BEGINS of Sevengirls
劇団前方公演墳
「劇」小劇場(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/10/13 (土) 18:00
座席2列中央番
演劇『BEGINS of Sevengirls』を観劇しました。役者さんたちの生の舞台はやはり素晴らしかったです。
劇団前方公演墳旗揚げ20周年記念作品。過去に4度再演され今月から映画も公開されている『セブンガールズ』の前日譚が描かれた新作舞台。
私は、映画『セブンガールズ』を映画館で鑑賞後に、舞台『BEGINS of Sevengirls』劇場で観劇となりました。
劇団前方公演墳さんの作品は今回が初見です。
セブンガールズでは、終戦直後の混乱期にひとつのバラックに身を寄せて共同生活をし助け合いながら生きる女性たちの姿が描かれていました。
BEGINS of Sevengirls は、その前の物語。
戦争により身寄りを失う等の様々な事情により生活に困窮していく人々。そんな人々のそれぞれの生き様が切なく描かれます。
それぞれに生きるすべを模索する縁もなかったであろう人と人との点と点が紡がれ、さらに、新たな点、そして点が、加わり、共同生活を始めるに至るまでを見せてくれました。
そして、あの「星がいっぱいでも」の歌が生まれます。
2時間20分休憩なしの舞台。疲れや中だるみをも感じさせない程にあっという間でした。もっともっと観ていたいという気持ちになっていました。
いくらでも重くも描くことができるであろう題材に、コメディ要素のエッセンスを織り交ぜ、迫力の立ち居回りシーンも絡めて飽きさせず、強く生きようとする女性たちの姿を泥臭くも美しく魅せてくれました。
劇団前方公演墳の皆さん、お見事でした。
点描の絆
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/10/04 (木) ~ 2018/10/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/10/06 (土) 17:00
演劇集団・東京ストーリーテラー 2018年 秋公演『点描の絆』再演をBキャストで観劇。ハートウォーミングミステリー、素晴らしかったです。2012年夏公演時に初めて観た物語。その時とは役者さんが斬新されていましたが、新鮮に味わえました。
ストーリーは知っているので、前回とは違ったところに視点をあてて観ていました。
今回の驚きは、少年の頃の俊介を演じられた俳優さんです。お見事で、出演シーンは釘付けになりました。舞台上のお芝居も驚きだったのですが、鑑賞後に鑑賞者向けのパンフレットでその俳優さんのことを読んで更に驚きました。
前回も先生を演じた鈴木さんが同役を演じられるとのことでBキャストを選びました。あの暖かい先生に逢いたかったからです。ありがとうございます。
君の言った”またね”を僕は1年待っている
感情7号線
APOCシアター(東京都)
2018/06/30 (土) ~ 2018/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/07/07 (土) 14:00
座席1列
価格3,500円
#君また #カンナナ #感情7号線
感情7号線第二回公演『君の言った"またね"を僕は1年待っている』( A team Cast )を千歳船橋のAPOCシアターで観劇しました。観劇後、喫茶香味亭で珈琲を飲みながら物語の余韻に浸っています。
人との別れ際の言葉の大切さ、相手の気持ちを知る大切さ、自分の気持ちを伝える大切さ、そして、選択の積み重ねでの今、そして、まだ見ぬ将来が創られていくことについて考えています。
生きていると次から次へと様々な選択に迫られ続けます。
熟考して選択することもあれば、衝動的に選択することもあります。
突然予期せぬ出来事に出くわし自分でも想定していなかった選択をすることもあります。
過去の選択の積み重ねで今の自分がある。
もしも、あの時、違う選択をしていたらその後、そして今の自分はどうなっていたのだろうか。
そんなことに想いを馳せて自分の頭の中をいっぱいにしてしまうことを私はしないようにしてきました。
過去にした選択を過去のその瞬間に戻って変えることはどうやらできないからです。
選択の岐路は1回ではなく、積み重ね。
選択の積み重ねを経た後の道のりと今は、2パターン以上であろうと思われます。
過去にその時々でしてきた自分の数々の選択は、その時々の自分のおかれた環境、状況、考え、感情の中でその瞬間瞬間で精一杯のものだったと考えています。良い悪いはわかりません。
今からしていく選択の積み重ねでこれからの未来の自分があるのだろう。
