ハンダラの観たい！クチコミ一覧

期待度♪♪♪♪

夢幻
”A Midsummer　Night's Dream”はシェイクスピア作品の中でも夢幻的要素の強い作品だが、だからこそ、好んで上演される作品でもあろう。それを舞台裏から描くという。最近、舞台裏を描く作品が多いように思うが、人々の不信感がそれだけ強いことの証明だろう。夢幻を背景に不信が巻き起こす、本来不要な鬩ぎ合いや葛藤をどう言語化し、ミュージカルの華やいだ歴史的背景に対置させるのか。興味深い。

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病みつき
　一度、舞台を見て病みつきになった。大所帯のアンサンブルが素晴らしい。
各々キャラが立ち、而も、コラボレーション、呼吸がぴったり合っている。今回も素晴らしい舞台になることだろう。期待している。

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毒の華
　似た設定では「薔薇の葬列」があったな。エディプス・コンプレックスを変形させた傑作だった。一般に役者は、男ならおかま役や女なら娼婦役をやりたがる傾向があるという話を聞いたことがあるが、実際、役者の力量がもろに出るのもこういった配役を通してであろう。楽しみにしている。

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チェーホフ
　大好きな作家であると同時に演劇人にとっては、色々な意味でチャレンジしたい作家であろう。”かもめ”を下敷きにどう作り上げたか。興味がある。

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信長
　戦国武将の中で最も好きな武将の一人だ。うつけと言われたのは有名な話だが、おそらく演技だったのであろう。切れ者だということを悟られたら、殺されるに決まっている。下剋上なのである。その情勢を非常に早くから読み取ってたわけの振りをしていたのだと思っている。果たして、劇団はどう解釈し、どう作っているのか。興味大。

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評判
　良い劇団らしい。力のある劇団の作品はどんどん見てみたい。

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舞え舞えかたつむり
　無論、梁塵秘抄の一節だ。舞わぬものならば、この劇団はどう出るか？　情念絡みのサスペンスとやら。彼岸花の赤が示すものは血かそれとも情熱か或いは狂気か？　何がどう出るか楽しみである。

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知恵の実
　イブが食べた禁断の実は、リンゴだったのではないか？　なんとなくそう思っている。知恵を得る前、ヒトは、記憶を持っていたのか？　記憶は、幸せを齎すのか？　むしろ不幸せを齎すのではないか？　等々、記憶にまつわる話は様々に展開しそうだ。「模造記憶」も今や完全に技術的射程内だろう。どんな展開になるか楽しみだ。

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大道芸
　近頃でこそ、大道芸も結構見掛けるようになったが、大道芸の芸当も殆ど絶えたかに見えた時期があった。今でも、日本の伝統的大道芸を路上で見ることは決して多くない。というのも今の大道芸再生には、フランスから帰ってきて横浜、野毛の大道芸を仕掛けた人物の動きが大きく関わったと考えるからである。彼は、自分も芸事を演じる人間であるが、フランスで芸を教えていた人物でもある。そんな関係で横浜には、彼が呼んだフランスの芸人たちも多く参加してきたのである。その結果、ジャグリングなど、フランスでは何処へ出掛けても見ることのできる芸が、この国にも広まったのだろう。どんな、芸で、どの程度の質なのか、ぜひ見てみたい。

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知のパラダイムシフト
　今やらなければいけない最も大切なことの一つにこれがあろう。日本とう国、昔から上に立つ奴は馬と鹿。そう相場が決まっている国だ。そして、馬も鹿もたらふく食って豚の如き狸になる。この狸、獣のままでいれば良いものを、更に欲をかいて総てを手に入れようとするから性質が悪い。
　一方、この狸たちを守る法がある。これは、狸達に収奪される側には厳しく、収奪する側には甘い。この辺りも変革する必要があるのだが。恨みをのんで犬死するばかりではなく、きちんと正邪を糾すためにも、新たなパラダイムシフトこそ望まれる。

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悪と管理と管理の悪
　標記のようなコンセプトは様々な傑作を生んでいる。どんな展開になるか楽しみ！

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移民の歴史
　殆どだまし討ちのような我が国の移民政策によって惨憺たる状況に追い込まれた人々は多い。だが、中国へ開拓団として送り込まれた人々同様、この国に居てもニッチモサッチモ行かなかった人々は、新天地に夢を求めざるを得ず、国の目論見にのった。否、のる他無かったのである。
　非家族という擬制を用いても。その点を舞台化していることから見ても、意識の尖鋭は見て取れる。ぜひ見たい。

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面白そう
　初見であるが、タイプの異なる文学者の作品を同時に演じることから、高いレベルを目指している劇団と見受けた。自前の劇場も持っているようである。ぜひ、実力のほどを拝見したい。

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惹きつけるタイトル
　何かいわくありげだ。つまり物語が始まりそうなのだ。説明を読むと、かなり複雑な人間関係を描きそうで興味深い。ぜひ。

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位置
　両方とも大事ではなかったら、何か見えるのだろうか？　日常が曖昧であれ何であれ、ハンマーを、と言うからには鉄槌を下す、ということであろう。それをし得る位置に興味がある。

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幕末専門？
　らしいが、どんな舞台を展開してくれるか。楽しみ。

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死んで
　何より河原者としてのはちゃめちゃを感じる。ストイシズムが美しい。同時に死という究極をパンドラの函として洒落の♀覚悟がよろしい。だから、タイトルで遊んでしまった。一番、お洒落な死に方は遊びの中に死を持ち込むことだからね。結果、死ななくてもOK。遊びせむとて生まれけむ、というわけだ。その分、遊びが命懸けだったりする。そこにこそ、遊びの真髄があるので。見たいね。情況としては、本当にかぶる人もいたりしそうだし。

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ドヤ
　名前が寿とは皮肉な話だが、原発ジプシーと呼ばれる被曝労働者も、ドヤから連れてこられるケースも多いと聞く。何かあっても、会社側が責任を曖昧化でき、実際、何の責任も負わないで済むからである。今では殆ど、このような人々がいることを振り返ることすらない、日本のフツーの人々からも忘れられたまま。

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ヒトの愚かさ
　これを見ていれば、自分だけが救われるなどとお目出度い感覚を持つのはよほどミムメモな奴バラだけだと思うが。自分は、少なくとも自分だけが救われるとは思っていない。この「国」でエリートと称される連中の殆ど総ては、単に自己中心的なだけである。オツムも働かせ方を間違えているだろうし、実力とても大したものではない。本当に頭のいい連中は、そもそも、この「国」に残っていないだろう。それが、この「国」の現実であり、より現実的な評価だろう。このような意見にどう対応するか、見ものだ。

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おどろおどろしい
　その様子が何ともキッチュだ。こんなことを言ったら怒られてしまいそうだが、「四谷怪談」や映画怪談の「茶碗の中」のような恐ろしさが本当に出せるなら、このような説明にはなるまい。この何ともキッチュな怪談話を楽しみたい。