団体
ウラナチ
ウラナチ
(大阪府)
所在地 | 〒5470006 大阪府大阪市平野区加美正覚寺 |
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カテゴリ | 演劇、その他 |
公式サイトURL | http://home.att.ne.jp/banana/so1/ |
設立 | 2003年 |
受賞歴 | |
メンバー | 岸昆虫 |
活動紹介 | 2003年、岸草一(のち岸昆虫に改名)により設立。身体による絵画制作集団。 主に生身の人間を素材とする。時には「ダンス」のような、時には「芝居」のような表現方法で人物が時空間を埋め、そのドラマ性を利用して観客の脳裏に焼き付くようなショットを作り出す。観客の行動の制限を「絵画」にダイナミズムをもたらす有効な物語だと捉え、時間と場所を指定する「演劇」のスタイルで作品を発表している。 近年は空間設計を創作の基点とし、人物・物体の配置に徹底したこだわりを見せている。ファッションショーの張り出し舞台のような空間で陰鬱な灰色の人間たちを往復運動させた『QUAD』(2005)、舞台を遠景と近景に切り分け、観客の視点の誘導・錯乱を試みた『蜃気楼』(2005)、閉ざされた舞台空間をチェス盤に見立て、脱出を切望しつつも遊戯に明け暮れるしかない駒たちを描いた『Kalembour』(2006)、舞台前面全面を大胆にパネルで覆い隠し、現実世界から隔絶した宇宙を作り出した『PLANETS』(2007)、舞台に2000冊の書物を配し、知の集積と美しい造形が人間の偉大なる営為と欺瞞を呼び覚ました『100000羽の鳥』(2009)。 2009年より三本柱[密集劇・遠景劇・屋上劇]の実現に向け動いている。これは時間と空間の厚みを画材とする演劇的絵画制作計画。寄せ集め・積み上げ・擦りつけ・切り取り・貼り付け・はめ込み・入れ替え・結び付け…これらの技法で人体を含む物体をデザインする。密集劇『居留守図書館』は2009年10月、SIDE CHAMBERにて上演。 |
問い合わせ先 | uranachi@zau.att.ne.jp |