別れ際に心から「またね」と言いたくなる人とどれだけ縁できるのだろうか。
「またね」と心から言ってくれる人とどれだけご縁できるのだろうか。
その人数の多さには関心がないが、一人でもそのような人が人知れずともいるひとときは潤いがある。
「じゃあね」ではなく「またね」って。
そのような人とのご縁も自分がし続ける選択の積み重ねの過程で出逢う奇跡。
いろいろ考えられたなぁ。
『君の言った"またね"を僕は1年待っている』観劇後の余韻にしたりながら喫茶店で珈琲1杯の香りの中で考えたこと箇条書き。
三編の様々な結末
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/10/16 (月) ~ 2017/10/17 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/10/17 (火) 19:10
座席1列
価格2,800円
東京ストーリーテラーの舞台は、私にとっては日々の生活でふと忘れかけている大切なコト、大切なヒトを思いださせてくれる時間になることが多いです。
それを押し付けがましくなく、丁寧な物語と演出と役者さんの体現で教えてくれます。そんな時間を過ごせる大切な時間です。
今回の3作品。どれも正直、切ない物語でした。取り返しのつかない後悔ともうやり直すことのできないあきらめ、葛藤。その中でもその時々に考えて決めた選択で生き続けていこうとする人々。3作品の様々な結末。今回はどれも余韻をもって終わり、その後の物語は観客に委ねる感じでした。今回、このスタイルは心地よかったです。
朗読劇、お見事でした。
疲れた難しい顔で会場入りした私ですが、観劇後にすこしだけ優しい気持ちになる朗読劇でした。
観劇感想:朗読劇 役者の話芸②「三編の様々な結末」東京ストーリーテラー | BLOGS 高橋典幸
https://blogs.takahashinoriyuki.com/favorite/stage/recitation-drama/235
THE WORLD'S END~遠くて近い場所に~
劇団空感演人
両国・Air studio(東京都)
2017/09/06 (水) ~ 2017/09/11 (月)公演終了
満足度★★
鑑賞日2017/09/08 (金) 21:00
座席1列1番
価格3,500円
★2(満点5)。
舞台を観劇したときに感じることは、その時の自分の環境、精神状態、体調、大切にしている考え方に影響を受ける。それは役者や物語の良し悪しではない場合が多い。同じ箱で同じ時間に同じ舞台を観劇しても、感想がさまざまであることと同じ。出演の役者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。あの回でのベストで作ってくださった空間だと思います。ただ、あの時の私には、まったくはまりませんでした。集中して味わおうとしていましたが、どうも、ストーリーや登場人物にさえ入り込めず、何度となく流れていた主題歌さえも、閉演後、メロディやフレーズを思い出せないほどに印象に残らず、劇中、大笑いはおろかクスッと笑うこともなく、涙はおろか、心に沁みいるものもなく、何回目かの暗転明けには、役者さんが一列に並んで最後の告知をしていました。今年観劇させていただいた「十二人の怒れる人々」と「解体OK」が私にとっては素晴らしかったので、とても期待して席に座っていましたが、今回は私にとっては残念な観劇でした。あくまで私個人の感想です。
解体OK
劇団空感演人
両国・Air studio(東京都)
2017/05/24 (水) ~ 2017/05/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/05/26 (金) 21:00
座席地下1階1列
価格3,500円
舞台「解体OK」C班を、両国のエアースタジオで観劇しました。
焦燥、喪失、停滞、そして、再生への物語を味わいました。
無くなってしまうとわかって大事にできるもの。
どうせ無くなるとわかってるから大事にできないもの。
やっと手にできたことで大事にできるもの。
無くなるなんて疑わずに大事にできなかったもの。
あって当たり前に思えて大事にできなかったもの。
それらがある日突然、目の前から消えてしまう。
その焦燥感。
消えたことを認めたときの喪失感。
それらは唯一無二で全く同じには再現できるものではない。
失ってしまったもので頭がいっぱいになる。
周りさえも見えないほどに停滞する心と身体。
それを再生へと動かしてくれたは何だったのか?
「解体OK」のサインを自らから出して、未来への1歩を歩み始めさせてくれたのは何だったのか?
