公式によると上演時間は約2時間50分。『かもめ』は個人的に大好きな戯曲です。たとえば2004年のロシア・マールイ劇場版は、(映像で見ただけにもかかわらず)私の観客としての人生を変えたといっても過言ではありません。数えてみたら、これまでに18種類の『かもめ』を観ていました(漏れがあるかもしれませんが)。思い入れのある作品なので、どうしても色々比べる視点で観続けることになりました。長い目の感想:http://shinobutakano.com/2019/04/23/12155/
満足度★★★★★
これまでの『かもめ』のキャラクターのイメージを覆す面白い舞台でした。
ルックスはかっこ良いのにちょっと頼りなくて保護したくなるトリゴーリンが新鮮でよかったです!
満足度★★★★
新国立ではずっと以前にも「かもめ」をやっていたが、今回のほうが良かった。どの役もやや過剰演技気味なのが鬱屈した感情や苛立ちややるせなさにぴったりと感じた。
満足度★★★
鑑賞日2019/04/20 (土) 13:00
久しぶりに拝見した、天宮良、須賀貴匡のご両人、こんな素敵な俳優になられており、正直、自身の不明を恥じ入るばかり、さりげなく漂う男の色香が素敵。
そして、フルオーデションならではの、ワハハ本舗と宝塚の兄妹という異色の配役(偏見かな)をチェーホフの舞台で見られるのも、そこはかとなく楽しい。
今回の「かもめ」は、フルオーデションとトム・ストッパードの英訳を演じるという2点。
それほど「かもめ」を観ていないので、大きな違いをきちんととらえられていないのだけれど、確かに第4幕のエッジの効いた感じは、ストッパードらしいなあ、とは受け捉えられた。
さて、フルオーデションなのだけれど、パンフレットで読ませていただいた、小川絵梨子さんと鈴木裕美さんの対談、私は諸手をあげてご意見に賛成。ただし、6週間もの時間をかけての結果としては、少々残念。
おそらく、それは選考の仕方や選考眼が悪いというよりは、フルオーデションという方法が成熟していないからなのだと思う。
というのも、役者さん1人1人を観いている限り、それぞれの役で最適の方々を選んだであろうことは想像に難くない。ただ、最適というのが問題ではないか。それぞれの役者さんが演じる役柄が、おそらく役者さんにとっての最適の演じ方をしているが故に、個として見た場合、演出家を揺さぶるような演技になっているものの、粒が立ちすぎてうまく調和していないように思える。言い方を変えると、役者さん個々の良さを最大限に生かそうとしたあまりに抑制が効いていないというか。
その中で、天宮良、須賀貴匡のお2人が、うまく調整役となっているからこそ、演技に映えも観られたのではないかと思う。
通常の配役では、まず中心人物を配役し、そこから演繹的に配役をしていくことになるだろうから、その個性に応じた、かつバランス重視の配役が可能だと思うのだが、フルオーデションの場合、同時進行のためなのか、個々の役で最高のものを求めてしまうのかもしれない。
しかし、フルオーデションの可能性は、舞台の可能性を確実に拡げるものだし、その労力、手間に鑑みても、もっと試されてよいものだと思う。日本の演劇プロデュースの在り方を変えるだろう。プロデユーサーの腕の見せ所、何事も経験からしか生まれない。次回以降に期待する。
満足度★★★★
おもしろかった。トム・ストッパードの台本は、チェーホフの原作をほぼ生かしているのだが、微妙にブラッシュアップしてあって、愛すべき凡人たちの、片思いのすれ違いの連鎖がくっきりと浮かび上がった。
満足度★★★★★
私にとっては初めての「かもめ」である。モスクワに住む貴族とその仲間が領地に遊びに行く話というと「ワーニャ伯父さん」と同じで、退屈でどこが面白いのか分からなかった記憶が蘇る。しかし、今作では「男女の愛、親子の愛、夫婦の愛がずれまくる悲喜劇」であることは分かり、その展開を楽しむこともできた。
