コナ02の観てきた!クチコミ一覧

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過剰サスペンス劇場「家政婦はいた」

過剰サスペンス劇場「家政婦はいた」

マダマダムーン

サンモールスタジオ(東京都)

2007/09/27 (木) ~ 2007/10/01 (月)公演終了

満足度★★★

青い印象
全体的に、何となく後一歩の突き抜け感がパワー不足だったのかなと、印象受けました。タダの芝居にしたいならそうなるんですが、やはり丹野さんだからこそ、という持ち味があるのでしょう。ただ、物語だけ見るならば、好き嫌いがあると思います。

talent

talent

ハイバネカナタ

明石スタジオ(東京都)

2007/09/28 (金) ~ 2007/10/01 (月)公演終了

満足度★★

なんというか
客演の方々を持て余し気味な印象。いくら良い役者さんでも、演出で生きる人と、ある程度自分で何とかできる人というのはいると思うので。橋本さんが好演。

月とテロル

月とテロル

神様プロデュース

王子小劇場(東京都)

2007/09/27 (木) ~ 2007/10/01 (月)公演終了

満足度★★★

キャラバンのような
野口氏・降板。オーイ!それをHPでなくご本人のブログで知った。として、会場にて当パンにお詫び。んんん、ちょっと、ブログ観ていなかったら、会場来ないと分からない事実というならば、チケット代が現行なのはいささかつままれた感じ。
「記号」というキーワードに大人の組立方で話を完成させていくのは、パッチワークではなく、まさにパズルを解いていくかのような論理的な香りをさせている。

ネタバレBOX

ところどころにある舞台を舞台と捉える遊びの要素は、「アカシア」から神プロを知った自分には、やや期待を裏切られた印象。客演陣の踏ん張りどころが光っていた部分もあるが、適材適所なのかは疑問。せっかく展開法で話を進めていくのなら、様々な種類で別の見せ方をするといった手法もありだったのでは。すべてが起承転結で各キャラクターのエピソードを繰り返すのは、パズルを解くにしてもせっかくの台本を本当に「記号」化してしまうと思った。それが狙いであるならば、作りが精巧だと言えるのだが、先に書いた劇団員の降板事件により、せっかくの劇団の姿勢が問われてしまう事だろう。
難しい事かいちゃったけど、2300円でいいと思います。値段。音楽は◎。
『fiction』

『fiction』

田中今日子企画

ART THEATER かもめ座(東京都)

2007/09/21 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★

誘われて
友人が何人か出演しているので観劇。はじめは「凝った衣装じゃー」と思っていたのですが、単なる痛い人たちの話ではなく、究極のラブストーリーであり、また現実の姿との対比を表そうとしていたのではないかと思います。ちょっと人数が多すぎて、かもめ座でやるにはゴチャついてしまったのが難点かな。あとは、役者の力にバラつきが。

審判 〜改訂版〜

審判 〜改訂版〜

コマツ企画

ザムザ阿佐谷(東京都)

2007/09/21 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★

劇場との不思議な融合
まず、今までのコマツ企画とは違います、という舞台監督からの説明映像。
これだけでもう半分は楽しめた。とか思ったんですが、一般的なチクチク感ではなく、凝ったディテールが絶妙に強調されて、アクが強いけど日常的な空間が出来上がっていました。ザムザの小屋の特性も考慮した美術も、照明の光の加減も心地いい、「ここではない近所」という感じでした。

Time Trouble 齢30

Time Trouble 齢30

劇団虎のこ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/09/04 (火) ~ 2007/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

場所と演技
C観劇。若手の3人組バージョン。
この会場で行う意味というものがしっくりくる。前回の萬劇場は見逃したけど、これをみると、ここで観るのがいいのかなという気がしてくるから不思議。このバージョンは劇団員が2名出演だったので、虎のこ観に行ったって気分。いつもは客演の、劇団員との技量の差に戸惑ったりもするけれど、今回の植田さんは、植田さんだからこそ成り立った物語と言ってもいいはず。とても楽しめました。

渋柿の行方

渋柿の行方

ヒンドゥー五千回

サンモールスタジオ(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★

んんん
ヒンドゥー初見。これがヒンドゥー。想像の域を決して越えさせない、多くを語らない空気の運び。あと、無理に年齢にみせなくてもいいんだ、という感じがありました。セットはおもしろかったです。なんか、実は広い、古い家屋なんだなーと、チラシとのリンクが良かったです。成川さんにドキっとしたのは、距離が近いからなのか、甘い雰囲気だからなのか。

