だいこんの観てきた!クチコミ一覧

1-1件 / 1件中
ベロニカは死ぬことにした

ベロニカは死ぬことにした

エトワール劇映画製作所

俳優座劇場(東京都)

2012/01/31 (火) ~ 2012/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

温かく泣かされました。
座りやすい席ですね、俳優座は。
狂人とは何か、誰が決めるのか、普通とは何か、普通ということにどんな価値があるのか、自由とは何か、自己解放とは何か、残り少ない人生をいかように過ごすのか、など、奥ゆかしいテーマを扱った原作を分かり易く見せてくれて、名前が残るようなとても素晴らしい舞台だと思いました。
キャストも多彩でバランスがいいです。
気になるベロニカ役の西条美咲ちゃん、お見かけしたのは初めてですが、前評判の通り、小さな体から、破壊的に輝くオーラを漂わせていました。
ともすると、酒井敏也さん、久世星佳さん、エ・ドはるみさんなどのベテランキャストがかすんでしまうくらい。
内容ははじめから印象的でした。
音楽も場に合っており、早いテンポで飽きずに見れました。

ネタバレBOX

それで、ベロニカの全裸オナニーシーンはごまかさないで描いていました。
西条美咲ちゃんの小さな体がうねり、四つん這いで後ろに突き出されたお尻が揺れ、大きな胸がたわみ、ピンクの乳首が上下していたのが前の方の席からはっきりわかりますが、一糸まとわずに股間も晒したのに、全然いやらしさがなく、綺麗!綺麗!綺麗!綺麗過ぎます。
役者魂とはいえ、ここまで自分をさらけ出すのは容易ではないはずですが、もう、しびれました。
なぜいままで存在に気づかなかったのだろうか。

このページのQRコードです。

拡大