鉄卜全
鉄割アルバトロスケット
ザ・スズナリ(東京都)
2013/01/16 (水) ~ 2013/01/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
観に行ってきたよ
今回は、気のせいか初めて観るネタが多かった気がする。
浅草にいそうなオッサンたちが
たくさんいた気がした(笑
やっぱり鉄割は良いなぁ。
めくるめくセックス 発酵版
シンクロ少女
王子小劇場(東京都)
2013/01/17 (木) ~ 2013/01/21 (月)公演終了
満足度★★★★★
フィジカルな愛とおやすみプンプン
正直言うと、自分の両親が、父親が死ぬまでいつもずっと一緒にいるのを見ていたせいか
(父親が元気で、自分も一人暮らしをしていたころは
自分が家に帰ると両親二人で一緒にテレビを見ていたのをよく見たし、
父親が死ぬ前は母親が行ける限り毎日病院にも行っていた。
仕事が終わって病院に行くと毎日母親が父親の横にいたし、
仕事が遅くなっても、いた。
・・まぁ数え上げればきりがないんだけど)
自分の中での愛の基準が高めなのもあるのかもしれないが(苦笑
あくまで自分にとってはなんだけど、
この舞台の上には、最後の例外を除いては愛は存在しなかった。
・・どれが愛で、どれが愛じゃないか、だなんて
偉そうに言おうだなんて気もないんだけど(汗
あくまで、「観客席で自分が肌として、目の前のものが愛として感じらたかどうか」と言うことで。
F/T12イェリネク三作連続上演 『レヒニッツ』 (皆殺しの天使)
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2012/11/09 (金) ~ 2012/11/10 (土)公演終了
「限定解除、今は何も語れない」+「あと少し待って」
A級MissingLink+三角フラスコ
王子小劇場(東京都)
2012/11/24 (土) ~ 2012/11/26 (月)公演終了
満足度★★★
みてきました
「限定解除・・」の方は・・たとえば「震災タクシー」なんかに比べてもちょっとイマイチというか、もう少しユーモアが欲しかったなぁ。
A級missinglinkの方は・・頑張って単独で「悲惨な戦争」を持ってきた方が良かったんじゃないかとふと思った(スミマセン(汗
・・勿論、頑張ってるのは分かるんだけど、
気のせいか地方から来ている劇団の人は
狭い会場(王子自体は好きなんだけど
をどう使いこなして観客の前にスペクタクルを展開するのか、
という視点が少し不足してるんじゃないかな、と
今まで王子で観た地方の劇団についてよく思う
(例外は大阪のを更にブラッシュアップして持ってきたピンク地底人くらい・・?
たぶん地方だと、割と立派な会場(大阪ならアイホールとか芸創とか
が(東京に比べると)安価で借りられたりするんだろうけど(金額は知らない
こっちではずっと狭苦しい空間の中に、
今まで以上のスペクタクルを展開することが必要になる。
正直な所、地方の劇団ほど、
東京での(ちいさな空間での)公演に備えて、
わざと小さな空間に限定した(大きな空間をわざと半分に区切っても良いんだし←大きな空間を使い切りたい気持ちは分かるが、それだと持ち運べない。面じゃなくて空間で囲むような舞台だったら小さな空間に詰め込める鴨・・
持ち運びいやすいサイズにパッケージした鉄板公演
(面白くかつ役者の特徴(←これ重要)も、すっと伝えやすい
を準備しておくことが必要不可欠だと思う。
ウィングフィールドじゃなく、アイホールでやる規模のものを
サイズダウンを感じさせずに王子に移すイメージ・・?(滅茶苦茶難しいけど(苦笑
それが無理なら、世田谷区民に署名運動させてトラムに地方劇団枠を設けさせるとか・・(苦笑
小さな劇場で大きな劇場以上のものを生み出すのは題材によっては非常に難しいことはあると思う。
出来れば、わりと地方の劇団が呼ばれて公演している
王子(に限らず小さな空間)での話題の公演(東京の劇団による)は
参考にわざわざ観に行った方が良いのかも(舞台美術の人が使い勝手を学ぶ上でも
初雪の味
青☆組
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2013/01/06 (日)公演終了
満足度★★★★
壱番屋
自分も鎌倉に行ったときはよく小町通りのこのお店に行って煎餅をお土産にしたり、
