正義の人びと
オフィス再生
六本木ストライプスペース(東京都)
2017/04/28 (金) ~ 2017/04/30 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/04/28 (金) 19:00
価格2,500円
高木さんによる創作人物・附加部分もあるとはいえカミュの戯曲(それも会話劇だ)ゆえ普段とは趣を異にし、ソリッド?直線的?クラシカル?な印象。
演技エリアの真ん中に鎮座する階段の取り込み方とミニライトに鏡を併せた明かり(床に置いたミニライトの光を姿見に反射させて下からあおる等)が特色。
また、テロという行為に関して方法が間違っている・適切/効果的でないのはもちろん、そもそもそんなことでは世の中は変わらないのではないか?方法がそれしかないと信じ込む、思い込むってコワい、などとも思った。
革命☆☆☆☆☆未来部
ピヨピヨレボリューション
浅草九劇(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/07/20 (木) 14:00
価格3,800円
今までで一番装置がシンプルだった分、中身(ハナシ、キャラ、歌やダンスも含むパフォーマンス)で魅せた感じ。
一方、今回も「右手噺」の特色である跳んだ発想があり、よくまぁ思い付くモンだと感心。
あと時期的にサンバなどラテン系の楽曲があったのもイイ。あ、ラップナンバーもステキだったな。
アフターイベントの歌合戦、あんな選曲をされたら客演チームに票を入れざるを得ない世代なんでゴメンなさいねー(笑)
ノー・サイド NO SIDE
トツゲキ倶楽部
小劇場 楽園(東京都)
2017/09/12 (火) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/12 (火) 19:30
価格3,800円
SF編、人情編、コメディ+総括編という構成の妙により体感時間は90分程度。で、個人的には1編目の眼からウロコでありながら「それを言っちゃあおしまいだよぉ」な理屈(ネタバレBOX参照)に大いにウケる。「あーごもっとも!」と同時に「そこは見て見ぬふりをしてよぉ!」みたいな……(笑)
次回公演は初の原作もので江戸川乱歩に挑むそうでどんなアプローチをするのか今から楽しみ。
奇想の前提
鵺的(ぬえてき)
テアトルBONBON(東京都)
2017/07/21 (金) ~ 2017/07/30 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/07/24 (月) 14:30
座席F列8番
価格4,000円
父・江戸川乱歩、母・鵺的の間に生まれた嫡男と言えるほどに両者の遺伝子を受け継いだ感覚。
月蝕歌劇団の新作(乱歩ネタ)のあらすじをTLで目にして「乱歩って作家を少年にするよなぁ」と思って間もなくのこれだったので「あ、高木さんも少年にされたな……」と。(笑)
序盤で二組の親子関係のねじれっぷりと「ある関係」で浮かんだことがアタリだったことがアフタートークで判明したり、あの人物はもしかして?というのも終盤でアタリだったり、「あるアイテム」が「やっぱりそれですか!?」だったりで頬が弛みっ放し。
終盤でのねじれた親子関係に関するちょっとした笑いの後の短い会話が「鵺的流親子関係」っぽくてこれにもニヤリ(ホロリ?)
高木さんによれば「江戸川乱歩の作品がすべて史実であった世界」の物語だそうだ。うん、なるほど。あ、あと「あの映画」も史実であった世界では?(広い意味ではその映画も「乱歩の世界」ではあるのだが)
〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』
Aga-risk Entertainment
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2017/09/15 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/20 (水) 14:00
喩えて言えば、ジェットコースターを楽しんで降車場らしきものに近付いて「楽しかったぁ」と思ったらそこを通過して加速するばかりでなく捻りやループまで加わり、そこそこ長い時間走り続けた、的な。ジャンキーになりそ(笑)
それでいて最後の「回収」が画竜点睛を打つ、的に巧み。「あー、それが残っていたかぁ!」ときれいに一本取られた快感アリ。
かつてナイゲンを「従来の会議モノの有罪・無罪のような二択ではなく選択肢を9つにしたことで迷走の度合いが増えた」と読んだが、本作は賛成・反対のシンプルな流れにして一件落着ならぬ「一見落着」させてからブースターに点火してタイトル通りになるもんなぁ。
