ワレモノ語
イサオ会
明石スタジオ(東京都)
2013/07/26 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
ピアフ
フライヤーに書かれた文章を見ると、ピアフの”愛の賛歌”のような一途さを感じる。神を否定する所も快感である。十字架も見えるし、切り株のように見える中央の絵柄の真ん中にある黒は僧衣を象徴しているかも知れない。随分思わせぶりな絵柄に、ワレモノ語とのタイトル。意味深ではないか? 興味をソソラレル。
毛皮のマリー
青蛾館
テアトルBONBON(東京都)
2013/10/02 (水) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
美の宿命
その一つが、飼われるということだろう。何れにせよ、力に対して何らかの価値を持つ者の古典的な対応は、飼われることである。寺山 修司没後30年、その時の流れの中で、何が変わり、何が変わらなかったのか。演出は、どのような解釈を提示してくれるのだろう。
松田岳×田渕法明トークライブvol.1「がくぶち」
ライトアイ
スペース29(東京都)
2013/07/28 (日) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
若者のトークライブ
松田くんは、映画好きのようだし、田淵くんは、「男おいらん」に出演する。まだ若い二人のトークの焦点は何になるだろう。時代は、益々、右傾化の一途を辿り、それは、アメリカの思う壺。利用されるだけ利用されて、対中国、対北朝鮮の捨石とされるのは、目に見えていよう。どうせ植民地なのだし、日本がアメリカの一つの州として生きる、という手を本気で考えなければならないかも知れぬ。
鮫に喰われた娘
INGEL
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2013/07/31 (水) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
三揃いの剣~宮本武蔵と佐々木小次郎~
劇団 歴史新大陸
笹塚ファクトリー(東京都)
2013/10/16 (水) ~ 2013/10/20 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
期待できそう
骨太でしっかりした脚本が期待できそうだ。時代劇を特意とする劇団のようだし、メリハリの利いた面白く、内容の濃い作品を期待できそうだ。
夏の伝説
劇団俳協
TACCS1179(東京都)
2013/08/22 (木) ~ 2013/08/25 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
自分の夏
夏と言えば原 民喜を思う。原発再稼働、輸出等々、亡国を知らぬアホが首班を務める党が大勝した今、原 民喜の作品の意味は益々重い。
作品の内容とは、異なるかも知れないが、夏の自分流イメージである。
劇団だるま座本公演「笑って死んでくれ」
劇団だるま座
座・高円寺1(東京都)
2013/08/14 (水) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
期待値 大
下北進出後、高円寺へ。実力者集団、だるま座が今度は、どんな舞台を観せてくれるか、興味津々。下北公演は残念乍ら観ることができなかった。今回は是非。
スウィーティ ドム
演劇組織KIMYO
王子小劇場(東京都)
2013/08/09 (金) ~ 2013/08/12 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪
ミョウ!
奇妙ということか。体操マークのような何チャラ。好奇心を煽る手法で引きつけた先に何があるのだろう、と思わせぶりなので、内実を矢張り観てみたい。
「天使ちゃん(仮)」
望創族
ワーサルシアター(東京都)
2013/07/18 (木) ~ 2013/07/24 (水)公演終了
期待度♪♪♪♪
悪魔ちゃんももと天使ちゃん
ということで、自分は悪魔の方に興味があるが、ゲーテの「ファウスト」に出てくるメフィストフェレスのようにちょっと実体感を持ったリアルな悪魔やミルトンの「失楽園」に出てくるような様々な天使たちのようでもあるまい。だって、”ちゃん”がついているのだし。まあ、仮とあるから実際の所は分からないが、本当に興味深いのは神学論争である。神は自らの善的性質を証明する為に、悪魔を必要としたのではないか? との問いである。ボードレールが、この視座に立ったことで有名だが、鋭い指摘ではないか。
歌喜劇『おしりと御飯』
マサ子の間男
パブ山形(東京都)
2013/08/02 (金) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
けらけら「おけら」
蟻とキリギリスでも蟻と蝉でも良いのだが、遊んでけら、遊びまくってけらけらしているうちに、周りから置いてけぼりを食った挙句、おけらになりそうではある。そうすると職と食の問題は深刻且つ喜劇的に仕立て得るよな。
しぇあーはうす
643ノゲッツー
STUDIO543(中野店)(東京都)
2013/07/27 (土) ~ 2013/07/29 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪
ふっ
あんまり重いものばかりやっていると、流石に息抜きがしたくなるもの。そこで、どんな形のものが飛び出すか。重さに反比例してテンションが高くなるような気がする。