ミルクホールで珈琲を飲んだり、
古本屋に寄ったり、
CAFE GOATEEではたまにライブもやっているので、
気になった人がいると
鎌倉の空気の中で音が聴きたいから、
わざわざ下北のラカーニャとかじゃなく
こっちに出張したりもする。
でも、正直、鎌倉駅周辺よりかは
逗子や長者ヶ崎の方がずっとのんびりした空気が流れているなと思ったりもする。
この舞台となる家は、鎌倉と言っても
駅からだいぶ離れたところにあるみたい。
きっと小町通り近辺よりずっとのんびりした空気が流れているんだろう。
夕顔のはなしろきゆふぐれ
維新派
デザイン・クリエイティブセンター神戸(旧神戸生糸検査所)(兵庫県)
2012/07/12 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
2012年のベスト10に入れるとなると・・
維新派の舞台は関西の人ほどじゃないけれどそこそこ観ている気がする。
・・でも、年間のベストに入れるとなると、いつも躊躇してしまう(苦笑
というのも、東京に住んでいる訳だし、
土日に仕事が入る可能性も普通にあるので、
いつも直前まで日程が固まらず予約できない。
そのため、舞台の良い席は大抵埋まっていて、
東京公演(FTや早稲田)なんかではお蔭様で良い席も取れたりもするのだけど、
本領を発揮していると思われる東京以外の公演では
良い席を取れたことが無く、消化不良のことが多い
(端の方がお気に入りの方がお気を悪くしてしまいましたらスミマセン(汗
今回は、中途半端に予約して事前に席を割り振られるよりか
当日券で行って席を選ぼうとしたら、
受付の方に席は選べない的なことを言われたので、
さすがに結構な金額を払って観るのだから、
神戸だったらこのままトリトンカフェにでも行って夕暮れの景色でも見ながら
ご飯でも食べた方が良いかな、と思ってちょっと引き返しかけたら、
なんか多少は選べるという。
それでも端っこの席だったので、
観れたは観れた(その時は満足した)けど、
舞台セットの構造からすると、
終演後に客席の後ろの方からあちこち見て確認もしたけれど、
やっぱり舞台を完全に観れたとは思えない。
それで消化不良だったところへ、
その週末同じ関西で観たミジンコターボの「シニガミと蝋燭」は、
偶然キャンセルも出て良い席だったうえに、
ちびっこたちもたくさん出てきて、目の前で心から楽しそうに踊っていたし、
舞台の中に素晴らしい真心が溢れていたので、
なんだか感動して涙が出そうになってしまった(普段は涙もろくないと思うのだが(苦笑
自分の中での観劇体験としては圧倒的に上だったのは間違いない。
実際に同じ条件で観れればどちらが上か分からないが(これが微妙なところで
仕事をしていて絶対確実な日程を相当前に予約できない以上、
自分にとって関西では、維新派より大きな感動を受けられる劇団が
一定数存在してしまうということになる。
そのため、作品の評価として5つ星を捧げるのには何のためらいもないものの(それだけの完成度があるのは間違いない
年間のベストにあげるなら、どうしても前述のミジンコターボや
新進のピンク地底人やナントカ世代(関西では席にだいぶ余裕あり)などなど・・に、別にお世辞ではなく
普通に席を譲ってしまうことになる(自分の中での受け取り方の違いになるのだろう
2012年のベストはまだまだ検討中(汗)なので、実際にどうなるのかは分からないけれど、
2012年の年間のベストに維新派を選ばずに他の関西の小劇団を選んでいるとしたら、
それは別に宣伝でもなんでもなく
自分の演劇体験として実際そうだったということになるし、
維新派一辺倒(かもしれない)東京の関西演劇に対する眼も少しは変わってほしいな、という自分なりのメッセージのつもりでもあります。
当たり前と言えば当たり前のことなんですが。
ただ・・「シニガミと蝋燭」は維新派と同時期の上演だったのに、
東京の観劇にきてる人が圧倒的に少ない・・というか、いるの?
っていう感じだったのには(自分の回だけだったのかもしれないですが)
ちょっとショックを受けました。
舞台で素敵な作品と出会えるのは素晴らしいが、
現実とのギャップを見ていると辛くなる。
維新派は素晴らしい。
でも、それと同じ位素晴らしい志をもった若い人たちもいるなら、
その人たちにもそちらに対する以上の(時にはそちらを優先する位の
注意深さで耳を傾ける気持ちは無いんだろうか・・?
