---黄離取リ線---【ご来場いただき誠にありがとうございました!】
劇団えのぐ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/09/29 (木) ~ 2016/10/02 (日)公演終了
あのコは悪意のかたまり
江古田ぐるぐる
新宿眼科画廊(東京都)
2016/09/30 (金) ~ 2016/10/02 (日)公演終了
満足度★★★★
善悪って
可愛いフライヤーとは裏腹に、人の怖さが観れる会話劇。ただ、そこは江古田ぐるぐるらしく、緩い笑いが前面にあり、気楽に楽しめる。
以下、公演中なのでネタバレで。
あたし、ミスぽんかん第3位。
演劇ユニットちょもらんま
北池袋 新生館シアター(東京都)
2016/09/21 (水) ~ 2016/09/25 (日)公演終了
満足度★★★★
賑やかなエントランス
千秋楽観劇。マンションのエントランスで繰り広げられるワンシュチュエーションコメディ。分かりやすい人物設定で楽しいが、やや誇張されすぎた面も見受けられ単調に感じてしまう場面もあった。
主人公の変化は良いが、それが手紙の影響というより、不倫がバレタ影響の方が強く映ってしまい、共感しにくい。脚本が面白かっただけに、そこが少し残念。だが、前向きな終わり方で良かった。
役者さんは前回公演に出ておられた方も多く、主人公の山下敦子役を演じられた前野鳩子さんや松下聡子役の牧野恵子さんが印象的であった。
当日パンフの漫画はプロローグとなっており秀逸。
天召し-テンメシ- 【第28回池袋演劇祭参加作品】
ラビット番長
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2016/09/15 (木) ~ 2016/09/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
勝負の世界
将棋に魅せられた男達とそれに携わる周りの人々の人生ドラマを描いた作品で大変楽しめた。
将棋の事を知らなくても楽しめるが、実在した、村山聖さん、小池重明さんをモデルとしており、その辺りの知識があればより楽しめる。
以下、公演中なのでネタバレで。
次回作!
こわっぱちゃん家
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2016/09/16 (金) ~ 2016/09/18 (日)公演終了
時代絵巻AsH 特別公演 『白瓊〜しらぬい〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2016/09/08 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★
舞い散るもの
初観劇の劇団さんでした。時代の波に翻弄された白虎隊の思いが伝わる舞台で、泣かれている方も見受けられました。右手に縁側を作ることで場面切替等、舞台を上手く使われており、白虎隊が中心なので、若い役者さんが多く皆さん熱演でした。
ただ、何度も映像化及び舞台化されているので、個人的にはどこか見た事があるシーンのように映ってしまいました。
Life is Numbers
劇団6番シード
ザ・ポケット(東京都)
2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
素敵な大人の物語
いくつかの恋愛を軸に、人の繋がりと優しさに溢れた舞台でした。6Cらしく、笑えるシーンも随所にありますが、普段より少しシックにまとめた大人の物語で、決して明るい話では無いのだけど、主演の藤堂瞬さんの何とも言えない柔らかさが滲み出て、前向きにさせてくれます。
主演級の役者さんが集まっているので、どの組み合わせのストーリーも素敵です。中でも藤堂さん演じる拓実と上田さん演じる遥のカップルと、椎名さん演じる環奈と高田さん演じる孝之のカップルの会話や雰囲気が特に好きでした。
撃鉄の子守唄 2016年版
劇団ショウダウン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2016/09/01 (木) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
3時間の超大作
脚本、役者、音響、舞台美術どれもが優れた3時間の超大作の舞台でした。西部劇がベースですが、史実と空想を織り交ぜそこにファンタジーの要素を盛り込んだナツメ作品の真骨頂の舞台。いやあ、大変面白かったです。
ショウダウンさんですと、どうしても林遊眠さんに注目が集まりがちですが、今作は遊眠さんをはじめ多くのメインキャストが輝いており(前回観劇した「黒船」もそうでしたが)実に雄大な冒険譚を魅せてくれます。
多くの役者さんが名前の無い役を何役もやり、またそれぞれが細かい演技を見せることでメインキャストが輝く、素晴らしい舞台でした。座組の良さも窺えます。
最終日という事もあり、何人かの役者さんの声がつらそうでしたが、とても見応えのある舞台でした。
七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字
Aga-risk Entertainment
サンモールスタジオ(東京都)
2016/08/31 (水) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
やはり傑作で問題作(笑)
前触れ通りの傑作の問題作でした(笑)
各45分間の2作品でしたが、どちらもコメディとして突出している作品。
公演中なので、以下ネタバレで。
夢で逢う / サマーホーム
劇闘企画
シアター風姿花伝(東京都)
2016/08/31 (水) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★
第1回公演
いくつかの劇団等によって企画・結成された演劇ユニットの第1回公演。
学生寮の夏を描いた「サマーホーム」、現実と妄想の狭間の恋を描いた「夢で逢う」という中編2作の公演であった。
