総評
今年も沢山の感激、感動を頂いて、夢の世界に導いて下さった劇団、役者さんに感謝しています。
おそらく、血を吐くような思いで創られたであろうそれぞれの作品を、自分如き素人が判断するのが適切なのかという、とっても申し訳ない思いで一杯でもあるのですが、今年観たお芝居を振り返ってまた感動を蘇らせる、あぁ、あのシーンは素敵だったな、などと、走馬灯のように巡る名場面の数々。
自分にとっては今年一年の観劇(感激)日誌を振り返る、とっても楽しいひと時ではありました。
ベスト20までは比較的楽にセレクトできたのですが、そこからが結構大変・・。
当然それぞれ作品世界が異なりますし、その時良いと思ったポイントも違うし、とても単純比較はできず、結構あれこれ(贅沢で楽しくはありますが)悩んだ結果でもあります。
昨年は、観劇中に溢れる涙をどうしようも止められない、あるいは、胸がすくような爽快な、そういった分かりやすい作品を多くチョイスしたように思うのですが、今年は渋みのあるというか、派手さはなくともより落ち着いた作品に心惹かれることが多かったようで、昨年セレクトしたアワードと比較しても、自分自身の嗜好や傾向も少し変わったのかも知れません。
大変心苦しいのですが、今年もあえて、自分なりのランキングを付けさせて頂きました。
来年もまた沢山観に行きます。
贅沢な空間に導いてくれる、素晴らしい時間を過ごす為に・・・。