ハンダラの観たい！クチコミ一覧

期待度♪♪♪♪♪

この劇団も東京でやって欲しい
　発想が、良い。恰も、何かの規則みたいで、現在、大阪市市長になった橋下のやり方見たいではないか。PUNKしたら、再構築。という言い方は、痛烈なアイロニーやパロディになりうる。ドライで辛辣。面白そうだ。

期待度♪♪♪

凄いタイトルの割には
　「星を撃ち落とす」って凄まじいタイトルの割に、めちゃくちゃナイーブな説明がついているけれど、これが、現在の日本の状況か、と首を傾げたくなる。もう少し気張っても良いのじゃないだろうか。実際、どんな舞台づくりをするのか、ちょっとアンテナを向けて見てもよい。

期待度♪♪♪

海賊は夢
　なんだか設定が単純すぎるようにも思うが、怪賊団という名からして、海賊は夢のまた夢なのだろうか。説明に齟齬を感じるのは、順接であれば、「子供を無事に帰して欲しければ、最後まで走らせろ!」ではなく、最後まで走れ！という命令形になるだろう。そこのところの表現が、なぜこうなっているのか。これだけでは不明、したがって弱い。なぜ、こうなったかに興味あり。

期待度♪♪♪♪

タイトルのセンス
　他人と本人、本人と親、本人と兄弟などなど、本人はどこから本人とは他人になるのか。そんな問いも精神的な疾患を抱えれば、現実の問題になりうるであろうが、境界線を何処にひき、何処を落とし所にするか。あるいは、うっちゃるか。想像してみると楽しい。

期待度♪♪♪♪

健康的
　拍子抜けしそうなほど健康的な印象を受けるが、たまには、こういう味わいの作品も見てみたい。

期待度♪♪♪♪

キッチュ
　総ての人物名の前に贋作とついている所が、ミソだろうか。女優、噺家、ダンサーとそれぞれジャンルは異なるが、贋作という共通項を通し、また、芸人という共通性を通して何をどのように訴えてくるか、見たい。

期待度♪♪♪♪♪

自作自演説
　9.11はアメリカの自作自演だ、との説は相変わらず蔓延している。実際はどうだか分りはしないが、ウサマ・ビン・ラディンは、アフガニスタンでムジャヒディンとして戦った時には、無論、アメリカのエージェントとも付き合いがあったし、彼は、アメリカの駒の一人でもあったはずだ。従って、逮捕して裁判にかければ、アメリカがどのように彼を利用したのか、真実が暴かれる可能性があった。その為に、無抵抗のラディンは、殺されたのだろう。
　9.11以降、ネオコン、ブッシュ、チェイニーらの動きは、なりふり構わぬ金儲けと覇権主義であり、アメリカ凋落の最初の一歩を強く世界に印象づけた。彼らは、ガンディーが最も信頼を置いたパシュトゥーンにも弓を引いたのである。パキスタンのみならず、パシュトゥーンは、アフガニスタンにも他の地域にも居住している。ソ連がアフガニスタンに侵攻して多くの現地人を殺戮した時、孤児となった者の多くが、着の身着のまま隣国、パキスタンに逃れた。逃れた先の宗教施設が、孤児たちを育て、教育した。タリバーンとは、タリブ（学生）の複数形で学生たちを意味する。宗教的な教育も受けているので神学生ともいえる。そのような育ちかたをした人々が、長じて祖国に帰り、勢力を拡大したのが、タリバーンだ。一方、キリスト教原理主義と結びついたネオコンはシオニストたちともツーカーの関係であったから、パレスチナ問題の不公正に腹を立てている、世界中の心ある人々をも敵に回したのであり、その結果が現在進行中のアメリカの凋落であろう。
　さて、この複雑怪奇な情勢をどう舞台化するか、楽しみだ。

期待度♪♪♪♪♪

視点
　動物園というのは良い視点である。実際、ペットを飼っている人の性格判断をするにも、飼われているペットを見るのは大いに役立つ。所詮、人間など霊長類の一員に過ぎないのだから、そっちから見ていったほうが、ＤＮＡレベルでも正確な判断ができそうなものである。
　そういえば、どこか外国の動物園の出口間際にある、最も、凶暴な動物という但し書きのついた最後の檻には、檻の中に大きな鏡が据えてあるとか。

期待度♪♪♪♪

ジャンキー
　そもジャンキーが、目指すものはただ一つ。自己解体である。理性。そんなものはうざったい。常識？　糞喰らえ！　だ。大体、ジャンキーになる前なら兎も角、そうなっちまったら、理性など溶けてなくなっているだろう。その為の薬なのだ。銀行強盗の計画が穴だらけなのは当たり前。そんなことに気付かないようでは、所詮、程度が知れている。カナダの戯曲ということであれば、この程度の認識は常識としてあるかも知れない。そこに期待する。本物を見たい。

