MY SWEET BOOTLEG(ご来場ありがとうございました!御感想お待ちしています!次回は10月上旬、同劇場にて)
MU
BAR COREDO(東京都)
2012/07/23 (月) ~ 2012/07/31 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪
bootleg
悪の匂いもする。が、このシチュエイションならオタッキーな愛憎と拘りがメインになりそうだ。何れにせよ、面白い展開が期待できそうだ。もともと、日本の文化の特徴の一つに、オタッキーなものは入るだろう。虚々実々と狂気が複雑に絡み合って予想もしなかった結末が訪れることを期待する。
アリスのいる部屋
メガバックスコレクション
ART THEATER かもめ座(東京都)
2012/07/07 (土) ~ 2012/07/15 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
静かな始まり
ほんとに何かが始まらなければ、静かには始めまい。何が始まり何が終わるのか。アリスの位置は? またアリスはリデルなのか、そうではないのか? そうであったら、一体、原作との関わりは? とどんどんイメージが膨らんでゆく楽しさがある。或いは、不気味さかも知れぬが。
とにかく何かが始まる という。
教室短編集
劇団「14歳」
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/06/19 (火) ~ 2012/07/01 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
14歳
神戸の事件を起こした時、彼は14歳だった。あの頃の14歳と今の14歳は果たして違っているのか、いないのか。彼は少年であったが、こちらは少女という違いもある。いずれにせよ、最も変化に富む時期を過ごす年代である。世界に対するその驚きや戸惑いをどのように見せてくれるか。実に興味深い。
甘い感情
キミエドリ
サンモールスタジオ(東京都)
2012/07/06 (金) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
葬式クラス2012
エビス駅前バープロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2012/07/01 (日) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
夕凪の町 桜の国 ~舞台版~
劇団 M'sカンパニー
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2012/07/05 (木) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
危険なサイト?
URLにアクセスしたらこんな表示が出て何度繰り返しても件のサイトへは行きつかない。セキュリティーの危険を冒してまでのアクセスは無論、する気がないので、見たいコメントを読んでみた。どうやら広島の話に関係するらしい。広島は色々な意味で縁もあり、核についても、関係書をそれなりに読んできたので、どんな舞台か、見てみたい。
鳥よ 鳥よ 青い鳥よ
幻奏ボレロ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/07/01 (日) ~ 2012/07/04 (水)公演終了
期待度♪♪♪♪
理生さん
寺山が亡くなる前にもずっと一緒に仕事をしていた人だった。彼女には、やはり独自のセンスを認めたが、言語感覚は、あの時代のサイケデリックな文化をも逆に反映していたかと思う。彼女のシナリオは若干読み、彼女と一緒に仕事をしていた方々とも面識はあるのだが、残念ながら舞台で彼女の作品を見ていない。
楽屋
有機事務所 / 劇団有機座
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2012/07/10 (火) ~ 2012/07/12 (木)公演終了
期待度♪♪♪♪
オーソドックスだと役者の技量勝負か
言わずと知れた清水邦夫の名作だが、オーソドックスに演る、という。と同時に説明ではキャスティングに難があるような書き方をしているが、引っ掛けか? 演出、役作りで基本的には優劣の決まる作品だろう。鍛え上げた舞台を期待したい。
戦場の喫茶店
ちぃむinugui With Vanishing Point
ギャラリーLE DECO(東京都)
2012/06/27 (水) ~ 2012/07/01 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
戦争には総てがある
そう思うのだ。人間が出会う喜び、苦悩、地獄、英雄譚、悲惨、陰惨、拷問、正義、虚偽、悪、裏切りと信頼。相反する物が、混ざり合いカオスとなって精神を潰しにくる。人はその中で何を見、自ら見た物を否定するほど絶望して尚、なぜ生きるのか? その時、彼・彼女らの精神は、尚、正常を保ち得るのか否か。換言すれば、狂った者が正常で狂わなかった者の方が、異常であるような状況下、なぜ生きるのか?
