mistaの観てきた!クチコミ一覧

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『アウトロー:マジカルガール』

『アウトロー:マジカルガール』

美貴ヲの劇

OFF OFFシアター(東京都)

2019/01/09 (水) ~ 2019/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかくどの役者さんも本当に良い表情を舞台に残していく作品で
それでもやっぱりサトモリサトルさんが尊くて、太宰との相性が本当に抜群
きちんと2つの世界がぶつかり意味を成し、伏線を巻き取るのが今回はバチッとハマってた。通常Verも見てみたくなった
あと、井上実莉さんの存在感も素晴らしかった

プライベート

プライベート

キュイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/01/03 (木) ~ 2019/01/09 (水)公演終了

満足度★★★

これは演劇の詰まったおもちゃ箱を部屋にばら撒いたそれだなと
おもちゃを拾って主人公にしたり敵にしたりして遊ぶやつ
3人以上同時に話すと会話じゃなくてそれは音楽にしか認識できなくて
僕はずっと心地よい音楽を聴いていた感じ
そういう意味では、これは演劇じゃないんだなと
ある意味暇な作品

勝手にPV2

勝手にPV2

制作「山口ちはる」プロデュース

小劇場 楽園(東京都)

2018/12/27 (木) ~ 2019/01/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

一年前の「勝手にPV」とフォーマットが一緒だったので
同じキャラの登場に嬉しくなったり懐かしくなったり
特にフレデリックの「リリリピート」が流れたらもう一気に勝手にPVが流れ込んできて
ゴリラが出てきて待ってました感で楽しさMAXだった
音楽に合わせて踊ったりアクトしてるだけじゃなくて
そこには表情があって細やかな物語があってそれはやっぱり演劇で
舞台にも音楽にもノセられまくった
石垣エリィさんと花衣未菜さんのパフォーマンスが大好きで
特に花衣さんの表情はずっと見てても飽きなかった

エンれぱ!Vol.6

エンれぱ!Vol.6

しむじゃっく

新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)

2019/01/04 (金) ~ 2019/01/06 (日)公演終了

満足度★★

2年連続で観劇初めはワニズホールでのエンれぱ
出演者の少ない芝居だと演技に難のある人が目立ってしまう中で
安藤さん、双葉さん、DEWさん、白野さん、新野さん、タコ太郎さんは良い演技だった
「ミートソース・グラビティ」が物語・役者ともに良い作品だった

ネタバレBOX

演技の基準値を満たしていない人が何人かいて
それがすべてを壊してしまっていたのが残念
とくにコメディは間とか掛け合いが命なのにそれがどんどんズレていくと
逆に不快感を覚えてしまう
ネオ・トーキョー

ネオ・トーキョー

彷徨少女

cafe&bar 木星劇場(東京都)

2018/12/27 (木) ~ 2018/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

いやぁ凄い面白くて終始ゲラゲラ笑ってた
系統としてはべろガン的なんだけど、それをもっとエンタメした感じ
べろガンが若者の自意識や面倒くささを煮詰めて冷やした煮こごりなら
彷徨少女はホイップしてデコレートしたホールケーキ
これはめちゃめちゃ好きな作風
「つまらない演劇」という概念を具象化して
メッセージ性という中身より、見た目で圧倒して笑い飛ばす、正しい若さの使い方
誰もがやりたがるそれをぶち破って、何になるかわからないけど
観たかったものを見せてやるというパワーがポジティブな方向なので楽しかった

鳥の市 2018

鳥の市 2018

なかないで、毒きのこちゃん

OFF OFFシアター(東京都)

2018/12/27 (木) ~ 2018/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★

A,E,Fを観劇
どの作品も役者さんたちがエグい
例えオチがわかっても役者さんの力技でもぎ取りにきてた
特にビックリハウスのやつが好みだった
とにかくアレはバカバカしさだけでできた幸せな世界だった

『おわりのけしき』

『おわりのけしき』

(石榴の花が咲いてる。)

サブテレニアン(東京都)

