らいむすとーんの観てきた!クチコミ一覧

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SO WHAT

SO WHAT

[SO WHAT]公演事務局

シアターサンモール(東京都)

2007/09/07 (金) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★

ほんとに2丁目のお店に勤めている人たちが舞台に
新宿2丁目のお店にほんとに勤めている人たち、ゲイ、おかま、おなべ、ニューハーフの面々が出演。舞台として成立させる為に、劇団パラノイア・エイジの佐藤が演出、さらに本業役者が数名加勢しての企画。

東京サギまがいの須間一彌が影(謎?)の進行役として活躍、いい味が出てる。

おそらく普段お店でやっているショー、照明や舞台装置(せり出し)や衣装を考えると、それ以上のショーが繰り広げられる。そういったお店に行ったことがない人はおそらく仰天するのでは?←はい、仰天しましたから・・・。

そんな街に迷い込んだ若い青年が少しだけど成長していくストーリ。

チャリティー公演なのだそうで、来年、再来年と続けていきたいとのこと。

ネタバレBOX

ショーで、ニューハーフさんは、、、かなり露出してます、、、。
しかしまた、綺麗ですなぁ*^^*

演劇の企画で、2丁目業界の一面をとっぷり観られるこんな企画は、ほかにはないかも。という点で貴重な体験になった。
シェイクスピア・ソナタ

シェイクスピア・ソナタ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2007/08/30 (木) ~ 2007/09/26 (水)公演終了

満足度★★★★

早めに劇場に行ってプログラムを買って、
早めに劇場に行ってプログラムを買って、どの役者が何役なのか、舞台上には登場しない役名は誰か、そういったことは事前に抑えておいた方が作品にスッと入れると思う。私はそうしなかったので1幕は戸惑った。

それから、シェイクスピアの四大悲劇を知っておくとなお良い。

ネタバレBOX

それから、シェイクスピアの四大悲劇を知っておくとなお良い。
というのも劇中に、各劇の役柄名も出てくるし、台詞も出てくるので、予備知識がある方が一層面白味が感じられる筈。
せめて『ハムレット』くらいは是非。
オフィーリアについて、とか「尼寺へ行け!」とか出てくるから。

舞台は、酒蔵の2階、楽屋裏という設定。肝心のシェイクスピア劇は酒蔵の庭で上演しているようだがその場面は直接的には出てこない。

伊藤蘭の演じる役が、一番芝居がかっていて、台詞廻しも独特で面白い(全ての台詞がそうだってわけではないけど)
私、ときどき役者が台詞を喋る、呼吸のタイミングを真似ることがあるのだけど、この伊藤蘭の役柄でそれをやるのは難しかった。(だから何?って話だけど・・・)

もう一度書くけど、事前にプログラムを読んでおくことをお奨め。岩松了のページも是非。するとさらに面白い筈。
エンジェル・アイズ

エンジェル・アイズ

劇団M.O.P.

紀伊國屋ホール(東京都)

2007/08/29 (水) ~ 2007/09/05 (水)公演終了

満足度★★★

西部劇の知識があったらどんなに面白かっただろうか
千秋楽を当日券にて。
はからずも先に観た方からあれこれと教えていただいたので丁度良かった。

楽器演奏が見事でしたね、比較するのもどうかと思うけどミュージカル座の面々よりも上手いような(演奏する曲数が違いますけどね)。

アメノクニ/フルコトフミ~八雲立つユーレンシア~

アメノクニ/フルコトフミ~八雲立つユーレンシア~

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時事通信ホール(東京都)

2007/01/08 (月) ~ 2007/01/14 (日)公演終了

満足度★★★

吉祥寺シアターでの映写会にて
このときの出演役者さん(後編作品には出ていない) がちょっと気になって観に行ってみたのだけど、吉祥寺での今回作品の方が面白味はあるように思う。

眠れぬ夜のストレイドッグエレジー~蘇州夜曲~

眠れぬ夜のストレイドッグエレジー~蘇州夜曲~

水木英昭プロデュース

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2007/09/03 (月) ~ 2007/09/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

良い!
とるものもとりあえず、「良い!」「好き!」とだけ。

私のツボは、
・土居裕子の歌唱。
・PaniCrewの山本のパフォーム。これ驚き。

ドラクル GOD FEARING DRACUL

ドラクル GOD FEARING DRACUL

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2007/09/01 (土) ~ 2007/09/26 (水)公演終了