まぁ、公演から半年以上経ったんで
その当時感じたけど敢えて書かなかったことを
改めてこっそり書き直してみました(苦笑
ちなみに以前のコメントは以下~
今回は野外公演じゃなくて完全に建物内にセットを組み込んでいたせいか、
いつもより黒田武志氏の存在感を感じる舞台だったように思います(笑
もちろん、観劇前後の劇場前でのライブやパフォーマンスも含めて
楽しめました。
ツレがウヨになりまして
笑の内閣
京都大学吉田寮食堂(京都府)
2012/05/26 (土) ~ 2012/05/28 (月)公演終了
満足度★★★★★
今考えても・・
演技云々はともかくとして、
着想も、公平であろうと苦闘しつつ考え抜くところも4とても素晴らしかった。
公演のまえの金曜日には、
アバンギルドでViolensのライブを見たんだけど、
この週末で賀茂川をちょっと上るだけで
散歩がてら
極度の洗練から究極の泥臭さ(でも凄くしなやかな思考)と、
川の流れとともにゆったりと味わえたので、
すでに暑くはあったけれど
5月の素敵な週末を味わえた気がして楽しかったことを今でも覚えている。
・・2012年のベスト10入れたいなぁ・・(笑
ワンサ
スクエア
ABCホール (大阪府)
2012/05/25 (金) ~ 2012/05/27 (日)公演終了
バルブル
げんこつ団
駅前劇場(東京都)
2012/12/12 (水) ~ 2012/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
NKH(日本気配放送
出てくる人間は一見変人が多いけど、
よくよく見ていると「分かるな」ということが多い気がする。
あんまりキャラ設定とかは出てこないケド、
ひとりひとり、特に男性キャラを見ていると、
「あんまり一般的な演劇作品には出てこなさそうだけど、世間には時折見かけそうな」キャラクターが
そこここに紛れ込んでいたりする気もするので、
自分としては男性の(特に俳優に)じっくり見て欲しい気もしたり・・。
雷神ウツボ
ひげ太夫
Geki地下Liberty(東京都)
2012/06/13 (水) ~ 2012/06/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
この村守るぜ、ただし飯食ってからだ。
さすがに観てから半年たって書くのも何だけど、
12月の公演まさか観れないとは思わなかったんで・・(関西遠征と土日仕事と、日曜午後は横浜に行ってしまい
2012年のランキングを入れる段になって、
げんこつ団とひげ太夫も入れたいな・・
でも、ピーターブルックを入れないでこっち入れるってどうなんだろう?
アリじゃない。
ってな感じで、でも実際入れてみるかはまだ考え中なので良く分からんけど
でも、とりあえず先に書いてみました。
・・そうなんだよな、(脳内)少年・・というよりちびっ子?
でいるということは、
なんかダッシュで家から飛び出していく前に、
なんかもぐもぐ口に入れて、
「母ちゃん、美味かったぜ!」と言うんだか言わないんだか分からないうちに消えてなくなる・・・で「猫の髭を抜く」未満の悪さ?を外でなんかしでかして帰ってくる(笑
いつも思うんだが、男性の舞台は食事のシーンが少なすぎる(苦笑
元気に走り回っている俳優がいるということは、
なんか栄養の良いものをたくさん食べてるということで、
電車とか見たって、ろくに食べてない男性は元気もなさそうだ。
トリュフォーだって、キャメラ回す前にはたらふく飯を食べたんじゃないかと思うんだけど・・。
ジャン・ミシェル・ブリュイエール / LFKs [フランス]『たった一人の中庭』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2012/10/27 (土) ~ 2012/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
これだけの作品を再現するのも凄い
フランスの外国人問題は詳しくは知らないケド、
日本の作家でも、
これを参考にして、
外国人と自分たちの関係について
刺激的な作品を作ることに挑戦する人が現れても良いんじゃないかと思ったり。
(パリの中心部は綺麗だが、その外側は移民の綺麗とは言い難い住居が続いているというのは聞いたことがある(スクイテンもそんなことを言っていた
考えてみれば、隣国の北がいつ倒れるかも分からない状態だとすれば、
日本人の方がフランス人よりもっと敏感にこういった(移民)問題について
民間人の間での認識を深めることがとても重要なんじゃないかと思ったりする。
「梨の礫の梨」
ライトアイ
「劇」小劇場(東京都)
2012/10/12 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
凄く持ち運びしやすくて・・
なるほど、色んな町に持って行ける舞台で、
