『曇天プラネタリウム』
ラチェットレンチF
Geki地下Liberty(東京都)
2016/10/26 (水) ~ 2016/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
色褪せない名作
2012年の作品のリメイクとの事でしたが、色褪せない名作でした。天体観測の場面が多く出てくるので、流星群とか金環日食とかはあまりタイムリーではありませんでしたが(笑)
またの再演もあるかもなので、ネタバレしないように書きます。
まず脚本が面白く、加害者、被害者、警察、マスコミ、サイト関係者とそれぞれの立場と感情の動きが見て取れ、伏線回収(想像部分もあり)も上手いです。そして、登場人物も多いのですが、何よりどの役者さんも見事に演じられており、2時間を感じさせない舞台でした。中でも、個人的には真壁和也役の三浦祐介さんと浜崎準役の井上賢吏さんが印象的でした。
刺毛-シモウ-
はぶ談戯
テアトルBONBON(東京都)
2016/10/19 (水) ~ 2016/10/24 (月)公演終了
満足度★★★★
狂気で壊れていく
初観劇の劇団さん。観劇前は薄気味悪さを感じるホラーな感じの舞台かと思ってましたが、序盤は明るめな感じで、徐々に狂気が満ち溢れていく舞台でした。上手い役者さんが多く、楽しめました。
以下、公演中なのでネタバレで。
BLACKBERRY
IQ5000
王子小劇場(東京都)
2016/10/13 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了
満足度★★★
熱量は感じたが・・・。
以前観た「ジャングル~柔和なジャングルの猛者~」が熱量溢れる舞台で、久しぶりに同劇団を観れるので、期待して観劇した。
ただ、結果から言うと、今回は自分には合わなかった。熱量は感じたが、マンホールチルドレンやバイカル湖の悲劇等を題材にしたにしては、その凄惨さがあまり伝わって来なかった。観易くする為に小ネタ等を入れた為かもしれないが、浅く映ってしまった。
好きな劇団さんだけに、次回作に期待したい。
マルカジット、マーカサイト
やみ・あがりシアター
こった創作空間(東京都)
2016/10/07 (金) ~ 2016/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
自分自身に革命を起こす石
初観劇の劇団さんだが、オープニングから驚かされた。実に上手い入り方で、その後の展開も惹き込まれる。脚本の妙と役者さんの熱演で、期待以上の舞台でした。
以下、公演中なのでネタバレで。
拝啓、魚屋さん
さるしばい
萬劇場(東京都)
2016/09/28 (水) ~ 2016/10/04 (火)公演終了
満足度★★★★
人情味溢れる商店街
初観劇の劇団さん。劇場に入って、しっかりした舞台セットと観客の多さ(日曜日とはいえ、萬劇場で満席)に驚きました。舞台も若手からベテランまで総勢20人の非常にしっかりした良い意味で安定感のある演技で、脚本も暖かい人情物で既定路線でやや先が読めてしまう点もありましたが、楽しめました。
以下、公演中なのでネタバレで。
---黄離取リ線---【ご来場いただき誠にありがとうございました!】
劇団えのぐ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/09/29 (木) ~ 2016/10/02 (日)公演終了
あのコは悪意のかたまり
江古田ぐるぐる
新宿眼科画廊(東京都)
2016/09/30 (金) ~ 2016/10/02 (日)公演終了
満足度★★★★
善悪って
可愛いフライヤーとは裏腹に、人の怖さが観れる会話劇。ただ、そこは江古田ぐるぐるらしく、緩い笑いが前面にあり、気楽に楽しめる。
以下、公演中なのでネタバレで。
あたし、ミスぽんかん第3位。
演劇ユニットちょもらんま
北池袋 新生館シアター(東京都)
2016/09/21 (水) ~ 2016/09/25 (日)公演終了
満足度★★★★
賑やかなエントランス
千秋楽観劇。マンションのエントランスで繰り広げられるワンシュチュエーションコメディ。分かりやすい人物設定で楽しいが、やや誇張されすぎた面も見受けられ単調に感じてしまう場面もあった。
主人公の変化は良いが、それが手紙の影響というより、不倫がバレタ影響の方が強く映ってしまい、共感しにくい。脚本が面白かっただけに、そこが少し残念。だが、前向きな終わり方で良かった。
役者さんは前回公演に出ておられた方も多く、主人公の山下敦子役を演じられた前野鳩子さんや松下聡子役の牧野恵子さんが印象的であった。
当日パンフの漫画はプロローグとなっており秀逸。
天召し-テンメシ- 【第28回池袋演劇祭参加作品】
ラビット番長
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2016/09/15 (木) ~ 2016/09/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
勝負の世界
将棋に魅せられた男達とそれに携わる周りの人々の人生ドラマを描いた作品で大変楽しめた。
将棋の事を知らなくても楽しめるが、実在した、村山聖さん、小池重明さんをモデルとしており、その辺りの知識があればより楽しめる。
以下、公演中なのでネタバレで。
次回作!