七夕伝説
WHATCOLOR
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2013/07/22 (月) ~ 2013/07/22 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪
やのぴ
生が良いのは演奏とビール。演奏では、ヤノピ、ヴァイオリン、チェロ、胡弓、津軽三味線、蛇皮線、フラメンコギター、テナーサックス、フルートなどが好きだ。
永遠の別れは永久の果てに
空想天象儀
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/08/01 (木) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
滅び
みんな、人間は、欲の皮を突っ張らせ、見栄を張る為に闘い、大して意味も無い位置に拘って殺し合いをする。愉しむ為に、他の生き物を殺す、殺しておいて食べもしない。或いは食べ残して捨てる、等々。理性だの知性だの偉そうにひけらかす割には、未来のことなんか全然考えてやしない。近い将来、滅びるね。で、ファンタジーで我らが滅びを先取りと行こうかね! 支配的政治屋共は、ちょっと前から、またその方向に舵を切っているけどね。
JUDY
グーフィー&メリーゴーランド
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
合理性
勝算も無いくせに危ない闘いに出掛けて行く連中が最初に殺すものは、自由と合理性だろう。然し、闘いとは合理性そのものなのである。戦闘部隊には、それを支えるロジスティックが必要不可欠であることは言うまでも無い。更にそれを支える経済力や技術力、チーム内部の信頼、チーム同士の連携を含めて合理的であれば、不利と見た時は、引き、有利な時だけ攻めることができる。敵味方に関してもマキャベリズムで行くのは当然のことだ。負けた側に権利が主張できるわけもないのだから。また、合理的に戦って、偶々、援軍などが来なかった為に敗れることはあっても、敵将にしっかりした者がいれば、捕虜になったとて決して無礼な態度はとらないはずである。
日本という国に欠けているのが、こうした合理性だ。現在、日本のトップに立っているアメリカの御用聞きにした所で、到底合理的判断のできる男ではない。
カルメン、オレじゃダメなのか…
シンクロナイズ・プロデュース
調布市せんがわ劇場(東京都)
2013/08/07 (水) ~ 2013/08/11 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
俺ならカルメンを笑わせる
皆と同じようにやってたら、結果も同じ。劇としては、その辺りの悲喜劇を描くことになろうが、ホントに何かを手に入れたいのなら、他の連中のやっていないことをやるべきなのは当然だろう。できない奴は、”みむめも”である。
誰かが誰かを愛してる
パンドラの匣
銀座みゆき館劇場(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/29 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪
誰かが 誰かを
と言う所に仕掛けがありそうな。まあ、それだと単純すぎるだろうから、複数、それを組み合わせる形か。何れにせよ、ラブではあってもコメ。スパイスをきかせて欲しい。
そこで、王たちはいなくなった
劇団回転磁石
北池袋 新生館シアター(東京都)
2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
持って行き方
が、上手そうな説明文だ。タイトル中、そこで、の使い方も謎めく。王たちとは、生徒たちなのか? それとも・・・と想像力を掻き立てるではないか。期待できそうだ。
QOL(キューオーエル)
THE TRICKTOPS
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/09/12 (木) ~ 2013/09/16 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪
安易
編集者の提案も安易なら、それをそのまま受ける作家も安易だ。こんなだから、日本の文化は質がガタ落ちしたのだ。(無論、ごく一部の例外はあるが)その点をアイロニカルに描いて欲しいものだ。自分自身のアリバイ作りとしてではなく。それができれば評価したい。ただ、その分水嶺に立っている姿を見極めたいとは思うのだ。
外と内
劇団セカンドキッチン
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
どっち?
説明を読むと、”みむめも”なのであるが、タイトルが妙にソソルので気になる。このギャップの中に何らかのアポリアが在るのならば面白い作品になる芽はあろうが、そうでなければ~~~だろう。何れか見極めたい。
音楽劇・はらっぱのおはなし
東京演劇アンサンブル
ブレヒトの芝居小屋(東京都)
2013/07/25 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
ファーブル
昆虫記の全訳を読んでいる最中だ。科学的な目とは大いにことなるものの、好奇心とブブっどな感性には共通項があろう。昆虫記を読む目に、虫たちのファンタジーは、どう映るのかについても、興味がある。