私が退屈しなく済んだのは「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」の作者であり、映画「恋におちたシェイクスピア」の脚本を書いたトム・ストッパードの英語上演台本を基にしていることも大きいのだろう。他の「かもめ」を知らない私は想像するだけだが「かもめ」通の皆さんはそこも楽しむことができるのではないか。
俳優の皆さんの演技は、個々のキャラが立っているのに嫌味がなく、自分を出しつつも他は邪魔しない。どこか上手くできすぎている感じがしたので終演後にパンフレット(B5版モノクロ44頁800円)を買って読むと、キャストはフルオーディションで決めたのだという(先に調べろよ→自分)。「今回のオーディションでは6週間をかけ、応募総数は3000人超、直接会った方だけでも860人の中から、…」なのだそうだ。すり合わせながらの人選であればこうなるのも当然だ。
108分+15分休憩+47分 = 2時間50分 の長丁場であるが、原作の1,2,3幕を前半とし2年後の4幕を後半としている。二つに分ければ自然にこうなるが、この配分はなかなか良い。ちょうど気力がなくなるころに休憩になり、半分回復したところに短い後半で余力を残して帰宅できる。
チェーホフが面白いと私に教えてくれたことを考慮すれば満足度は星5つだ。
この公演に関するtwitter
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新国立劇場『かもめ』、豊橋公演を無事に終えて、全日程無事に終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。 平等で朗らかなほんとうに素敵な座組でした。 貴重な機会に立ち会わせていただいて、ひたすら不思議な気持ちです。感謝。… https://t.co/SnHEydVucV
5年以上前
新国立劇場「かもめ」トム・ストッパード版。 現代的でわかりやすい。喜劇的で説明多め。 トリゴーリンが繊細で人見知りな造形で面白い。ニーナは等身大で強く、コンスタンティンの最後は納得がいく形。 フルオーディションで、演者の質感が違っ… https://t.co/r7m0YYpwoD
5年以上前
新国立劇場「かもめ」戯曲を読んでから劇を見ると面白い!!!!というあたりまえのことを実感しました。観劇レベルがまた1つあがった!
5年以上前
新国立劇場「かもめ」は個人的に観客の欲とは別にチェーホフの作品らしい見方の出来る「かもめ」だったのではと思いました。劇場に入った瞬間から美しいセットにあたかもその場所にいるかのように引き込まれ、前半の花々の美しく繊細な可憐さ、後半… https://t.co/wNd24wcosS
5年以上前
【2019/05/02木 13:00-】[兵庫県/西宮北口]兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール▽新国立劇場 「かもめ」▽ 約170分▽https://t.co/Bqa0tJsugg(本日のみ) #上演時間
5年以上前
2019/04/29 新国立劇場「かもめ」千穐楽! 1枚目は撮影可の舞台模型。ケースの反射が気になるからぼかしてみた(笑) からの、軽く飲みに。 それぞれの感想などなど、楽しい時間でした(´∀`=) https://t.co/AXrEhe35yV
5年以上前
新国立劇場『かもめ』⑥ トム・ストッパードが英訳した台本をわざわざ用いたが、効果はそれほどのものではなかったと思う。多少リライトしたり、註釈的にするのは戯曲の翻訳ではよくあること。ストッパードの個性が前面に出ているものではなかった。
5年以上前