ＷＷⅡから現代まで
　第二次世界大戦から現代まで、という惹起的表現に惹かれてしまった。20周年という節目で気も入っていることだろう。そんな気合いを見てみたい。

期待度♪♪♪

Elle is a bête.
　説明を読んでいると、標記のようなジョークを書きたくなる。無論、エリザベス女王を揶揄するフランスのジョークだ。それに、この劇団名を掛けているのだ。（発音の規則、リエゾンやアンシェヌマン）を使って発音しないと面白さは出ない。説明は痴的だが、内容は知的であって欲しいものである。

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白夜
　極地の夜となれば、白夜を想像する。実際、高緯度地域で暮らしていると、23時頃に最後の残照が消えるという体験は自分もしている。無論、北欧出身の友人たちからは、白夜の様子や極地に近いエリアの生活、民話なども聞いていて、こんなタイトルを見ると、伝え聞いたそれらの話の断片が脳裏をよぎる。で、どんな展開になるのか、興味をそそられる。

期待度♪♪♪♪

アッサラーム　アレイコム
　アナ　イスミー　ハンダラ。千夜一夜は大好きな物語だ。元来、アラブの民は詩の民でもある。優れた詩人が多いが、20世紀ではMahmoud Darwichが有名だ。彼がパレスチナ人でなければ、ノーベル文学賞を確実に受賞していたであろう。もっとも、そうでなければ、ああいう詩は書かなかったであろうが。少なくとも、20世紀の最も偉大な詩人の一人であることは間違いない。
　イスラームの持つ寛容な精神が好きである。アメリカやイスラエル、ヨーロッパのインフェリオリティコンプレックスやプロパガンダの影響を受けて、日本人の多くはイスラムに偏見を持っているようだが、事実は、異なる。イスラム教は、本来、非常に寛大な宗教である。ルネサンスもイスラムの介在無しにはありえなかったのだ。

期待度♪♪♪♪♪

設定が面白い
　説明を読んだだけだが、何が始まるのか、わくわくさせるものがある。この微妙な感覚が何とも言えない。期待できそうだ。

期待度♪♪♪♪

バロック
　作曲家の友人がいたりする関係もあり、生演奏を聴く機会はそれなりにあるが、演劇とのコラボは、そう多くない。ぜひ、立ち合いたい。カノンは大好きな曲でもあるし。上質なだけでなく膨らみのある時空を体験できることを期待している。

期待度♪♪♪♪♪

この劇団の面白さ
　以前、一度、この劇団の公演を見た。喜劇というのは、作り方がとても難しい。悲劇よりおそらく数段難しい。だが、この劇団のセンス、ソフィスティケイションの度合い、スマートな感覚、笑いの質などは、どれをとっても一級。テンポの良さ、演出、音響、演技、シナリオ、こちらも一級。見るべき舞台であった。今回も期待している。

期待度♪♪♪♪

東京でも上演してくれ
　フライヤーの調子といい、宣伝用の説明文といい、いかにも大阪風。東京で上演してくれたらぜひ見たい。地域で頑張っている劇団には、実際、力のある劇団が多く、みるべきものがある、という経験からだ。いつか、ぜひ、東京での公演を期待している。

期待度♪♪♪♪

なんとなく懐かしい
　コピーの文面に郷愁を誘うような雰囲気がある。そのことに興味を持った。切れよりは、アットモスフィアで魅せるタイプなんだと思う。多分、男には出せない味だ。

期待度♪♪♪♪♪

本当に俺が見えるのか
　”春と修羅”に標記の表現がある。表記は”ほんたうにおれが見えるのか”だが、ほさかよう氏が指摘するように賢治は、向こう側を実際に見てしまったのではないか、と感じさせる内実があるのは、事実である。賢治の資質は、一般人のレベルを遥かに超えた宇宙的な交響を、その生命の内部に秘めていたと感じられるのだ。
　そのことを感じうる者が、関わった作品、本物だろう。ぜひ、見たい。

期待度♪♪♪♪

タイトルがシャープ
　ソネット形式は自分も多く書いてきた。無論、欧米詩の厳格な韻律に則ったものではない。単に4行、4行、3行、3行の自由詩形である。日本語は、基本的に子音と母音がくっついて一音節を為す言語なので、アルファベット表記の言語とは、韻律部分で基本的に異なる。まあ、理屈はともかくとして詩的感性を持つ作品であれば見てみたい。