約120分間、若い役者の皆さんの熱い熱量と演出での、笑いあり、お色気あり、しんみり涙ありの舞台に、47歳のおじさんは魅せられました。
帰り道では、自分の半生なんか振り返って「47年間、ワシも色々あったよなぁ…」と思い出にふけりました。
そして、これからも「解体OK」のサインを掲げて、面舵いっぱいに人生を切り替えていくような出来事に遭遇してしまうようなことは、まあ、あるんだろうなぁ…なんてことを考えながら家に帰って寝ました。
棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末 バツイチ探偵・興呂木参次郎の事件簿
東京ストーリーテラー
ブディストホール(東京都)
2017/02/15 (水) ~ 2017/02/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/15 (水)
座席1列
#棒犬 初日15日19:10 CAST A 公演を観劇しました。パクチーから2年。あの参次郎と純平の世界に新たな物語で再び会えて懐かしかったです。今回の物語で、私個人としては、夛胡さんに心の琴線を鷲掴みにされました。 #演劇
恋しくて
デッドストックユニオン
ウッディシアター中目黒(東京都)
2016/11/22 (火) ~ 2016/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
恋しくて
笑いました。お見事な舞台です。田舎のスーパーマーケットが舞台のラブコメディ。登場人物16名。1人1人のキャラがしっかりたっていて、そういう人いるよなぁと見入る。人物設定、脚本、演出、俳優の皆さん、お見事でした。
底ん処をよろしく
東京ストーリーテラー
高田馬場ラビネスト(東京都)
2015/10/19 (月) ~ 2015/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
底ん処をよろしく キャストB 観劇
またもうひとつ大切にしたい大好きな物語に出逢えました。テンポのいい気楽なコメディテイストで物語は進行しながらの心温まる人情噺でした。龍三さんが語る先代の心意気にしびれました。将来、再演があるとすればまた大衆食堂「底ん処」の常連さんたちと店の父娘に会いに行きたいです。
Love is all music
touch my brassiere? company
ブディストホール(東京都)
2015/08/14 (金) ~ 2015/08/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
Love is all( ).
10代~20代の青年たちのエネルギッシュなぶつかりあいの群像劇でした。自分の人生をかけてやり続けることとは何なのだろうか。自分の愛情のすべてをかけられる自分の Love is all( ).とは。青年たちが各々の熱くまっすぐな思いと繊細さをぶつけあわせていくなかで研ぎ澄まされていく様子をみて、「さて、自分は?」と、まずは人生の落書きをしてみたくなりました。
よく喋るマダム達は、パクチーより食えない
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2015/04/08 (水) ~ 2015/04/14 (火)公演終了
満足度★★★★★
【感想】よく喋るマダム達は、パクチーより食えない A
コメディテイストの人情噺。探偵興呂木演じる中川むっくさんがお見事でした。それも他の役者さんたちそれぞれの熱演あっての物語。笑わせていただきながらも謎解きも愉しめ、ラストはホロッとさせられました。素敵な時間をありがとうございます。17時A公演観劇。
露の見た夢
東京ストーリーテラー
萬劇場(東京都)
2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
露の見た夢 【砂】
もう一度、劇中のタジムに会いたくて、2回目の観劇。前回は風、今回は砂。見る世界を広げ、過去未来と歴史の時間軸に思いを馳せれば、自分の人生も一滴の露なんだろうなあ。生きている奇跡のような今を自分はどうあり続け、生きていくのか。いつかは自分にも訪れであろうその時に自分はどのような心持ちでいるのだろうか。そんなことを考えるきっかけを与えてくださいました。風、砂、配役の違う両チームそれぞれに味があって素晴らしかったです。ありがとうございます。
露の見た夢
東京ストーリーテラー
萬劇場(東京都)
2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
露の見た夢 【風】
悩み、迷いながら自分の使命を悟って決意し、過去との辛い決別を乗り越えさえしてまでも、自分が決めた新たな生き方を走り続けようとした一人の男の物語に、勇気づけられました。
「もしも生きながらえたとしたら、別の生き方ができますか」
コンタクト
劇団四季
自由劇場(東京都)
2011/01/16 (日) ~ 2011/02/24 (木)公演終了
満足度★★★★★
1人で6回観にいきました
特に Part3 Contact の物語を味わいたくて。。。
音楽とダンスだけで進行する3部構成のオムニバス形式の演目。
「人と人との触れ合い」について考えさせられます。
ふたりのロッテ
劇団四季
自由劇場(東京都)
2013/12/21 (土) ~ 2014/01/12 (日)公演終了
ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】
劇団四季
四季劇場 [春](東京都)
2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了
ミュージカル李香蘭
劇団四季
四季劇場 [秋](東京都)
2013/09/08 (日) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
ウィキッド
劇団四季
電通四季劇場[海](東京都)
2013/08/03 (土) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
美女と野獣【2024年9月4日夜公演中止】
劇団四季
四季劇場[夏](東京都)
2010/07/11 (日) ~ 2013/01/27 (日)公演終了
マンマ・ミーア!【2021年4月28日~5月11日公演中止】
劇団四季
電通四季劇場[海](東京都)
2010/12/12 (日) ~ 2011/09/04 (日)公演終了