新国立劇場『かもめ』⑤人間の残念なまでの可笑しさを描こうとした演出意図はよく伝わった反面、そんな可笑しさから醸し出されるはずの儚さ、虚無感がもっと見えたら良かった。美術がそれを表現していただけにより感じたこと。先の「舞台美術を活かしきるには到っていない印象」とはそういう意味から。
5年以上前
新国立劇場『かもめ』④ アルカージナに話を戻すと、やり過ぎと言ったのは、ニーナの元に行かせてくれと懇願するトリゴーリンを再び落とす場面。観客にだけ見えるようにガッツポーズをさせるのだけれど、あそこまで肉食ぶりを出す必要はないのでは。ここは池田健太郎さんの解釈が的を得ていると思う。
5年以上前
新国立劇場『かもめ』③ 朝海ひかるさん演じるアルカージナの女盛りの感じはやりすぎに感じられるところがあったものの良かった。前にも言ったけれど、チェーホフ劇では元の設定以上に老け役にさせてしまっているケースが多い。
5年以上前
新国立劇場『かもめ』② 鈴木裕美さんの演出は登場人物のどうしようもなさを強調したものだが、全体としては、あの舞台美術を活かしきるには到っていない印象。コンスタンチン(「コンスタンティン」は耳に馴染まないなあ)の不可思議な台詞回しも気になった。何か意図あってのことなのだろうけれど。
5年以上前
新国立劇場『かもめ』① 何よりも美術で楽しんだ舞台だった。目にも眩しい青々とした芝が客席前方まで続くが、そのリアルさを裏切るように空から二本の白樺が地面に向けて逆さに伸びる。宙吊りの樹は地点の『三人姉妹』を思い出させるものの、二番煎じ感がないどころか、凄いアイディアだ。
5年以上前
レミゼの後に、新国立劇場『かもめ』を観劇。奇跡的にチケットが取れた。フルオーディションの舞台と言うのはなんとも贅沢で素敵な形。しかも完売御礼。役者として希望が湧く。役それぞれに感情移入できるよう丁寧に作られていて、ラストは前のめり… https://t.co/8IUy3N912Q
5年以上前
④伊勢佳世出演、新国立劇場「かもめ」東京公演も本日、無事に終了いたしました。 このあと兵庫5月2日(木)、豊橋5月9日(木)ございます。 引き続き、よろしくお願いいたします! https://t.co/YdkSJgqpoC
5年以上前
新国立劇場『かもめ』千秋楽でした🎭 のどかな草原の舞台とは裏腹に繰り広げられた愛憎劇 登場人物はある意味みんな自分に正直に生きていて、他人の気持ちはお構いなし 非日常的におかしくて面白く人間臭い人たち それぞれが魅力的なこのキャス… https://t.co/qPx6rQjMqN
5年以上前
新国立劇場「かもめ」千秋楽、8:00に当日券並んだけど2人前で終了😭 諦めきれずキャンセル待ちしてます〜😭 それにしても大盛況!!30人くらい並んでいたのでは…!?
5年以上前
新国立劇場「かもめ」見てきました。鈴木裕美さんの演出なら! と楽しみにしていたけれど本当に面白かったー! トリゴーリンが登場したときは今までのイメージと違っていて驚いたけれど、1・2・3幕と4幕の違いにこそ彼の本質が表されているようで、見せ方でこうも違うんだなあと唸った。
5年以上前
新国立劇場「かもめ」のガイドツアーに参加してきました。ステージに上がってセットを間近で見てテンション上がりましたね
5年以上前
新国立劇場『かもめ』 面白かった… すーっごく良かった。本当に良かった…
5年以上前
新国立劇場『かもめ』観劇 恥ずかしながら、今までかもめを見たことも読んだこともなかったもんだから、純粋な初かもめ! ずっと背中を追いかけてる、りょーさん、相変わらず戦ってて、カッコよかった◎ 明日までです! https://t.co/aQ2YTAmweC
5年以上前
新国立劇場「かもめ」日曜日は、さすがに当日キャンセル待ちでは入れなかった。友人が、一度行ってみたいとのことで、脱出ゲームに行ってみた。短い時間で終わるゲームもあるんだね。