満足度★★★★

長塚作品で初めて「面白い」と感じた。
いくつか観ている長塚圭史の作品の中で、初めて「面白い」と感じた。

逆にみると、普段の長塚テイストが一部そがれている、一部封印されている、ということかもしれない。

キャスティングもうまいなと思う。

舞台美術(セット)、照明の使い方、も見事。おそらく目を見張ることでしょう。場面転換も暗転ではなく、照明をうまく使ってその間に転換させている。

音楽は、弦楽カルテットによる生演奏。

ネタバレBOX

市川海老蔵の"静"なる"抑止"の効いた、それでいて1幕終わりから激情に駆られていく演技が好き。

ドラキュラもの、ということでヒトが死ぬシーンもあるのだけど、引いてしまうほどことはなく、ほどよいグロテスクさ。
性癖優秀

性癖優秀

柿喰う客

新宿シアターモリエール(東京都)

2007/08/29 (水) ~ 2007/09/04 (火)公演終了

満足度★★★★★

おばかさ満点(マチネ)
フライヤーやタイトルから想像できるように性用語満載、それよりもさらに笑いどころ満載。出演者数も多いがキャラがうまく分かれており(服装も一定なので)混同することもない。
とにかくこれは楽しい作品♪

このマチネは昼ギャザで600円もバックされ、コストパフォーマンスも素晴らしいの一言。

アメノクニ/ヤマトブミ~Children Of The Sun~あまてらすうみのこたち

アメノクニ/ヤマトブミ~Children Of The Sun~あまてらすうみのこたち

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吉祥寺シアター(東京都)

2007/08/31 (金) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★

うまくもあり、まずくもあり
あくまで架空の話なんだけど、(途中ネタバレBOXに記載)。。。
そんな感触もありつつ、ストーリーの中で出てくる台詞のところどころに名戯曲と思わすコトバもあり、うまくもあり、まずくもあり、というのが感想。

でも前作のことがとても気になる(観てない)ので前作の映写会は観に行きます。

ネタバレBOX

太古からの説話で大風呂敷を広げて、昭和の大戦の話と現代で話題のトピックをちょいちょいとつまんで適当に取り繕っているベタベタな感じが拭えず。
THE WINDS OF GOD

THE WINDS OF GOD

傑作を遊ぼう。rorian55?

アイピット目白(東京都)

2007/08/29 (水) ~ 2007/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

当日券で行ってみた
池袋(小)で『天気待ち』(Waiting for the Sun)を観たら、当日のパンフレットに"THE WINDS OF GOD"に出ていたという役者プロフが多くて、CoRichでこれを見つけ、ほぉ、この脚本のことなんだと思って。

部隊の人員がどんどん出て行くさま。
そして彼らまでが神風になる覚悟に至る感情の変遷、最後の刹那、哀しいものがありました。

Republic

Republic

CAVA(サバ)

神楽坂セッションハウス(東京都)

2007/09/01 (土) ~ 2007/09/02 (日)公演終了

満足度★★★

大入満員御礼状態
マイムは面白かったが、ほかの表現手法と組み合わせて演出した方がさらに面白いものが出来上がると思う。

授業

授業

ウジェーヌ・イヨネスコ劇場

イワト劇場(東京都)

2007/08/28 (火) ~ 2007/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

不条理劇。最前列目と2列目あたりは水が掛かる可能性有り、ご注意を。
不条理劇なので好みが分かれるかもしれない。最前列と2列目あたりは水が掛かる可能性有り、ご注意を。

イヨネスコ劇場のこれまでの来日・上演作品とは演目も違うし、演出家も違うので全く違った側面を観られると思う。もちろんこれまでの日本の演劇人による上演とはまた違ったものになっている筈。

マチネには演劇評論家の扇田昭彦を来場しており終演後のステージトークにも残られて色々とメモを取られていた。注目されている証かなぁと。

上演はルーマニア語(ステージトークの話を追う限りそうだと思う)なのだけど、字幕スーパーが入る。この回は操作している方が前日までの方と違うそうで、出すタイミングが少々おかしかった気もする(おかげで読み落とした箇所も多々あり)

