心の声など聞こえるか
範宙遊泳
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2021/12/17 (金) ~ 2021/12/19 (日)公演終了
泥人魚
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2021/12/06 (月) ~ 2021/12/29 (水)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
大きな会場での金守珍演出唐作品は「唐版風の又三郎」の記憶もまだ温かく、「観る」と決めしかも日程が絞りやすかったので早々にチケット購入。初日が明けたようで期待が高まってきた。
未見の本作であるが、割と近年の作で唐ゼミが上演したように記憶する。かなりの数戯曲を書いてる人だと思うが、近年観た作品や今思いつく戯曲を挙げてみる(そうすれば著名な作品が残るだろう)。・・「少女仮面」「ビニールの城」「少女都市からの呼び声」「ジョン・シルバー(続・続々も含め)」「ジャガーの眼」「ベンガルの虎」「二都物語(新も含め)」「唐版風の又三郎」「おちょこの国のメリーポピンズ」、この後題名が思い出せないので少々カンニング・・「盲導犬」「愛の乞食」「唐版滝の白糸」「お化け煙突物語」「秘密の花園」「ビンローの封印」「紙芝居の絵の街で」そして「腰巻お仙」や「腰巻おぼろ」の各バージョン。上記は恐らく三分の一も挙げ切れていない。戯曲執筆時代の晩年の作と言える今作がどんな風合いであるのか楽しみである。
ファッツァー
地点
吉祥寺シアター(東京都)
2021/12/02 (木) ~ 2021/12/05 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
レパートリー公演の内3つは観たと書いたが3つ観てなかった。
地点の初見はKAAT「悪霊」(2014)と思っていたが、その前年東京ドイツ文化センターでのリーディング公演「レンツ」が最初。そのタイトルが「ファッツァー」だったと勘違いした(全然違うが)。「地下室の手記」がまた意表をつく演出で面白かったのでこちらも観たいが・・無理かな。
太陽は飛び去って
Ammo
サンモールスタジオ(東京都)
2021/12/02 (木) ~ 2021/12/08 (水)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
コロナ前にある企画参加で上演された短編を観た以外はAMMOという名を知ってより単独公演未見のまま数年経つ。ジャーナルで社会性高い舞台をやる劇団という印象を、裏付けるものか裏切るものか(どっちも期待)一度観たいと思っていたが今回漸く観られそう。
POPPY!!!
アル☆カンパニー
雑遊(東京都)
2021/11/19 (金) ~ 2021/11/28 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
「荒れ野」以来ご無沙汰であったアル☆カンパニー、昨年1月のおもろい夫婦(雑遊復活したの?)も随分後で知り、「POPPY」リーディングも昨秋雑遊でやってたんだ・・てな塩梅で今回はよっしゃ行こうと思ってたが確実な日が取れぬ。そうこうする内に完売で観劇能わずである。
配信もDVDもやらないというので、涙を飲んだ人達と将来「お宝映像開陳」の日を待とう。
スペキュレイティブ・フィクション!
NICE STALKER
ザ・スズナリ(東京都)
2021/12/01 (水) ~ 2021/12/05 (日)公演終了
THE BEE
NODA・MAP
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2021/11/01 (月) ~ 2021/12/12 (日)公演終了
地下室の手記
地点
吉祥寺シアター(東京都)
2021/11/25 (木) ~ 2021/11/28 (日)公演終了
Gardenでは目を閉じて
毛皮族
ザ・スズナリ(東京都)
2021/11/20 (土) ~ 2021/11/28 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
日程的に難しそうだが・・狙ってはいる。劇団、又は財団、江本純子の観劇は1回のみ。(後一度チケットを買うも行けず、人に譲った。)
風変わりな公演(一度観たのも然り)がこの劇団の個性とみているが、怖いもの見たさをくすぐられるも毎度怖気づく。此たびはチラシ配布も早く本腰入れた感あり。配信あればきっと見るが・・
パ・ラパパンパン
Bunkamura / 大人計画
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2021/11/03 (水) ~ 2021/11/28 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
4月の「シブヤデアイマショウ」(松尾スズキ・のん)、8月の「愛が世界を救います」(のんなら俺だbyクドカン)、そして今作とbunkamuraでは看板からエンタメを謳ったステージが続く。コロナ期の観客の気分に寄り添った趣向のようである。確かに劇場で「今観劇できる喜び」を込めた拍手を聴く事が多い。今作はTVドラマ界で鳴らす脚本家の作、かつ大人計画メンバー揃い踏みで気になるが・・平日18時開演だと観れないんだよな。。
藤田嗣治〜白い暗闇〜
劇団印象-indian elephant-
小劇場B1(東京都)
2021/10/27 (水) ~ 2021/11/02 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