5年以上前
新国立劇場「かもめ」鈴木裕美演出 全キャストフルオーディション。きっかけはどうあれ、この芝居をやりたいと思った人だけが出演しているって凄い。全員がそんな思いで稽古が始まる現場なんてあまりないと思う。タイミングと運と実力とやる気。新… https://t.co/DUZn71xg8c
5年以上前
フルオーディション、裕美さん演出の新国立劇場「かもめ」観劇。登場人物それぞれの事情が明確で、チェーホフで先が気になってワクワクする…という感覚は初めてだった。どうぶつ会議で共演の高田さん(ロシアを体現!)が登場すると、席が隣だった上山さんがキャッキャ喜んでたのが面白かった。
5年以上前
新国立劇場かもめ当日券ダメだった😭
5年以上前
新国立劇場「かもめ」 日本で「ちゃんとした」演劇が、チェーホフが観られるしあわせ。最後のニーナは、トレープレフのライフがゼロのところにオーバーキルかましすぎでほんとにヒドい。4/29まで当日券並ぶ価値あります、豊橋プラットでも上演。 https://t.co/Icd9h0jTxk
5年以上前
新国立劇場「かもめ」The Seagul l ~ つぶやきながら配役表を見てたら…マーシャがね。1部では可笑しくて、2部はコンスタンティンを見る表情が涙を誘いますよね。個人的には伊東沙保さん、木ノ下歌舞伎観ました。それを思えばさす… https://t.co/fwLYlJH6GE
5年以上前
新国立劇場「かもめ」The Seagul l ~ 休憩挟んで1部と2部と伝わってくる景色が違って、年月の変化もあるんだけど、2部は陰の部分が強くて切なかったな。ラストにかけて、コンスタンティンとニーナの言葉と表情がたまらない。舞台… https://t.co/GGpqEiKtL0
5年以上前
新国立劇場『かもめ』美術と衣装はとても好み。アルカージナの衣装がとても美しい。トリゴーリンは3場まで同じ服で、伊達男ではない今回の演出なら納得だし、4場で小説家になったコースチャが仕立てのいいフロックコートだったのもよかったな。
5年以上前
新国立劇場『かもめ』ニーナの最後の台詞、舞台で生きることについての想いは本心ではなく強がりにしか見えなかったのはそういう解釈と演出なのかな。熊林演出の満島ひかりのニーナはそこは本心で、ニーナが大人になったように見えたから、だいぶ印象が違う。今回のニーナは拙いんだよねえ。
5年以上前
新国立劇場『かもめ』それぞれの人物が自分の世界に入り込んでて会話が噛み合ってないわけだけど、それぞれがあまりにも必死でオーバーアクションになってるのかな、と。鈴木裕美さん演出の舞台であんなオーバーアクションなのは初めて見たし。俯瞰で見てるドクトルだけは落ち着いてるんだよね。
5年以上前
新国立劇場『かもめ』台詞の中にシェイクスピアの台詞がちょこちょこ出てくるのはトム・ストッパード版だからよね。。あと、ポリーナがドクトルを「エフゲニー」って呼んでで、そう呼んでるのは初めて聞いた気がして、女性にモテるドクトルはエフゲニー・オネーギンと同じ名前だったのか、と。
5年以上前
新国立劇場『かもめ』トリゴーリンが今まで観た演出とはかなり違うのが興味深かった。『カーネーション』の「泰造にいちゃん」をやってた須賀貴匡くんだからカッコいいトリゴーリンとして選ばれたのかと思ってたけど、コミュ障気味でオドオドしてい… https://t.co/lIro1fp4Hq
5年以上前
新国立劇場「かもめ」 何故か好きな戯曲だが好きな舞台は少ない。ナンニさん演出、花組芝居、ケラさん演出のが好き。今回のは印象が結構違っていて "向き合わない人々"? マーシャとニーナが似て非なる姉妹みたいにも見えた。ラスト、かもめの剥製に対するああいうトリゴーリン、初めて観た。
5年以上前
