ぽあの観てきた!クチコミ一覧

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スワチャントッド

スワチャントッド

劇団千年王國

生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)

2007/04/11 (水) ~ 2007/04/17 (火)公演終了

満足度★★★

リズムの魅力。
とにかくさまざまな器具を使って生み出すリズムが見事。
そして、そのリズムの合わせ方によってその場面の心の動きが感覚で読み取ることが出来るようになっており、彼らの思いが言葉で表すよりもっと直感的に胸に響いてきた。

ただその反面、役者の言葉が不明瞭である部分が目立ち、伝わりずらい箇所があった。感情任せでの台詞では感情移入しずらいことがあると思う。
音楽のリズムの魅力はとてもあったので、それだけで大変満足でしたが。

B計画

B計画

劇団SKグループ

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2006/11/24 (金) ~ 2006/12/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

観ました。
東京へと続く一作目のB計画彼の住む星。
終わって何ヶ月も経つのにまだ私の中で続いてる気がするくらいの余韻。
芝居のストーリーを越えて広がる世界や、言葉の一つ一つに流れる感覚はとても切なくてでもあったかくて引き込まれました。
トリプルキャストっていうのもとても面白かった。もっともっと観たかった作品です。

ネタバレBOX

彼の中の物語。
生み出してしまった宇宙人は果たして「彼女」のものなのか。それとも?
B彼は2重の物語だと思う。
「彼ら」は確かに“居た”。 現実に通じる現状。弱くて儚くて脆いけど生きてる。決して救われたわけじゃないことが悲しかった。最低も与えられないで、でもあんなにあったかいのは彼らが生きてるからだ。
彼の「中」の住人。過去を思い出させるような描写。ちらつく狂気は彼のものじゃないか。
だけど、彼女はいて。
わたしはあなたの中に入りたいから。
だけど一部じゃないから寂しかった。
だからインターネットの宇宙人に会った。
やっぱり彼女は彼の中に入っていったのだと思うのだ。どうしても。宇宙人は誰だったのか。彼女の目には何が見えていたのか。
「彼女」で明らかになること。画家。でもそれは。
『宇宙人の席』に座る彼。彼女が見えたら良い。

彼と彼女と、医者。
大切なことがあればいい とすごく思った。

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