既に千秋楽を終えたが・・
ケストナーを描いた前作が優れていたので、同じく戦争と芸術の狭間に苦悶したであろう一画家の人生を覗き見たく早々に予約をしていたのだが、観れなくなり、配信を見ることにした(「ケストナー」も配信で鑑賞)。一週間後が待ち遠しい。
飛ぶ太陽
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2021/11/26 (金) ~ 2021/12/08 (水)公演終了
ダウト 〜疑いについての寓話
風姿花伝プロデュース
シアター風姿花伝(東京都)
2021/11/29 (月) ~ 2021/12/19 (日)公演終了
更地
KUNIO
世田谷パブリックシアター(東京都)
2021/11/07 (日) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
下世話な話、「水の駅」に続く太田省吾作品への挑戦かと二の足を踏んでいたら再演というから自負のある作品だろうと。KUNIOブランドと太田省吾ブランドは食い合わずウィンウィンなのね。そう期待してよろしいのね?(誰に念を押してる)日程厳しいが何とか観に行けないかと考え中。
どん底
地点
吉祥寺シアター(東京都)
2021/11/18 (木) ~ 2021/11/21 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
当初の公演予定が中止となり、払戻しに。暫く無いだろうと高をくくっていたら年内にリベンジ、しかも他演目と合わせ4本連続公演という。目当ての「どん底」は・・と見ると日程アウト! 二番目以降なら見れたのに一番手。メインならトリにしようよ。何で。。他は観た事あるし。「どん底」が観られないのに他のを見たら「どん底」の代わり、「代償」行為みたいじゃん。「どん底」観て他のを見るのはありだけど「どん底」が観られないから「仕方なく」他の見るのは、別に観たくないとは言ってないけど、その観たやつの価値が「仕方なく」が付いた分だけ下がるじゃん。あ~やっぱどん底観たかったな~、という考えが横切ったら、観てる劇に申し訳ないじゃん。「以下」ってことじゃん(違った、未満か。)。
ということで未練の「観たい」書込みでござった。
いのち知らず
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2021/10/22 (金) ~ 2021/11/14 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
岩松作品を上演していたんだ・・まだ上演が続くから観るチャンスはあるか。数年前初めて観たのが予想以上に良く(私の知る「静かな演劇」とは違った)、毎回見ようという感じではないが折節に観ておきたい。今回は、どんなもんじゃろ。
がん患者だもの、みつを
うずめ劇場
シアター風姿花伝(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
数年前パイランドなるユニットでペーターゲスナー×内田春菊による秀逸舞台が雑遊であった。声優・住友優子の独特な存在感が春菊ワールドと見事な化学反応で手放しの拍手。その後芸劇での演劇大学合同の催しでやった同コンビによる「ファザーファッカー」は、見逃して最も悔しがった公演の一つ。当然、今作は観る、以外の選択肢なし。・・おっと手放しの期待になっていた、自重自重。
オペラ『さよなら、ドン・キホーテ!』
オペラシアターこんにゃく座
吉祥寺シアター(東京都)
2021/09/18 (土) ~ 2021/09/26 (日)公演終了
夏の砂の上
ハツビロコウ
「劇」小劇場(東京都)
2021/09/21 (火) ~ 2021/09/26 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
もう始まっているが、、ハツビロコウ鐘下作品でない方の回。松田正隆作品は新たな領域。丁々発止よりどっちかと言うと静かな演劇の範疇では・・と。でら楽しみ。
ムサシ
ホリプロ
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2021/09/02 (木) ~ 2021/09/26 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
これもとうに完売で観られそうもない。・・・と書いたが、まだ残席ありであった(複数プレイガイドで)。
井上ひさし×蜷川の舞台は未見だが「ムサシ」は観ておこう、と蜷川幸雄の最晩年だったか死後だったかに思ったものだが、チャンスが来た。過去の上演記録を見ると2009年初演、翌年NY、2013~14再渡米、そして蜷川追悼公演が2018年。キャストは主演・藤原竜也以下大枠変わらず、佐々木小次郎役のみ三代、初演小栗旬、翌海外が勝地涼、2013年海外より溝端淳平。スタッフ陣は当然変わらぬが、今回初めて演出:吉田鋼太郎、蜷川は「オリジナル演出」となった。上質エンタメと確信し、自宅に戯曲があるが読んでなく、まずは観たい、んであるが、今回も無理をせねば(周囲の顰蹙を買わねば)観劇日を確保できず迷い中。売れる演目だから短いサイクルで上演が為されていると思しいが、芝居は変わって行く。蜷川舞台を継承する一人としての吉田氏が演出家として目覚め、主体性がもたげるとオリジナルから離れて行く事も・・そうなる前に見たい気持ちってのもあるが、観る割合3対7かな~。配信があったら観るかどうか・・これも迷う。(ケラの「砂の女」は配信するらしい。観るぞ。)