2018/12/28 (金) ~ 2018/12/29 (土)公演終了

満足度★★★★

「おわりのけしき」
「⊇ぅ、ζ,<T ょUゅぅ ма⊃」
「風情と抽象化」
の3作品
どれも何かに区切られ決められた世界を淡々とジャンジャンと舞台上をかき鳴らしていく作品
演劇を楽しむというより味わうという風情を感じた

金の犬

金の犬

トリコロールケーキ

新宿眼科画廊(東京都)

2018/12/21 (金) ~ 2018/12/25 (火)公演終了

満足度★★★★

本公演を生で観たのは初めてだったんだけど、地蔵中毒とコラボするのも納得の作風
くすくすにやにやざわざわが止まらないままにがっつり心を持っていかれる感じ
シュールなコメディはワードが命なんだけど打率が高いなと

サンタクロース(仮名)の死

サンタクロース(仮名)の死

くによし組

王子小劇場(東京都)

2018/12/21 (金) ~ 2018/12/25 (火)公演終了

満足度★★★★

強引に大人の皮を被せたクリスマスの童話であり寓話
役者のキャラなどで笑いをもぎとりつつもサーカズムに溢れた内容

犬(もしくは)神

犬(もしくは)神

劇団肋骨蜜柑同好会

テアトルBONBON(東京都)

2018/12/19 (水) ~ 2018/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

テキストを理解したうえで観たらより心に鋭く牙がささって
個人的な境遇とリンクする部分で涙と鼻水が決壊してしまった
そんなまとまらない思いを人に聞いてもらえてまたちょっと救われて
ああ演劇って楽しいなって思った

コーポ・カルミアの由々しき狼

コーポ・カルミアの由々しき狼

牡丹茶房

高田馬場ラビネスト(東京都)

2018/12/19 (水) ~ 2018/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★

僕が見た牡丹茶房の中では一番明るく健やかにらんらんとおぞましかった
なんか楽しくぐいぐいと引き込まれる展開で
感覚の逆転に気付くのが凄い遅れたくらいに取り込まれていた
こうであって欲しいというのが叶う、かゆいところに手が届く狂気

あゆみ

あゆみ

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/12/15 (土) ~ 2018/12/26 (水)公演終了

満足度★★★★★

「視線」と「景色」が役者の表現によって観客のものになっていって
舞台上の主人公に感情移入し、いつしかそれが自分になっていく
言葉や動きに意味をもたせることを演技というのなら
舞台上には素晴らしい演技があった
一緒に笑えるから一緒に泣ける、そういったことを体現した作品だった
役者さんが全力で振り切って演じて、一人の人間を紡ぎ出して
その姿を見て笑って泣いて、優しい雰囲気が会場に満ちてて
幸せを感じられる舞台だった
本当に好きで、ずっと客席にいたいと思った

馬の子とメサイアコンプレックス

馬の子とメサイアコンプレックス

演劇ユニット マグネットホテル

プロト・シアター(東京都)

2018/12/15 (土) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★

物語の条理は通っているのに凄い機械的だなという印象
それにズレと狂いが絶えずかかっていて
終始拍子のずれた状態なので見ている方もそれが普通だとそのうち慣れてしまう感触は嫌いじゃなかった
役者の演技味を統一するともっと良いのかもと

劇団晴天の「曇天短編集」

劇団晴天の「曇天短編集」

劇団晴天

スタジオ空洞(東京都)

2018/12/15 (土) ~ 2018/12/26 (水)公演終了

満足度★★★★

短編3本、一人芝居1本、どれも好みのテイストで面白かった
物語にテーマがしっかりと有り、可笑しみと哀しみを含んだキャラたちの中心にしっかりと思考があって、見ている人の心の凸凹に上手くハマりこんでで来る作品だった