少女教育
シンクロ少女
王子小劇場(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/23 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
何かありそう
フライヤーを見て、独特のセンスを感じる。何かを持っているという感じがする。それが、何か定かではないが、一種のエネルギーを感じるのだ。モノクロの地にピンクを被せ少の字だけはスミ、他はシロヌキというのも何らかのメッセージ性を感じさせて面白い。期待大。
May's frontview Vol.32 ファンタスマゴリー
May
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2012/07/05 (木) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
演劇の魔力
自分が演劇というジャンルに決定的に引き込まれたのは、この劇団の作品を見たからだ。終演後、客席に座った自分は、完全に動けなくなっていた。その時、同じ劇場で観劇していた他の観客も自分と同じような状態だったのだろう。場内は一瞬、シーンとしてしまった。誰も彼もが感激のあまり身動きできなかったのである。暫くして、割れるような拍手が沸き起こった。現在、自分が日本国内で最も高く評価する劇団である。複雑な状況下で生きてゆくことを余儀なくされている作者なので、若干の勉強は必要である。然し、その程度の努力は惜しむべきではない。優れた作品に出会いたいならば、自らを磨くことも当然のことだからだ。
のぞき見公演#3 「恥知られたら恥ずかしい」
ガレキの太鼓
都内某所【のぞき見型】(東京都)
2012/06/28 (木) ~ 2012/07/03 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪
覗き見
普段、こういうことはしたことがないので一度体験してみたい。無論、それは、本当の覗き見たり得ない。だって演技なんだから。そこをどう、どういうスタンスで演じるのかに興味がある。元来、覗き見には、状況に対する不安とそこからくるコンプレックスなど、精神的に深い意味があるはずだ。それを一種のパフォーマンスとして演じて見せようという以上、それなりに、覗き、という精神事象についての考えがあるだろう。終焉後、そのようなことについてもぜひ、意見を聞きたいのだ。
クロスロード
Project*Rocca
遊空間がざびぃ(東京都)
2012/06/28 (木) ~ 2012/07/01 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
何かを起こす
具体的に行動を起こし、それに責任を持っているのでなければ、無論、信じない。責任を負う、という言い方を敢えてしないのは、大方、そんな表現に長けている奴は嘘つきだからである。政治屋と同じだ。呟きのような説明を読み、そこに掲載された顔写真を拝見して見る気になった。
機械仕掛けの方舟/GIRLS
明治大学実験劇場
明治大学和泉キャンパス・第一校舎005教室(東京都)
2012/06/28 (木) ~ 2012/06/30 (土)公演終了
期待度♪♪♪♪
見にゆけるか
日本に大学で演劇の専門学科のある大学は、自分の知る限り2大学。早稲田と明治だ。だが、早稲田のコンセプトは、残念ながら歪んでいるように思える。自分が、面白いと思うのは明治の方だ。新聞でいえば、早稲田は朝日、明治は毎日か東京新聞だ。率直に物事を見極める目がなくては芸術家は絶対に生まれない。自分の軍配は明治に上げた。この作品も見にゆきたいのは山々だが、時間と仕事の関係で未定である。
DOWNTOWN HOTEL
万本桜企画
千本桜ホール(東京都)
2012/06/27 (水) ~ 2012/07/01 (日)公演終了
期待度♪♪♪
コメディか
説明を読んでいて、NYのチャイナタウンにあったホテルを思い出していたのだが、コメディだという。自分のイメージしたのは、、38口径のピストルは中古なら100$程度で買える街中にあるホテルのイメージだったので、ちょっと調子が狂った。まあ、アメリカは異常な銃器社会だから特別という所はあろうが、ヨーロッパなどでも、街中でメリケンサックなどはいくらでも売っているし、ナイフも簡単に手に入る。実際、街中でチンピラと目が合えば刺される危険は常にあるのが当たり前なのだ。ダウンタウンの古びた小さなホテルの、おそらく世界標準のイメージは、自分と似たようなものだろう。そこで、そうではない日本のイメージを見てみよう、と思う。
ワンダフル・ワールド
劇団フライングステージ
駅前劇場(東京都)
2012/07/04 (水) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
ややこしさ
ヘテロに対して、ホモやレズがあり、それとは別の所で、ゲイが成立しているのだろうが、彼らの身体感覚は、どういったものなのか、非常に興味がある。おそらく、ヘテロ、ホモ、レズ、それぞれの身体感覚も異なっているはずだ。演劇で身体性を問題にするならば、当然のことながら、このジャンル分けについても省察が必要なはずである。従って、単に観劇するばかりでなく、アフタートークのような形で話もしてみたい。
ボクの四谷怪談
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2012/09/17 (月) ~ 2012/10/14 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
橋本 治
自分の好きな作家の一人だ。”止めてくれるなおっかさん背なの銀杏が泣いている”表記がこれで正しいかどうかはっきりしないが、かつて流行ったこのフレーズも彼の作だ。未だ、彼が学生時代に作ったと記憶している。あの大きな体で、編み物好きでもある。イラストレーターとしてもすぐれた才能を持ち、桃尻娘は映画化もされた。当時、女子高生の言葉を実に巧みに取り入れた彼の小説の軽やかさに驚かされたものである。その彼の幻の作、となれば、是が非にでも見たい。
果てしの花園 【ROSE】 【JASMINE】
室生春カンパニー 劇団 風の森
荻窪小劇場(東京都)
2012/06/21 (木) ~ 2012/07/01 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
シェイクスピア
をベースにしながらの劇団なのだろうか。ベーシックな所できっちり訓練を積んでいそうだ。30年と言えば、ジェネレーションの1単位。この厳しい世界でこれだけの年月を凌いで来たということは、実力派だと考える。その劇団が思い入れのある作品の上演をするというのだ。見ておきたい。
バカでくそったれな愛しき演劇は板の上で雪のように
万本桜企画
千本桜ホール(東京都)
2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
日本の演劇状況
ホントに大変な状況なのだが、それをもとに作劇する、ということは、色々な意味で有意義なことだろう。表現する者が自分の足元を見つめる意味でも、またそういう作業を通じて、ある程度、自分自身の掛け値なしの部分を洗い出す為にも、また、社会の反応を見る為にも。更にこの状況を結果的に告発できる所までゆければなおのこと。ぜひ、見にゆきたい。
Diamond Ray【ご来場ありがとうございました!】
東京ROSE company
SPACE107(東京都)
2012/06/27 (水) ~ 2012/07/01 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
香港フィルムノアール
周 潤發が好きだ。「男たちの挽歌」シリーズで彼は、結構、弱い者を庇うギャング役を演じていたが、感覚としては、それに若干似るかも知れない。南米のマフィアと香港マフィアを足して2で割る感じになるような気がするが。余り、軽くなって欲しくはない。