三十郎の観てきた!クチコミ一覧

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水と油

水と油

不思議少年

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2015/02/06 (金) ~ 2015/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★

最後に観えてた風景が変わる。
5人の勢いのある芝居に引き込まれるも、
途中から、・・?・・
この舞台の行き着く先は?
と少し途方に暮れるも、
最後に今まで観ていた風景がガラッと変わり、
物語は最後の最後を目指すも、
わたしの心はそこに無く、最初に向かって遡っていく。。

2回目だと違う風景が見えてたかも。

ネタバレBOX

いま思えば走馬灯を観ているようでした。
でも、そこに生が凝縮されてるというか。。。

あんなに緊張感のある暗転ははじめて。
悲しみよ、消えないでくれ

悲しみよ、消えないでくれ

モダンスイマーズ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2015/01/23 (金) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★

もう、言わんこっちゃない。。。
舞台を観ていくうちに、きっと誰か爆発するんやろな・・・・
って思ってたら、もう、言わんこっちゃない、
こんなありさまだよ。。。

でも、人間だから、みんな悪いし、みんな悪くない。

できれば、この舞台にいた登場人物たちが、
ここから時計を動かし始めて、しっかりと生きて欲しいと祈るばかり。。。

‥というように、
観たひとの記憶にだけ残って消えていく舞台が、
なんとも名残惜しいというか
……楽日なら、尚更なんだろうけど……
この舞台は、特に強く感じました。。。

でんでんさんが、すごく良くて
ラストのでんでんさんを観るには、ほんとベストポジションでした。

ネタバレBOX

役者さんのレベルがやはり高く、生越さんも全体のくさび(楔)的な感じで良かったけど、まだブラッシュアップできる余地はあると思うので、頑張って欲しい。。。
海をゆく者

海をゆく者

パルコ・プロデュース

JMSアステールプラザ 大ホール(広島県)

2015/01/28 (水) ~ 2015/01/28 (水)公演終了

満足度★★★★★

役者の素晴らしい演技につきるかな。。
会場に入った瞬間、休憩1回3時間弱の舞台。
あちゃ~、こりゃ長いなぁ・・・と思ったものの。。

あまり馴染みのなかったアイルランドの劇作家の舞台を、演出家さんが上手く料理して、役者さんの演技が地に足がついたものとして、この舞台を観客へきちんと届けてくれたというか・・・ほんと楽しい充実した時間でした。

時々見え隠れする些細な伏線を最後しっかり拾ってくれたので、ヘビーな内容ではあるものの、後味も良かったです。。。

ネタバレBOX

やっぱり、家族というか、ひとの繋がりの大切さ・・なのかな。

浅野さん演じるアイヴァンのウィスキーを飲むときのいちいち見せる仕草というか動作は、かなりツボで、大谷さん演じるニッキーが凄くアイリッシュな雰囲気を漂わせてたと思う。

あと、吉田鋼太郎はもう言うことないね。
刻印

刻印

innocentsphere

JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)

2015/01/24 (土) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

観た舞台が血となり肉となる。
これって舞台とはいえ、やって良いの?
…っていう、かなり重い題材を、
かといって、偏ったメッセージ性というものでもなく、
観てる側が、その思い、考え、経験等々の中でそれぞれ昇華していき、
それでも多分答えは見つからなくて、
でも、観た芝居の記憶は、
それを観たひとのひとつの細胞として、
血となり肉となり残っていくのではないかと・・・・ふと思う。

ネタバレBOX

“刻”のラストで、つくりがうまいなぁ
…って思いながら、ぞくぞくした自分に少しこわくなったけど。
紫式部ダイアリー

紫式部ダイアリー

パルコ・プロデュース

JMSアステールプラザ 大ホール(広島県)

2014/12/27 (土) ~ 2014/12/27 (土)公演終了

満足度★★★★

当て書きの面白さですかね。
最初は退屈で、紫式部を演じる長澤まさみのキャラが少し鼻につきましたが、途中から当て書きらしい二人の役者の本音暴露的な、噛み合うような噛み合わないような言葉の応酬が楽しかったです。

三谷幸喜でさえ、古いとか中身がないとか昔の方が良かったとか散々言われることもあるのかなと・・・ふと思っちゃいました。

いや、クドカンとときどき比較されるんでしょうね。。

すらすらと流れるような衣装はワダエミさんで洒落てました。

ただふたりのキャラは、舞台にはまだ弱いかなぁ、どうだろう。

あと、大ホールには不向きな舞台だと思いました。

市ヶ尾の坂

市ヶ尾の坂

lambent

山小屋シアター(広島県)