クロノスコープ少女

クロノスコープ少女

劇団ミックスドッグス

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

この作品は物語の筋が良い。初演と比べ舞台も見やすくなって流れるような展開を楽しめた
津山さん回はの第一声を聞いたときはどうなることかと思ったけど
中盤以降は非常に良い表情になってきて惹きつけられた
良い意味での隙とリアルさがあった
この作品の主役はドラマ性を内包せざるを得ないので
それを収められる役者の器が必要となるなと思った

ボードゲームと種の起源

ボードゲームと種の起源

The end of company ジエン社

3331 Arts Chiyoda(東京都)

2018/12/11 (火) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

ボードゲームによる見立てと非常に演劇的な演出の作品
ルールと役割を自らに課す人間という生き物
理論的思考で最初はいるはずなのに薄皮一枚剥がせば感情的であやふやな
ゲームであったり人との関係であったり演劇であったり

埋める女

埋める女

城山羊の会

ザ・スズナリ(東京都)

2018/12/06 (木) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

相変わらず笑えるし面白いんだけど
大人の建前とか汚さとか生理的な嫌らしさが一枚舞台上をぬるっと覆っていて
なんか臓腑のあたりをもぞもぞされながら愉しむ作品
城山羊の会はこれにて一旦お休みとのことで、歳を取れば取るほど痛む作品だけに残念で寂しい

墨と考えて飛沫

墨と考えて飛沫

埋れ木

王子小劇場(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

灯りに浮かび上がる部屋の光景を眺めながら、自分という石が誰かの水たまりに飛び込んで行くことを考えさせられるクリスマスキャロルのような埋れ木の群像劇
キャラクターの濃さによって、物語の立ち上がりが遅い群像劇の弱点をカバーしているなと
もどかしくも温かい
この物語の良さは、新開さんと津嘉山さん、この二人の良さに尽きるかなと
もっと二人の物語をじっくり見たいと思ってしまうくらいだったし
強引に物語を作り上げていってしまう腕力が有った
そういえば今回もしれっと嘘を世界に散りばめる埋れ木の世界観だった

瞑目のパノラマ

瞑目のパノラマ

ヒノカサの虜

王子小劇場(東京都)

2018/11/28 (水) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

いやぁ~話が面白い
登場人物も世界も謎だらけで始まるのだけど
情報や説明の出し方のバランスとストーリー構成が上手くて
足元からひたひたと物語が染み込んできて
徐々に水位が上がって行き、気がつけばあの世界の海にどっぷりと沈んでいる感じだった

Collabo ナ Ration2

Collabo ナ Ration2

こわっぱちゃん家

シアター711(東京都)

2018/11/29 (木) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

まるかど企画「挑め!ファザースタイルダンジョン」
今年は色々な作品でラップバトルがネタにされまくったけど
この作品は「演技としてのラップ」「物語に刷り込んだラップ」という意味ではレベルが高かったし
きちんとテーマを持った作り方だったので脱線部分も楽しめた

こわっぱちゃん家「いつもの致死量~the short~」
こわっぱちゃんらしい重量感の有る物語
shortVerという通りフォトブック的な切り取られ方
致死量ってのはどれだけ摂取すればというより、そこにあるその量が誰かを何かに到らしめてしまうという側面の話なのかなと感じた

-33project「NEW LIFE」
物語としては薄めな味だけど
ちょっとした小道具とかくだらない未来設定が結構好きだった
空気感のお芝居って感じでは有るんだけど
その中でも阿部百衣子さんの空気感はなかなか良かったなと

劇潜サブマリン
演出面は技巧派。ただ被害者が責められるという構図が続くのはちょっとわかりにくい
もっと長い尺だったらもっと面白いんだろうなと思った

劇団YAKAN
主人公の主張がもっと共感持てるものなら最後の仕掛けがもっと効いてくるのになとちょっともったいなかった

こわっぱちゃん家
ミキティの6年後のお話
短い中にも強い言葉が詰まったストーリー
ミキティ好きだったんでボーナストラック聴けた感じ
森谷さんが森谷菜緒子な役をやるのも魅力的だけど
この作品のようなちょっと位相がずれた役を今後もっと見てみたいなと思った

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