満足度★★★★
「夏の夜の夢」
オーベロンが自分が置かれた状況を理解するのが早すぎません?と思いましたが妖精の王様なんだから、まあいいか。どこへ行っても一目惚れしてしまうせいで、ハリウッドでも大騒ぎ。最後にはディックの望みを叶えてあげるのも、オリヴィアへの愛でしょうか?とても楽しかったです。ライサンダーはカッコ良くてかわいかったです。
満足度★★★★
面白いシュチュエーション
加藤忍さんのパックが、生意気で、やんちゃでとても可愛かったです。カトケンさんのオーベロンとも息のあったペアでした。
なんだか昔懐かしいような、ノスタルジックな雰囲気の舞台でした。
楽しかったです。
満足度★★★★
楽しめたけれど
鵜山さんの演出に期待大でしたが、もしかしたら、こういう喜劇の演出は、ちょっと苦手でいらっしゃるのかなと感じました。
加藤健一さんのフゥワァとした演技が、とても心地よく、加藤忍さんのパックが、愛嬌があり、大変魅力的。
瀬戸早妃さんは、終始、魅惑的で、素敵な女優さんだなと感嘆しました。
演技力のある役者さんが結集して、楽しい舞台でしたが、やや騒がし過ぎる印象も否めませんでした。
満足度★★
シェイクスピア
抱腹絶倒?荒唐無稽のドタバタコメディーでした。
今年がシェイクスピア区切りの年?らしいので、これもある意味シェイクスピアものってことでしょうか。
個性が強すぎる役者がぶつかりあって、私はやや胸やけ?胃もたれしました。
ハリウッドでの撮影当時の空気感もチラッと映画監督役の台詞でほんのりと表現?まあチラッですけどね。
喜劇には多少は毒?のようなモノがあるとより面白いかなと思いますね。
満足度★★★★
カトケン喜劇
シェイクスピアの真夏の夜の夢の物語と、それを映画化しているアメリカハリウッドの映画制作の現場をないまぜンした喜劇。取り違えの喜劇が生きる設定だ。ドタバタで話は進むが、しっかり、ハリウッドの赤狩りの時事性(1950年ごろ)もとりいれていて二時間十五分飽きさせない。
カトケンの喜劇は例えば、見えない、ということなど舞台の約束事で強引に行くのだがそれがとおってしうだけの実績がある。惜しむらくは夜の公演がほとんどないことで(全部のうちたった2公演)、これでは若い人は集まらない。せっかく新しい客層を開いたカトケン事務所なのだから、若者にも宣伝して夜の客を増やさないと、旧新劇団のようにそっぽを向かれることになる。それは惜しい。若い人たちにもこういう芝居にも親しんでもらいたいと思うのだ。
満足度★★★★
初日に観ました
ラドウィッグでカトケンなので面白いだろうとは思っていたけれど、これほど面白いドタバタ型バックステージ物とは思っていなかった。シェイクスピアや、その他演劇・映画への知識をある程度要求されるけれど、それがなくても十分楽しめる。カトケンらしい、ハイクラスのエンターテインメントである。芸達者な役者を揃えているが、昨年は、少しおっかなびっくりの登場だった瀬戸早妃が、堂々たる役割を演じて見事だった。
満足度★★★★
知的なドタバタ劇
カトケン事務所の笑いは意表を突かれるものが多いが、今回もカトケンファン納得の笑いだ。シェークスピア戯曲の名セリフのパロディーがいい。
各劇団から意外な顔が出ているのも楽しい。中でも、カトケン舞台のフランス喜劇に初めて出て「カトケンさんに呼んでもらえるのが夢だった」などと語っていた瀬戸早妃が再び起用され、存在感を発揮している。