なおかつ二人の持ち味が良く分かる舞台だったな、と。
書くのがだいぶ遅れたけど・・(汗
子供鉅人「幕末スープレックス」ザムザ阿佐ヶ谷(東京)ゲネ公演
劇団子供鉅人
ザムザ阿佐谷(東京都)
2012/10/04 (木) ~ 2012/10/04 (木)公演終了
満足度★★★★★
2012年も
子供鋸人はこのザムザ含め、
12月の原宿や、7月の大阪での人狼イベントにも出張しました。
結構前からのファンなので、
客観的な評価というよりかは、
「ここはこんな良いところがあるんだけど、他の人にはどう映っているんだろうか?」
と言うところの方が気になって、
他の団体との客観的な評価が逆にしずらくなっているかもしれないです(五反田団みたいなもんか?(苦笑
来年もまたいろいろ公演を観に行きたいな、
と思いつつ、
本領を発揮する大阪の小さめの規模のイベントにはなかなか行けるかどうか・・?(汗
子供鋸人同様に以前から大ファンのデグルチーニ氏のライブなんかも一緒にセットで観れると良いなぁ。
東京にもポコペンチックな良い小屋があると良いんだけど。
bow-wow
GRINDER-MAN
象の鼻テラス(神奈川県)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/23 (日)公演終了
バナナ学園大大大大大卒業式
バナナ学園純情乙女組
王子小劇場(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/31 (月)公演終了
瞳子スゲェ・・
何が凄いって、最後の最後で遂に本気を出したっぽい
瞳子の、狂ったラジオ体操だかなんだかよく分からん
ぶっ飛んだダンス?と、
それに全くブレずに鬼気迫る表情で喰らいついてくる後ろのバナナ軍団がスゲェ!(笑
つい1週間ほど前まで、
2012年のスペクタクルの極致は
人智を超えた感のあったAMON TOBINのマジカルなライブで決まりだと思っていたけれど、
最後の最後で、
原宿の川村美紀子と王子の瞳子が来た(しかも二人とも身一つで(笑
ふたりとも観てて久々に
『ギャー!』と叫びたくなる位イカしていたしイカれていた(いい意味で
正直バナ学は最初はあんまり乗り気じゃなかったんだけど、
主宰の最後の「死ぬ気」を見届けるのも悪かないかなと思い直してチケットをとった
(別に被害にあったという方のことを忘れたつもりじゃないです、実際に見たわけじゃないけど
・・で、観てやっぱり良かったと思った。
いや、自分は別に舞台芸術が一番偉いと思っていて、
芸術の名の下には上演中のトラブル全てが許されると思っている類の人間では全くない
(勿論バナ学がそうだと言っている訳でもない
つもりではあるし、
「人を傷付けるくらいなら舞台なんか止めろ」と普通に考えるタイプの人間なんですが、
それ以上にバナ学の死ぬ気が凄かったと言えば良いんでしょうか・・?
別に自分の言葉にして書いても何も伝わらないし分からないと思う
(所詮書いた言葉なんてその程度の物です
ただ、あの瞬間あの劇場にいた人には、
目の前の「死ぬ気」が伝わったし、嘘偽りは感じなかったと思う。
横も上も下も後ろも見ない。ただ前(観客)だけを見る。
今この瞬間にすべてをぶつける。
明日死んでもいい。今日燃え尽きる。
眼がそう訴えてるみたいだった。
舞台の存在を信じるというのは、
ぺらい言葉のやり取りでは何も生まれなくても、
目で見て叫び合って、お互いに体温や息遣いを感じとれば、
気持ちが伝わる瞬間があることを信じることなんだと思う。
「俺とあがさと彬と酒と」第1回公演『ふたりマクベス、マボロシ兄妹、ほか短編』
DULL-COLORED POP
アトリエ春風舎(東京都)
2012/12/27 (木) ~ 2012/12/31 (月)公演終了
満足度★★★
あり・・?@あくまでプレビュー
「ふたりマクベス」は割と予想の範囲内だったかも。
悪女と良妻を自由に行き来できる女優としての魅力は十分に伝わったけれど、
正直『男あがさ』のファンの自分としては(なかなかこんな野蛮な男優はいないもので・・(笑
見応えは確かにあったけれど、
せっかくの岡田氏の男役が観られないのはちょっと残念だったかなぁ・・(苦笑
タイトルから想像されるより思ったよりエンゲキエンゲキし過ぎていたかな・・?という感じもしたり(もっと野蛮な何かを想像していたから
対照的に「マボロシ兄妹」は、
観ていて文字通りの男優女優の心地よい台詞スマッシュの応酬に
頭がクラクラするようで・・(笑
ただ、この戯曲が出来上がったのがやっぱり2週間位前のためか、
まだ俳優の立ち位置がぐらついているみたいで
(それも演出家の目論見通りらしいが(笑
ひょっとしたら最終日には俳優たちはその立ち位置を完全に自分のものにしているかもしれないから(それはそれで詰まらない(笑
一応前から予定はしていたけれど、
明日の朝公演でこちらだけはもう一度観てみよう(最後は完成されていると思ったので最初と真ん中を見てみたいと思っていた。
