人狼 ザ・ライブプレイングシアター
セブンスキャッスル
サンモールスタジオ(東京都)
2013/01/29 (火) ~ 2013/02/06 (水)公演終了
期待度♪♪♪♪
狼
犬は少し嫌いだが、狼は好きだ。人狼はもっと好きである。実に面白そうな設定ではないか。これは観たい。サンモールスタジオは、気に入った芝居を今までにも多く観せてくれた小屋だ。今回も期待している。
今、出来る、精一杯。
月刊「根本宗子」
駅前劇場(東京都)
2013/03/06 (水) ~ 2013/03/12 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪
正確に書く
厳密に言うと、総てを正確に書くことはできない。思った瞬間は、その時だけ、書いた時には既に過ぎ去ったものだ。だが、自分という社会的存在を賭けようとする姿勢が、説明分から読み取れる。こういう姿勢が、自分は好きである。願わくば、あと少し掘り下げて欲しい。ヒントは、この文章の中に入れた。
『ANARCHIST』アナーキスト
anarchy film
新宿アシベ会館B1(東京都)
2013/02/09 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了
期待度♪♪♪
アナーキスト
通常、アナーキストの規定は、その価値観の根底に絶対自由を置くか否かだろう。自分はプルードンやクロポトキンが好きだが、思考の絶対条件にコミュニストは、党という不自由を最上位概念として置いたから破綻したのだと思っている。
すべからく、総ての生き物は自由である。唯、判断を間違えば、それだけで人間以外の生き物を待つのは死だ、人間だけが、間違っただけでは簡単に死なないで済む生き物なのだ。それは、ヒトという生き物が知恵を持ったからだろう。だが、簡単に死なずに済む分だけ、我々、人間に与えられた自由の意味は大きい。そのことを意識した上で、我らは生きたいと思う。
私の嘘、僕の嘘
Z団jr.
千本桜ホール(東京都)
2013/01/30 (水) ~ 2013/02/04 (月)公演終了
期待度♪♪♪
単純すぎる論理
それで結構ヒトは動く。分かり易いからだろう。納得させやすいからだろう。自分自身を。それで世界がどんなに酷いことになっているかにはおかまいなく。現代日本が、当にそれだろう。だが、傷つく連中の背後で最後に笑うのは誰だ?
一遍~天演出編~
風雲かぼちゃの馬車
王子小劇場(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
尻軽SiLLYGiRL
東京プロパガンダ
新宿眼科画廊(東京都)
2013/02/01 (金) ~ 2013/02/03 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
新宿
この街に似合う話であって欲しい。ピンキリで猥雑で何でもある。隔ては、街自体には無く、吸い寄せられる側にある。そんな街の様々な恋の形を表現でいれば素敵だ。
くじらのおなか
ぬいぐるみハンター
荻窪小劇場(東京都)
2013/02/08 (金) ~ 2013/02/10 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
タイトル
がとぼけでいていい。鯨のお腹がどうしたというのか? シロナガスクジラの捕食時のようにオタマジャクシになっているというのか。ピノキオのように呑まれての話のようでもあるが、雰囲気のある役者も出ている。これは、観ておきたい。
新・新ハムレット2013
劇団キンダースペース
シアターX(東京都)
2013/01/23 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
チャレンジ
古典を蘇らせる為には、無論、工夫が必要である。我々が生きているのは、当に、今、この瞬間、瞬間なのであるから。解説だけなら学者と出来の良い評論家に任せておけば良いのである。シェイクスピアは、世界演劇史の中でも最も収穫の多かった時期の一つであるエリザベス朝演劇を代表する劇作家・詩人ではあるが、やはり、彼の業績に乗るだけでは、既に一家をなし評価の定まった人々にチャレンジするには足らぬ。そこで今回為された工夫とは、作品、ハムレットが成立する与件を対象としていることだ。実を言えば、これこそ、若い才能が、大先輩の巨人と格闘すべきスタイルである。大いに期待している。
忘却のキス
東京演劇アンサンブル
ブレヒトの芝居小屋(東京都)
2013/03/01 (金) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
二人
二人称の関係の内、カップルを扱うというが、カップルに通常、ヘテロ、ホモ、レズが考えられ、これだけでも一筋縄ではいかないはず。仮にエルマフロディットまで加えるとすると(恐らくそこまではやるまいが)、殆ど収集がつかなくなるほどの世界である。一体、言葉の齟齬は、相互のどのような疎外感・或いは空虚を反映しているのだろうか? 異化、同化の問題も密接に絡み合ってくることは必定、楽しみだ。
世界を終えるための、会議
タカハ劇団
駅前劇場(東京都)
2013/01/23 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
人間
とは、良いことも悪いことも、それを意識した上で為し得る存在であろう。当然、為したことの結果を予測しつつ行動しているのだが、結果オーライか否かは別問題である所に、面白さもある。
嘘ツキタチノ唄
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/01/18 (金) ~ 2013/01/27 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
