zeezoの観てきた!クチコミ一覧

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おおきに龍馬

おおきに龍馬

劇団Spookies

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/09/16 (水) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★

違う趣き
演劇の題材として、数多くの作品が上演される“龍馬もの”だが、
“龍馬”以外の“海援隊士たち”にフォーカスした本作は、所謂“龍馬もの”とは違う趣きで、楽しめた。

ネタバレBOX

登場人物の人となりが良く描けており、殊に、龍馬の“人格形成”に多大な影響を与えたと思われる“乙女”は良く描けていたと感じた。

しかし、隊士たちの成長物語りということで、致し方ないところではあると思うのだが、“主人公”が在る演劇に慣れ親しんでいる私にとって、“主人公不在”の感が否めない脚本は少々物足りない気はした。

Unbreakable -アンブレイカブル- 第二章

Unbreakable -アンブレイカブル- 第二章

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/09/10 (木) ~ 2015/09/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

〔Bö-tanz〕イイネ!
〔第一章〕を観ていないし、“ネフィリム”とか“グリゴリ”とか聞いたことが無いワードがたくさんなので、物語についていけるか、ちょっと不安だったが、内容を解説する「前説」があり、物語りもわかりやすく惹きこまれた。

シリアスな物語に散りばめられた“失笑必至の脱力系ギャグ”も私好みで良い感じ。
〔Bö-tanz〕の世界、ハマってしまったかもしれない。。。

DADDY WHO?

DADDY WHO?

天才劇団バカバッカ

テアトルBONBON(東京都)

2015/08/26 (水) ~ 2015/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても楽しめました!
〔木村昴バージョン〕大千秋楽を観劇。

いや~、たっぷり笑わせていただきました。

涙腺を刺激するシリアスなシーンもあり、まさしくハートウォーミングなコメディ。

アドリブも、ほど良い感じで good!

登場人物7人のキャラが立っているのも私好みで、とても楽しめました!

流れ星

流れ星

劇団ポコポコ

d-倉庫(東京都)

2015/09/11 (金) ~ 2015/09/13 (日)公演終了

満足度★★★

戯曲の良さが光る
「物語が良くなければ、良い舞台にならない」というのを、改めて感じた。

“宅間孝行”作の「流れ星」、素晴らしい戯曲だ。

役者の演技レベルは高くないものの、それぞれの熱演を以って惹きこまれた舞台となった。

ネタバレBOX

“宅間孝行”作の「流れ星」、オリジナルは知らないが、
脚本を改変しているであろうと感じるところが・・・。

劇団ならではの、というのは解るが、先ずはオリジナルでいくのが良いかと思う。

オリジナリティを出さずとも、良い戯曲は良いのだから。
空気ノ機械ノ尾ッポvol.22

空気ノ機械ノ尾ッポvol.22

空気ノ機械ノ尾ッポ

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2015/09/10 (木) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★

独創的で熱量の高い舞台
“空気ノ機械ノ尾ッポ”の「世界」、初体験。

独創的で熱量の高い舞台は、とても魅力的で楽しめた。

当日パンフに、
“「◎◎なお芝居だ」と確定した時点で私の仕事は終わるのかなとも思います”との記述。

納得です。

果てまでの旅

果てまでの旅

玉田企画

アトリエ春風舎(東京都)

2015/09/05 (土) ~ 2015/09/14 (月)公演終了

満足度★★★

もう少し“ドラマ”が欲しい
リアルな人物像、対話等の描き方が素晴らしい。

少年時代を想い出しながら観ました。

少年少女たち、当時は真剣だったんでしょうが、

真剣になればなるほど、可笑しく見えるんでしょうね~。

ネタバレBOX

リアリティを追求したためなのか、
ストーリーに意外性が無いのがちょっと不満。

私の好みからいえば、物語にもう少し“ドラマ”が欲しい。

因みに、私も中学修学旅行のときに、仲間と同じことを試みたが、
女子部屋同室女子の反対多数により、実現はしなかった(笑)。

懐かしい。。。



龍 -RYU-

龍 -RYU-

劇団ZAPPA

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/09/02 (水) ~ 2015/09/08 (火)公演終了

満足度★★★★

龍馬が翳む・・・
〔雷〕を観劇。
脱藩前の龍馬の物語りを観るのは初めてだが、とても面白く観させていただいた。

登場人物の人格・相関がよく描かれ、物語と相まって惹きつけられた舞台だった。

ネタバレBOX

とても良く出来た物語だが、私的には“もう一捻り”が欲しいところ。

また、“乙女”の存在感が強く、“龍馬”の存在が幾分翳んでしまった感があった。

“加尾”を手篭めにした“福岡藤次”の憎たらしさは、ナイス・キャスティング(笑)。
笛を吹け吹け 双子のフロイライン

笛を吹け吹け 双子のフロイライン

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2015/09/02 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