2014/12/06 (土) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

面白くて2回観ました。。。
劇的な事件が起きるわけでもないので、
「えっ、これで終わり?」っていうひともいたのかもしれないけど。。。
芝居に出てくる登場人物たちの奥底に流れるざわざわとする心の動き。。。
そして、ちょっとした表情、しぐさ、動き。。。
物語と一緒に、それらを色々読み取りながら観るのがほんと楽しかったです。

舞台も、妙にアットホームな感じの空間で、落ち着いて見れました。

三男を演じていた松井さんが良い味を出してたかなと思います。

あと、安藤さんの前半の衣装が奇抜で良かったです。

ただ、観終わって随分と経つので、的確な感想なのかどうか。。。
もっと、色々あったのだけど。。。

脳の森

脳の森

PROJECT Fe

広島市南区民文化センター スタジオ(広島県)

2014/11/27 (木) ~ 2014/11/28 (金)公演終了

満足度★★★★

傷口を癒す絆創膏のような優しさ。
あらすじとキャストの構成からして、予想してた感じの舞台だったのですけれど、それでも全編丁寧なつくりで観ていて、ほんと面白かったです。

一番最初の山田さんの声を聴いたときは、「ひげよ・・」の時とは別人のような男の子の声でビックリしたのですが、それと同じで他の役者さんたちも、それぞれの役をきちんと作り込んでいたかなぁ……と思います。

ほかでは、みんな良かったけど、素直じゃないようで実は素直なシンジを演じていた堀田さんは強く印象に残りました。

舞台装置も空間も、透明感があって良かったです。

ネタバレBOX

最後の最後でユーリのほんとの気持ちが分かったとき、オセロゲームの真っ黒が全て白に変わったかのように、それまでの観劇の時間がとても愛おしくなり、と同時に傷口を癒す絆創膏のような優しさも感じました。
鷗外の怪談

鷗外の怪談

ニ兎社

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2014/11/24 (月) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

会話劇の中に空恐ろしさを感じた。
最後の方は観ていて吸い込まれるよう。
言葉のテンポとか掛け合いは、ほかの作品とテイストは違っても永井さんらしさは変わらない感じ。。。
重いテーマなんだけどユーモアを混じえた、長丁場だけど飽きない良い舞台でした。。。

ただ、個人の倫理さえも吹き飛ばしてしまう集団主義の恐さを、この芝居を通して目の当たりにしてしまい、 さして右でも左でもない自分の立場で今の時代の流れを肌で感じているイマ、この舞台の会話劇の中に空恐ろしさを感じました。

HAPPY

HAPPY

ブルーエゴナク

海峡ドラマシップ(福岡県)

2014/11/07 (金) ~ 2014/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★

キレイは汚ない、汚いはキレイ。
少し爽やかな感じのチラシに騙されたかなぁ・・・。
ただ、観終わって、いま一度良く見てみると眼差しはそうでもない。

途中までは、色んな個性を持つ役者さんが演じる恋愛群像劇を、ふつうに楽しんで見てたんだけど、妙に眩しい純子の座ってる場面を見たあたりから、それがずっと頭から離れなくて・・・。
そのあと目の前で起こっている若者たちの起こす情景、場面を、なんともやるせない気持ちで最後まで眺めてました。

戯曲「マクベス」の中の魔女の言葉で
「キレイは汚ない、汚いはキレイ。・・・・・」っていう言葉があるけど、
恋愛だけに限らず、同じものでも見方によっては 全然違うものに見えてくる、あらゆるものが持つ二面性というか・・・・・
もちろん、それぞれの「HAPPY」にも言えるんだろうけど・・・
そんなことを教えてもらった感じ。。

音楽があまりにも普通になじみすぎてましたよね。。

侮っていたわけではないんだけど、今回は空中列車のふたりが思ってた以上に良くて、このふたりの頑張りが周りの役者さんたちに良い刺激になって、この舞台がより良くなったのかな・・・と思ったりする。

深田さんも良い味出してたなぁ。

コロニー

コロニー

劇団Tempa

広島市東区民文化センター・ホール(広島県)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

身近な感情にたくさん触れた。。。
今回のTempaは、ひとの気持ちに寄り添うような丁寧な芝居で、 見終わった後ほんと心地良かったです。

劇場に入り観劇すると、今とは違う世界が目の前には確かにあって、そのリアルじゃないもうひとつの世界を観ながら、より確かで身近な感情にたくさん触れた・・・・という感じですか。。。

前からいる劇団員さんが良いのはもちろんだけど、去年の秋の演劇祭からTempaで芝居を始めた劇団員さんたちが、この1年で随分と上手くなっていたので、今回はほんと安心して観れました。(…ということは、去年は少し不安だった。。汗))

