、見事としか言い様が無かったです。


ごんべい/ごんべい2

ごんべい/ごんべい2

ゲキバカ

吉祥寺シアター(東京都)

2019/01/12 (土) ~ 2019/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

ごんべい、ごんべい2共に観てきました。

ゲキバカ作品の中でも好きな時代劇作品の再演と、新作。

全くの別作品ではありますが、ある部分で実は繋がりがあって楽しかったです。

ネタバレBOX

ごんべい

主役のごんべい役と言えば劇団員の西川さん。
しかし西川さん自身がもうごんべい役は無理だと言ってたことから、もう劇団員が主役では出来ない作品だと思っていました。

しかし、実力派の新人劇団員の山咲さんがが入り、劇団員が主役での公演が出来ました。

新生ごんべいを演じられた山咲さんは流石としか言えず、どこか余裕さえ感じました。
龍兄ぃ役の志村さんも、新たな龍兄ぃとしての魅力を魅せてくれましたし、イタジ役の豆鞘さんも親への愛を得られない切なさを見事に演じられていました。

ラストシーンの修行中のごんべいのシーン
そしてそれに繋がるごんべいとまといの再会シーンは、劇場で観た時に大泣きしましたが、今思い出すだけで泣けてくる位大好きなシーンです。

本当に素晴らしい作品でした。

そしてごんべい2

西川さん演じる歌川国芳が実はごんべいで、おぼろで演じてた役も実はごんべいだったという種明かしを聞いてびっくりしました。

ごんべいの子孫であるつくしも可愛かったし、大好きでした。

特筆すべきは黒猫役の吉田さん。
見た目でアイドルかなぁ?と思って観てたんですが、まさか黒猫から人間に生まれ変わり、新兵衛との恋があんなラストになり、そして生まれ変わり.......

めちゃめちゃ切なかったです(´;ω;`)
本当に素晴らしかったです(´;ω;`)
これまた素敵な作品をありがとうございました。
ORANGE

ORANGE

劇団PEOPLE PURPLE

シアターサンモール(東京都)

2018/09/27 (木) ~ 2018/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★

この作品は実際に阪神大震災を経験した人にとっては、フラッシュバックしてしまう可能性があるのでオススメ出来ませんが、実際にその場所にいなかった人や、その時にまだ産まれていなかった世代の人達に観てもらった方がいい作品だと思います。

出来れば学校公演なので、色んな学生に観て欲しいと思う作品でした。

タオルが必要な舞台でした。

ハイハイツ,タワーリングレジデンス~High Heights,Towering Residence~

ハイハイツ,タワーリングレジデンス~High Heights,Towering Residence~

monophonic orchestra

APOCシアター(東京都)

2018/06/21 (木) ~ 2018/06/25 (月)公演終了

満足度★★★

ワークショップ公演ってどういうのだろう?いわゆる発表会的な物かな?と思ってたんですけど、ちゃんとした作品になってました。

むしろ1人何役も演じるので、かなりハードルは高めな感じがしましたね。

広島弁喋る人の広島弁
完璧だったと思うんですけどね( ̄▽ ̄;)

卒業式、実行

卒業式、実行

Aga-risk Entertainment

サンモールスタジオ(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

アガリスクの学園シリーズの中の1つですね。

ナイゲンでは文化祭、今回は卒業式

ここまで学生が色々決める高校って、大変かもしれないけど楽しそうですよね~。

今作も面白かったです。

ネタバレBOX

しかし津和野さんって毎回振られてますよね( ̄▽ ̄;)
ナイゲン

ナイゲン

ILLUMINUS

浅草九劇(東京都)

2018/06/12 (火) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

色んな劇団やユニットによって幾度となく使われている、アガリスクの名作だと思います。

しかし、本物を超えることは無いと思っていたので、観に行くことを躊躇ってたのですが、津和野さんの緊急投入で行くことにしました。

ちなみに津和野さんの稽古期間が短いことは、全く気にしてませんでした。
だって、津和野さんですから、大丈夫でしょ?って感じです。

実際その通りでしたし。

今作でアナログスイッチの秋本さんを初めて観ましたが、化け物だと思いました。

あ~、こんないい役者さんいたんだって感じです。

面白かったです。

1万円の使いみち

1万円の使いみち

monophonic orchestra

Geki地下Liberty(東京都)

2018/01/13 (土) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

モノフォニにしてはコメディの部分が多い舞台だと思いました。

1万円を落とした人と拾った人
そして、その2人に関わる人達

モノフォニ作品に共通するのは、いつも傷ついた人がいて、その人が立ち直るきっかけを見出していく話が多いかなと思います。

カラー的にモノクロやセピア色のイメージでしたが、これはポップカラーに見えました。

これもその中のひとつでしたが、要所要所に笑いの部分を入れることで、万人に観やすくなってたのではないかと思います。

この作品を最後にモノフォニは活動休止に入ってしまいましたが、またいつか再開してくれることを祈りつつ待ってます。

このページのQRコードです。

拡大