アインザッツ

アインザッツ

劇屋いっぷく堂

新宿シアターモリエール(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/16 (日)公演終了

満足度★★★

安定し、より深みへ
観劇四回目の劇団。友人が毎回出演しているからもあるのだけど、変にエンタメ性のない、老若男女問わず、ヒューマンハートフルストーリー(横文字にするとこんな感じ?)が魅力の劇団。特に今回は自分のこととリンクしてしまい深く考えさせられた。泣かせどころもわかってしまうのに、やっぱり泣けるというのは、実は好き。素直になれる気がするので。

ネタバレBOX

もうね、ガンとかね、ちょっと進行速度の過程はリアリティ少ないかな、と思ったけど。「いらない命なら、下さい」的な台詞は、現代社会に強くキックしている言葉だと思う。ほんと、わかってるのにリンクしてしまいます。医者の設定は甘かった部分もあり。ダンスはきれいだった。
死

圧力団体イクチヲステガ

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2007/09/06 (木) ~ 2007/09/11 (火)公演終了

満足度★★

情報量とは、ってこと
コーヒー牛乳の今人さんが客演ってんで観劇。はじめから不思議な空気。「死」というものは常に私たちに付かず離れず、どんな姿にもなって存在している。っつーことが言いたかったんでしょうか。昨今の芝居、「観れば楽しい」ってエンタメ思考強いから、考えさせるものも大いに結構なんですが、いかんせん少なすぎでは?と。「わかる人にだけわかればいいんだ」っていうなら話は別ですが、それはエゴですよ、と。中心人物がせっかく面白い役者さんなのにもったいない。さらに、それぞれのエピソードがあるのはいいけど、単に視点がブレてみえるだけで、蛇足気味な演出ももったいない。前説する前に、緊張なのかはわからないけど、舞台をいったりきたり、袖の様子を伺うのはどうかとも。唯一手放しで感心したのは、セットの使い方。パイプって結構使えるものなんだ、と感心。

性癖優秀

性癖優秀

柿喰う客

新宿シアターモリエール(東京都)

2007/08/29 (水) ~ 2007/09/04 (火)公演終了

満足度★★★★

エネルギー渦巻く
もう三回目になるのですが、相変わらずのパワーを感じました。
来年、私はこのエネルギーを客席で受け止めるだけの若さはあるのだろうか、とすら感じました。
しかも、「若い」っていっても稚拙さとかではなく、常に挑戦していく「若さ」を感じます。且つ、面白おかしくやるならそれなりの責任は取るぜ!的な、物語の作りこみには目を見張ります。
結構客席は爆笑だったけど、私はいちいち感心したり、ハッさせられる劇団だな、と再認識しました。

銭に向け叫ぶ

銭に向け叫ぶ

シャチキス(少年社中×ホチキス)

シアタートラム(東京都)

2007/08/23 (木) ~ 2007/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★

んーと
まず座席が・・・日程決まった瞬間に予約したのに端の席って・・・すごくシュンとしました。トラムでならやはり真ん中で見たいもの。

ネタバレBOX

舞台美術に期待感。OPで息継ぎ無く役者紹介するのは社中テイスト存分です。グループ分けされた話が、入り組み一つの図式に仕上がるまでの展開はホチキステイスト。なんというか、「うちの劇団にはこんな役者がいますよ」という宣伝の感じ。みんないいところで(時間も無いし人数も多いから仕方ないけど)終り~、みたいな。それぞれの持ち味でいいところを惜しみなく出していた。逆に言えば、意外性には欠けるのか。お祭ですね。ファンにはたまらないってこういうことだと思う。留守めいてた名古屋ではどう映るのか、気になります。
何んにも伊右衛ん門

何んにも伊右衛ん門

劇団阿佐ヶ谷南南京小僧

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2007/08/17 (金) ~ 2007/08/23 (木)公演終了

満足度★★★

メタボ・フエターニャ
伊藤さんは期待通りの面白さ!!!タオルも購入☆
上演時間が短くて良いです。

きみは死んでいる/その他短編

きみは死んでいる/その他短編

MU

OFF OFFシアター(東京都)

2007/08/15 (水) ~ 2007/08/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

やってしまった
電車遅延で入り口ギリの補助椅子で観劇。
舞台半分が見えない!!!!
もし事前に観に行く方、または役者に知り合いがいる方は、座席確認必須です。
しかしながら見えないのも逆に想像力を膨らます要素になってしまう、不思議な話が一話目。現実味を帯びた非現実に、舞台の醍醐味を感じさせる2話目。現代社会の薄ら寒い感覚麻痺を垣間見る3話目。
あー、両バージョン観られないのが残念でした。
MUにはこれからも期待大!!!!

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