以下、公演中なのでネタバレで。
風は垂てに吹く
テトラクロマット
吉祥寺シアター(東京都)
2016/08/18 (木) ~ 2016/08/23 (火)公演終了
SLeeVe‐RefRain
ENG
六行会ホール(東京都)
2016/08/17 (水) ~ 2016/08/22 (月)公演終了
ブラック祭2016
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2016/08/11 (木) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
RS観劇
これまで観客参加型の舞台はいくつか観てきたが、今回はより参加した形で大変楽しめた。賭けを楽しむ形での参加だが、途中で観客の意思も内容に関与できストーリーに変化が付けられる。これが実際にやってみると、大変面白い。ベースストーリーにいくつものシュチエーションを想定して稽古・準備しているのかアドリブを多用しているのか興味を持った。
いずれにしても、惹き込まれたのは役者さんの演技がリアルに写ったからであろう。時間があれば再度観て、いや参加してみたいと思える舞台でした。
ブラック祭2016
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2016/08/11 (木) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★
五邪鬼編観劇
五邪鬼編の千秋楽を観劇。バトルロワイヤルや人狼ゲームを合わせた様な設定。拉致された5人が、良心と生への執着心の狭間で葛藤しながらも、他者を殺してでも生への比重が増していく。まあ当然か。
ただ、各人の動機がやや弱い気がした。また、あの展開では一人が亡くなるともう歯止めが効かないようにも思える。冷静に一人づつ死んでいくのは、どうかとも思えた。
役者さんは熱演であったが、やや感情表現が似すぎていた気もした。
庚申待の夜に
風雷紡
小劇場 楽園(東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/14 (日)公演終了
満足度★★★★
人の怖さ
古い慣習と公害を軸に、廃村の旧家の最後の夜の物語。人のエゴと怖さを見せつけられた。夏に相応しく(笑)、寒々とした話でした。
時代によっては、平凡ながら地元で幸せに暮らせたであろう人達が、生活にも心にも余裕を無くしてしまい、道を間違えてしまう。いや、他にも方法がとか違う道がとか言えるのは当事者でないからか。
役者さんは、皆上手く、違う舞台でも観てみたいと思える方が多かったです。
ナイゲン(2016年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2016/08/11 (木) ~ 2016/08/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
やはり名作
やはり「ナイゲン」は面白いと、再認識させてくれる舞台。
出演者それぞれの熱演で、熱量溢れる舞台に仕上がっていた。
ただ、1つ気になったのはあまりにオリジナル(アガリスクさん)に似せようとしていた点か。演出等は良いのだが、出演者の髪形や口調はそこまで真似しなくても良いのではとも思った。コピーしすぎの様な気も。
まあ、そこまで完成度が高い事の証明とも言えますが。
でも、やはりとても楽しく、熱い舞台でした!
15 Minutes Made Volume14
Mrs.fictions
王子小劇場(東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/16 (火)公演終了
満足度★★★★
趣の異なる6作品
既知の劇団と未見の劇団の、趣の異なる6作品を楽しめた。15分という事であったが、それぞれのカラーも出ていて短編集として面白い企画。好きな劇団が増えてくると、どうしても知らない劇団を観る機会が減ってしまうので、このような企画は個人的にとても賛成。(今回の6劇団のうち、4劇団は初見ではありませんでしたが(笑))
公演中なので以下ネタバレで。
うちの犬はサイコロを振るのをやめた
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2016/07/23 (土) ~ 2016/07/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
やはり面白い!
初演も観ているが、変えている箇所もあり、笑いが更にパワーアップしていた。何でもありの世界観の舞台であるが、観劇後に残る余韻は単なるコメディでは無い。心温まるひどい話であるが、ラストシーンがとても好き。
また、毎度御馴染の開場パフォーマンスは必見。短編作品として完成度も高い(笑)
英雄コレクション
ジョーカーハウス
サンモールスタジオ(東京都)
2016/07/21 (木) ~ 2016/07/24 (日)公演終了
満足度★★★
ガールズゲーム観劇
あらすじは面白いのだが、なんとなく流れていってしまった。若い役者さんばかりでしたので、少し一本調子になってしまったせいかと感じました。
名なしの侍 (28日より大阪公演開幕!直前予約受付中!)
劇団鹿殺し
サンシャイン劇場(東京都)
2016/07/16 (土) ~ 2016/07/24 (日)公演終了
満足度★★★★
盛り沢山の音楽劇
15周年記念・怒パンク時代劇とあったが、オープニングから生演奏の重低音が響いてきて、生演奏、生歌、殺陣、ダンス、笑いを詰め込んだ2時間強のテンターテイメント音楽劇だった。役者さんが上手いので、芝居だけでなく、笑いの小ネタも効いていて大変楽しめた。ただ、少し詰め込みずぎた印象もあった。楽曲は、さすがオレノグラフィティさんという曲ばかり。
終演後のアフタートークでは、劇団の歴史も知ることが出来て好感が持てる内容であった。