ハンダラの観たい！クチコミ一覧

期待度♪♪♪♪♪

タイトル
　植木職人をやっていたことがある。大変だが、色々勉強させてもらった。お世話になった親方や面倒を見て頂いた先輩たち、預かって頂いた名人は、木鋏で板線を切って歯こぼれ一つ起こさないほどの人で、古典の素養にも長け、自分たちのようなガキにも分かるよう、丁寧に仕事を教えてくれるばかりか、決して驕らず、よく面白いジョークを言って、皆をなごませて仕事をする人で、凄い人だといつも感心させられていた。未だに、この名人を超える人には、中々、お目にかからない。「松ぼっくり」というタイトルにひどく惹かれる。

期待度♪♪♪♪

遊び心
　したたかさが良く出たフライヤーだろう。こう見ると皮肉屋と見られるかも知れないが、率直なだけである。ちょっと意味をずらすとノミの夫婦、といわれるように、メスの方が大きい。そんな生き物は結構居て、ノミは勿論、ハイエナ然り、チョウチンアンコウ然り。雄の方が小さい場合、矮雄というのだそうだ。そもそも、ノミの心臓ということば自体は、気が小さいことの比喩に用いるが、彼らに心臓は無い。背脈管と呼ばれる体液循環組織があるだけである。
　ところでサミシガリヤとノミの心臓は、どう結びつくのだ？

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良くも悪くも
　家族なのだろう。いいことも悪いこともあるのに、なんとか繋がりを保っているのが、大半の家族の形だろうに、家族の崩壊が叫ばれ、実質的な”形”が崩壊してからは、プラス面ばかりが喧伝されるように思う。それは不健康だろう。先ずは、表現する者が、如何様にこのアリサマを捉えているのかを謙虚に観たい。

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ネット社会
　ネットなしでは夜も昼も明けない今日、他人事ではない。嫌がらせや、妨害、誹謗、中傷、訳の分からない不安などに負けて、言いたいことも言えない人々も多いはず。一方、自由を規制するために、この情況を利用することが得になるという連中も存在する。そして、そういう連中の多くはファシストである。これらの理不尽と闘う作品になりそうだ。

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オムニバス
　別々の物語を一つに集約してゆくという。腕前を期待している。

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期待
　力のある劇団だとの噂だ。ぜひ確かめたい。

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18世紀
　未だ、爆発的なヒトの人口爆発が起こる直前、死は、日常のことであっただろう。メメント　モリというラテン語が、人々の生活の中に根付いていた時代でもある。科学的思考の人口に膾炙していたわけではない。そのゆな時代に狂犬病と疑われる症状を呈した侯爵令嬢が、隔離されるという状況だけでも興味深い。ここで、M・フーコーをあげるまでもなかろう。陽気な悲劇となっているが、要は喜劇仕立てか。コンセプトをしっかり詰めて、緊密な舞台に仕上げて欲しい。

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要は単純
　安倍が目くらましに色々な手を使っているように見えても、狙いはミエミエ。参院選自民勝利→憲法改悪発議→人権条項改悪→共謀罪など、現代版治安維持法の成立等々。眠っている間に着々と進められているぞ！

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松本
　壊れてゆく教祖というと矢張りオームか。森氏によれば、彼は、既に完全に壊れているとの内容を書いていたが。何れにせよ、問題は壊れている人物にくっついてゆく連中だろう。彼らは、壊れていなかったのか？　壊れていなかったとすれば、何故？　興味が湧く。

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よくは分からないのでハッキリさせたい
　コンセプトがイマイチよく分からない。どこがどんな風に、あるいはどんな風だから分からないのかをみて観たい。

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春
　届いた手紙とは赤紙だろうか？　命萌える春に死の宣告、というわけだ。そこに、恋人との結婚話が絡む。ちょっと良さそうではないか。花のもとにて春死なむ、には若すぎるだろうから。

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直線と曲線
　幾何学的なモータープールの文様というと曲線は少ないように思う。身体曲線が、それに対してどのような位置取りと動きで、不動の幾何学文様に対応するか。楽しみだ。

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サイモン
　彼の才能を実際の舞台作品で観たい。物語としても、面白くなりそうなシチュエイションだし、表現する者にとっては、格好の設定だろう。個人的体験を通して普遍性を如何に描いているか、興味津々だ。

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こまわりくん
　昔、「喜劇新思想体系」を出す前に山上　たつひこは、「光る風」というシリアス物の傑作を書いていた。弾圧されたと噂のある作品である。そのあと、彼は、屈折し、徹底的に世の中をおちょくる作品を書き始めた。「こまわりくん」はその少年誌バージョンだ。山上ほどの毒はなさそうだが、面白そうだ。

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ハッピーサスペンス
　”この国に、希望だけが無い”と村上　龍が指摘してから随分、時を経た。あの頃より魔師になったことなど一つもありはしない。どんどん悪くなるばかりだ。そんな時代、そんな「国」に在って痙攣にも似たハッピネスを追及しようということなのだろうか？　単純に、夢無くして生きられないというおとなのだろうか？　何れにせよ、随分、遠く迄来てしまった。

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必死の切なさ
　説明を読んでいて、そんなものを感じる。あり得ないシチュエイションに必死でチャレンジする姿勢とその行為が生む切なさが良い感じを出している。

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画
　絵画や版画も大好きな自分としては、取り上げられることの少ない蕭白は、ぜひ観ておきたい。みようによっては、本当に凄まじい勢いで繁殖している我々、ヒト。レミングではないが、こんな勢いで繁殖している以上、近い将来、全滅に近い打撃を受けることの方が、遥かに理にかなっているのかも知れない。何れにせよ、奇天烈、結構ではないか。

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時代の定点観測
　基本的に若手の定点観測をすることにしている。今までは、絵画、彫刻、鍛金、写真、音楽などが主体だったのだが、演劇に関してもそろそろ始めたい。従って、こういった企画は是非観ておきたい。楽しみにしている。

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切なさ
　前回、浅草紅團を観た。脚本、演出に難があると感じたが、今回も難しい作品に挑んでいるようだ。この作品のどうにもならない切なさをどう描き切るか？　観てみたい。

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タイトルだけで
　新宿は、不思議な街だ。本当に後ろ髪を引かれる。そんな思いをさせる空虚なのである。つまり想像力をいくらでも詰め込める街なのだ。良いことも、悪いことも、悲惨も、金持ちも、極貧も、豪奢も、貧相も、この世にあるありとあらゆるもの・ことを。それら、ごった煮をゴールデン街と歌舞伎町の外れの小さな、狭い空間で凝縮して見せようという、果敢な試み。ぜひ観たい。