しかしアガリスクの芝居って観続けているとだんだん感覚が麻痺して「もっと刺激を!」にならないか?それって「ジャンキー」そのものでは?(爆)
いや、既に書いている冨坂さんがそうなっていないか?(更爆)
考えてみるとアガリスク作品って「大笑い」という点は共通ながら、「ウェルメイド系」と「ハイパー系」に大別できるかも。前者は「ナイゲン」や「時をかける稽古場」で後者が「七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)」や「そして怒涛の伏線回収」。
おんわたし
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/07/13 (木) 14:00
漂うそこはかとない優しさがSPIRAL MOONそのもの、な感じで、一方、以前とは(多分)違う部分が心にしみた。
善意のつもりでしたことが人を傷つけてしまったり、でも互いにそれ以上傷つけまいとするあたりがしみたな。あと、おじさんトリオの仲の良さがにじみ出ているのがステキ♪
Quintet
Performance team PADMA
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2017/04/28 (金) ~ 2017/04/30 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/04/30 (日) 13:00
座席3列6番
本編中はパフォーマンスをほぼ封印、身体能力を演技のスパイスにちょっとだけ使う以外は「役者」に専念(お見事!)しての王道ホストクラブコメディ、。
しかも冒頭とラストのアレではあのメンバーが「可愛らしく」見えてしまうんだもの。
四元数の月-或る少女の死から-
CroixProjec†
APOCシアター(東京都)
2017/02/22 (水) ~ 2017/02/26 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/02/25 (土) 19:00
価格3,500円
消毒薬の匂いとちょっとしたカビ臭さが漂う朽ちかけた棟もある山奥の木造のサナトリウムが脳内にイメージされた耽美浪漫派サラウンド演劇。
乱歩や漱石、太宰あたりの文学っぽさも。(あのオフィス再生のノウハウを活かしたパイプを組んだ装置なのに!)
ナイゲン(2017年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2017/08/11 (金) ~ 2017/08/21 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/08/11 (金) 19:00
価格2,000円
何度観ても楽しめるし、何度も観ていながら今回初めて気付いたところがあったし、そして「これが今年の“ナイゲン生”か」な感慨もあった。強いて言えば一部早口で流れ気味の台詞があったのは残念(後述)だが概ね上出来。
やはり一旦終結したかに見えて……以降の部分が特に好き。「いいんですか?」「説得して!」「お願いします」などの泣ける台詞もそこのパートに集中しているし。
これも毎度ながら「12人の怒れる男」との共通点や類時点、(偶然の?)一致点などを見出だすのも愉しい。あーそうだった!的な。
早口が気になったのは、理屈あるいは屁理屈を駆使して理論で言い負かそうとしている台詞が早口だと、勢いで誤魔化そうとしている印象になってしまうから。ということで、今後の本作での屁理屈担当者はそれを気に留めていただきたく。
今年の「ナイゲン生」を次にどこで観ることになるんだろう?的な楽しみも残った。
レインメーカー
劇団ショウダウン
南大塚ホール(東京都)
2017/09/23 (土) ~ 2017/09/24 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/24 (日) 11:00
座席G列6番
価格4,000円
ナツメ寓話絶好調。あれこれ解釈できて「あのテかと思ったらそっちか!」を経て行き着く先は……
子供たちだけの村ということでユートピア系かと思いきや(ショウダウンがそれで済ませるワケがない(笑))失楽園となり(やっぱり!)、幼年期の終わりならぬ少年期の終わり/訣別からのマトリックス!(笑) 一部設定はターミネーター?
開演5分前からのナツメ主宰による前説、一通り語って一旦引っ込んだあと、開演直前に「重複しますが」と前置きして最重要点だけ再度語り、「お待たせ致しました、それでは開演です!」で始めるの、良かったなぁ。このスタイル、イイんでないかい?
