MINoの観たい!クチコミ一覧

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「どんぐりくらぶ」

「どんぐりくらぶ」

人形劇団ひとみ座

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2023/03/23 (木) ~ 2023/03/29 (水)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

「ひょっこりひょうたん島」以降親しみを覚えているひとみ座も創立75周年。その記念公演をシアターグリーンの2館を使ってコインの裏と表のような作品を上演するという。小さなBASE THEATERの方はどんぐりが好きすぎただけで宇宙に広がる物語に巻き込まれる少年を描く「どんぐりくらぶ」。どんぐりと宇宙がどう繋がるのか、また「モモ」との関連は……。興味が募る。

「モモ」

「モモ」

人形劇団ひとみ座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/03/23 (木) ~ 2023/03/29 (水)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

おお、「はてしない物語(ネバ―エンディング・ストーリー)」と並ぶミヒャエル・エンデの壮大な物語「モモ」を人形劇で! いやむしろ人形劇だからこそイマジネーション豊かな物語世界を視覚化でくるのかも。長い歴史をもつひとみ座(私自身はNHK「ひょっこりひょうたん島」から馴染み深い存在だ)だけに期待が大きい。

ひとり語り芝居『土神ときつね』他

ひとり語り芝居『土神ときつね』他

お茶祭り企画

あさくさ劇亭(東京都)

2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

物語を戯曲化せずに原文 のまま、ピア ノの生演奏とともに役者の身一つで語り演じるひとり語り芝居による宮沢賢治の世界—宮沢賢治とゴッホの繋がりとは?

愛犬家

愛犬家

甲斐ファクトリー

ザムザ阿佐谷(東京都)

2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

16年9月に上演した旗揚げ公演の再演だという。
ミステリーファンの私が「愛犬家」と聞くと埼玉愛犬家連続殺人事件がすぐに頭に浮かぶが、その犯人・関根元が和歌山毒物カレー事件の犯人とされる林眞須美と互いに獄中にありながら文通していたことはあまり知られていない。
この作品は埼玉愛犬家連続殺人事件とは関係がなさそうだが、静かで穏やかな日常にひっそりと忍び寄る心の闇やコミュニケーションに突き刺さる棘のようなものを乾いた言葉とスピード感のあるリズムを武器にして表現する団体だけに、少女の心の闇をどう観せてくれるだろう。

とんとマル

とんとマル

東京AZARASHI団

サンモールスタジオ(東京都)

2023/02/21 (火) ~ 2023/02/26 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

映画「スマホを落としただけなのに」は怖い映画だったが、この芝居はスマホを拾ったばかりに大騒ぎに巻き込まれる(巻き起こす?)のだという。穴吹一朗が創りあげる舞台にハズレはないので、今回も期待大。
ところで東京AZAЯSHI団はいつから東京AZARASHI団になったのだろう?

当たったらホームラン!

当たったらホームラン!

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

トツゲキ短編祭と銘打たれているが、作家の顔ぶれの広さに驚く。個人的にはプルーストリーの「夜の来訪者」の翻訳家として馴染み深い内村直也がどういう戯曲を書いていたのか興味深い。
全作がホームランとはならずとも、三塁打クラスは期待できる顔ぶれだ。

戯けの死に様

戯けの死に様

獏天

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

昨年5月の「孤という毒」は、50歳を過ぎての舞台初出演という亀石太夏匡の長編一人芝居に驚愕し、知人の女優にも必見だと薦めて、その女優さんも素晴らしかったという言葉しか出てこない有様だった。今回その亀石は出演しないものの、獏天としてはほぼ15年ぶりという時代劇、しかも幕末オールスターによるイデ版妄想幻想のアクションゴリゴリ幕末狂騒伝だという。今回はどんな驚きを観せてくれるだろう。

ツァイガルニクに勝つ記憶

ツァイガルニクに勝つ記憶

地下富士と廃校

中野シアターかざあな(東京都)

2023/01/28 (土) ~ 2023/01/29 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

ツァイガルニクとは目標が達成されない行為に関する未完了課題についての記憶が完了課題についての記憶に比べて想起されやすいことをいう。要するにできなかったことへの慚愧の念は達成したことよりも大きいということだ。それをテーマにした7本の短編オムニバス公演—あるあると思いながら見つめることになりそうだ。

永遠(とわ)に逞(うつく)しく

永遠(とわ)に逞(うつく)しく

よせなべ

雑遊(東京都)

2023/01/26 (木) ~ 2023/01/29 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

闇鍋ではなく寄せ鍋。渡辺浩一のソロ活動プロジェクトとして始動したというから渡辺の「なべ」なのだろう。今年は、〈渡辺浩一芸能活動30+2周年記念〉として2公演を予定している内の第一弾との由。「逞しく」と書いて「うつくしく」と読ませるのは、やはり男ってものは逞しくあらねばならぬということだろう。逞しき男の美しさを確認したい。