ネタバレBOX

この作品への演出家の理解としては → 大国は小国に大国の論理を押し付ける。抵抗されても押し付ける。押し付ける。それでも受け入れなければチカラでもって屈服させる。というような世界において今でも現実に起きている出来事も投影して考えたと話していた。そもそもイヨネスコ自身が、独裁への抵抗、共産主義の否定、というような思想を持っており、哲学家でもあったとのこと。

なるほど、こういう話は実際に聞いてみないと、私くらいうすっぺらな人間だと作品を観ただけでは受け取れないところで、有意義なステージトークだった。
シラノ・ド・ベルジュラック

シラノ・ド・ベルジュラック

メジャーリーグ

青山円形劇場(東京都)

2007/08/29 (水) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★

ロクサーヌへの告げられぬ想いに・・・
クライマックスに左側の席から携帯の着信音が。。。かなり凹むわさ。
私的には笑也さんがお気に入り。

私はシラノの話は、三銃士の続編みたいなのを文庫本で読んだだけなのだけど、その本にもけっこうシラノについての書き込みがしてあったので、話もよく分かった。

劇場内は、1幕で笑い声、2幕ではすすり泣き。みんな見事にはまっていた。

ネタバレBOX

なんだって、ロクサーヌが尼になってからのシーン、修道女の姿のときにあんなに役者たちは笑うのかなぁ。とくに笑也さん、自ら噴出していて^^;
それが作りこみなんだか、アドリブというか自然なものなのか判別つかず。
夢顔 …ソノ花ハ、咲カナイ…

夢顔 …ソノ花ハ、咲カナイ…

ジェットラグ

新宿シアタートップス(東京都)

2007/08/24 (金) ~ 2007/09/02 (日)公演終了

満足度★★★

フライヤーには、異色キャストが送る、とあるけれども、
フライヤーには、異色キャストが送る、とあるけれども、ストーリーにも演技にもアクやエグミを感じない、とても丁寧なつくりの人情系(?)作品。

事前に何の情報も持たずに観に行ったのだけど、昼のメロドラマで散々翻弄させられた、松田賢二が主役で登場していて、個人的にはそれが今日の一番の驚き。

ネタバレBOX

最初にHビデオの再生から始まったときには、どんな物語なんだ!?と心配になったけど。←客席によっては角度的にブラウン管が見えなかったでしょうけど、見えた感じでは、ほんとのHビデオを再生していたようです(笑)

天気待ち

天気待ち

劇団たいしゅう小説家

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2007/08/28 (火) ~ 2007/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

人が多いけど、わかりやすい。オーディションは見もの。
机や椅子といった小道具類ものはあるが、大掛かりなセットは何もない。場面転換や背景(プロジェクタ投射)として大きな門のような枠にレースの布を下げたスクリーンのようなものが使われる。

ストーリーは、映画製作のスタッフ陣を描いたもの。
最後の最後まで諦めるな!!!というメッセージが簡潔に込められている。
ベタかな?と思えるほどのベタに。

オーディションとして登場する出演者の披露するネタ(?)も面白い。出演者によっては時間は短いながら、かなり見ごたえのあるものもある。

これは、終演後のステージトークにて。原案・台本・演出の奈良橋にごく数日前にかなりショッキングな出来事があったらしい。言葉に詰まるような。出演者もそれをそれを知らされ、取り組みの姿勢もまた違ったようだ。それで感じ取ったことを篭めて次の作品を作りたい、というようなことも話していた。

あと、hitomi の起用の仕方が、あれでは勿体無いかなという印象がある。

ふたりのロッテ

ふたりのロッテ

劇団四季

自由劇場(東京都)

2007/08/11 (土) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★

大人も楽しめるファミリーミュージカル
親しみやすい歌詞にメロディ、しなやかなダンス。
大人でもなにかと考えさせられるストーリー。

まして、私が思うに、四季ファンにはかなり嬉しいキャスト陣。
いい仕事してます♪

メリーゴーラウンド☆トーキョウ

メリーゴーラウンド☆トーキョウ

遊々団ブランシャ

SPACE107(東京都)