“緩急”が足りないか・・・
〔Kチーム〕を観劇。
ドイツ民話を題材にした物語り、という本作。
なかなか面白い物語で楽しめた。

ただ、全体的に“緩急”が足りない演出と感じた。

また、アドリブ(?)を挟み込んだシーンは、好き嫌いが分かれるところだが、
私は嫌いではない。

青い地球は誰のもの 「OUR BLUE PLANET」

青い地球は誰のもの 「OUR BLUE PLANET」

DGC/NGO 国連クラシックライブ協会

サントリーホール ブルーローズ(小ホール)(東京都)

2015/08/30 (日) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★

期待はずれ・・・
団体の主旨には賛同できるのだが、本公演は期待はずれだった。

物語は面白みがなく、脚本・演出、構成にも“斬新さ”を感じられなかった。

欧州国連本部公演で絶賛された上演と、今回では内容が違うのだろうが、本作を“音楽劇”と謳うには程遠く、その出来はお世辞にもいいとは言えない。

これだけの出演者を集めて、この内容では勿体無い。

molto agitato

molto agitato

劇団虚幻癖

明石スタジオ(東京都)

2015/08/27 (木) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★

気軽に楽しめるコメディ
〔A公演〕を観劇。短編4作品によるオムニバス。

当日パンフを見ながら、このコメントを書いているわけだが、どうしても、3作品しか思い出せない(認知症?汗;)。

総体的には、気軽に楽しめるコメディといった感じでしょうか。

ネタバレBOX

作者が、どういう“笑い”を意図しているのかはわからないが、
どの作品も、“クスッ”と笑えるものの、“大笑い”出来るものではなかった。

“コメディ”と謳っている演劇で、観ているこちらが恥ずかしくなってしまう作品が多々あるなかで、今回は恥ずかしくならずに観れたので、「“コメディ”としては成立しているのかな」と思います(私の基準で)が、さらなる進化を期待します。

プリーズ!

プリーズ!

劇団東京晴々

ザ☆キッチンNAKANO(東京都)

2015/08/28 (金) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

質の高い演劇
適度に“笑い”を織り交ぜ進む物語は、ドキドキ・ハラハラ感を持たせ、
エンディングまで惹きつけられた舞台でした。

役者さん達のレベルも高く、質の高い演劇と感じ、とても楽しめました。

次回作がとても楽しみ。

ネタバレBOX

登場人物それぞれの“人物像”が上手く描かれた脚本、それを表現する役者さん達の演技力がとても良かった。

殊に、優柔不断な“城田和彦”役の後藤啓太さん、ちょっと大袈裟かもしれないが、こんな人居るし、イライラした。

そして、嫌な女(?)“善田綾子”役の瀧澤真弓さんの芝居が素晴らしい。
ホント、憎たらしく見えた。

私の好みから言えば、物語に“一捻り”が、欲しいところではあるが・・・。
保健室探偵カネコ【終演しました!ありがとうございました!観てきたランキング1位獲得!】

保健室探偵カネコ【終演しました!ありがとうございました!観てきたランキング1位獲得!】

もぴプロジェクト

cafe&bar 木星劇場(東京都)

2015/08/26 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★

コメディは難しいのです。
私の感性には合わない“演劇”でした。

ネタバレBOX

やりたいことを実験的にやる「やりたい放題企画」ということだが、
何れも“カラまわり”してる感じで、思わず苦笑。

「先ずは、物語を作ることから・・・」と、感じた舞台でした。

頑張りましょう。。。

コメディは難しいのです。




美しい日々

美しい日々

TEAM 6g

萬劇場(東京都)

2015/08/26 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

「真実は一つだが、正義は・・・」
作者のメッセージが、一貫してブレのない作品と感じた。

笑いを交えながらも、深層を描く脚本が素晴らしい。

誰が観ても“何か”を感じることでしょう。

ネタバレBOX

上演中なので、細かい内容については触れませんが、

本作は、とある病院の同室に入院する患者たち、さらには、医師、看護師に纏わる“真実”、“正義”を巡る物語。

「真実は一つだが、正義は一つではない」
この台詞が響いた。
ゴースト・ゴースト・ゥライター

ゴースト・ゴースト・ゥライター

東京パイクリート

OFF OFFシアター(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★

「あと一歩」
バカバカしくて面白いストーリーでとても楽しめた。
が、「あと一歩」といった感じ。

「あと一歩」で、もっと面白い作品になりそう。

ブラッシュアップされた『ゴースト・ゴースト・ゥライター』を期待したい。

≦ Beat!! ≧

≦ Beat!! ≧

[DISH]プロデュース

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2015/08/20 (木) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★

“楽しい舞台”
“DISH”のhpにあるように、≪コメディ+ファンタジー+ダンス≫の“楽しい舞台”でした。

“笑い”を意識しすぎたためか、“物語り”が、ややわかり難かったのがちょっと残念だが、舞台を楽しんでいる皆さんの気持ちが伝わった。

“大友恵理”さん独特の“ツッコミ”、“臼井静”さんのダンス、
“髙杉ラク”くんの可愛さに、ヤラれました。。。

第三毒奏

第三毒奏

劇団開花雑誌

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/08/14 (金) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★

