満足度★★★★
2つの場面や構図などがリンクするさまなど上手くて面白い。自己肯定の為に人を求めて自分の輪郭を作る話
シベリア少女鉄道の小関えりかさんは燃やして回る人かと思ったら、むしろアイドルだった。チェブラーシカ芸が可愛かった
満足度★★★★
思春期の同性のクラスメイトだったり、母親だったり、姉だったり…相手への愛憎の裏返しともいえる、自己愛と承認欲求に関わるエピソードが幾重にも重なった、ミルフィーユ構造の作品。
随分と巧みな作劇だなあ…最初は脚本の構成にばかり目がいってたんです。
ですが、舞台が進むにつれ、そんな作劇の巧みさよりも胸をえぐるセリフの砲弾!
ど真ん中に豪速球を投げ続けるような、作者のパッションの熱さをより強く意識することに。
唯一、不満に感じた点。
主人公のユリの現代における恋人の設定。
演ずる堺谷展之さんの熱演を認めたうえでなんですけど、男性ではなく、同じ女性にした方が他のエピソードとの調和が取れたんじゃないかなぁ、っと。
とりわけ気に入った点。
ユリの中学時代に起きた不幸な「事件」のパート。
ユリ役の陽香さん、クラスメイト役の尾崎菜奈さん・久門海さんによる、思春期の女子中学生たちの酷薄さと愛情が混ぜこぜになった、アンビバレンスな人間関係。
ノスタルジックな味わいも加味された、その危うい美しさには素直に心惹かれました。
満足度★★★★★
とっても盛り沢山の内容に大満足
お初の劇団さんの旗揚げ公演。
「聖女」Cast B 拝見。
学生時代に書き下ろした公演の再演との事。
この作品への思い入れ感じます。
昔の女子高生殺人事件と、場末のスナック。
冴えない容姿のホステス・ユリ、漫画家志望のホストの恋人・リヒト。
そこに作家志望のホステス・ミレイが絡み、必死に生きようとあがく心模様が倒錯。
そして瑛子と夏美が居た女子高生殺人事件がオーバーラップっと、とっても盛り沢山の内容に大満足。
ユリ役の高畠さん始め、皆さんが熱演!
踊りのシーン、リヒト役の坂本さんと目線が合いまくりでした。
重たい内容でしたが、あっと言う間でした。
満足度★★★★
物凄いドラマ☆★
Aチームの公開ゲネプロ拝見しました★華やかなお芝居やと思ってたら、タブーを真正面から扱ってダークな世界観満載の作品なんでビックリしました☆★こういうヘビーで目を背けたくなるシーンが多々出て来るお芝居も大好きなんで、めっちゃめちゃ面白かったです☆★吉本尚加さんの破滅的な表現は圧倒的で物凄い迫力でした☆福田まりなさんと栗田將央さんの歌のシーンはやや唐突やけど、唯一ホッコリ出来るシーンで笑顔で観れたのが嬉しかったです♪ゲネプロでこんなに凄いなんて、本番はどんだけのクオリティなのか想像も付きません!本番も観たかったなー(^^ゞ