2007/08/23 (木) ~ 2007/08/29 (水)公演終了

満足度★★★

こんなものなのかなぁ
「レビュー」というと宝塚の公演のフィナーレなんかを思い浮かべてしまってどうもいけない。

テーマがトーキョウということで、歌詞に"東京"とつく曲がピックアップされていた。それはいいとして。

唄は、ヘタとはいわないけど、あの程度なら唄わない方がいいかな、と思う。
(ゲストのシンガーが遊々団ブランシャ のオリジナル曲を唄うのはいいとしても)

HELL IN HEAVEN 地獄の楽園

HELL IN HEAVEN 地獄の楽園

あぁルナティックシアター

小劇場 楽園(東京都)

2007/08/28 (火) ~ 2007/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

めずらしいことに、説明書きのとおりだ。
「あぁルナがB級ホラーに愛を込めてお贈りする極上ホラーコメディ見参。そう、間違ってはいけない…これはコメディだということを!」→
そう、書いてあるそのとおりだった。

ただし。。。
開演早々に、そんなでもないだろう?ってネタに大爆笑するおばちゃんが、あっちこっちにいて、ドン引き(きっと固定ファンなんだろうね)。→睡魔→めざめ。
幸いなことに意識が戻ってからも芝居は続いていて・・・^^;
でもって、それが面白いんだな。
ばくばく笑えて、ホラーちっくで。

初見だったけど、これまでどんな芝居をしている集団なのか知りたくて、物販に並んでいたDVDをひと通り購入。

ネタバレBOX

意識が戻って気付くと、単に邸内に監禁されていただけの筈の人(もちろん出演者ね)が、いつのまにか、ゾンビになっていて、そのあたりの経過はすっぽ抜けているのだけど、それ以降の"ゾンビが増えていく"過程も面白くい。

子どものナイフ

子どものナイフ

AND ENDLESS

シアターX(東京都)

2007/08/23 (木) ~ 2007/09/02 (日)公演終了

満足度★★

あまりにも客入りが悪かったけど、大丈夫なのかな?
日曜の公演なのに劇場の半分くらいしか座席が埋まってなかったけど。

役者さんたちのことは好きなのだけど、脚本やら構成やらが、どうも、劇団の自己満足で終わってしまっている感じがして。

活きたAND ENDLESSが観てみたいです。

なだれる

なだれる

劇団競泳水着

王子小劇場(東京都)

2007/08/22 (水) ~ 2007/08/28 (火)公演終了

ピュア(?)
このシリーズ、続けて欲しいものです。
前作(4月の公演)のDVDがわずか1000円で販売されています。
好評だったとのことで買ってきました。

ネタバレBOX

北海道の高校。恋愛感情が生まれた臨時教師と女子生徒。
しかし教師は、恩師からアメリカ行きを奨められて急遽学校を去ることになる。

舞台が4つに区切られており、
・高校時代(なにかの部活の部屋?)
・3年後の女子生徒(女子大生)の部屋
・3年後に帰国してきて宿泊しているホテルの部屋
・さらに6年後(スペースとしてはわずか円椅子2個分)

話は女子生徒の高校時代から高校卒業後に上京して大学生活をはじめて~と進んでいくのだけれど、ところどころのタイミングで高校時代を振り返る場面が出てきたり、ハッピーエンドを予感させる更に3年後の姿が描きださりと、なかなか面白い構成になっている。
リサリサ・バナールと竜のコンパス

リサリサ・バナールと竜のコンパス

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明石スタジオ(東京都)

2007/08/23 (木) ~ 2007/08/26 (日)公演終了

満足度★★★

ファンタジック全開
明日で楽だというのに、主役が何箇所か台詞を落としている箇所があり、減滅。それはちょっと大袈裟だけど、ベテランさんのようなのでちょっとねぇ。

舞台セットや小道具を使わない、擬音も台詞(声)で表現、という、このユニット独特の手法に最初慣れなかったけど、うまいこと計算して作り込んでいるのが見えてきて感心。

最前列中央に座ったのだけど、かなり多くのシーンで役者が近いっ!、頭のの真上で喋ってる感じ。しぶきが・・・^^;

ネタバレBOX

航海中に行方不明になったヨーロッパの人間と浦島太郎(伝説)を重ねるあたり、無理もあるのに、それもありか、と思わせるみせ方(?)が面白い。

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