(あと、『ふたりマクベス』の方までは時間的にキツイかもしれないし、マクベスの二人は流石の俳優でもあるので、プレビューの段階で既に役を完全に自分のものにしていたようなので。
・・ちなみに、3人とも実力は折り紙つきなので
採点は相当辛めです(苦笑
もっともっとすごいものはいくらでもできるだろうと思うので、
若手のように頑張ってほしいと☆5つとかを付けるのではなく、
「もっともっと派手にガンガン行ってくれ」と言う意味での☆3つです(派手にやりすぎて破綻するくらいがこの3人には自分にとっての☆5つです(笑
年末
ろりえ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
女子は凄いなぁ・・
気が付くと、男になったり、母親になってたり、
殺人鬼になってたり、猫になってたり。
で、やっぱりいつも不安を抱えた女の子のままであって(笑
70分という時間も良かった。
すぐ家かえってお袋の手伝いをする時間もあったから(笑
さっきお袋が疲れたカオをして手伝う自分をみていった
「遊び過ぎて死んでも良いけど、私が死んでからにしてね。
私が生きてるうちは、五体満足でぴんぴんしてるくらいの体力は残しておいてね。生きているうちに死んだら駄目よ。
私が死んだらあとはどうなっても良いけれど(笑」
やっぱ女って凄い!・・死んだオヤジじゃこうは言わなかったろうなぁ(笑
ぼんやり君と金色ハムスター・他数篇
耽美社
Live&CafeBar PLACEBO (大阪府)
2012/12/06 (木) ~ 2012/12/06 (木)公演終了
満足度★★★★★
荒削りだったけど面白かった。
「インディペンデントのフェスの選考に残れなかった」
と言われれば「そうだろうな」と思う。
インディペンデントの今年のラインナップを見れば、
役者も作者もそれぞれとびぬけたのが、
このショーのために強力にタッグを組んでるっぽいのばっかで、
その中に入り込むのは正直、東京の劇団の実力者でも至難の技だと思う。
(全然関係ない劇団の人同士で勢いと緻密さを持って準備すればどうにか勝負に・・という感じのものだと思う
それでも、以前から突劇金魚の中でも一風変わった雰囲気が持ち味のこの役者さんの一人芝居なら、完成度云々以前に観たいと思うのが人情というもの。
23日の原宿ラフォーレでも感じたけど、
東京のヒマ人(と言っても遊ぶのには忙しそうな)たちは今、完成度よりは一風変わったもの、特異な雰囲気を持ったもの、
なんか観たこともない気配を感じるものを求めているのだと感じた。
(EXILE(実力はさておき)よりはきゃりーぱみゅぱみゅみたいな?
そんな中、
大阪から子供鋸人以外に近い将来東京に出てこれそうな人、となると、
個人的にその筆頭は上田耽美さんなんじゃないかな、と思う。
大抵の人は、実際に見てみると
「なんだ、コレ?」
って感じるかもしれない。
でも、それでいいんだと思う。
やる気があるのかないのか分からないようでいて、
観終わった後でなにか奇妙な香りを残す登場人物。
(こういうのは考えて出ないと思う
ぼんやりとしているようで余韻を残す会話。
戯曲の完成度を高めると言うよりは
味園のなかに充満するあの奇妙な雰囲気を
芝居の中にいっぱいに蓄えるように、
一年くらいかけてじっくりと、その奇妙さ(と言うとアレだけど)に、さらに磨きをかけて行けば、
たぶんだけど・・原宿のどっか退屈に飽きた人が出入りする場所で
日の目を見るかもしれない(あくまで直感だけで根拠のない予感だけど(笑
・・・まぁ、まだまだ荒削りで製作途中だけど、自分はこの世界観がとても好きです。観れて良かった。
フェス落ちしても良いんじゃないかな、なんか勘違いして本編よりも
予選落ちしたこっちに東京くんだりから引き寄せられる物好きもいることだし(個人的には日程も奇跡的に良かった(笑
ナントカ世代の落語まつり
ナントカ世代
アトリエ劇研(京都府)
2012/12/07 (金) ~ 2012/12/09 (日)公演終了
東京ミルクホールのクリスマス会
劇団東京ミルクホール
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2012/12/23 (日) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
正月 has come
・・・・ヤバい、力尽きてもう書けない(苦笑
面白かったのはまちがいない。
余力があればあとでもう少し詳しく・・。
気分はもう正月!
ちなみに2012年の1月6日の
コースケ・ハラスメントさんのゴールデン街劇場での舞台は
こりっちに載ってないんだよなぁ・・。
個人的に凄くファンなので、
出ていれば2012年のベスト10にはこっちを入れたいんだけど・・。
なかなか入れたいのが載ってないってのは難しいよなぁ・・(苦笑