新国立劇場「かもめ」。ニーナ役の方の台詞運びのたどたどしさが、このかもめのニーナにはとても合っていて、とてもよかった。1幕から3幕の田舎の日向の中の明るい少女が、4幕では鬼気迫る悲壮さを身にまとっていて、2年の間のニーナの日々を思い、胸がいたかった。
5年以上前
新国立劇場「かもめ」。コスチャの渡邊りょうさんの柔らかで繊細な佇まいがとてもよかった。4幕、全く地に足のついていないまま女優としての決意を悲壮な表情で語るニーナを、苦しげに、だけど優しく見つめる姿と表情にぐっときてしまった。あれはああいうラストになってしまうのも仕方ないよなあ。
5年以上前
新国立劇場「かもめ」。コスチャの渡邊りょうさんの柔らかで繊細なたたずまいがとてもよかった。4幕、全く地に足のついていない女優としての決意を悲壮な表情で語るニーナを、苦しげに、だけど優しく見つめる姿表情にぐっときてしまった。あれはああいうラストになってしまうのも仕方ないよなあ。
5年以上前
新国立劇場「かもめ」、面白かったー!先日のNTLive「リア王」に続き、今回も初めて観る古典名作ですが、長く受け継がれているものには普遍的な人間の姿が描かれていて、国も時代も超えぐっと心にせまるものがあるな。鈴木裕美さん演出はいつ… https://t.co/Nio0uUkGPr
5年以上前
新国立劇場『かもめ』観劇🕊️ 今まで色々な劇団さんのチェーホフを観たけど、今回は更に今の時代に生きる人達も共感するような、「あれって私?」と思うような作りだったな。 チェーホフ作品の人物は皆不器用だけど一生懸命で愛しい✨✨… https://t.co/poylsI6pA5
5年以上前
これから新国立劇場「かもめ」。開場まで少し時間があったので5階の情報センターへ。かもめのパンフや原作戯曲、情報誌に掲載されてる鈴木裕美さんやキャストさんたちのインタビュー記事なども読めてちょうどいい予習に。 https://t.co/emrvity3SD
5年以上前
青山DDDシアター『BLUE/ORANGE』 新国立劇場『かもめ』 ユーロスペース『柄本家のゴドー』 観た。 観れる時に観たい芝居をなるたけ観る。もちろん時間に限りがあるから、観たいもの全部は観れないけど。
5年以上前
新国立劇場 かもめ 今まで自分は、ニーナ対アルカージナ、コースチャ対トリゴーリンで考えてたけど、 ニーナ対トリゴーリンなのかなと気づきました ニーナは有名になりたくて女優になりたい トリゴーリンは書かずにはおられず結果として有名になっただけ
5年以上前
新国立劇場 かもめ 自分が戯曲から受けた印象と違って面白かった解釈 かもめの剥製 トリゴーリンは最初思い出せなくて、剥製を見せられて初めてハッとして思い出す感じに 私はトリゴーリンにとって、ニーナもかもめも、終わった存在だっ… https://t.co/J4T8Q0oUrA
5年以上前
新国立劇場『かもめ』 ・マーシャ役の伊勢佳世さん、。あまりトレープレフを見ないんだけど、じぃっと見る所がある。そこ好き。 ・ソーリン役の佐藤正宏さんも気になった。ソーリンは思いやりも欲求も素直なのに周りに雑に扱わやすい人なイメ… https://t.co/pVYv9767Bn
5年以上前
新国立劇場 かもめ トリゴーリン 須賀貴匡 戯曲を読むと、俗物なオレさまな作家という印象でしたが、今回のトリゴーリンはいい意味でも悪い意味でも残酷な芸術家肌の天才という印象 ニーナに、女優は無理だよというのも、悪意あってのセリフではなく、感じたまんまをそのまま言ってそう
5年以上前
新国立劇場 かもめ みなお上手でしたが、アルカージナの兄、ソーリン役の佐藤正宏さん、すごくよかった 一幕めの闊達さと二幕めの老いの進んだ状態の演じ分けがはっきりしてメリハリがあった ソーリンはかもめにおける、良心みたいな存在だと思いました
5年以上前