キャベツが・・・
若い息吹、独特の世界観を感じた舞台。
なかなか良い芝居をする役者も見受けられ、これからの成長が楽しみ。

ただ、脚本、演出共に“捻り過ぎ”のためか、ストーリーがわかり難くく、ぼやけている感じを受けた。

また、キャベツを使った演出がちょっと・・・。

ネタバレBOX

キャベツを使った演出はこの作品のキーポイントなのだろうが、
床の上の潰れたキャベツを見ると、何ともいえない気分に・・・。

※※「使用後は関係者一同で美味しく頂いております」※※とのことだが、

「食べ物を粗末にするな!」、「食べ物で遊ぶな!」と言われ育った私としては、演劇表現上とはいえ、ビミョウなところ。
ジジイ達の特攻隊

ジジイ達の特攻隊

サン・マルガン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/12 (水) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★

心揺さぶられ泪した
“戦争”という状況下での、登場人物それぞれの“想い”、“葛藤”を見事に描いた本作。

度々のシーンで、心揺さぶられ泪した。

月並みだが、あらてめて“戦争”、“命”を考えさせられる作品だった。

ネタバレBOX

若い特攻隊員の代わりに、“これまたぼーいず”の三人が出撃するラストシーンの設定は現実的ではないが、これは、“妻”や“婚約者”を同乗させて出撃した「神州不滅特別攻撃隊」の記録からの発想であろうと思われる。

このラストシーンを現実的なものにすると、より物語りの訴求力が増しただろう。
きみがみむねに

きみがみむねに

風雷紡

d-倉庫(東京都)

2015/08/13 (木) ~ 2015/08/18 (火)公演終了

満足度★★★★

惹きつけられた2時間強
初日を観劇。
“芝居屋風雷紡”は、本作が初めての観劇になるが、
過去公演の、評価の高さが納得できる舞台を観せていただいた。

惹きつけられた2時間強の上演でした。


ネタバレBOX

“川島芳子”、そして纏わる人物との関係性・心理描写が見事に描かれた脚本がいいと感じた。

また、キャスティングも良かったと思う。

そして、場面転換を効果的に観せたセットもよく出来ていたが、少々タイトな感じを受けた。
舞台の広さから考えると、それぞれをもう少し広めに造ってもいいのかなと・・・。

放浪の牛

放浪の牛

MJP

OFF OFFシアター(東京都)

2015/08/11 (火) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★

“惜しい仕上がり”という感じ
〔B_CAST〕観劇。

テーマ、脚本の良さは感じるのだが、“それ”を消化しきれていない印象を受けた。

それは、演出によるものか、役者の力量によるものかは判らぬが、
シーンや台詞に込められた“意味”、“心理描写”が表現できていない感があり、物語が軽いものになってしまったように思う。

このテーマを重く感じるか、軽く感じるかは、年代や環境のギャップはあるだろうし、それによって表現も変わってくるのだろうが・・・。

総体的には、惜しい仕上がりという感じ。

ネタバレBOX

私の観た〔B_CAST〕と、未観の〔A_CAST〕では、
“ピエロ”と“コーラ売り”の2人以外の12人は別キャストで、
主役である“放浪者”、“親”、“子供”の性別が逆になるので、
〔A_CAST〕での舞台は、違った印象を受けるかもしれない。

したがって、上記の感想はあくまでも〔B_CAST〕のものである。

また、ゲストによる“自販機”のギャグは内輪ウケという感じで感心できない。
幻想時代劇 『阿弖流為-ATERUI-』

幻想時代劇 『阿弖流為-ATERUI-』

東方守護-EAST GUARDIAN-

新宿村LIVE(東京都)

2015/08/06 (木) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★

“プチ宝塚(?)”
千秋楽を観劇。

“阿弖流為”を題材とした、ミュージカル、書籍、映像から歌舞伎まで数多いが、“阿弖流為”はそれだけ魅力ある題材といえるのだろう。

さて、今回の“東方守護”による“阿弖流為”だが、
予備知識のない人にも充分楽しめる、ストーリーがわかりやすい作品になっていたと思う。

“阿弖流為”、“陰陽師エボシ”を女性が演じることによって、
何ともいえぬ人物像を醸し出し、“プチ宝塚(?)”といった感じで魅入ってしまった。

“田村麻呂”を演じた“椿誠之助”さんの迫力ある芝居もとてもいい。


ネタバレBOX

今回の座席設定、ほとんど傾斜がなく、後ろのほうに座った観客は、舞台に座ってのシーンはほとんど見えなかったんじゃないかな。

座ってのシーンが多いときは、“D倉庫”や、“吉祥寺シアター”みたいに座席の傾斜がきつい劇場のほうがいいんじゃないでしょうかね。

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