なぜに、舞監の木村くんと衣装の北風さんが役者なのか、観る前は疑問だったけど、観終わったあとは納得。この芝居には欠かせませんでした。

めちゃくちゃ満足はしてるけど、まだもっと観たい先もあるので。。。

芝居の面白さに役者が追いついて来ているのかな。

ネタバレBOX

近未来の地球を描いたSF的なお芝居だと思って観に行ったら、
実は大きい意味での家族、
そして、身の回りのお話で、身につまされる思いもあり、切なくもあり、温かくもあり。。。
色んな感情が入り混じった後味でした。。。

姐さん女房の裏切り

姐さん女房の裏切り

千葉雅子×土田英生 舞台製作事業

JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)

2014/11/09 (日) ~ 2014/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★

哀愁を帯びた調べ。。。
なんなんでしょうね・・・・良くある陳腐なお話で、ラストも見えてる感じなのに、それでも面白いというか・・・・こういうのを他のひと達がやると、すぐに「古い!」って思っちゃうんでしょうが・・・。
今まで二人が芝居で積み重ねてきた上での安定した凄みなんでしょうか。
全編、うしろで哀愁を帯びた調べが流れてるかのような、なんとも言えない切ない時間でした。。。

ネタバレBOX

男の方がなんともバカで泣けてくる。。
ファーム

ファーム

サンプル

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2014/10/11 (土) ~ 2014/10/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

いつまでも終わらないで欲しいと思った。
劇場へ入った瞬間のピーンと張り詰めた空気感が良かったぁ。
あと、こういう舞台装置も照明の使い方も好き。。
近未来のような現実じゃないような、でも、現実のような、
そんな狭間で描かれてる実は市井の人々が生きてる時間がとてもいとおしく感じて、舞台がいつまでも終わらないで欲しいと思った。。。

ネタバレBOX

サンプルの舞台を観てると
脳ミソ、ぎゅーってなる…(笑)
屋上庭園/かんしゃく玉

屋上庭園/かんしゃく玉

schop

北九州芸術劇場 創造工房(福岡県)

2014/10/10 (金) ~ 2014/10/12 (日)公演終了

思ったより少し違ったかなぁ。
最初に自分が岸田戯曲はこんな感じ……
というイメージを持って観に行ったのが良くなかったかぁ。

思ったより、少しテンポが速くて、少し騒々しかったので
なかなか芝居に入り込めなかった。。

表現過多っていう感じもしたけど、これは好みだろうからなぁ。。

延々とさざ波のような時間が流れる中、
ふと少し大きめの波の中に本音がのぞく
……っていうイメージだったのだけどね。。。

こんかいはいろんな意味で保留かなぁ。
ほかにも、もっと岸田戯曲に触れてからだ。。。

ネタバレBOX

役者さんについては、
芝居の精度がまちまちだったと思うので、その辺の観にくさはあったけど、
それは「ステップアッププログラム」だからな。。。
今回の演目は難しそうだったので
これを糧にした次の芝居を楽しみにしたいなぁ。
ぼっけえ、きょうてえ

ぼっけえ、きょうてえ

いちえプロジェクト

広島県 縮景園 清風館【茶室】(広島県)

2014/10/02 (木) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★

粘りつくような怖さ。。。
観に行く前に想像していた怖さと少し違ってたかな…
…キャ~怖い…っていうよりも…(汗)
わるい夢でも見てるような、闇に吸い込まれるような
忘れたと思っても記憶の裏側にいつまでもこびりついてそうな、
じとじとした粘りつくような怖さというか。。。

あの蒸し暑くて薄暗い独特の部屋の雰囲気も忘れそうにないなぁ。

また、こういう感じの芝居があれば観てみたいというか体験してみたいです。

≪不思議の国のアリスの≫帽子屋さんのお茶の会

≪不思議の国のアリスの≫帽子屋さんのお茶の会

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2014/10/04 (土) ~ 2014/10/04 (土)公演終了

満足度★★★★

楽しかった言葉の遊びとリズム。
もともとが、好きな戯曲ということもあって、その戯曲の面白さを、身体から発せられる”言葉の遊び、リズム。”が際立たせていたので、観ていて、そして聞いていて楽しかったです。

良かったなぁ…と思った役者さんは、
使者の寺田さん、帽子屋の椎木さん、三月兎の高野さんかなぁ。
椎木さんは動きが良くて、高野さんは特徴ある話し方が良かったぁ。

ただ、全体的にいろんなところで、まだブラッシュアップできる余地があると思うので、切れっきれに仕上げて東京へ持って行ってほすいな。

この戯曲、最後がほんとせつない。

ネタバレBOX

この戯曲での一番の主役は意外に眠りねずみなのかなぁ
…と思ったりします。

全編に観られる騒騒しさが目立つ物語ですが、ラストを考えると、
童話にヒントを得た言葉遊びに見せといて、
実のところ「邯鄲の夢」とか「夢幻泡影」とかをモチーフにしてるんじゃないかと…。
人生は夢幻のようにはかないけど、だから生は愛おしい……
といった感じの…。
『カルメン』