こわっぱちゃん家
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2016/09/16 (金) ~ 2016/09/18 (日)公演終了
時代絵巻AsH 特別公演 『白瓊〜しらぬい〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2016/09/08 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★
舞い散るもの
初観劇の劇団さんでした。時代の波に翻弄された白虎隊の思いが伝わる舞台で、泣かれている方も見受けられました。右手に縁側を作ることで場面切替等、舞台を上手く使われており、白虎隊が中心なので、若い役者さんが多く皆さん熱演でした。
ただ、何度も映像化及び舞台化されているので、個人的にはどこか見た事があるシーンのように映ってしまいました。
Life is Numbers
劇団6番シード
ザ・ポケット(東京都)
2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
素敵な大人の物語
いくつかの恋愛を軸に、人の繋がりと優しさに溢れた舞台でした。6Cらしく、笑えるシーンも随所にありますが、普段より少しシックにまとめた大人の物語で、決して明るい話では無いのだけど、主演の藤堂瞬さんの何とも言えない柔らかさが滲み出て、前向きにさせてくれます。
主演級の役者さんが集まっているので、どの組み合わせのストーリーも素敵です。中でも藤堂さん演じる拓実と上田さん演じる遥のカップルと、椎名さん演じる環奈と高田さん演じる孝之のカップルの会話や雰囲気が特に好きでした。
撃鉄の子守唄 2016年版
劇団ショウダウン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2016/09/01 (木) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
3時間の超大作
脚本、役者、音響、舞台美術どれもが優れた3時間の超大作の舞台でした。西部劇がベースですが、史実と空想を織り交ぜそこにファンタジーの要素を盛り込んだナツメ作品の真骨頂の舞台。いやあ、大変面白かったです。
ショウダウンさんですと、どうしても林遊眠さんに注目が集まりがちですが、今作は遊眠さんをはじめ多くのメインキャストが輝いており(前回観劇した「黒船」もそうでしたが)実に雄大な冒険譚を魅せてくれます。
多くの役者さんが名前の無い役を何役もやり、またそれぞれが細かい演技を見せることでメインキャストが輝く、素晴らしい舞台でした。座組の良さも窺えます。
最終日という事もあり、何人かの役者さんの声がつらそうでしたが、とても見応えのある舞台でした。
七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字
Aga-risk Entertainment
サンモールスタジオ(東京都)
2016/08/31 (水) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
やはり傑作で問題作(笑)
前触れ通りの傑作の問題作でした(笑)
各45分間の2作品でしたが、どちらもコメディとして突出している作品。
公演中なので、以下ネタバレで。
夢で逢う / サマーホーム
劇闘企画
シアター風姿花伝(東京都)
2016/08/31 (水) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★
第1回公演
いくつかの劇団等によって企画・結成された演劇ユニットの第1回公演。
学生寮の夏を描いた「サマーホーム」、現実と妄想の狭間の恋を描いた「夢で逢う」という中編2作の公演であった。
以下、公演中なのでネタバレで。
風は垂てに吹く
テトラクロマット
吉祥寺シアター(東京都)
2016/08/18 (木) ~ 2016/08/23 (火)公演終了
SLeeVe‐RefRain
ENG
六行会ホール(東京都)
2016/08/17 (水) ~ 2016/08/22 (月)公演終了
ブラック祭2016
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2016/08/11 (木) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
RS観劇
これまで観客参加型の舞台はいくつか観てきたが、今回はより参加した形で大変楽しめた。賭けを楽しむ形での参加だが、途中で観客の意思も内容に関与できストーリーに変化が付けられる。これが実際にやってみると、大変面白い。ベースストーリーにいくつものシュチエーションを想定して稽古・準備しているのかアドリブを多用しているのか興味を持った。
いずれにしても、惹き込まれたのは役者さんの演技がリアルに写ったからであろう。時間があれば再度観て、いや参加してみたいと思える舞台でした。
ブラック祭2016
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2016/08/11 (木) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★
五邪鬼編観劇
五邪鬼編の千秋楽を観劇。バトルロワイヤルや人狼ゲームを合わせた様な設定。拉致された5人が、良心と生への執着心の狭間で葛藤しながらも、他者を殺してでも生への比重が増していく。まあ当然か。
ただ、各人の動機がやや弱い気がした。また、あの展開では一人が亡くなるともう歯止めが効かないようにも思える。冷静に一人づつ死んでいくのは、どうかとも思えた。
役者さんは熱演であったが、やや感情表現が似すぎていた気もした。
庚申待の夜に
風雷紡
小劇場 楽園(東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/14 (日)公演終了
満足度★★★★
人の怖さ
古い慣習と公害を軸に、廃村の旧家の最後の夜の物語。人のエゴと怖さを見せつけられた。夏に相応しく(笑)、寒々とした話でした。
時代によっては、平凡ながら地元で幸せに暮らせたであろう人達が、生活にも心にも余裕を無くしてしまい、道を間違えてしまう。いや、他にも方法がとか違う道がとか言えるのは当事者でないからか。
役者さんは、皆上手く、違う舞台でも観てみたいと思える方が多かったです。