ところで新作書き下ろしである本作を東京の2日間5ステージのみって、ショウダウン、東京に魂を売ったのか?大歓迎だぜ!!(笑)
バルバトス
TABACCHI
小劇場B1(東京都)
2017/08/16 (水) ~ 2017/08/20 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/08/18 (金) 14:00
価格4,000円
ベテラン、中堅、若手というキャスティングの幅広さに興味を惹かれて観た。古典系の題材を、「○○(←漢字二文字)座」的な新劇系が演りそうなスタイルの戯曲にしながらも、開演するまでは文字通り何もない舞台で演ずる小劇場っぽい演出というハイブリッドぶりが面白かった♪
最近の観劇傾向から「西洋横溝正史?」みたいな印象の部分もありつつ、現代に通ずる、どころかイマのまんま、みたいな部分もあったし。
かつて魔女だの悪魔だのが実在すると思われていたとしたら、それはキリスト教信仰の強さかそれとも都合の悪いことに何らかの理由をつけることで避けて通ろうとする心理がそうさせたのか?(後者はこれの少し前に観たたすいち「呪いならいいのに」的発想)なんてことも考えた。
雑踏の静寂
ツキヨミプロジェクト
シアターPOO(東京都)
2017/09/22 (金) ~ 2017/10/08 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/22 (金) 19:00
ある能力を持つ主人公とテロリストと公安警察と。G蝕K劇団のF紋での公演を「ある方向」に伸ばした感覚に「逆襲のシャア」を想起させる「力の使い方」をめぐる物語。
戦争、買います
タテヨコ企画
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/08/29 (火) ~ 2017/09/03 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/08/29 (火) 19:30
価格3,200円
町工場の身売りにまつわる物語。ほんのちょっと先の話ながらあれこれリアリティを感じてしまう昨今の情勢がコワい。「んなワケねーだろ!」な絵空事に思えるのが理想だね。
主人公側の疑心暗鬼を観客にも共有させる運びと思いがけない(個人の感想です)真相も巧み。
円谷プロの特撮番組にありそうなタイトルの意味も途中で明かされて納得だし、皮肉なラスト(広瀬正(だったと思う)のショートショートを知っているとなおさら)も好み。
ちなみに最後のゲーム、脚本には具体的なゲーム名はないとのこと。
ジュジュの奇妙な日常
ノーコンタクツ
萬劇場(東京都)
2017/08/03 (木) ~ 2017/08/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/08/03 (木) 19:30
座席I列7番
価格3,500円
ノーコン節絶好調、タイトルから想起されるアレ以外にもいくつかの元ネタを使った笑い満載な上に技対技の対決で見せ場も作り装置のアイデアも楽しい。実は中心部分に使われるものの元ネタも概要を知っている程度ながら十分に楽しめたし(詳しければもっと楽しめたかもしれないが)、そういう加減がここの巧いところ。
ウロボロス
Straw&Berry
新宿眼科画廊(東京都)
2017/09/15 (金) ~ 2017/09/19 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/15 (金) 19:30
価格3,000円
地方の高校でかつて天文部を創設した仲間たちの今、そして過去。一番のキモである部分は語らずに観客の想像に委ねる形なので観客同士見終わってから互いに解釈を語り合っても良さそう。また、暗転などなしに時制が変わるがほぼ察することが可能なのは巧い。
また、最終場だけ「アレ」なのも効果的。
ファーストシーンはこの少し前に観た劇団普通「帰郷」同様に演技エリアの上方の空間に「シーン」という書き文字が浮かんでいるようだった。そりゃあ開演から15分は遅れた客を入れない訳だ。で、こういうの、トレンド?(笑)
騒がしい会場でスピーチなどをする時に、最初は声を出さずに口だけ動かすと、聴衆が聞こえないと思って静まるので、それからやっと声を出すというテクニックがあるそうだが、それに似て、冒頭場面が静かだと観客の集中力がアップする効果があるかも。
コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション
ブルドッキングヘッドロック
小劇場B1(東京都)
2017/04/16 (日) ~ 2017/04/22 (土)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/04/16 (日)
価格4,000円
各編を個別に観ることができる「内覧会」で通し券にて3作品コンプリート。3本それぞれ出演者の年代のみならず味わいも違って「お得な詰合せ」な感じ。
【その41・やさしい男】
これが年長チームの実力か、安定感があり安心して観ることができた。舞台となる「場所」や軽トラの見せ方と浪漫ある幕切れが特に好み。
【その38・遮光婦人】
オトナのプカツあるいはオトナの道徳ドラマ(小学校時代に授業で見たアレ)的な内容に加えて演者の年齢的にもリアルで「男はやっぱりいくつになってもああなんだな……」な言動にニヤニヤしたり苦笑したり。
つい最近話題になった(=脚本執筆時には表沙汰(?)になっていなかった)芸能人夫婦の「あること」と同じことも出てきて夫婦にはありがちなのか?とも。(笑)