磁界

磁界

オフィスコットーネ

小劇場B1(東京都)

2023/02/09 (木) ~ 2023/02/19 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

JACROWの中村ノブアキが作・演出で、西尾友樹や谷仲恵補をはじめとした豪華な役者陣。これはもう素晴らしい舞台が観れることが確実だ。

DOG’S

DOG’S

LIVEDOG

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2023/02/17 (金) ~ 2023/02/26 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

飼い主が戻ってくるのをただひたすら待っている―って、まるで忠犬ハチ公だが、犬社会を通じて現代の人間社会に鋭く問いかけをする作品だという。どんな問題提起が隠されているのか。登場人(?)物はすべて「犬」だそうだが、和興がどのような表現で観せてくれるのか楽しみ。

K2

K2

滋企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2023/03/24 (金) ~ 2023/04/02 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

この作品はサンシャイン劇場での日本初演(83年)と本多劇場での加藤健一事務所(97年)との2回観ている。日本初演はなんとあの菅原文太の舞台初挑戦だった(といっても菅原文太の舞台出演はその後「半七捕物帳」があるだけだが)。氷壁にハーケンを打って登る場面があるのだが、終盤の雪崩も含めて、こまばアゴラの小さな空間でどう表現されるだろうか。

血の婚礼

血の婚礼

劇団東京座

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

「ベルナルダ・アルバの家」「イェルマ」と並んでスペインの劇作家フェデリコ・ガルシーア・ロルカによる土着的な三大悲劇のひとつだ。映画化されたものも観ているが、舞台では19年11月にLe Matinが二人芝居として上演した(脚本・演出:奥村千里)のを観たことがあるだけだ。濃密な舞台にめぐり逢えるだろうか。

ラチカン

ラチカン

三栄町LIVE

三栄町LIVE STAGE(旧:フラワースタジオ) (東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/02/05 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

くろばらしょうじょじごくの闇を照らすのはまさに雪のような吉水雪乃しかあるまい。(笑)

Go Let It Out

Go Let It Out

演劇企画アクタージュ

荻窪小劇場(東京都)

2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

グループセラピーを扱った演劇作品というと一昨年12月に観たボビー中西プロデュースAWDL公演「ビューーーティフル!」(尾身美詞と江間直子というダブルキャストの両方を観た)を思い出すが、なかなか自分自身のこととして捉えきれなかった。今回の舞台はどうなるだろう。
ところでカプセル薬が敷き詰められているチラシは全英1位を獲得したOasisの曲「Go Let It Out」の冒頭での「自分をそれほど好きならば/全ての薬を試してみろ」という歌詞と関係しているのだろうか。

龍昇企画 父と暮せば

龍昇企画 父と暮せば

ストアハウス

上野ストアハウス(東京都)

2023/01/25 (水) ~ 2023/01/29 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

「父と暮せば」もいくつもの劇団で観ているが、剣持直明と松村沙瑛子(現:松村彩永)が演じたものを超えるものに出会えない。今回はどうだろう。

GOOD BOYS

GOOD BOYS

TAAC

新宿シアタートップス(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/01/24 (火)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

「強く、なりたい」―そう願った双子の少年たちが過ごした日々の記録が行き着く先がどうなるのか、どうにも気になる。

おやすみ、お母さん

おやすみ、お母さん

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/02/06 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

昨年シアターコクーンで観た「ザ・ウェルキン」では那須佐代子と那須凜が同じ舞台に立っているのに興奮したが、この「おやすみ、お母さん」ではピューリッツァー賞受賞作の二人芝居で母娘を演じると知った時にはどのような舞台になるのか期待しかなかった。しかも劇場は那須佐代子のために建てられた風姿花伝だ。「血」を意識しながら見つめる舞台になるだろう。

明日の幸福

明日の幸福

diamond-Z

日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」(東京都)

2023/01/20 (金) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

前回公演「明日ハレルヤ」は若干甘い部分は感じるものの、全体としては楽しめる舞台となっていた。今回一番気になるのは【ある家宝】だが、さてどんなものが飛び出すか……

さなぎになりたい子どもたち

さなぎになりたい子どもたち

演劇集団 Ring-Bong

座・高円寺1(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

未見の団体だが、文学座の俳優・山谷典子が台本を手がける、社会問題を身近な視点から描く演劇ユニットだという。今回の公演はコロナ禍の公立中学校を舞台に、周りから浮いている二人が抱える問題を養護教諭の目を通して描く作品らしい。子どもの貧困は本当に悲しい問題。どのように描かれるのか。

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