仮名手本吉原恋心中
東方守護-EAST GUARDIAN-
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2012/02/03 (金) ~ 2012/02/05 (日)公演終了
満足度★★★
チラシに一目惚れして
公演を知ったのが2月3日の深夜でした。
その為翌日の仕事は抜けられず、何とかシフトを組み直してもらって5日17:00~の公演に足を運ぶことができました。
公演最終日ということもあってなのか、公演終了後はキャストさんの知人?や身内か分かりませんが内輪的な空気がそこはかとなくありました。
当日券を購入する際も「どのキャストの方のお知り合いですか?」と聞かれ「?」な感じで、一見の一般は部外者的な印象を受けました・・・
千葉県在住の為、三鷹まではだいぶ遠出で母とくたくたになりながら帰宅しましたが、素敵な舞台を拝見できたと思っています。
『着物にブーツ』については賛否両論のようですが斬新でいいと思いましたし、むしろ私にとっては至極当然の光景でした。
まさに東方守護の和と洋のコラボレーションの要ではないかと思います。
舞台は脚本、キャスト、一座の創造の世界ですから、あえて史実に縛られる必要はなのではないでしょうか。
ただ殺陣のシーンは大変迫力に欠けました。
たとえ衣装の小道具の一環であっても腰に刀を下げてる以上は
もう少し力の入った表現(効果音等)、機敏な動きが必要だと思います。
第一部に若干時間を費やした為に、第二部が少し詰め詰めになっていたのも残念でした。
2人が心中している過程にもう少し内容が欲しかったです。
他、衣装やコメディーあふれる演出はとても面白かったし魅力的でした。
レビューショーも華やかで素敵でした。もっと観たかったです。
斬新な舞台をこれからも期待していますので頑張って下さい。