『木馬の鼻』
劇団唐ゼミ☆
浅草花やしき裏特設テント劇場(東京都)
2012/06/23 (土) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
惚れ惚れ
初日のステージを観てきました。上演時間は、2時間足らずくらいでした。
唐さんの唐ゼミ☆への初の書き下ろし新作をいち早く観ようと、たくさんの唐十郎ファン・唐ゼミ☆ファンの方々がいらしていました。
役者さんたちの放つ熱量に、惚れ惚れしてしまいました。
すっごい、エネルギーを感じます。
それを観て、自分自身も演者としてもっとがんばらなくては!と思いました。
毎度のことながら、一幕と二幕のセットの全入れ替えは見事です。
仕掛けがとても気になる。
舞台が全部幕で隠され、10~15分くらいの休憩の間に、かなづちとドリルの音が鳴り響き渡ります!
舞台美術も細かいところまで丁寧に凝っていて、舞台から目がずっと離せませんでした(^^)
あと6ステ、千秋楽までにどんな化学変化が起きるのかとっても楽しみです。
会場の花やしき裏の特設テントまで、雷門・浅草仲見世通り・浅草寺・花やしき通りを通って行きます。お店でお菓子を買って食べたり、お寺にお参りをしたりと、浅草観光も楽しめました♪
あと、私は行けなかったのですが、本公演のチケットの提示で、浅草花やしきに無料で入園できるそうです!
夜、終演後会場から見えるライトアップされたスカイツリーがすごくきれいでした。帰り道の浅草寺境内も、とても雰囲気があって良かったです❤
かもめ或いは寺山修司の少女論
Project Nyx
芝居砦・満天星(東京都)
2012/06/16 (土) ~ 2012/06/25 (月)公演終了
キラキラ
私は以前、国分寺のアンティークカフェでリーディング劇として上演された
『「少女論」寺山修司とルイスキャロル』を観ました。
その舞台の主な展開は、寺山修司作「かもめ」でした。
なので、今回の舞台は「かもめ」の二度目の観劇でした。
以前も、カフェのもともとのインテリアや雰囲気がとても合っていて良かったのですが、今回は劇場ということで、より広い舞台で、たくさんの照明や大がかりなセットや装置を使うことができ、「かもめ」の世界をより現実味のあるものとして表現できたと思います。
寺山修司さんの生前からの友であり仲間である、宇野亜喜良さんの手による美術は、毎度のことながらやはり美しいです。
二クスさんの舞台は、美術や衣装などが視覚的に美しいものがとても多くて、絵になります。それは観ていて観客を飽きさせないし、楽しむことができます。あと、なんだかとってもキラキラしたものを感じます。
キャストに関しては、
役の一人一人のキャラクターの個性がとっても濃いので、面白いです。
セクシーだったり、好青年だったり、絵本の主人工のアノ女の子だったり(笑)
今回4つのチーム(花・鳥・風・月)で演出が異なるということで、
私は花組を観て来たのですが、他のチームも観てみたかったです涙
公演は、本日千秋楽らしいです。
アングラや寺山修司さん、宇野亜喜良さんが好きな方だけでなく、
美しい舞台美術やキラキラしたものが好きな人は、ぜひ観に行ってみるといいと思います☆