嘘
一度ついたらつき続けなければならなくなる、考えようによっては恐ろしく負荷の大きいものだが、短絡的に考える者が多く、世の中にあふれ続ける厄介物。
夢幻泡影江戸川乱歩【アンケート即日公開!】
劇団バッコスの祭
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2013/01/23 (水) ~ 2013/01/28 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪
乱歩
無論、推理小説の生みの親、エドガーから取った名だろうが、結構、シリアスな傑作も書いていて、「芋虫」などは反戦文学の最高峰を占める一作だろう。その乱歩の推理小説をちょっとコミカルに作るようである。これは観たい。
【ご来場誠にありがとうございました】桜が散るために降るような雨
東京ポップシップ
戸野廣浩司記念劇場(東京都)
2013/01/18 (金) ~ 2013/01/20 (日)公演終了
ミュージカル『by the sea』
公益社団法人日本劇団協議会
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2013/01/30 (水) ~ 2013/02/03 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
みかんの花咲く丘
綴りが正しいかどうか確かめたくない。音で覚えて、そのまま、心に残る数少ない歌の一つである。三つを繋ぐ曲がこの曲であってくれれば最高だが、そうでなくとも心に残り、魂を震わすものであって欲しい。
温かい水を抱くⅣ
木村愛子
nitehi works(神奈川県)
2013/01/25 (金) ~ 2013/01/26 (土)公演終了
追想の穴
劇団破戒オー!!!
シアター風姿花伝(東京都)
2013/01/18 (金) ~ 2013/01/20 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
一人の為に時間が逆行
このコンセプトに惹かれる。つまり惨殺された一人の為に時間は逆行するのだが、過去は木の人形、後に人間になるピノッキオとして現れ、現在は、年相応に変貌した、かつての遊び仲間として現れるはずなのだが。それが、どのように変貌しているのか?
新宿コントレックスVol.7
Aga-risk Entertainment
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2013/01/19 (土) ~ 2013/01/20 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
超硬水・コントレックス
フランスのミネラルウォーターに同名の水があって、以前、CMのコピーを書いたことがある。錚々たるメンバーの競い合いになりそうだが、超のつく硬水同士、コラボになるかはたまた壮絶な戦いになるか。楽しみである。
ウェルズロード12番地
公益社団法人日本劇団協議会
青年座劇場(東京都)
2013/01/25 (金) ~ 2013/02/03 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
日本人
海外に出て折角のチャンスに海外生活になじまない日本人は多いだろう。実際、自分も海外で生活していた経験があるが、留学時代に驚いたのが、以上のような事実であった。何のためにわざわざ、現地にまでやってきたのか? 理解に苦しんだものである。この作品の設定にあるような状況も現地に溶け込んでさえいれば、殆ど問題はない。どこへ行っても良い奴も悪い奴もいるし、合う奴、合わない奴もいるからだ。現地での生活に溶け込んでいれば、その国の人間とばかり付き合うわけではないのが、ヨーロッパの常識。言葉さえできればどうにでもなるのだ。その辺りを問題化せざるを得ない日本人のマジョリティーに対するアイロニカルな作品なのではないだろうか。この憶測が当たっているようなら、日本人マジョリティーは観ておいた方が良かろう。まして、舞台は世界中に解決不能と思われる問題をまき散らした元凶、イギリスである。パレスチナ問題、インド、パキスタン、、バングラデッシュ問題、フォークランド問題、ジブラルタル問題、香港・中国問題、中東VS欧米問題等々、数え挙げればきりが無い。これらの問題は、英国の無責任が原因である。
【公演終了!】望遠ノート【ご来場誠に有難うございました!!】
演劇ユニット「クロ・クロ」
劇場MOMO(東京都)
2013/01/23 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
我々、命の故郷
フジタ タイセイ氏も絡んでくるとなると、結構、本格的な宇宙論が背景にありそうだ。無論、生命の故郷、アミノ酸の材料が生まれたのも、宇宙創成にあったはずのもの、こと、時空、場などの、まだまだ未知の働きによるだろう。これに次元の差なども加わってくるに違いない。何れにせよ、この広大無辺の直中をひたと進む想像という力を鉄道に置き換え、賢治の名作を視野に収めて、絶対零度を相対化した初期の爆発の余韻のように押し寄せてくる、ざわざわ、がやがやに身体を浸してみようではないか。
「梨の礫の梨」
ライトアイ
「劇」小劇場(東京都)
2012/10/12 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
武者修行
若い頃、日本半周ヒッチハイクをやった。本当に旅は良い勉強になる。で、武者修行で全国を回る、というのがおっても気に入った。ぜひ、拝見したい。