精神的弱者と無意識的迫害者の関係性がエグくてかなりしんどかったなぁ。藁を敷いたステージに脚が足りず斜めになったテーブル。聖書的な場所で引きこもりや貧困などの現代的テーマが展開される。自分が責められてる時に、神のような存在を想定して引き上げてもらおうとする。人間は自然にそのような正当化を行ってしまう。そのどうしようもなさを容赦なく見せつける感じが痛々しかった。
満足度★★★★
鑑賞日2017/03/18 (土) 14:00
価格3,500円
草ワラを敷いた舞台に、穴つきのテーブルといす3つ草ワラにも穴がある、舞台装置ながらも、会話劇だけども、難しい言葉や表現も出てくるまったく新しい鳥公園ワールドを見せましたね。次回作の「すがれる」の伏線もあった、70分でした。