『カルメン』

ひろしまオペラ・音楽推進委員会

JMSアステールプラザ 大ホール(広島県)

2014/09/27 (土) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

青の炎の情熱
去年観たときは、明るいきらきらした中の燃える赤い情熱っていう
陽のイメージが強かった記憶があるんですけど、
今回はなんとなく青の炎の情熱というか……少し影を含むというかぁ。

歌唱、合唱、楽団の演奏は、相変わらず素晴らしいです。
前回の頃は、まだオペラ歌手さんたちの演技等が少しおざなりな感じもありましたが、最近はもうそんなことも無くなってきましたね。。

あと二幕の演出は素人目にも良かったかなぁ。
窓から射し込む光の感じとか角度とか色彩とかひとが包まれる感じとか陰影とか演技のたび映し出される人影の動きとか場所とか。。。
昔、「ラ・ボエーム」のラストあたりでも似たようなことを感じたような気もするけど。

良かったです。

ビルのゲーツ

ビルのゲーツ

ヨーロッパ企画

JMSアステールプラザ 中ホール(広島県)

2014/09/25 (木) ~ 2014/09/25 (木)公演終了

満足度★★★★★

余計なものを削ぎ落とした面白さ
個人的にヨーロッパ企画の面白さって、面白い台詞やネタ、物語をガンガン重ねて重ねて笑いをとる
……っていうところだと思ってるんだけど…。
で、今回は過去の「冬のユリゲラー」、「サマータイムマシン・ブルース」
のように、どちらかというと物語を重視してるタイプじゃなく
「ブルーバーズ・ブリーダーズ」のように、重ねて重ねて
……ということに特化した舞台なのかなと…。
アイデアの勝利もあるけど、その余計なものを削ぎ落としたことが、面白さを際立たせてるというか…。

物語もラストも役者の使い方もすべてにおいて潔いというかぁ…。

個人的に、こういう舞台かなり好きなんですよ。

ネタバレBOX

ラストは好きですね…。
まあ、いろんな意味で人が生きていく
……ということの縮図かなと思ったり、
実はつくり手はそこまで考えてないのかなと思ったり…。
絶望せずまた元気よく振り出しに戻っていく彼には、かなり共感した…。
遭難、

遭難、

劇団B-LUCKS♪

レイノホール(広島県)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★

好きな戯曲が生で観れて楽しかった。
好きな戯曲が生の舞台で観れて楽しかったぁ。
演劇ならではの配役の妙もあったりして…。
ほんと、ありがとうです。

ネタバレBOX

砂田さんと山田さんは、山口さんの演出だと安心して見れます。ここは、もう安定株。

坂田さんは、はじめて見たけど、不破っていう面白いキャラをうまく演じてたかなぁと思うし、演技を見ていて楽しかった。今回一番。

梅田さんと、甲斐さんが、見る前の心配だったんだけど…(苦笑)
梅田さんって綺麗なので泥臭いのがどうかなぁと思ってたけど、なんとも長丁場の熱演は光ったし、
甲斐さんの女教師役が思いのほかハマってて両方びっくりしたぁ。

チームワークとバランスの良い五人の役者さんたちだったと思います。
ミモココロモ

ミモココロモ

LAY-OUT

子どもの館HOW?内「子どもホール」(北九州市八幡西区黒崎三丁目 15番3号 COMCITY 7階)(福岡県)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/13 (土)公演終了

満足度★★★★★

最悪やけど最高に面白かった。
最悪やけど最高に面白かったです。
最初は、”こういうやつ、おるおる。。”、”こういうこと、あるある。。”
って、軽い気持ちで観てたのが、
途中から知らないうちに、
激しい嵐の中へ一緒に引きずり込まれていたというか‥。

観てる間なぜかずっと、からだ中の五感がヒリヒリしてました。

こういう戯曲は好きですし、
こういうひどい状況の中で、
ひと‥っちゅうものを浮き彫りにさせていく芝居も好きです。

ただ、少しひきずるし、
時々思い出すと 無性に悲しい気持ちになるので、
もし、もう一度見るならば、かなり間隔を開けてじゃないと
観たくないかも‥‥。

役者さんたちは、
荒削りだったような気もするけど、
勢いがあって良かったです。

ここ最近見た舞台のなかでも、
かなり激しく心を揺さぶられた舞台でした。

青空カラー

青空カラー

劇団こふく劇場

広島市東区民文化センター・ホール(広島県)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/11 (木)公演終了

満足度★★★★

変わらない青空
ひとは、その遠い青空にいつまでも思いを馳せる。

ネタバレBOX

たとえ一瞬のうちに
目の前の景色がすべて変わったとしても、
青空の色だけは、いつまでも変わらない…。

ひとは、その遠い青空にいつまでも思いを馳せる。

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