演技エリアの手前と奥となどを使った映像で言えばフェードアウト&フェードインするような場の繋ぎ方も良かった。
【その25・雪ロード埋没】
基本的にはコメディ編ながら哲学的(あるいは心理学的?)な部分や きゅうん な部分で締めてアクセントとした。
序盤の2年女子トリオのけたたましさ(笑)の「あーこれこれ!」に始まり高校時代ならではのいろんな想いに郷愁をそそられ、今の自分と一番隔たっているあの頃に思いを馳せる。(かなり露骨に匂わせているのに肝心の当人がニブくて気付かない(ふりをしている?)ってこと、往々にしてあるもんなぁ……トオイメ)
フジテレビの「美少女H」やTBSの丹羽多聞アンドリウがプロデューサーを務めたものなど往年の深夜ドラマに通ずる味わいもあった。
登場人物全員がちゃんと高校生に見えたのはσ(^-^)の歳との隔たりのせいか?(反語的用法)
ワンマン・ショー
やっせそ企画
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2017/08/02 (水) ~ 2017/08/06 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/08/02 (水) 19:30
価格3,000円
以前ペンギンプルペイルパイルズ(PPPP)を何本か観ていた身として「あー、この感じ♪」で、あれこれ謎をちりばめつつも伏線もはりまくり、最後にはタイトルも含めてキチンとカタがつくのが巧い。
部分部分は一応理路整然としていながら(例外アリ)、それらを繋げて全体像を見ようとするとねじれたりよじれたりする感覚は騙し絵的な? それでいていろんなヒントから「まさかそういうこと?」とうっすら考えたことが組み上がってゆく快感たるや。
最終的にはタイトルにも「あ そうか」だし、これ、あれこれ知った上でもっかい観ると、より納得できるんだろうな。緻密な脚本、そしてそれを(比較的)ワカり易く見せる演出・演技……面白かった♪
読み解くヒントは「あれやこれやの一致部分」かな。「そう言えばそこもそうなの?」と思ったことがあとからちゃんと意味を持ってくる、みたいな。
ねじれたつながり方ということではSFで空間がよじれて、隣の部屋に続くドアを開けたら、今、自分がいる部屋がそこにあり、ドアを開けて次の部屋を覗いている自分もそこにいる、というのを想起。
部分部分は正しいが全体は変、という構造にはM.C.エッシャー「物見の塔」や「滝」を連想。
真夏のカーニバル
制作「山口ちはる」プロデュース
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2017/07/31 (月) ~ 2017/08/03 (木)公演終了
満足度★★★★
覆面試演会があって終わってから「さて、作者は次の○人のうちの誰でしょう」と問われても正解は出せないのでは?なほど倉本作品としては異色。いろんな意味でアッパレだし面白いバックステージ系、堪能♪
前半はコミカル、後半はベタなほどの熱血系と倉本朋幸作品らしからぬ味わいながら非常に愉しい。
一部、小劇場系の演劇人には耳が痛いであろう部分もありつつ「専業観客」としては愉快。あと江古田のガールズっぽさがあるのは山Pならではか?
こういう作品を書かせるPもPなら、それに応える作・演出も作・演出でお見事。
で、内容的に時々「あ、これは芝居なんだ」と我に返る必要も。(笑)
あと、熱血系の部分は少年ジャンプのノリっぽいような……。
【余談】開演前客入れ時BGMが半世紀近く前の歌謡ポップスで懐かしく、「小川ローザ/風が落とした涙」なんてレアだよね。
シュールストレミング(再演)
レティクル座
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2017/07/27 (木) ~ 2017/07/30 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/07/29 (土) 19:30
価格3,000円
初演よりも色鮮やかになった印象。そう感じたのは装置に周囲の囲みが加わったからだけではなく、音響・照明のキッカケが倍に増えた(後から伺った)かららしい……そういうものなんだね。
あと、中心となる2人の関係について得意の誤読系深読み(笑)。
その深読みもたぶん初演時にしたろうし、1人の役を年齢毎に別の役者が演じ、そして……とか、同じ場面が出てきたと思ったら……などの手法も初演時から感心。
Replace Grace
kazakami
スタジオ空洞(東京都)
2017/07/08 (土) ~ 2017/07/12 (水)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/07/08 (土) 17:00
価格2,500円
観ながら疑問を抱いたり考えたりしたことをその直後に劇中人物が言動で示すという同期/共鳴が3回もあり、これは観客の心理を読まれていたのかあるいは自分が流れを読んだのか、みたいな。
「お客さんがそんな疑問を抱いたりそういう風に考えたりするだろうと思ってそれぞれの人物にそんな言動をさせたのです」ってか?(笑) お釈迦様の掌の上の悟空のような気分だ、愉快愉快、いや、恐れ入りましたぁ♪
また、前々日に観たTEAM空想笑年の「VAMPIRE」と実は共通する部分があるのではないか?というか、あれを観た後なのでより共鳴したり考えたりしたのではないかしらん? そしてもしも観る順が逆だったら気付かなかったのではないか?とも。
ところで曽野綾子の「神の汚れた手」も漠然と思い出したのだけれど、どんな内容だったかな?(爆)