1
朝のドラマ
劇団フルタ丸
朝ドラのヒロインに自分を重ねて、とか、朝ドラのヒロインに憧れて、とか想像しがちだが、そんな簡単に予想が出来る作品でないのがフルタ丸であり、フルタジュンの作品だとあらためて衝撃を受けた作品。
主役のナツコ役の篠原さんの笑顔が大変印象的であった。
2
MILANDA
Ne`yanka
Ne'yanka 「MILANDA―ミランダ、あるいはマイ・ランド」
南の島でひとりの女性が現れることによって平穏な世界がひっくり返っていく、と言うような感じかなと思っていたけど、ハードSFモノであると共にハリウッド映画のようなストーリー仕立て。
盆踊りからの衝撃のひと言と言うのは、ボーッと観ていてたとしても、えー‼️ってなるはず…
いろんな事を語り合いたい、吐き出したい、QAしたい作品・舞台。
20年前の脚本であるけど色褪せない。おそらく当時は身近だけど遠い果てのことと多くの日本人は思っていたはず…
最後の一言で「水爆実験でした」と暗示される恐怖感が凄い。。。
3
わかろうとはおもっているけど
劇団 贅沢貧乏
清原さん @kiyoshikoyui とのトーク、ご自身も作品を生み出すからこその視点で興味深かった。
青山さん&こんちゃんのメイドさんは、テルさんの感情が擬人化されたんじゃないかなぁ〜
終演後、青ちゃんから開演前のメイドさんたちのフリーな時間は「れんしゅう」が活かされてると聞いて、うん納得!
4
カーテンを閉じたまま
Ammo
Ammo vol.6 「カーテンを閉じたまま」@シアター風姿花伝
いまは1本のドキュメンタリー映画を観た気分。
上演時間2時間5分…2時間超を予告されると流石に身構えてしまうが、ポル・ポトが祖国に戻り革命を進める過程も見たくなる。
若者の革命ストーリーといえば、連赤やあさま山荘が定番だが、ポル・ポトという人物にフォーカスしているのが興味が途切れなかった理由の1つかも。このStageがFactかフィクションかは別にして、自分が知っているポル・ポトは政権を取った後。それ以前の彼がどんな足跡なのか探ってみたくなる。
セットや衣装も変に凝る事なくシンプルな分、各キャラの性格が際立っており演者さんたちの熱量は大きかった。
今後も注目したいユニット。
5
墓場、女子高生
月刊「根本宗子」
ねもしゅーが自身でも出演したこの作品を自身の手で演出したい、という思いをすべて見せてくれた作品だった。
あの無機質なセットは演者のちからが要求されるね。
6
リップサーヴィス
鵺が、大地とやまだのむら
鵺が、大地とやまだのむら『リップサーヴィス」@早稲田イズモギャラリー
米内山陽子さんの新作。
客入れの曲といい、描かれるのが漫画家さんの自宅兼アトリエっていう事からも、お!ワンシュチュエーションコメディかな?って思っていたら…
NHKが制作した「映像の世紀」ではないけど世界はどんどん確実に変わってきているし日本でもOPENにして行こう、受け入れていこうという流れだけど、コミュニティが小さくなればなるほど、難しくなってしまっているのかも…ステレオタイプに反応するヒトも居るだろうし。
そんなことをひしひしと感じる作品でした。
久々に♬NIGHT_OF_SUMMERSIDE聞いた笑笑
7
『逆柱 ―追憶の呪い―』
鬼の居ぬ間に
#鬼の居ぬ間に 「逆柱 ―追憶の呪い―」 終演後何も喋りたくないし、誰の声も聞きたくない舞台。周りのお客さんも同じだったようで、無言で劇場を出て行くヒト多し。
それは余韻を味わいたい…否、脱力というか無力感というか絶望感というか…
親子2代の一時代がアレってことは代々一族どんな呪縛だったのかと…血なのか!? 序盤はリボンつけて可愛いお嬢さんだった奥野さん がどんどん変わって行く姿を観ていると、我々な客席からも色々持って行かれ、ヘロヘロである。
そうそう、客入れのBGMと照明の暗さが、あの村に誘ってくれ、開演に向けてスモークが立ち込めてくると時代も飛ばされ長の家に引き込まれてしまうのです。
なるべく早く着席するのをオススメしたい!
8
てってれ照れ照れテレビジョン
アオガネ
アオガネ「てってれ照れ照れテレビジョン」
予想外に家族モノ+絶望して・絶望して、そこから少しだけ希望を持って進むという定番モノではあったが、演者さんたちの作り込みやハマり感が、それを凌駕していた。
久々に「こいつムカつくわ〜、イライラするわ〜」をStageで感じられた。
さすが、と言っていいのか、作家さんのテレビ(メディア)に対する想いは少し変化球で、そこも大変興味深かった…こんな想いを持ってるヒトが多いのかなぁ〜
#中村馨
#片平未菜
#藤本悠太郎
#武田紗保
#キン・チャン
#旭レナ
#福田晋
#牧凌平
#横山亮
怒鳴りのシーンが多いが、個人的にはシラケることもなく直視できた。そこはまるでテレビドラマのようだった。
ヒトラーが出てくるとか、最終盤の結び方の息切れ感などはあったが、満足度は高かった。
9
後妻のお作法
BASEプロデュース
後妻のお作法
カカオ配合率の高い少しビターな作品で、BASEの新たな一面を堪能しました。まさか、あんな使い方/演出とはね。
4人の人生背景や、この後どうなるのよ?という推理的要素もあるので終演後も楽しめる。
開場してから開演までずっと岩倉さんの生演奏付きというのは大変贅沢な公演。
最前列の演技ゾーンへの距離感ハンパないです。
10
H&ERO
Peachboys
Peachboys 第八回公演 童貞ちょ待てよ法廷ラブサスペンス『H&ERO〜ハメると動く城〜』
ピーチ初体験…笑笑
今まで食わず嫌いでゴメンナサイという感じで、一度食べたらやみつきになるね!
途中からタイトルどうでもよくなってきた感はありますが、寅さんのように定番を
きちんと定番として進めるという王道のような作品とか。
次回も足を運ぼうとおもいます!
#令和一発目の観劇